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クチコミ情報
いまの感覚だと厳しい…森田一義ことタモリが出演した異色のロードムービーです。1982年上映ということですから、ちょうど「笑っていいとも」がスタートしたころですね。監督は写真家・浅井慎平で制作はATG。
ストーリーはタモリ演じる中年男がふと知り合った少女となぜだか旅に出ることで、今度は誘拐犯とされてしまうというちょっとした不条理性を含んだロードムービーものです。当時のタモリはまだアングラ芸人にイメージが強く、いまのような大御所ではありませんでした。そのタモリと写真家・浅井慎平が組むということでかなりの期待感を抱きますが、いま素の目で見ると、特別に面白いというわけではありません。特に浅井氏が手掛ける演出は素人目で見ても素晴らしいというわけでもなく、また写真家らしい映像美というのもあまり期待しないほうがいいと思います。
共演者は豪華です。故・淀川長治、故・岡本喜八、故・小松方正、故・伊丹十三、故・川谷拓三などのいまは亡き懐かしい顔ぶれから、オスギ、吉行和子、宮本信子、桃井かおり、竹下景子、内藤陳、山下洋輔、高見恭子、藤田弓子など知人・友人などが支えています。しかし、この豪華キャストが映画のナカミに生かされていないのが残念です。
タモリの切ないロードムービー タモリのレコードでインパクトのあるジャケを撮影していた浅井愼平の監督作品。ATGらしいシュールな、そして淡々と話がドキュメントタッチで進んで行くロードムービーだが、同じく“ビック3”といわれたビートたけし、明石家さんまに比べて、役者としてはほとんど活動しないタモリが、大衆の中の一般的な中年男性を抑えた演技で好演している。
このタモリと少女。行き場のない孤独な二人はどこへ向かうでなく、ひたすらに自転車に乗って足の向くまま旅へ出る。田園地帯、海岸、雪山、草原・・・。道中の様々な旅景色が本当に切ない程に美しく、ここに写真家としての浅井慎平の実力を見る。
森のなかでタモリが中腰でラッパを吹きながら少女と追っかけっこをしているシーン(タモリのアドリブっぽい)が、微笑ましいまでのほのぼの感と、薄暗い森のなかの幻想感とが絶妙で、とても素敵なシーンとなっている。
所ジョージ、山下洋輔、川谷拓三、小松方正などバラエティに飛んだ役者陣営も楽しい。
貴重な作品映画館で みてから 27年
時が流れるほどに 味がでる
その内 また 観る
古い作品だから仕方がないか・・・16年も前の作品のDVD化だ。
タモリが主演というのでおもしろそうだとおもい観てみた。
浅井愼平が監督をしているのだが、芸術性?を強く押し出し過ぎたあまりワケの分からないストーリー展開になっている。
よく日本では芸術作品を鑑賞する際に「わかる」とか「わからない」などのことばを使うことがある。これは日本人だけにみられる特異性だそうだ。他国の人々は魅了されるとか感動するなどの素直な反応でそれらを楽しむことができる。
話は脱線したが、本映画にはそのような感慨は持ち得なかった。
なんとなく観ているからいけないのだろうか?やはり、「わかる」「わからない」のウンチクを傾けたらもっと楽しめる映画なのかもしれない・・・
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