![フリッツ・ラング コレクション ハウス・バイ・ザ・リヴァー [DVD] フリッツ・ラング コレクション ハウス・バイ・ザ・リヴァー [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21hVPA-o8nL._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
これはいい!掘り出し物!驚きましたラング監督、米時代の日本未公開作品、日本初DVD化。
B級映画会社の作品だそうで、大物スターが出ていなかったために不当に評価されたとか。
コケた「フリッツ・ラングコレクション 扉の影の秘密」の次の作品。
ほとんど省みられず、ラング監督も気に入っていない「ふりをしていた」。
それが、仏の著名評論家が発掘して再評価されたので、日の目を見ているそうです。
だから、プリントは美麗とは言えず、普通の古い米映画の範疇を超えません。
時々酷い雑音や傷があります。
個人的な感想ですが。
映像の程度は並の下とはいえ、映画自体のデキは大変良いように思えます。
自分が見た米時代のラング作品の中では一番面白いかも。
独時代に比べれば、もちろんスケールは落ちていますが、巧みに影を使った演出や主人公の狂気は相当良い感じ。
有名俳優が出ないのは、普通の日本人が見る分には、むしろ映画自体のデキが強調されて良いように感じます。
ちなみに、B級とはいえ、ラング監督の脇を固めるスタッフは一流。
脚色は「らせん階段 [DVD]」のメル・ディネリ、美術は「ウエスト・サイド物語 (コレクターズ・エディション) [DVD]」「サウンド・オブ・ミュージック 製作40周年記念版 (ファミリー・バージョン) [DVD]」のボリス・レヴィン。
低予算作品とは思えない、出色の出来だと思います。
ちなみに、特典映像と付属冊子もまずまず興味深いと思います。
これは凄い、サイコスリラーの大傑作!!!これは、文句なくお薦めの大傑作! 緻密に計算され尽くされたショットを積み重ねながら、ラングは、つまらないきっかけで殺人を犯してしまった主人公が、罪の発覚を懼れる余り疑心暗鬼になり、強迫観念に捕らわれて錯乱し、破滅に向かって突き進む様を、苛烈と言って良い程の表現によって抉り出してくる。それは人間の「弱さ」などという生易しいものではなく、浅ましさ、汚らわしさ、どうしようもできない愚かさを剥き出しにせずにはおかない。人間の心の奥底に巣くう本質的なおぞましさに対する辛辣な表現は、ラングの作品に共通する際だった特徴であるが、本作はそれが過剰なまでに徹底して、いわく言い難い迫力を醸し出している。壁に映る影、しばしば画面の殆どを占める闇、強烈なクローズ・アップ、意味深長な小道具、見事なセット(これが低予算の「リパブリック」作品!?)、そして効果的な物音。見事な演出で、全編、緩むことなく一気に惹き付けられる。主人公を始め(これほど「嫌らしい」主人公の映画も珍しい!)、登場人物の誰に対しても今ひとつ共感できにくいことが興行的な失敗の理由であろうが、これは凄い作品!!!
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