![丹下左膳餘話 百萬両の壺 [DVD] COS-032 丹下左膳餘話 百萬両の壺 [DVD] COS-032](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ja-L-KQ8L._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
最初に何を見るべきか山中貞雄の現存する映画は「丹下左膳餘話 百萬両の壺」「河内山宗俊」「人情紙風船」の3本だけで、もちろんそのいずれも名作である。では、最初に何を見るべきか。書いた順番でいうと、後者ほど「暗い」映画である。なので、暗いことに価値を置く方は「人情紙風船」から、その逆の方は「丹下左膳」から見ればいい。「河内山宗俊」は後半から一気に暗くなる。私自身はこの「丹下左膳」がずば抜けて好きである。無駄のない筋の運びと、小粋な省略法には唸らされる。ところで、これらの映画、音質が悪い。DVDは廉価版と高価な日活版があるが、日活版にはわざわざ字幕が付けてあるほどだ。お金に余裕があるなら日活版をどうぞ。私は廉価版だが・・・。現時点では「河内山宗俊」だけが廉価版がない。
あたしゃ 矢場の女将に惚れたね、 でも 女房にゃしたくないねふた組のカップルが登場します。
矢場の女将とそこの居候で用心棒を務める丹下左膳。
その女将と左膳は、あることが原因で子供を預かることになります。
この三人の力関係が 何と 子供>女将>左膳
そして、もうひと組は婿養子に入った道場主とその妻。
この婿養子は、お金なんかに執着はなく、ただ自由になりたい、解放されたい一心の男。
このふた組のカップル、観る側からすれば、微笑ましいです。
現代の夫婦関係にも通じます。
このふた組のカップルを結び付けるものとして”百万両の壺”が登場。
意気込んで観ず、軽い気持ちで観て下さい。
おおらかな人情味溢れるホーム時代劇の傑作です。
これは見ないと損!!!どんな映画紹介読んでも、常に高評価のこの作品、その理由を見て納得!!!
『面白い!!!!』
この一言です。
日本映画というと、どうも湿っぽかったり、重たかったりするものだけど、この映画のテンポ、ギャグ、軽妙さは何なんだ??『幕末太陽伝』を見た時にも、邦画とは異質の笑いに衝撃を受けたけど、この映画は戦前の作品だから、更に衝撃的!!
何と言っても、キャラクター創りが上手い!この映画の最大の魅力が主な登場人物のキャラクターで、
●やたら怒りっぽいけど、情に厚い丹下左膳(大暴れしながら結局、この映画の中では人は一人しか斬ってない←しかもそのシーンがカッコいい♪)
●口は悪いけどやっぱり情に厚い矢場の女主人
●妻は恐いけど浮気したい道場主
・・・と、現代にもそのままいそうな小市民達が笑いと人情のドタバタを繰り広げます。見たらきっと好きになるはず。
ただ、これは怨念を秘めた妖怪的キャラの『丹下左膳』ではないよね。原作者の家族から文句が来るのも納得。『丹下左膳余話』というタイトル通り、パロディ映画の大傑作ってとこでしょうか?
正規盤の五分の一の定価は安いっ! 戦前に夭折した山中貞雄監督の現存する三つの作品のうち、とりわけ軽妙洒脱なタッチがきいていて、映画史上の評価も高い時代劇です。
林不忘の原作小説『丹下左膳』の設定を借りてつくりあげた天衣無縫なパロディとでもいうべき異色作。ユーモアの軽みと人情の機微の匙かげんが絶妙というほかはない。いま見ても微笑ましい普遍性が感じられる。白黒映画ファンなら必見の娯楽作でしょう。
パブリックドメインの廉価版DVDなので、きっと画質がひどいのではないかと覚悟していたのですが、実際には思いのほか良好で、安心して見ていられる状態なのがうれしかった。でも、画面の上下はすこし切れているかな。音声はあまりよろしくないけれど、まあ時代相応か。セリフは普通に聞き取れました。
特典も字幕も詳細な解説もチャプター画面もついていない格安の商品ですが、正規盤の五分の一の定価なので、これならばお買い得といえるのではないでしょうか。
伝説の監督による、ポップな時代劇日中戦争で29歳の若さで戦死した伝説の監督・山中貞雄。隻腕・隻眼という異色キャラクターの丹下左膳。(中々、今のメディア事情では取扱い難いキャラになってしまっただけに、2004年のリメイクでは関係者も苦労したであろう。)
名前ばかりが有名で中々手軽に楽しむ機会が限られた山中・丹下左膳は、てっきり重厚な勧善懲悪時代劇かと思いきや、落語を題材にした人情ホームコメディーであったのに驚いた。原作者に抗議を受けた程、当時としても斬新な解釈だったらしい。ポップな作風なので、今の時代に見ても違和感が全くない。
この作品のように博物館にフィルムが入っているような貴重な作品が、著作権切れのため廉価版で手頃に楽しめるようになった。こういう企画のおかげで黄金時代の邦画作品へのアクセスが劇的に容易になったのは喜ばしい。映画ビジネスとして一つの新たな流れになってほしいと願います。
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