![[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~ [新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~](http://ecx.images-amazon.com/images/I/314G8%2BchvCL._SL500_.jpg)
![[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~ [新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41LXdB8iTNL._SL500_.jpg)
![[新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~ [新世界]透明標本~New World Transparent Specimen~](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41rfEcuKlwL._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
これはもう芸術です。科学館でたまたま見た透明標本が、自分でも作製できると知り、興味を持っていろいろと調べていたところこの写真集に出逢いました。掲載されている標本は、すべてたいへん美しく、もはや標本の域を超えて芸術作品と呼ぶのが相応しいです。幻想的な赤と青に透かし出された非日常的な生物の姿に心を魅かれます。
アート、デザインとしての写真集として楽しむべき本ですこの写真集に掲載されている写真は、
「透明標本作成の手法を用いて作成された『作品』(?)」
であって、
『標本』として評価すべきものではないように思います。
カラーバランスを調整してあったり、
個体の一部をわざとぼかしたりしているので、
骨格の観察には不向きです。
しかしながら、透明標本の手法を用いた作品をモチーフにした写真集はこの本が恐らく初めてでありましょうし、
デザイン関係の写真集として楽しむのであればよいのではないでしょうか?
透明標本を科学的に捉えるか、
アート、デザインとして捉えるかによって、
評価が大きく分かれる写真集だと思います。
骨の綺麗な写真が見たい「骨の写真が見たい…」
「綺麗な写真が見たい…」
疲れたときや癒されたいときよくそう思いますが、
この写真集はそんな願いを叶えてくれました。
染色された骨格は美しく精妙で、時間を忘れて見入ってしまいます。
生き物の遺骸を弄んで慰み物にしてるという背徳感もたまりません。
理想を言えば、人間の透明標本も見たいところですが(老若男女豊富なサンプルで)、
まぁ法的・倫理的な問題をクリアするのは難しいでしょうね。
解剖学的な解説が少ない、学術的に見て不正確だ、という批判もありますが、
きっと「木によりて魚を求む」という言葉を知らないのでしょう。
解剖学の専門書ではなく一般向けの写真集なのだから、そういうつもりで楽しめば良いと思います。
実に美しい透明標本の写真集。偶然の産物かもしれないが、詩的領域にまで達している。ほぼ同時期に上梓された『驚異! 透明標本いきもの図鑑 (別冊宝島 1663 スタディー)』が、書名通り、「透明標本を用いた生物図鑑」であったのに対して、本書は「透明標本そのものを鑑賞することを楽しむ本/写真集」である。
同じ「透明標本」をモチーフとしながら、スタンスが全く異なる二つの本が、しかもほぼ同時期に上梓されると言うのは面白い。両者の違いはいわば、「水族館の水槽と商業移設の展示水槽の違い」。あるいは「動物園とペットショップの違い」。そんなところか。
ただ、この本が単なるコマーシャリズムに終わらなかったのは、後半に掲載されている、カエルを飲み込んだヤマカガシの写真のお陰だろう。透明化されたヤマカガシの骨格の上に重なった丸い陰が、まるで何かに手を合わせるかのような姿で生きたまま丸呑みにされて絶命したニホンアマガエルの骨格であることに気付く時、それまではまるで美しくも人工的なオブジェに過ぎないかのように見えていた透明標本のそれぞれが、かつては紛れもなく生きて動いていた生命そのものの変わり身であることを認識して、我々は軽い戦慄を覚えるのである。
それが著者の計算によるものか、偶然の産物によるものかは分からない。ただ、ヘビとカエルとの間で交わされた生命のやり取りの瞬間を固定化に成功した、ただ美しいだけではない標本の緊張感が、本書全体に新たな意味を与え、もしかしたらただのスノビッシュな写真集に終ったかもしれない本書を、一つの映像詩の領域にまで高めている。
願わくば本書を手に取った人が、ただ自然の造形の妙に心奪われるだけでなく、そこに宿っていた生命の不思議に共感し、吠え、噛み、暴れ、毒を放ち、臭い息を吐き、排泄し、病んで死んで腐敗する、生き物の命そのもののへの関心と敬意とを抱いてくれますように。本書がそのきっかけになりますように。
心から祈りたい。
ハッとする美しさ。「新世界」とタイトルに付けられているように、
いつも見ている・知っていると思っていた生物たちの新しい世界。
学術的な情報がほしければ専門書をひもとくのが一番ですが
この本は手軽で、プレゼントにも最適。
解説がシンプルでレイアウトが良いと思います。
生物に命があった時の躍動感が伝わるような美しい写真が特徴で
透明になった筋肉を支える、染色された骨のデザインにワクワクします。
生物って素晴らしいですね。
魚、甲殻類、軟体動物、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類。
様々なカタチに興味がある方は是非、手に取ってもらいたいです。
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