![二十四の瞳 デジタルリマスター2007 [DVD] 二十四の瞳 デジタルリマスター2007 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31g%2B9A8f9NL._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
一番好きな日本映画二十四の瞳というのは、この物語の主役の教師(高峰秀子)が、初めて受け持つクラスの、12人の子供達の瞳の合計を表していて、物語は、その子供達と教師との、人生を通して続く心の交流を軸に、太平洋戦争へと突き進む時代の流れと終戦後までを、美しい島(小豆島)に住む人々の生活を背景に、淡々と、しかし丁寧に描写してゆきます。
この映画には、様々な歌(や音楽)が、島に寄せてはかえす波のように流れますけれど、それは決してただのサウンドトラックなどではありません。時代の流れや、登場人物達の感情や人生そのものまでを表現し観客へ伝える、最重要ファクターの役割を担っています。
主人公達は一見、泣いてばかりいるように見えます。しかし二十数年を描くこの映画は、主人公達の人生のターニングポイントに焦点が当てられていることを考えると、人生の多くの場面で主人公達はむしろ、涙を流さずに耐え、運命と正面から向き合い、戦っている姿が浮かび上がります。
さらに主人公達は、互いの悲しみを分かち合って泣きます。この映画を愛する人も、そのことがわかるから、主人公達の気持ちを想い、一緒に泣きます。
『二十四の瞳』は、感動の押し売りは一切しません。
この映画は、戦争の無意味さを。そして、他人のために流す「涙」が、決して弱い者の「涙」などではないことを、互いを想って一緒に泣くことが、どんな言葉よりも、ましてやお金や物なんかよりも、ずっとずっと人生で価値があるということを、観客に、静かに語りかけます。
最後に、とある日本の詩人の言葉を紹介して、レビューを終えます。
<涙は人のつくることのできる いちばん小さな 海である>
NO.45「に」のつく元気になった邦画<元気コメント>
戦前・戦中・戦後まもなくという時代を知らない私にとって、当時のリアルドラマが、生き残った者、後へ続く者としての生きることの大切さ教えてくれました。
邦画もなかなかいい教師ものは、あまり好きじゃない(特に○八先生)。邦画にも偏見があって、この作品も
見たことが無かった。それが、最近見たある先生ドラマがよかったのと、主演女優のエッセイ
を昔読んだこともあり、見る気になった。そして、不覚にも涙がこぼれてしまった。
「仰げば尊し」が何日も頭の中から離れなかった。この言葉は、大石先生−高峰秀子さんに
こそふさわしい。日本映画を見なおした。
紛れも無い名画静かな、淡々とした画面の端々から、木下惠介監督の戦争に対するどうにもならない怒りを感じました。戦後10年と経たない時期にこの映画を撮りあげた事に只々敬服します。もう説得力が違います。戦争場面の一切無い、小豆島の美しい情景と、数々の懐かしい歌と音楽、老若男女の心のこもった演技に彩られた「究極の反戦映画」です。涙なしには観られません。多くの方がこの作品を観るのを願うばかりです。
子供達の成長に関われるという幸せと苦悩。教師は、沢山の子の成長に立ち会える、貧乏だったり、裕福だったり、それぞれの夢を追ったり、家庭の事情で夢を諦めなくてはならなかったり、人生途中で死んでしまったり。小さな子ども達の成長や悩みに介在すると言う意味では、ある意味親と子の関係、しかし、やはり先生と教え子という他人の関係ゆえ、先生ができる事、してあげられることも限られている。そして戦争と言う状況下では、沢山の教え子の死に向き合わねばならない。二十四の澄んだ瞳の輝きを濁らせたくないという思いと、一方でどうにもならない他人の人生。この映画はどうにもならない他人の人生に、関われること、成長に立ち会えることの素晴らしさを教えてくれます。是非いろいろな人に見ていただきたい映画ですし、特に小学校の先生になる方には見ていただきたい映画です。これを見て先生になるような人が増えれば、日本も変わるのではないか、、。とも思ったりいたします。傑作です。
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