![敬愛なるベートーヴェン [DVD] 敬愛なるベートーヴェン [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51uj8WYQHAL._SL500_.jpg)
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商品の紹介 情熱的で力強い人間ドラマ。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの人生最後の数カ月に一部史実に沿った『敬愛なるベートーヴェン』は、この巨匠が取り憑かれた男であり、最大に革新的であるのに本人は聴くこともでない生涯の集大成といえる作品を作曲していたことが描かれている。ベートーヴェンはほとんど耳が聞こえず、金遣いの荒い甥との関係に幻滅し、若い女性作曲家のアンナ・ホルツ(ダイアン・クルーガー)に心引かれる。アンナは曲を楽譜にする写譜師としてベートーヴェンの元で働くことになる。女子修道院に客人として滞在し、ぼんやりとした技師と婚約しているアンナは、ベートーヴェンの感情の起伏の激しい天才ぶりに引きつけられる。半分の時間で、ベートーヴェンはアンナに引かれ、彼女の魂をまっすぐに見ているようだ。残りの半分の時間では、アンナのことを自信がないだの、お世辞は言うなだのどなりつけている。決して弱虫ではないアンナも負けじと言い返す。アンナが反抗すればするほど、ベートーヴェンは彼女の中に自分と同類である魂を見出していき、自分の脆さと芸術を作り出すことの重荷を打ち明けられる相手として認めていく。エド・ハリスのベートーヴェンは苦痛に苛まれているが、打ち負かされてはいない。心の奥底では自分の責任を充分に理解していて、ただ崩れていくことはできない男に見える(“神はたいていの男の耳元では囁く”ベートーヴェンは言う。“私の耳元では叫ぶんだ”)アニエスカ・ホランド監督(『オリヴィエ オリヴィエ』)は堂々として、優しさと暴力が交互に現れる人間ドラマを撮った。いくつかのスリリングな瞬間があり、そこには輝かしい交響楽第九番の初演に耳を傾ける観客たちの感動の場面も含まれている。(Tom Keogh, Amazon.com)
クチコミ情報
架空の人物設定でここまで説得力があるのは凄い!アンナ・ホルツなんて聞いたことない、ダレだっけ〜?と思って見たら、なあんだ架空の人物なのね。
でもベートーヴェンの晩年のごく近くに女性をおくというのはとても興味深い設定だった。確かに第九初演の時、オール・スタンディング・オベーションが聞こえない彼を振り向かせたのはカロリーネという女性だったと言われているし、最後の最後まで誰かを想っていたのはいろんなところでつづられているし。
それにしても
やっぱ
いっちばん
すごいのは
エド・ハリスの名演!!!!!!!!!
こ〜んなにベートーヴェンが似合うとは思わなかった
改めて思う
どうして彼にオスカーがいかないの?
無冠の帝王というのも相応しいけれど
ほんとうに極めて読み込みの深い、素晴らしい演技だった
第九の場面に使われたのはハイティンク指揮のアムス
だそうだけど
いいなあ、これも
買おうかな
第九の曲と人間ドラマが緊張感を高める同曲を写譜したアンナの身振りで、耳の聞こえないベートーベンが第9の指揮を成功させる場面が感動を与える。曲自体の緊張感の高さと同時に、アンナとべートーベーンの意思疎通がうまくいくのかという人間ドラマに、我々聴衆ははらはらして見守る。
エド・ハリスが高貴な精神と下卑な行動が共存するベートーベンを好演するに加え、アンナ演じるダイアン・クルーガーが一人の天才作曲家と対等に渡り合う独立精神旺盛な女性をリアリティもって演じている。アンナの姿を見て、勇気づけられる。
原題はCopying Beethoven 「歴史を忠実に」描いた映画の気分で安心して見ていたら、大胆な作り話にはめられていた…というのがここ何十年の潮流(例えば「アマデウス」)だが、この映画はその路線とは違うと思う。「芸術家は何を残すのか」「ベートーヴェンは何を私たちに残したのか」が隠れテーマのように私は感じた。主役がベートーヴェンとアンナ・ホルツの二人に分散してしまった点、微妙な弱点かもしれない。
演奏場面の見せ方、構図、象徴的に使うBGMなど音楽映画としては、なかなかのものだ。ベートーヴェンの家に入りびたって、困難なプロジェクトに参加させてもらったみたいで、私は結構楽しめた。
女性なので壁に当たり、作曲技術とアイデアだけではダメと悟ったヒロインがどうなるか…興味深い。最終場面には、一つの結論でなく、一人一人イメージをふくらませられる味わいがある。特に服装、そして調度品、場所、季節感、行動が映画本編と対照的になっている。ちなみに、原題はCopying Beethovenであって、「敬愛するベートーヴェンの偉大な思想」ではない。
プログラムに監督インタビューが載っていたが、「年代順につなげたら私の描きたいものとは違ってしまったので、構成面でいろいろな可能性を試した。」「アンナは架空の人物ですが、ベートーヴェンの娘的な存在……彼の音楽の本質を後世に伝えるメッセンジャーの役割をも象徴している」と述べている。
あくまでもフィクションということで・・・コピイスト(写譜師)と言う仕事は、作曲家や編集者が書いた主に直筆のスコア、もしくは手を加えた楽譜を、正しく清書するのが仕事で、マーラーなどはやはり作曲家志望だった夫人のアルマがやっていました。
原題からすると、写譜師からみた孤高の天才ベートーヴェンと言う風にも思うのですが、物語のプロットはそうではない。かといって、彼らの恋愛や師弟愛を歌い上げたものでもない。
途中の第九の初演のシーンでは、さすがにちょっと感動してしまいますが、その後の二人のやり取りには、不要と思われる拭き拭きシーンとかがあって、どうもすっきりしないといいますかピリッとしない。取り扱いの難しい弦楽四重奏曲「大フーガ」を持ち出しては見たものの、効果的なアイテムにはなっていない。
なんだか監督、周辺事情に色気を出しすぎて、いまひとつ彼らの人間像に踏み込んでいけてないような気がするのです。この辺は、「歓びを歌にのせて」と比べると、一目瞭然。
監督のアニエスカ・ホランド自身も、もちろんベートーヴェンを敬愛してやまないそうですが、どうもそういうミョーな敬意が、物語のリアリティを薄めてしまって、ノンフィクションに思われたらどうしよう的な恐れを持ったのではと思ってしまいます。
アンナをもっと早い時期に登場させ、彼女のより細かい心理描写や成長を通して第九誕生の秘密とか、最晩年の人間ベートーヴェンに迫り、第九で締めくくったら、もっと骨太ですっきりとしたわかりやすい映画になったのではと思うのですが・・・。
やはり女性監督と私との相性の問題でしょうか、この終わりなきねちっこさみたいなのは・・・。まあ、音楽をモチーフにした軽いヒューマンドラマとしてご覧ください。
やはり第九のパワーは圧倒的です!まず冒頭あたりのベートーヴェンの登場シーンが印象的。
はっきりいって、変なおっさんです。
(バックトゥザフューチャーのドクの登場シーンと印象が似ている)
前半は「第9」の初演まであと4日という時間の中で、音楽に向かうベートーヴェンの様々な状況が描かれています。
世間の風評、難聴の音楽家、甥への溺愛、圧倒的な孤独感、音楽に向かう気持ちと姿勢etc。
様々な思いを抱く中、第9の初演は始まります。
前宣の通り、写譜士のアンナが指揮を振るベートーヴェンに合図を送ります。
この第9が流れ始めた時点(まだ1楽章なのに)で思わず溢れそうになってしまいました!
前半のベートーヴェンの人物像の描き方がよい伏線になり、音楽の美しさがとても際立ちます。
終楽章が終わった時には拍手しそうになりました。
ただし、終楽章の終わった場面で流れる音声はベートーヴェンの心臓の音のみです。
(いろんな本にある通り)劇中ではアンナに促されたて観客側を向くベートーヴェン。
ここで割れんばかりの拍手と歓声!
いやー、きましたきました。
ここで終わっても全然良かったと思うくらいここは良いです。
ただ、作品は後半に続きます。
ベートーヴェンが感じる音楽、魂のある音楽とはどのようなものかをアンナに伝道するシーンがポツポツあり、終幕です。
ここでは印象的な台詞を数々残すベートーヴェン。
「音は空気の振動だが、音楽は神の息吹だ」
その中でも上記がピカイチだと思います。
劇中の効果が全体的にロウソクの明かり程度で作られているのもとてもよかった。森の中のシーンなどがその分素晴らしく美しく見ることができます。よい映画でした。
ヒロインのアンナ役であるダイアン・クルーガーはとっても知的で美しかった。
他の作品も見てみたいですね。
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