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ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

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ノルウェイの森 下 (講談社文庫)

村上 春樹 
ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
定価:¥ 540
新品最安価格:¥ 540
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期待以上でした

映画化を前に一度読んでみようと思い購入。純愛物語と聞いていましたが、なかなかどうして大人の内容。中学生の子供がいるのですが、性に対する理解の入り口にいる時に読むととても良いなと感じました。

村上春樹はこれだけじゃないよ!

20年ぶり位に読みました。楽しかった。村上春樹はこの『ノルウェイの森』が初めてだったのですが、その後『風の詩を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』『ねじまき鳥クロニクル』そして『グレートギャッビー(村上春樹訳)』と読んできました。

レビューを見ていると、理解不能だとか、面白くないだとか言う意見も結構あって、人それぞれだなぁと感心しました。一度デビュー作から読んでみてはどうでしょう。案外面白くなると思いますよ。


読後のやりきれなさ

上巻のレビューにも書いたのですが、
やはり私には「再生」が感じられなかったというのが
率直な感想です。
そして何より、情緒不安定な人は絶対に読まないでほしい。
世界に引き込まれて、精神的に追いつめられ、
バランスを失う危険性が潜んでいると思います。
本当に危ないです。
裏を返せば、それほど強い作品ということなのですが・・・。
作品の評価は人によって大きく分れるところだと思います。
私は作品としては優れていると思いましたが、
読後のやりきれなさがどうしても乗り越え難く、
辛かったので星を減らしました。


よく考えられて構成されている質の高い小説

小説家の確かな腕前を示す手の込んだ描写力、物語と自然に連動した場面転換、詳細に説明しながらゆっくり進める部分と思い切った場面の省略や結論をポンと先に持ってきたりする緩急のテンポの対比、一貫してわかりやすく読みやすい文章、多くの暗示。

この物語は、多くの男性読者にとってそれほど好きになれそうにない、ワタナベ君を軸としていろいろな三角形が連動しながら展開してゆく。
・キズキと直子との三角形
・永沢とハツミさんとの三角形
・レイコさんと直子との三角形
・緑と直子との三角形
そして、これに明確な個性や役割を持った脇役達や音楽やさりげない小道具が絡み、独特の雰囲気を作り出す。死や性がおのおのの三角形の中で重要な役割を果たし、順次とりあえずの決着がついたところが作品の終わりになる。

全体的に見事な手腕でまとめられている作品であることは認めざるを得ない。読みやすいし、面白かった。読み終わっても、アー読み終わった、というのではなく、残るものがあるし、あそこはなぜあーだったのだろうと、いろいろ考えてしまう。読み終わってしばらくしてからずっしりとした、深い余韻が訪れる。良い作品である。


主人公に深みが足りない

自分にとって初めての村上作品で
読みやすくてすぐに上下巻とも読み終えたが、正直大絶賛という程でもなかった。

何よりも主人公に魅力を感じなかった。
思春期ならではの葛藤や他人と同じではいられない苦しみは
自分自身経験があるのでよく理解できる。
だがこのワタナベはかっこいい言葉で虚勢を張っているただのナルシストにしか思えなかった。
言葉と中身が伴っていないのは若さゆえなのかもしれないが・・・。
登場人物の女性達がなぜ彼を好きになるのか分からない。最後の展開も理解し難い。
主人公が直子のことを「親友の恋人」から「自分の恋人」へ位置づけしていたが
「いつから直子は君の恋人になったの?」と思ってしまった。
個人的には永沢さんとハツミさんの物語が気になり主人公の話になるとうんざりしてしまった。



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村上 春樹 
ノルウェイの森〈下〉 (講談社文庫)
定価:¥ 490
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たぶんもう、彼の作品は読まない

 多くの人に読まれている作家なので、私が「感動できなかった」と述べても、世の中に何の影響も与えないはずですから、思ったままを述べます。

 一度読んでいたはずなのに、登場人物の記憶はもちろん、物語の展開まで、すっかり忘れてしまっていた自分自身にびっくりした。一度読んでいたはずなのに。ここまでまったく記憶が残らなかった作品というのも自分としては珍しい。

 記号のように意味を持たない登場人物の希薄さ。次々に自殺してしまう人々。自殺しない人は消失してしまう。

 見苦しいほどに生きる。あるいは懸命に生きる。生存することに執着しながら、死んでゆかねばならなかった。そういう人たちの本を好んで読むので、この本のように、「面白かったけれど、何の記憶にも残らない」。そういう本は、あまり読みたくない。それが結論だ。たぶんもう、彼の作品は読まないと思う。


年末読書三昧

約20年ぶりの再読。本書は恋愛小説として読まれているのであろうか。結局ワタナベ君は緑さんとうまく行ったのであろうか?本書の最後にも出てこないし、現在のワタナベ君の記述にも出てこない。ワタナベ君の周りは「死」であふれている。これでもか、というくらい「死」が出てくる。その「死」から受ける、彼の喪失感が物語の根本をなしていると思う。その喪失感に対抗することなく、喪失感が彼を運ぶまま、生きているのではないか。この物語の中に、ワタナベ君の意思を感じるところが少ない。彼は意思を持たず、まわりに迎合することなく、生きている。この生き様は覚悟のいる生き様である。キズキ君が亡くなったあと、彼はこの生き様を選んだのである。
大学入学前に読んだのにも関わらず、私はこんな生活をしなかった。いやできなかった。そこまでの覚悟は無かったし、一個人として自立していなかった。本書を再読して思ったことは、恋愛小説というよりは、青春時代をいかにして生きるか、を皆に問いかけている物語だと思う。その問いかけに対して僕たちの生き様が答えとなるのである。


何も残らない

残念ながら何も心に残りませんでした。
官能小説と恋愛小説の境目のような感じがしました。

今まで男性作家の恋愛の話はあまり読んだことがないので、
男性側から見た恋愛はこういうものなのかなとも思いました。


青くさくて、感傷的すぎる。記憶ってそんなもの

村上春樹って名前がやたらと一人歩きしいるが、私は村上春樹の本ほど予備知識なしに読んだ方が断然楽しめるものはないと思う。 事実、私は恥ずかしながら中学生まで外国文学しか読まない西洋コンプレックスばりばりの文学少女だったので、たまたま家にある『ノルウェイの森』を読んだとき、村上春樹なんて名前まったく知らなかったし、これがベストセラーなんてことも知らなかった。
だから、よく見る評価で“これがベストセラー?”とか“これが純文学?”とか“これがノーベル賞候補の作家?”とか書いてあるととても違和感を感じる。
そういう先入観なしに読んだら、ビックリするくらい自分の中にスルスル入ってくる奇妙な小説なのに・・・・。これはまぁ人それぞれだろうけど、私は少なくともこの露悪的なほど感傷的で理不尽な小説に物凄く感動したのを覚えている。
死人が多いとか、整合性がないとか、そんなこと他の小説でも山程あるし、性描写も特に過激だとは思わなかった。そんなことよりも、ただただ胸が痛くなった。 直子はキヅキや姉の亡霊に囚われ続けていて、本当に人を愛せなくなっていたのかもしれない。そんな静かな生を感じさせる直子を、唯一救えたかもしれないワタナベ君が、鮮やかな生を感じさせる緑に惹かれていく過程。そして直子やキズキが何故死ななければいけなかったのかの徹底した"分からなさ"は、この奇妙なストーリーだからこそリアルに浮かび上がってきて、痛々しい。
人の記憶なんて不確かなものが多い。事実、自分の胸にしまっている大切な記憶や思い出を掘り起こしたら、『ノルウェイの森』の様に奇妙で生々しいものが出来上がってしまうんじゃないかと思う。私は、この小説はワタナベ君が直子のことを忘れないために、書いた小説なのだと思う。 だからこそこれ以上ない位感傷的なのだ。大人になるとよくわかるけど、過去の記憶を思い返すときほど感傷に耽ることはないのだから。実際にあの時の中に身をおいていたころ、自分がどれ程青くさくて愚かなのか分かっている人はいない。


読むほどに深く理解できる作品です

 小説の中に何度か登場するトーマス・マンの「魔の山」の中で主人公が向かったサナトリウムと、「ノルウェイの森」の主人公ワタナベ君が向かった「阿美寮」が重なる。対象が異性・同性の違いことあれ人里離れた山奥で暮らす、病的な人物たちを描く。

 ただ、ノルウェイの森に出てくるレイコさんや直子は正常と病との間にいる。どちらも過去を引きずりながら精一杯生きようとする。

 「ノルウェイの森」を読むのはこれで3度目。20代の頃は主人公な直子の気持ちが良く分かった。30になって読むと、レイコさんの気持ちが良く分かるし、2人を慮ったやさしさと気配りのうまさを特に感心して読んだ。読むほどに深く理解できる作品です。



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