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クチコミ情報
ラノベ度42正直、ゲームのノベライズと侮っていたのですが、良い意味で裏切られました。
戦争ものであるなら、あまあまな物語はダメです。私としては、逼迫した戦場なのに日常と同じ食事をしてたり、厳しい生活の中なのに人の心根がやたらに清かったり、何よりも戦争のくせに人の命に尊厳があるのがたまらなく許せないのです。エンターテインメントとしては、なかなかヘビーなことを描くのは難しいですよね。分かります。でもまじめにエンターテイメントするならやって欲しいのです。子供がちゃんとした軍隊の中で組織だって戦うっていう嘘っぽいシチュエーションをホントっぽく描くのもそうで、例えば昔のガンダムでの「学徒兵」って、ある種の悲劇や悲壮感の象徴だったような気がするんですよね。「学生すらも動員しなきゃだめなの」みたいな。それが世界観のリアリティーをぐっと高めていた。でも最近のガンダムなんかは少年兵がむしろ憧れを誘うもののように描かれてる気がする。それって胡散臭いと思うんですよ。少なくとも私の感覚とはかなりズレています。戦争の悲惨さを描け。なんてウザイことを言うつもりはさらさらないですが、そういうことは作品に説得力を持たせるには必須の要素だと思うんです。しょせんはフィクションだからどんなに頑張っても、いや頑張れば頑張るほどウソになるのは仕方がないです。でも、できるだけ現実の感覚とあわせて欲しいと思のです。そうでないならとことん嘘として描く。そうしないと滑稽な茶番を永遠繰り返す子供騙し、熱くなれないヒーローものに終わってしまいます。そうなっちゃうと戦争を主題に選んだ意味がないでしょう。榊さんはそこん所がわかってらっしゃる。キャラ的には萌え要素いっぱいで、ストーリー的にも主旋律はラブコメですが、命がどんどん消費されていく幻獣とのこれでもかというシビアな戦いがリアリティーを保証しており、この巧みなバランスは戦争ものの教科書と言ってもいいでしょう。
彼等彼女らの日常が彼らの休日の話などといったショートストーリーもあり、読みやすいかと
簡単に言うとおすすめです。普段スポットライトの当たっていない(?)人物を主人公にした作品が多いです。 特に「原日記」なんかは爆笑でした。 田代が主人公の作品なんかは、泣けてくることもしばしば。 笑いあり、涙ありの本に仕上がっていると思います。 短編集なので、読みごたえも抜群です。 挿し絵がきむらじゅんこ先生なのも良いと思います。 是非いちど、読んでみては?
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