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赤毛のアン アンの結婚【字幕版】 [VHS]

ステファン・スカイーニ ミーガン・フォローズ ジョナサン・クロンビー シュイラー・グラント グレッグ・スポッティスウッド ジャネット・レイン・グリーン ルーーシー・M・モンゴメリ ケビン・サリバン ローリー・ピアソン 
定価:¥ 16,800
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クチコミ情報

残念・・・・・

原作のファンでは本当に残念な一作です。三作目にしてなぜここまで原作無視になってしまったのでしょうか。一作目、二作目は原作にある程度忠実で、ファンが各々のイメージの相違を言い合うぐらいでしたが、本作は初めから違うので、まったく違う戦争映画です。

赤毛のアンの良さというもののわずかな匂いだけはしましたが、それは出演者が一緒だったということだけ、それ以外はまったく・・・。本作の映画自体はそれはそれでよくまとまってはいると思います。他の戦争映画としてみても良い映画だったと評価できるのですが、「赤毛のアン」と題名をうったら前作もあるのですからもう少しどうにかして欲しかったというのが正直な感想です。

アンの新しい物語

ハリファックスで教師をしていたアンがプリンス・エドワード島に戻ってきた。だが、婚約者のギルバートはニューヨークで外科医を務めるため、アンもニューヨークへ向かう。そこで作家としてのキャリアを磨こうと奮起するアンだったが・・・映画を観た時、あまりの原作との違いに驚きました。私は原作『アンの娘リラ』を読んで号泣してしまい、息子を戦争の犠牲にされたアンの物語が映画化されたらどんなに素晴らしいだろうと思っていました。この映画出は出征するのはギルバートだし、新しいキャラクターは登場するし、どんどん原作とかけ離れていきます。アン自身もギルバートを追ってヨーロッパに旅立ち、スリリングな展開になっていきます。それはそれで素晴らしい作品になっているのですが、やはりファンとしては原作に忠実な作品も作ってほしかったな、というのが正直な感想です。


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続・赤毛のアン~アンの青春~【字幕版】 [VHS]

ケビン・サリバン ミーガン・フォローズ 
定価:¥ 5,040
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クチコミ情報

やっぱり愛です

小説アンシリーズのファンは、それぞれ自分の中で 登場人物のイメージが、
なにより「アンの姿」が出来上がっていると思います。
私も中学の時から何度も読んで、アンもギルバートもすっかり頭の中で
形が出来てたわけです。

だから初めてこの映像になった「赤毛のアン」を見たとき、アンの姿に「・・・」、

ギルバートなんて「違う~っ、ギルじゃない~っ」って
心の中で抗議してました。(注:あくまでも私の中での違いです)

でも、ね
お話に入り込んでいくと、いつも頑張ってるアンは魅力的だし、
ギルバートだって、なかなかイイ感じに見えちゃうんですね。

カナダの四季の映像は美しいし、風の匂いまでわかる気がします。
(行ったこと無いけど)

見終わった後は、友人と涙うるう!るで、
「やっぱり、愛よねー!」と声をそろえたのでした。


大人になったアンを見ることができます

アンが成長し、教師になって日々奮闘する物語です。
大人になっていく中での微妙な心の変化、恋の話しなど、前回の作品よりも大人になったアンが見られると思います。
でも相変わらず純粋なアン、前回の作品と会わせて、とてもオススメできる映画です!



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赤毛のアン アンの結婚【日本語吹替版】 [VHS]

ステファン・スカイーニ ミーガン・フォローズ ジョナサン・クロンビー シュイラー・グラント グレッグ・スポッティスウッド ジャネット・レイン・グリーン ルーーシー・M・モンゴメリ ケビン・サリバン ローリー・ピアソン 
定価:¥ 16,800
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クチコミ情報

  残念   

 

原作のファンでは本当に残念な一作です。三作目にしてなぜここまで原作無視になってしまったのでしょうか。一作目、二作目は原作にある程度忠実で、ファンが各々のイメージの相違を言い合うぐらいでしたが、本作は初めから違うので、まったく違う戦争映画です。赤毛のアンの良さというもののわずかな匂いだけはしましたが、それは出演者が一緒だったということだけ、それ以外はまったく・・・。
    
本作の映画自体はそれはそれでよくまとまってはいると思います。他の戦争映画としてみても良い映画だったと評価できるのですが、「赤毛のアン」と題名をうったら前作もあるのですからもう少しどうにかして欲しかったというのが正直な感想です


アンの新しい物語

ハリファックスで教師をしていたアンがプリンス・エドワード島に戻ってきた。だが、婚約者のギルバートはニューヨークで外科医を務めるため、アンもニューヨークへ向かう。そこで作家としてのキャリアを磨こうと奮起するアンだったが・・・

映画を観た時、あまりの原作との違いに驚きました。私は原作『アンの娘リラ』を読んで号泣してしまい、息子を戦争の犠牲にされたアンの物語が映画化されたらどんなに素晴らしいだろうと思っていました。この映画出は出征するのはギルバートだし、新しいキャラクターは登場するし、どんどん原作とかけ離れていきます。アン自身もギルバートを追ってヨーロッパに旅立ち、スリリングな展開になっていきます。それはそれで素晴らしい作品になっているのですが、やはり㡊??ァンとしては原作に忠実な作品も作ってほしかったな、というのが正直な感想です。でもアン役のミーガン・フォローズ、ギルバート役のジョナサン・クロンビーなど、シリーズで続投している俳優さんは、それぞれ私のイメージに似た感じの風貌に成長していたのが嬉しかったです。


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赤毛のアン 特別版 [DVD]

ケヴィン・サリヴァン ミーガン・フォローズ コリーン・デューハースト ルーシー・モード・モンゴメリ 
赤毛のアン 特別版 [DVD]
定価:¥ 4,935
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商品の紹介
ルーシー・モード・モンゴメリの児童文学史上に残る不朽の名作。一家団らんの席におすすめの1本。この作品は、カナダのTV放送用に製作された。すばらしい俳優陣をそろえており、脚本もよくできている。原作に忠実でありながら、原作以上の輝きすら感じられる作品である。『赤毛のアン 特別版』は、美しい自然に包まれた19世紀のプリンス・エドワード島を舞台に展開する、想像力豊かな女の子、アン・シャーリーの物語だ。マリラとマシューのカスバート兄弟は、孤児院から男の子を引き取ることを決めた。農場の仕事を手伝ってくれる人手を必要としたためだ。しかし、駅でマシューを待っていたのは男の子ではなくアン・シャーリーだった。「女の子では役に立たないわ」と、ぶつぶつ言うマリラに、「でも、わしらがあの子の役に立てるかもしれんよ」と答えるマシュー。マシューは、おしゃべりなアンをすっかり気に入っていた。アンの成長と共に展開するさまざまなストーリーは、時にはおかしく、時には胸を熱くする。ダイアナやギルバートとの交友、髪を緑に染めるエピソード、赤い髪を「にんじん」とからかわれたアンがギルバートに石板を叩きつけるシーン、そしてアンに進学をすすめる優しい恩師との出会い…。
マシュー・カスバートには、リチャード・ファーンズワース。見事なはまり役だ。誰にも求婚しなかった理由をアンにそっと打ち明けるシャイで優しいマシュー。コリーン・デューハーストは、厳格ながら内に深い愛情を秘めた女性、マリラを好演。そして、アンにはミーガン・フォローズ。そばかす顔の孤児からエレガントな女性に成長するアンを、見事に演じきった。(Elisabeth Keating, Amazon.com)


クチコミ情報

音楽を口ずさんでしまう

姉が何度も観るので私も観てしまいました。

映画の中のプリンスエドワード島は本当にきれいで、
一度は訪れたいです。
DVDでは吹き替えの声優さんがとても上手くて、
字幕よりも楽しめました。

なんといっても一番は音楽です。
私が今まで観た映画の中でも一番ジーンときます。
鼻歌がでてしまいます。

マシュー役のリチャード・ファーンズワースが私は好きなんです。
「ストレイト・ストーリー」も観てください。

ほのぼのした、良い映画です。


「赤毛のアン」との再会を楽しみました

以前原作を何度も読んだことがあるので、そのイメージを裏切られるのでは、と不安でした。
でも、映像の風景と私の心の中の風景の1つ1つが重なって、とても懐かしく感じました。

ただ、原作にあった「1ダースの男の子より・・・」や「曲がり角を曲がった先に・・・」
などのセリフがカットされていたり、全体的にアンとギルバートの関係により重点を置いた
ストーリー展開になっています。

この映画の本当の主役はプリンス・エドワード島の美しい景色だと言ってもいいと思います。


カット部分が残念

私はDVDのBOXのほうを購入したのですが、この特別版は私のお気に入りのシーンがカットされていてショックでした。一番のお気に入りのシーンで、マシューがアンに対して「12ダースの男の子よりもアンがいてくれたほうがいい」という誰もが知るあの名シーンです。
ビデオでは完全版が販売されているみたいですがDVDでは完全版はないのでしょうか?
かなりおしいです(><)


プリンスエドワード島

孤児のアンが、マシューとマリラとともに成長するどたばた喜劇。

カナダの自然の風景を堪能できる映像、
個性ある登場人物、
心温まる物語。

英語の勉強にもなるかもしれません。
分かりやすい日常英語を使っているように感じます。


やっぱり名作

大学生の時にビデオで見ました。そして再び見ました。

やっぱり「赤毛のアン」は名作ですね。
アンの想像の世界、面白く惹かれます。
それをミーガン・フォローズが見事演じてます。
想像の世界に入っている時のミーガンの表情が面白いです。

今のごちゃごちゃした調和のない日本より、
こういうところに住みたいものです。



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赤毛のアン アンの結婚 [DVD]
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商品の紹介
ルーシー・モード・モンゴメリーの原作シリーズとは筋を変え、Tこの3作目では、第一次世界大戦まで時代が飛び、アンとギルバートを戦争の真っただ中に据えている。原作ではアンが教師としての日々の後にギルバートと結婚したが、この作品では、ニューヨークで幻滅ばかりの1年を彼と過ごし、その後、優秀な医師であるギルバートが戦地であるフランスへと船出する直前に、2人は結婚するのだ。(小説『アンの娘リラ』ではアンの息子たちが戦争に行き、末の娘は恋人と引き離される。)
いつものとおり激しくせっかちな性格のアンは、夫あての手紙が読まれずに戻ってきた時、赤十字に加わり海を渡って夫を捜す。そこからは、たとえば『プライベート・ライアン』よりも速く死体が山積みになっていくような戦地を通り抜ける彼女の冒険と、片親を亡くした赤ん坊を連れたロンドン行きや、親友の夫のケガ、そして国際的な陰謀による混乱などが描かれる。10冊のシリーズである原作のファンたちは、原作との相違とほとんどプリンス・エドワード島の場面が出て来ないことで観るのをためらうかもしれない。しかし抑え切れないほどのロマンティシズムと悪びれたところのない感傷は原作のままだ。そして、前2作から残っているキャスト、特にアンを演じるミーガン・フォローズとギルバートを演じるジョナサン・クロンビーたちも良さをまったく失っていない。(Kimberly Heinrichs, Amazon.com)


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アン ではありません。。

今 映画を見て終わりました。悲しい気持ちで一杯です。荒れたグリーンゲイブルズを見た時のアンがあまりにもあっさりとした哀しみ方・・・
アンの日常の中の喜びと、マリラやマシュウとの深い絆 そして世界一美しいグリーンゲイブルズが何ひとつ意味を持たない映画だったと思います。
一作目二作目と同じ役者の"アン"ですが、あれはアンではありません、大人になってあんな アンになったとは思いたくありません。(性格が・・・)
ダイアナとの友情も生涯無二の親友だったのでは?? すごく期待はずれです。違う意味で泣けてきました。


カナダにとっての戦争

アンの結婚は、日本で出ているものはカットされたものなので、つなぎがわからないところがあります。お話が小説と違う点はよいと思います。カナダで世界大戦が重要な意味があることを、カナダへ行った際にしったので、なんとなくわかりました。

これは「アン」じゃない

「赤毛のアン」「アンの青春」を見て期待してこれをみるとがっかりします。
これは、アンファンが作った同人誌の映画版です。(きっと、ラストシーンを描きたいがための)

タイトルを、「アンの戦争」か「00アン 危機一髪」と変えるべき。


深み

この作品を見た時私は二つの気持ちがありました。一つは今までのアンシリーズじゃないとゆうのと、何か心に残るとゆう気持ちでした。何度も見て色々考えて最終的に思った感想は“素晴らしい”の一言でした。今までのシリーズは、平和でちらほら問題はありますが幸せな雰囲気がありました。その中でアンは空想したりして伸び伸びと育ち、思い描く事を実現したりしながら生きて来た様な気がします。でもこのアンの結婚ではそういったものから一見掛け離れてしまった気もしますが、私はそうではないと思います。育った環境、マリラやマシューなどの愛情を受け、学び、つちかってきたモノが今作品には出ているんじゃないでしょうか。夢や空想まで壊してしまう様な現実に直面してしまってもアンは強く自分が思い描き決心した事に立ち向かっています。大人になり、また一皮むけたたくましいアンを見せてくれた、アンシリーズ第三弾にふさわしい作品になったと私は思います。

待ったあげくの失望?

原作があれ程までに繊細で温かく感動的なのに何故ファンの期待を裏切ってまで有り得ない展開にこだわったのか??何度見ても理解できない!制作中のニュースに心踊らせて待ち焦がれた結果が…!しかもアンの結婚には第一子を失う不幸を乗り越えて生きる女性の底ヂカラが描かれておりファンとしては忠実に描いていただきたかった…残念!


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赤毛のアン アンの青春 特別版 [DVD]

ケヴィン・サリヴァン ミーガン・フォローズ コリーン・デューハースト ルーシー・モード・モンゴメリ 
赤毛のアン アンの青春 特別版 [DVD]
定価:¥ 4,935
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商品の紹介
本作は、多くの人々に愛されている『赤毛のアン』の続編だ。1890年代のカナダを舞台にし、想像力豊かで強情な、激しい気性が赤い髪に似合っている孤児のアン・シャーリーの物語の続きだ。『赤毛のアン』ではアンがマリラ・カスバートとマシュウ・カスバート兄妹に引き取られる様子と、プリンス・エドワード島の牧歌的な村、アボンリーでのアンの少女時代の冒険が描かれた。『アンの青春』はマシュウの死の直後、アンが学校を卒業したところから始まる。向上心に燃える作家、そして私立学校での英語の教師としての奮闘と冒険が描かれる。大人だけでなく7歳以上の女の子は、米PBSで最初に放送された、知的で見事な出来のこの映画を楽しめるだろう。この作品には、独立独歩、寛容さ、忍耐といった、両親が娘と話し合えるようなテーマが詰め込まれている。さらに、多くの側面を持ち人間的なキャラクターたちを通して、背景となる時代における女性の境遇をリアルに描写している。自身の作家としての表現力を見つけようとする時、扱いにくい人々に慎重に接する時、逆境にもかかわらず楽天的であろうとする時、そして生徒たちを教育する時のアンの奮闘は、示唆に富むうえにおもしろい。若い女性たちは、少女時代からの友人ギルバートと、金持ちでハンサムでわけありな雰囲気の男性という2人の求婚者の、どちらか1人を選ぼうとするアンのロマンティックな苦悩の部分も楽しめるだろう。この映画は美しく撮影され、衣装や背景が牧歌的な時代と舞台を描き出している。キャストも非常にうまい。活発なアンに扮するミーガン・フォローズと、ぶっきらぼうだが思いやりのあるマリラを演じるコリーン・デューハーストたちが、特に見事な演技を見せている。(Elisabeth Keating, Amazon.com)


クチコミ情報

やっぱり名作

大学生の時にビデオで見ました。再び見ました。

1作目も良いですが、この続編も良いです。
ちょっと大人になったアン、でもちょっとドジで頑固だったり、
結構自分に当てはめてしまいますが、
アンは物怖じせず、前に前に進んでいきます。
見習いたいものです。

子供でも大人でも楽しめます。
大学生の時に見たときと、社会人になって10年経った今とでは、
見た後の感じ方が少し違ってきたように思います。
こういう文学作品は、見る時の自分の年によって感じ方が変わってくるものですね。
でも、いつ見ても心が暖かくなります。


ひとつの理想的な世界像

 レビューに「大人だけでなく7歳以上の女の子は、米PBSで最初に放送された、知的で見事な出来のこの映画を楽しめるだろう。」とありますが、ささやかな訂正をお願いしたい。「23歳の男でも最高に楽しめる」と(笑)
『赤毛のアン』『アンの青春』ともに高校生のころから好きな映画作品でしたが、僕はこの年(23)になっても見るたびに泣かされてしまいます。

「クリスティーヌとの婚約は間違っていた。僕には君しかいない。」

 こんな単純な台詞に泣かされてしまうとは……僕の頭がまったくの単細胞なのか、原作者・モンゴメリーと監督・サリヴァンがとてつもない天才なのか。……僕は後者だと思いたい(笑)

 『赤毛のアン』の素晴らしさは、人が“理想的”と認めうる人生、生活、社会のあり方(のひとつ)を、堂々と描いている点にあると思う。僕は21世紀の日本人であって19世紀のカナダ社会に憧れなど抱いてはいませんが、それでもともかくアンの人生、アヴォンリーの社会は、ひとつの理想だと言っていいのではないでしょうか。

 映画にしろ文学にしろ評論にしろ、社会の暗い側面を描いて問題を浮き彫りにする作品は、知的な刺激に満ちてはいます。しかしその暗部を「問題点」だと言いうるためには、前提としてその対局に「理想の人生像、社会像、世界像」を想い描いていなければなりません。『赤毛のアン』のような“ひたすら幸福な作品”こそが、すべての議論の出発点を与えてくれるのです。
「閉塞感に覆われた現代社会が……どうのこうの」と蝶々する前に、幸福の何たるかをアンに教えてもらいましょう(笑)


色褪せない魅力

 百年前に書かれたベストセラーのTV映画化第二弾。数冊分のエピソードを巧みに脚色しています。少女時代、大の原作ファンでしたが、映像の方が優れていると思います。また、このシリーズは一話完結なので、一作目を観ていない方でも大丈夫です。

 感受性が鋭く、才気煥発なアン・シャーリーは、癇癪もちでおっちょこちょい。彼女の周りには、いつも笑顔と騒動が絶えません。事件のたびに、持ち前の機転と意思の強さで乗り切っていく。現代よりも密接な人間関係から生まれるあれこれが、面白おかしく描かれます。

 アンは娘盛りです。少女から女性へと変わりつつある、微妙な年頃。幼馴染からの求愛に戸惑ったり、親友の結婚を複雑な気持ちで見つめたり。「どうしてみんな変わっていくのかしら。いつまでも子供のままでいたいのに。」

 そして、希望を胸に、見知らぬ土地へ教師として赴任しました。甘やかされた、金持ちの子女達を相手取り、大奮闘。喜怒哀楽に満ちた青春の日々が、忙しく過ぎ去ります。アンの深い愛情は、ここでも人々を変えていくのです。けれども、充実した見た目とは裏腹に、故郷への思いが募ってくるのです。

 美しいカナダ プリンスエドワード島の自然。大好きなマリラ。(育ての親)グリーンゲイブルスに帰りたい。(アンの家の呼び名)

 理想を求めて旅立った若い人。しかし、探し物は元いた場所にあったと気づく物語です。世紀を越えて愛されるヒロインが魅力的。観ている人は自分の中にアンを見つけ、共に笑い、泣くことでしょう。そして、いつかあの島に帰りたいと願う。老若男女、全ての方にお勧めできる名作です。

少女から大人の女性へ

時間にして4時間弱ですが、『赤毛のアン』のユーモアや情感、郷愁いっぱいの作品です。
誰もがもっている、どうにもできないような意地や袋小路に入り込んでしまったような心の不幸を抱き続けてきた女性達にアンは寄り添い、アン自身も大人の女性へと成長します。

行動力があり、また機転も備えたアンですが、まだまだ少女っぽさを残しています。そのアンが懐かしく、18才のアンがよく描かれていると思います。

残念ながら監督ケヴィン・サリヴァンの赤毛のアンは今作で終わりです。この監督あってこそ小説ファンをここまで惹きつけたのだと思わずにいられません。

原作を尊重する、このサリヴァン自身、赤毛のアンをきっと愛していただろうな、と画面を見ていると感じます。
これでサリヴァンのア!ンが見納めだと思うと残念でなりません。

また、マリラ役のコリーン・デューハーストは亡くなってしまい、マリラも今作でお別れです。コリーン・デューハーストの深みのあるさりげない愛情表現や演技は特に素晴らしかった。マリラといえば、コリーン・デューハーストしか思い浮かばないほどに適役でした。

4時間を4時間と思わせない、アンを堪能できるすばらしい作品です。

いろいろな人に囲まれて成長していくアン

前作の続きから始まるこの作品。教師をし、小説を書き、笑い泣き苦しみ困難を乗り越えて大切なものが何かと気が付くアンの生き様が生き生きと描かれています。プリンスエドワード島の四季の美しさ、そこに住む周りの人々の暖かさ(中には口の悪い方やおせっかいの人や)に囲まれてアンは成長していきます。いつの間にか画面に釘付けになり、ともに笑い、泣き心温まる作品です。小説のイメージが崩れていないのも(自己満足かもしれませんが)良いですね。本編の時間200分を超えますが、長く感じず飽きも来ないです。場面場面の移り変わりタイミング構成、音楽もすばらしくついついCDまでそろえてしまいました。


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