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クチコミ情報
モシンスキーの演出を楽しむ モシンスキーの演出は奇をてらったところのない標準的なもので、安心して見ることのできる舞台となっています。以前に字幕付きVHSビデオ版があり,その後輸入盤DVDが出て,日本盤DVDも2005年に出ました。
歌手の実力はかなりのものです。コンスタンツェを歌うインガ・ニールセンのコロラトゥーラは見事だし、デオンのベルモンテも聞かせます。リリアン・ワトソンのブロンデは何度も歌った当り役で,パワーがあり過ぎ主役を食っています。
1996年に製作されたマッケラース指揮の『モーツァルト・イン・トルコ』(BBC)の演出もモシンスキーで傑作、太守役はこの公演と同じトビアスです。
上品な舞台です。演出で遊びを入れやすいジングシュピールの特質を活かした楽しい舞台ですが、これみよがしの新解釈が無く上品です。昨今のコロラトゥーラ流行りに慣れた耳には、この'87年ライブでの歌手たちのアジリタの技巧にはやや物足りなさを感じます。とはいえ、極めて難度の高い曲であり、下手な歌手たちというわけではありません。歌手・役者の容姿・演技がとても良く、感情移入しやすいです。日本語字幕付の決定盤といえるものがなかなか見当たらない現状では、最初の1枚としてお勧めできるディスクだと思います。
あまりにも有名なオペラですが元々はオペラでなくて、シングシュピール(歌の入っている劇)ですのでCDだけでは満足できないものだと思います。
本DVD&Bookでは、このすばらしい劇が画像でも楽しめます。Book部分の対訳や人間関係図は判りやすくて参考になります。モーツァルトの絶頂期のもので、当時婚約中だったコンスタンチェの名前が出てくるだけでも期待できます。
1987年にロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場で上演されたもので、ショルティの演奏というだけでも一流のものを感じます。
オペラのDVDも安く入手できるようになってきましたが本書のものもその一例でしょうね。
クルト・モルのオスミンはユーモラスで笑えます。
インガ・ニールセンのコンスタンチェやリリアン・ワトソンのブロンデなど名優が演じています。
お買い得なDVD&Bookだと思います。
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