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クチコミ情報
愛すべきノスタルジック?ミュージック好きで雨男『死神』!!!
この設定がなんとも素晴らしくて原作に飛び付き堪能して映画に臨んだ。
伏線を含んだ短編を一本の作品にするのは困難かと思われたが、
映画全体が醸し出す『ノスタルジー』と『軽妙さ』の中にしっかりとストーリーがあっていい作品だ。
金城武は難しい設定の死神を好演しており、やくざ役の光石研、子分の石田卓也は何より愛すべきキャラクターである。
また富司純子の孫アンドロイド『竹子』役の奥田恵梨華の爽やかさも良い♪
派手な展開はないが全体に流れるゆったり感が気持ちいい作品。
ただ、ラストシーン無くてもよかったのではないか?
小説のように気づいて得した感に浸って終わりたかった。
心が暖まる物語死期が近づいている人間の前に現れ、その人間が死ぬべきか、生き続けるかを判定する死神。 死神といっても、音楽好きで、どこかとぼけていて、人懐っこくて、なんとも親しみやすく、物語全体にも暖かい空気がただよってます。 死神に出会う人はそれぞれ「死」について考え、同時に「生」についても考えます。登場人物と一緒になって、僕らも「死」「生」について考えてしまいます。 ラストは生死を判定する死神自身にも変化が見られ、最高に暖かい気持ちになります。 多少突っ込みどころはありますが、いい映画です。 あと、相棒(?)の犬がかわいいです。
メジャー邦画界に「本物」の新鋭が出てきた。一部映画批評家には酷評された本作。しかし「映画の文で飯を食っている
輩が、一体どこに目ェつけてるんだ!?」と、俺は声を大にして言いたい。
自己流の色を明確に持つエンターテインメント性に徹した
筧監督という新鋭は、今をときめく井坂作品に対しても物怖じせず、
大胆な脚色をやってのけ、結果「アジアンスター」金城の新しい持ち味を引き出した。
筧監督の全く破綻のない演出術は、今後の邦画界の希望になる。それも
インディーズではなく「メジャー」に出てきたことが、まさに「大いなる希望」だ。
これを批判した批評家、猛省せよ。批評に騙されて劇場に足を運ばなかった貴方、
この映画がそんなにダメなのかは、自分の目と耳で、きちんと判断して欲しい。
これはれっきとした「魅力ある邦画」である。バカやキワモノでは、ない。
優しい気持ちに伊坂幸太郎原作の6つ短編から3つのエピソードをとりあげ、3つをリンクさせるために原作とは異なる設定とか、黒い犬とかドアとかの、原作にはない演出をしています。
1話目は、婚約者が交通事故死し失意のなか自殺も試みた女性・一恵(小西真奈美)。ストーカーの恐怖を体験するが、意外な展開になるのが面白い。2話目は、ヤクザの兄貴分(光石研)をかくまう舎弟・伸二(石田卓也)を軸にしたヤクザ抗争の現場。そして、富司純子演じる海辺の理容院の女性という3つの話で構成されています。この3つの話をコインの裏表で占うコイントスと、小西真奈美の歌う「Sunny Day」という曲が繋いでいます。ありがちの演出と言えなくもないですがスマートですね。
死神は登場人物たちに「死ぬことについてどう思う?」かと問いかけ、観ている我々にも同じように考えさせます。人それぞれ、どういう人生を歩いてきたかで“死”に対する考えは異なるでしょうが、ラストでは、そのひとつの考えを富司純子が見事に表現していました。
3つの話はどれも時代やカラーが違うし、小西真奈美、光石研、富司純子といった共演者それぞれいい味を出していましたね。金城武の演じる死神は、紳士的でカッコよく、ちょっぴり愛嬌がある。ところどころ人間の会話の意味を理解しておらず、コントじみた場面を素直に受け取ることができるか、『寒い』と感じるかで評価は変わってくると思います。
また、死神登場時には雨降りばかりで、彼は晴天の太陽を見たことがないという設定で、家族の情も愛情も知らない。死神が「青空」を感じ人間世界の情感を得るというアイディア、そのメッセージは、押し付けがましくなくていいんだけど、その前提描写がないため、落としどころとして弱いと感じる側面もあるかな。でも、観終わると、なんだかやさしい気持ちになれる映画でした。
2008年度邦画No.1の傑作映画原作が小説だと
小説版を読んでしまうと、映画とのギャップに悩まされる事は多いのですが
これは原作を邪魔していません。
原作者の伊坂幸太郎さんも
「金城さんなら」と快諾したそうですが
キャスティングが奇跡のように素晴らしい。
そして、脚本も素晴らしい。
元々監督の筧 昌也さんが脚本を書いていたようですが、
原作の伊坂先生にNG出され行き詰まっていた所を
L change the WorLdの小林弘利さんが引き継いで完成したらしい。(「キネマ旬報」情報)
原作のセリフをできるだけ引用するかわりに
設定を大幅にいじってます。
これが、相乗効果で良くしてます。
原作小説を邪魔してないのは、この設定変更によるものも大きい。
まず、死神に指令を送る「謎の上司」が黒い犬(ディア)という目に見える存在に変更されてわかりやい存在になっています。
で、死神「千葉」を演じる金城 武さんが素晴らしい。
流暢な日本語なのにどこか違和感のある独特の存在感。
原作は6編の短編集ですが
映画版は3編を使っています。
VFX(CG合成)が嫌味なく自然に使われています。
ファンタジックな映像は見事。
そして、音楽も素晴らしい。とっても効果的に使われています。
スタッフ全員がいい方向に意見を出し合い
相乗効果で良くなった好例ですね。
全ての謎が解けるエンディングは原作にも無い名シーンです。
「止まない雨は無い」のだと。
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