
|
クチコミ情報
誤植と翻訳の問題 他の方々が書かれているとおり、たいへん勉強になる本です。2回、3回と読み返して勉強しています。そして、そのたびに日本語訳のまずさと、誤植が気になります。
翻訳に誤訳や誤植はつきものですが、それにしても、ところどころ訳が拙く思える箇所があって、気になって集中して読めないことがあります。
英語が苦手な若手が果敢に翻訳に挑戦した、というのであれば、ほほえましいなと思える。しかし、この分野に精通した大物監訳者が3人もいるのですから、何とかならなかったのでしょうかね。原著者に失礼ではないですか?
文学作品ではないので、味も素っ気もない訳でかまいません。漢字が所々旧字体であったり、明らかに間違っている箇所もあるので、改訂が望まれます。
しかし、そういった欠点を差し引いても、買って読む価値はあると思います。
自閉症・アスペルガー症候群の原典的名著自閉症の研究・診断において画期的な進歩をもたらした「自閉症スペクトラム」(1981年)の考え方を提唱した本人であるローナ・ウィングによる著書の翻訳です。
ウィングは‘アスペルガー症候群’の命名者でもありますが、精神病理学というものを根底から見直した本書は、いわば‘原典中の原典’と位置づけられます。
副題にもあるように、専門家だけでなく、当事者にも読めるように配慮してあります。そうは言っても、正直なかなか難解なところもありますが、関係者にはぜひとも読んでいただきたい一冊です。
自閉症スペクトラムが提唱されてまだ20数年しか経っていません。医学会においてもまだ十分な認知が確立されているわけではありません。しかし、専門家の統一認識がなされ、十分な専門医やカウンセラーが育つには30年はかかるでしょう。
日暮れて道遠し。私たち素人の当事者はそれを待っているわけには行きません。
私たち自身が勉強するしかありません。
自閉症のベスト入門書!著者ウィングは、精神医学者であるとともに重度自閉症の娘の母親でもあるのですが、重度から高機能までのすべての自閉症を連続体(スペクトル)として捉える立場を本書で提唱しました。そこには、自閉症の子どもを対象としたサービスを、一見すると自閉障害には見えないアスペガー症候群の子たちも受けられるようにしようという意図があったそうです。 しかし、彼女の臨床分析自体は、恣意性を排した、科学者としての極めて冷静なものであり、自閉障害の特徴を示す“三つ組”の概念(社会的相互交渉・コミュニケーション・想像力の障害)や、孤立群・受動群・積極奇異群などのタイプ区分は、この本以降に出版された自閉症関係の本の多くで引用されています。 また本書は、自閉障害を持つ子どもの支援方法にページを多くさいていており、解説も極めて具体的で丁寧なものとなっています。 多少大部な本かもしれませんが、翻訳もよく吟味されたものなので、自閉症を理解しようとするならば、この本を入門書とするのがベストであると思います。
良い本です~『自閉症児・者』に関わる人に『参考図書は?』と問われたら、強く薦める本の一冊である 著者であるローナ・ウィングは、イギリスの精神科医であり『自閉症者』を子に持つ そして、発達障害を『スペクトルで捉える』という考え方と『自閉症者の持つ困難さを三つ組みで表する』ことを提唱し始めた人である ~~ 今やこの二つの捉え方が、自閉症者に対応するに当たり、世界的な前提となっているといっても過言ではない『スペクトル』という言葉が指すように、『自閉症』と一口に括れない多様性があり、また、健常と障害の線引きも曖昧である これらを踏まえ、多岐に渡る疾患を挙げると共に援助方法や注意点にも言及している この一冊で全てが片づく訳ではない ~~ だが、間違いなく何度も読み返し、その度に示唆を与えてくれる一冊になるだろう~
分厚い専門書だけど読みやすい次男が診断受けたときに、主治医から薦められた本です。 手にとって「なんて分厚くて字が多いんだ」とひるみましたが 読みやすい文章と構成で、思ったより早く読破いたしました。 様々な本が出版されていますが、サブタイトルの通り 親と専門家は読んだほうがいいと思う専門書です。 冷静に読めるのもありがたかったです。
|