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アダム・スミス―自由主義とは何か (講談社学術文庫)

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アダム・スミス―自由主義とは何か (講談社学術文庫)

水田 洋 
アダム・スミス―自由主義とは何か (講談社学術文庫)
定価:¥ 945
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「解説書」の最高傑作

素晴らしいと思うのは、全部読むと、なんとなく、スミスの原典を読んだかのような錯覚に陥るほど見事だからだ。「道徳感情論」と「国富論」の二大主著は無論、その他の著作についても、その位置がわかりやすく書いてあって、スミスの「思想」をものに出来たような気がしてくる。しかも、伝記の部分も良く書けていて、詰まらない些事は飛ばしているものの、要所を豊かに書いているせいか、非常にスミスについて深く知ったような錯覚に陥る。さらに、本書96〜97ページに「市民社会」に関する非常に重要な解説が「注」として書かれている。これは、日本の近代思想の齟齬に抵触する重大な指摘だと思う。一般に、哲学・思想の解説書は、原典(翻訳でも良いとして)を読む前には絶対読まないほうが良い。お手軽だと思って、厄介そうな思想家については、つい、先に手をつけたくなるが、読後、妙なものを食わされた消化不良の不快感と、それから原典を読んでも、もう「蹂躙」された後で、新鮮な感覚では受け入れることが出来ない。つまり二重の損を食らうということになる。でも、本書は違う。むしろ先に読んだ方が良いかもしれない。正直、スミスの上記二主著は、私には無闇に退屈で苦痛だったからだ。

さすがです。。

アダムスミス研究者の第一人者である水田洋氏らしく、とてもわかりやすいアダムスミス入門書のなっています。
アダムスミスの著作としての「道徳感情論」と「国富論」のエッセンスがきちんと詰め込まれているところはさすがです。
スミスの理論が今でも様々なところで活用することが可能ではないかと考えさせてくれます。

高校生でも読める程度の文章なのでなおさらgoodです。


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