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商品の紹介 女性の声域で歌う男性歌手は、存在の本質がそうあらしめるのか、たいがい演劇的な音楽性を持っている。岡本知高もまた例にもれない。そして、彼の場合はその度合いがはなはだしいのである。映画の演技と舞台の演技では、後者の方が何事によらず誇張されたものになるというが、岡本は明らかに舞台俳優のタイプだ。メリハリがはっきりとし、節回しが大振りである。ここぞとなれば押しの一手だ。となれば、彼に合ったレパートリーというものが、ある程度見えてくる。 この2枚組アルバムの1枚目にあたるクラシック編でいえば、ヘンデルの「私を泣かせてください」のように曲想が豊かなもの、カタラーニの「さようなら、ふるさとの家よ」のようにドラマチックなもの、そしてモーツァルトの「アレルヤ」のように躍動感のあるものが彼には似合う。岡本にはしみじみとなんて歌ってほしくないのである。2枚目のポピュラー編でも、岡本のテンションはまったく落ちない。「翼をください」は、猿之助の「スーパー歌舞伎」にならって「スーパー宝塚」とよびたいような派手派手しい歌いっぷり。音符のひとつひとつにラメが付いているんじゃないかと思うくらいにまぶしい声だ。 最後に特筆しておきたいのは、黒人霊歌「アメイジング・グレイス」における堂々とした威厳と深い情感をもった名唱。あっさり歌っては間延びするし、こねくり回してはいやらしくなるという難曲を、岡本は自然体で、しかし味わい深く歌いきっている。日本人がこの歌をここまで歌えるというのは、かなりなことではないだろうか。(松本泰樹)
クチコミ情報
これから期待したい岡本知高さんはこれからもっとレパートリーを練る必要があると、今回のCDを聴いた純粋な感想です。岡本知高さんの声はどちらかと言うとドラマティック・ソプラノからメゾソプラノの辺りだと思うですが、やはりジャンニ・スキッキやモーツァルトのアリアは向かないようなきがします(モーツァルトのアリアはグルベローヴァを聴いてしまうともう岡本知高さんのは聴けません)。ついで、トスカやデリラにロジーナのアリアは女性的雰囲気が余り伝わってきません。明らかに男性が女性アリアを歌っているとしか伝わってこないのです(筋肉隆々のトスカやロジーナを見ているよう)。これは決定的で、男性ソプラノを聴く必要があるのかと言う疑問に打ち当たるからです。岡本知高さんはこれからもっと精進して戴きたいと思います。個人的には岡本知高さんのカルメンやロッシーニのメゾも聴いてみたいと思いますね。
ソプラニスタじゃなくても・・・確かに肺活量はすさまじいし上手いと思いますが、普通の女性のソプラノでいいんじゃないでしょうか。男が歌う必要あるの?って感じです。感動するほどの歌声ではないと思います。
落ち着きます。クラシックがこんなに良いとは思っていませんでした。今までクラシックを聞き慣れていない人にお勧めだと思います。 テレビでみたあの体格に癒し系の可愛い笑顔に引かれて買いました。 夜CDを聞いていると賢くなっていく気がします。
とても素敵です!心が癒されます。岡本知高さんの存在をテレビで知ってから、このCDが発売される日を心待ちにしていました。期待以上のすばらしい歌声にとても心が癒されました。中でも数多くの女性・男性が歌っている「アヴェ・マリア」は彼が最高だと思います。クラシックとポピュラーの2枚組みというのも素敵です!素顔はなかなかユニークな方のようですが、選曲にもその人柄が感じられますよ。ステージ衣装にもこだわりがあるそうなので、来月のコンサートが今からとても楽しみです。
すばらしい声量、すばらしい高音の伸び先頃ラジオを聞いていて「ソプラニスト」という言葉を初めて知った。 男性で大人になっても声変わりせず、子供の頃のままの女性のような声を保った声楽家のことを言うのだそうだ。 大変珍しいことでソプラニストと呼べる人は世界でも何人もいないらしい。 実際ラジオで声を聞いているだけでは、まったく普段の声も女性が話しているように聞こえた。 そのラジオに出演していたのが日本人で岡本知高氏。 折しも氏初のCDアルバムが発売されるというので早速購入してみた。 すばらしいアリアである。すばらしい歌声である。 米良氏のようないわゆる裏声を使った男声の少し無理のある高い声ではなく、本人の元々の声であるから、声帯のすべて、一般のオペラ歌手のように全身を使った歌声が出せる。 しかも岡本知高氏自身がこの声とはにても似つかぬ、巨漢である。風貌もかなり男性的。 その大きな身体から出される伸びやかな高音に参ってしまった。 ほんとうに伸びやかでどこまでも伸びていきそうな豊かな声量だった。2枚組で一枚は有名どころのオペラアリア集。一枚は日本の歌集。このあたりの選曲がこころにくい。 アリア集も好きな曲ばかりだが、日本の歌には「小さな木の実」が入っていてとてもうれしかった。 大好きな曲なのでなんどもなんども聞いてしまった。 そのほかには「翼をください」とか今年のヒット曲「さくら」も入っていて、その豊かな声量につられて聞きながらつい大声でいっしょに歌ってしまいそうになった。初回特典で「ホワイトクリスマス」が入っていたのもいま発売ならではであろうか
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