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乙彦

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やさしいそろばんのほん

竹内 乙彦 
やさしいそろばんのほん
やさしいそろばんのほん
やさしいそろばんのほん
定価:¥ 286
新品最安価格:¥ 286
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小学1年の息子へ はじめてのそろばん

「しょうがくしゅざん」の準拠本。
価格も安いし興味を持って一緒に「いちばんわかりやすいそろばん入門」も購入しました。
こちらだけではやっぱりまかなえず、他のテキスト的な本と一緒に使うのには良いと思います。
計算方法ごとに(指使いごとに)ページが分かれ、
たとえば、
・3+1の計算←足して5までのもの
・12+31の計算←10の位から足す方法
・8−5の計算←5の玉を動かす計算 …
たまを動かす指の使い方が絵で示されていて全くの初めてでもわかりやすい。
そろばんの図も、動かすたま、置いたままのたま、動かさない玉が色別になっているので
小1の息子も自分で見て進めていたりします。


まったくの初心者にはどうかな

レビューをみて パッチーくんシリーズとどちらか迷って 両方買ってみました。
小1の初心者に私が教えるためでした。
私は経験者ですが こどもの(本当にまったくの初心者の)入門としては 次々2巻3巻と続けていけますし パッチーくんが向いているかと思います。
逆に少しかじっていたり 中学年くらいなら こちらでもいいかも。パッチーくんはキャラクターによる説明や 数字をなぞったりする部分がありますが こちらは全くそういう部分はなく 問題集にちょっと解説がついている、くらいのものです。(ちょっと、とはいえ 初心者でも理解できる説明です。)
うちは パッチーくんで基礎を固め こちらは仕上げの問題集、という使い方をしようと思います。← まだパッチーくんを少しかじった程度なのでやってませんので星4つです

内容からしたら お買い得だと思います。


5歳の息子がやっています

息子は3歳から一年間、そろばんの教室に通っていましたが、
繰り上がり、繰り下がりが難しく、一年前にやめてしまいました。
久しぶりにそろばんを見つけてやってみたいと言い出したので、
また教室に通わせるより、家でちょっとづつやらせようと思い、
かんたんなドリルを探していました。
他にも色々なドリルを買ってみましたが、これが一番良かったです。
一年もやっていなかったせいで、玉の動かし方から、何もかも忘れていましたが、このドリルはどの指で動かすか、どの玉から動かすか、ちゃんと絵で説明があり、5歳の息子でも良く分かるようです。
始めのページから順番にやっていけば、親が教えることなく、
ちゃんと出来るようになる仕組みでした。
しかも、繰り上がりや、繰り下がりがない計算でも、2桁の計算が出来たことがうれしいようで、毎日ちょっとづつやってくれています。
まだ全部は出来ていませんが、全部終わる頃には、かなり出来る子になると思います。
しかも、お値段が安い!
下の子のために、もう一冊買っておこうと思っています。


使いやすい。

最近の子供は 最低でも2つ以上は 習い事をしていると聞いておりましたし、実際 自分の子供以外の子供は みんな ピアノ、英語、スイミング、お子様塾、などなど 習っていると聞き ビックリしたものの、自分の子供にも 習字とそろばんは 習わせたいと思っていたのですが、子供本人に「絶対に嫌!行きたくない!」と拒否され、「家でやるのなら いい。」と言われ、自宅でそろばんを教えられる教材を 探している時に この本に出会いました。
自分自身は そろばんを習っていた為、暗算なども簡単なのですが、算数で苦労している子供に 「がんばって勉強すれば 算数の計算なんて 簡単になるんだよ。」と言い聞かせながら この本を読ませ、そろばんの持ち方、使い方などから教えました。(小学校の算数で習ったのですが、すっかり忘れてしまっていたので・・・・。)

本当ならば もっと小さなお子様用だと思うような タイトル通りの「やさしいそろばんのほん」なのですが、算数の授業ではじめて そろばんの使い方を知り、「苦手意識」が強く残ってしまっていた 我が子には かえって ものすごく「かんたんなんだ。」と思う事が出来、大正解の本でした。
お値段も とってもお安いですよね。
よっぽど 本屋さんに置いてある本よりは ずっとずっと内容もよく、おすすめです。

また 週に何回も何時間も そろばんへ習いに行かせるよりは 色々な意味で 安心ですし、格安ですし、時間の自由がきくのが 良いですね。
反対に、つきっきりで教えなくては いけなくて、時には どうして わからないの?!とイライラする事が 多々ある事もあります。

とりあえず、そろばんに 習わせる前に「こんな感じの勉強をするんだよ。」と教える本として使ってみても 良いと思います。


小学校1年の子に使いました

初めてそろばんに触れる子にとって、やり易い問題から始まっているので親も教えやすく購入して良かったです。学校の算数の手助けになるかとやらせてみたのですが、目的にはぴったりでした。


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悪魔のささやき (集英社新書)

加賀 乙彦 
悪魔のささやき (集英社新書)
定価:¥ 714
新品最安価格:¥ 714
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攻撃性

作者は司法精神医学に通暁し、フランスに留学し研鑽し、数多くの精神鑑定実務にも習熟した精神科医であるとともに、カトリックを信仰し、優れた大文学者でもある。
悪魔のささやきという題名であるが、様々な語り口で人間の悲劇を語る、そのキーワードとしてのそれと解したい。
人間の歴史に現れた様々な常軌を逸した破壊と憎悪、その悲劇の数々を物語り、更に人間が本来持つ悪魔性に触れつつ、その普遍的事実といもいえる「悪」について考えさせられる。
読者は、各々の物語でその「悪」に礼拝し、賛美し、更にはそれに殉じねばならなかったその悲喜劇に想いを馳せることで暫しの心の均衡を保つことができるかもしれない。


が、その「悪魔のささやき」という言葉の持つ静的な文脈よりも、「攻撃性」「行為」という時間軸に沿った人間の「悪」をより精緻に記述したのは精神医学の中でも精神病理学ではなかったのかと思う。
攻撃性への抑圧を制御してきたのは「自我」の持つ健全性であったはずなのであるが、その健全性を担保し得るものが容易に失われる、あるいは一時的に機能不全に陥りやすいのが現代の病なのかもしれない。

その機能不全の病理の精緻な記述こそが、今後の精神科医に課せられた課題でもある。この課題が難題であり、常に事後的に過ぎないのは、昨今の金融危機における経済学者の困惑と共通していることも同じであるが。


犯罪者になる瞬間

 殺人犯についても、自殺者についても、悪魔がささやくのだそうです。

 凶悪犯罪の犯罪者の多くは、普通の人達であり、それが悪魔のささやきで罪に至る。
 悪魔は、一瞬にささやくともあり、1年、2年とささやき続けることもある。

 自殺も、悪魔のささやきがあったとしか思えない。
 自殺した人達は、助けられた後に、皆さん異口同音に「助かって良かった」と言うそうです。命を絶とうとした最後の瞬間については、ほとんどの人が多少表現の違いがあるものの、ややり、「悪魔がささやいた」というようなことを口にしていた。

 精神科医で犯罪心理学者である作者が、犯罪者との面談や臨床医の経験、さらにヨブ記、失楽園などまで広がる人間の心理についての奥深い洞察を、悪魔のささやきとして位置づけて語った良書です。


世の中は悪魔のささやきで満ちている

このような本を読むと,実は毎日のように悪魔にささやかれているんだなと改めて認識します.そして,そのささやきに耳を傾けるかどうかは,その時の精神状態に大きく依存するのでしょう.そして,これは理性や判断力とは別の次元の話のような気がします.

私自身もいつ何時,心のすきまに悪魔のささやきが入ってこないとも限りませんし,本当に心にポッカリと穴があいてしまえば,抗しきる自信も実はなかったりします.悪魔につけ込まれないために広い視野を持ち,宗教の本質を知り,死のむごさと向かい合いなさい,そして人格を育て,確固とした人生への態度を身につけなさいと説いています.ただ,そうだとしてもそれでも心のすきまに入ってくるのが悪魔のささやきではないかと思います.

ちょっと怖いですが,いろいろな事例をもとに自分の心の内面と向き合うことのできる1冊です.


魔がさすとは?

 「現代日本で起こっている不可解な出来事、犯罪、自殺、いじめ、特に子供が被害者となる殺人、そして流行を追っていうこと」を著者は、比ゆ的に「悪魔のささやき」と呼び、日本の危うい状況を精神科医と作家の目から見て分析し、警鐘を鳴らしているのが本書です。

 著者は、文学的・宗教的ニュアンスのある「悪魔」という言葉は使いたくなかったそうですが、他に適当な言葉がないため、この言葉を使ったと述べています。まさに現代日本に起こる出来事や事件には、悪魔にささやかれたとしか思えないことが頻発しています。それがなぜなのかを社会の刑務所化や関心の狭隘化(きょうあいか)といった用語で分析・説明し、悪魔のささやきに惑わされないための提言を行っている、まさに今こそ読むべき緊急の書です。

 新書ながら密度が濃く、自分はそんなものには騙されない、惑わされないぞと高をくくっている人こそご用心。


うお!

正直、敬意を込めて「よくこの本を出したなー」と思った。

この本をこの世に出すってなかなか出し、加賀さんも多分相当狂っているだろうなと感じる。

ネガティブなことをネガティブのまま終わらせず、うまくポジティブな方向に持って行ったいい本だと思う。

この本を読むには勇気と狂気と酔い止め薬か頭痛薬がいると思う。

僕は、読みながら吐き気がしたし自分の狂気を抑えるのに苦労した。

それと頭痛がした。

それほど、素晴らしい本であった。

悪魔のささやき・・・、僕もありますよ。

「こっちにおいで」って手招きされますからね。

最後の方の個の確立の大切さ、僕も同意です。



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死刑囚の記録 (中公新書 (565))

加賀 乙彦 
死刑囚の記録 (中公新書 (565))
死刑囚の記録 (中公新書 (565))
定価:¥ 714
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精神科医が死刑囚を研究した本。

死刑囚と関わった精神科医の著書。死刑という刑罰を客観的に諭しているが、読後には著者の「廃止」の理がよくわかる。

死刑囚には独房で拘禁反応が顕著にみられ、自身の存在や犯罪歴が、人事のように感じ、虚言や暴れるといった問題行動も多い。問題は、それを「自覚」できない点であって、罪を反省することはもとより、死刑の刑罰すら理解できないことも少なくない。そして、独房には拘禁反応を助長する材料が揃っていて、抑止するものが何一つない。

囚人が精神を患うと、それが独房で助長されて罪の重さや贖罪の念が風化しかねない。その中で刑を執行することに意義があるのか―。と、読み取れる。

また、ある囚人が発した「殺すために生かしている」という点で日本の死刑制度(執行までに時間がかかりすぎる)の提起を、考えざるを得ない。

死刑制度を廃する参考文献の1つとして実に秀逸だが、本書に登場する死刑囚は、男性ばかりである。女性ではどのようであるのか、その点が知りたかった。ので、☆3つ。。。


精神科医という視点から見た「死刑廃止論」の基本文献のひとつ

先日古い本を整理していて発見、一気に再読した。
東京拘置所で精神科医として多くの死刑囚と接してきた著者の、「死刑執行に至る拘禁状態」という独自の視点から死刑の廃止を求めた書である。

購入は発行間もない時期である。発行以降の二十余年を振り返ると様々なことがあった。
まず免田さんをはじめ、再審で死刑から「帰還」を果たした人が何人も出た。
さらに私にとって最も衝撃的なのは本書にも登場する戦後の日本法医学の大権威とされた人物の数多い「血液鑑定」が、その死後になって(!)事実上「捏造」であることが明らかになったことである。

にもかかわらず、いやヨーロッパ諸国から期限付きで死刑制度の再検討を米国とともに求められながら日本は無視し、「死刑制度維持」の意思表明としてここ数年は毎年1〜2人の死刑執行を行っている。
しかも議論を避ける為に国会の休会時に執行するのが常態化した。想像するに今の拘置所では死刑囚は国会の閉会・延長にも過敏になっているだろう。

本書は発行後四半世紀を経たし極めてユニークな立場からのものではあるが、読んだ方はお解りのように随所で著者が検討している被告に対する「精神鑑定」の不確実さとあわせて、「死刑廃止」に関する基本文献のひとつとしての地位は失っていない。
むしろ、前述のように死刑を巡る「科学的鑑定」の不確実さという点では現在の方が多くの問題点を提起しており、輝きが増しているように思う。

法務省は死刑制度維持の理由として「国民のアンケート」が維持多数を示していることをあげるが、死刑廃止国(事実上の廃止も含め)の多くが民意に「反して」、高度な政治的判断として「廃止の道」を選んでいる。日本より先に廃止への道を選択した韓国もそうである。
が、悲しいかな、我が国の国会は「議論の場」としての機能を殆ど失っている。

このページを見られるような理性的読書人に是非購読して、この大問題に向き合って欲しいと願う。



作家と死刑囚とのあいだの対話の記録

加賀乙彦氏は、現代日本を代表する小説家であり、精神医でもある。東京拘置所の精神科医官となり、多くの死刑囚と面接する立場になった。この作家は、死刑囚たちが置かれている極限的状況下の心理を分析し、報告している。精神医として死刑囚たちの様々な異常心理、病的状態を科学的に観察する態度を保ちつつも、実際に拘置所で創作に目覚めた死刑囚と文学談義をしたり、信仰に目覚めた死刑囚と人生、宗教、神について語り合ったりして、人間的な絆が結ばれたこともあったことも伝えている。最後に死刑囚と無期囚の違いが吟味されるが、実はこの点は、著者が範とするドストエフスキーの創作の秘密と深く関わっているので、同じ中公新書の著者の『ドストエフスキイ』も合わせ読まれることをお勧めする。

死刑囚の実態

精神科医の著者が、死刑囚がどのような精神状態になるかを
淡々と述べている。特にここに出てくるクリスチャンの死刑囚との交流が
後の彼の著書「宣告」を生んだ。
いつ死刑になるかわからない、という精神的に追い詰められた状態にある
死刑囚の描写は、ときに本から目をそむけたくなるほど、ショッキングだった。



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