![休暇 [DVD] 休暇 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41%2Biusy85EL._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
暗くて長いとにかく無駄に長い。余韻でもなく意味のない間が嫌だった。
死刑囚の絞首刑の支え役をする代わりに、休暇を取ることが出来、
かねてからの新婚旅行に行くことになるお話し。
とっても時間のある時に見るにはいいのでは?
あまり知られることのない「刑務官」のおしごと死刑囚を抱える刑務所での「支え役」という仕事にスポットを与えた作品。2007年上映。原作は吉村昭の同名小説。出演は小林薫、西島秀俊、大塚寧々、大杉蓮など。映画「おくりびと」の納棺師と同じように、世間一般ではあまり知られていない刑務官という職業。しかも死刑執行にあってて発生する「支え役」という仕事があることを知っている人はほとんどいないと思います。その「支え役」を担当した刑務官は1週間の休暇がもらえる規定があります。
中年の刑務官(小林)は子持ちの未亡人(大塚)と結婚することになりますが、そのタイミングで死刑囚(西島)の刑が執行されることに。上司は結婚を控えているのだから支え役は免除ということで配慮してくれますが、なぜか中年刑務官は支え役を志願し、その代償として得た休暇を新婚旅行にあてます。配慮を無下にされたことで怒る上司、そしてなかなか懐いてくれない結婚相手の連れ子。ありきたりの表現ですが「生と死」について考えさせられる作品です。刑務所の刑務官というと勝手なイメージでは、厳格で冷たい印象をもってしまいますが、実際には人間ぽくて、当たり前のように優しい。
小林薫も西島秀俊も難しい役を淡々と演じています。したがって映画そのものは実に粛々と進行します。死刑の執行場面も極力感情を抑えた描写だけに、逆に人の死が訪れることへの重さを感じさせます。ふだんは温厚な死刑囚でも、まさに虫の知らせなのか独房で暴れるのは、「生への渇望」なのでしょうか?刑を受けることを悟った西島が小刻みに震え続けるのはどんな凶悪犯でも起こり得ることなのでしょうか?そして、新婚旅行中も刑の執行が頭から離れず、思わず嘔吐してしまったのは、死への手助けをしてしまったことへの表現しがたい感情なのでしょうか。
実に重たいテーマをもつ作品ですが、救いは西島から絵を受け取るシーンと、連れ子の肩に手をかけながら夕暮れの町を歩くラストシーンです。何でもないような日常の中に潜んでいる「生と死」について考えさせる作品です。
いい映画だが、特典映像0分というのは寂しいぞ・・・本作は、山梨の地元映画として製作されている。それも山梨日日135周年、YBS55周年という何となく半端な記念作として(笑)。内容に関しては文句のつけようがない良作だ。本作で死刑制度の是非を考える、というシャシンではないが、ひとりの刑務官が「生と死」に向き合う姿は、共感するところも多かった。小林薫、大杉連の芝居も最上だったし。ただし、本レビューは単純な映画評ではない。まあ、無難な特典映像でも付いていれば、特別本欄にコメントすることもないのだが、逆に予告編も付かない特典0、というのは突っ込まざるを得ないぞ(笑)。山日グループが総力を挙げて作ったのだから、当然YBS用に山のようなメイキング映像が残っていると思うのだが、なぜそれらを公開しないのだろうか。LDの時代だって、予告篇くらいは付いていたぞ。地元試写会の様子とかも観たいじゃないか。これだけの名優を揃えたのだから、俳優たちのコメントも聞きたかったなあ。セル用DVDはレンタル用とは違う。保存版として購入しているので、やはり何かしら付けるべきだと思うのだが・・・。作品は4つ星だが、DVDパッケージングとしては不満足なので、1つマイナス。
これもある意味“おくりびと”人の死をテーマとした「おくりびと」がアカデミー賞に選ばれましたが,本作も“死刑”という人の死と,それに携わる人たち,その周りの人たちを描いていて,ハートにジンワリと効いてきます。
筋書き良し,役者(演技)良し,単に泣いたり笑ったりするだけじゃなくて,登場人物のそれぞれにドラマがあり,見る者に自然とそれが伝わるという,やっぱり映画はこうでなきゃ。
主人公の平井(小林薫)は,死刑囚の看守を勤める刑務官です。真面目に職務をこなす彼が,夫に先立たれた子持ちの女性(大塚寧々)と見合いで結婚をすることになります。妻と子を得た彼は,長い休みを欲するようになりますが,そんな時,金田死刑囚(西島秀俊)の死刑執行が言い渡されます。
執行日が決まると,ロープを首にかける役,床板を外すスイッチを押す役など,刑務官の中から担当する役が割り振られます。中でも吊るされた死刑囚の体を下で支える“支え役”は,最も敬遠される役割ですが,務めた者には一週間の特別休暇が与えられます。
映画はこの“支え役と特別休暇”に焦点を当てながら,刑務官と死刑囚と彼らを囲む周りの人たちの心情を描いており,新婚生活に向かって進行するシーンと,処刑に向かって進行する拘置所のシーンを交互に映し出すことで,生と死の両局面を鮮やかに対比してみせています。
平井と組んで支え役となるも,腰を抜かして床にへたり込む定年間際の刑務官に菅田俊,平井の支え役志願に激怒する上司に大杉漣,軽率な新人刑務官に柏原収史と,脇役陣もそれぞれキラリと光る好演を見せています。
ラストの親子三人の姿が描かれた子どもの拙い絵は,果たして金田が平井に贈った絵と何が違うのでしょうか。死刑制度そのものについても考えさせられる秀作です。
淡々と・・・重い私はこの映画を見るまでは死刑については賛成だったものの、見終わってからは、賛成・反対どちらかきかれても即答できなくなりました。
もちろん罪は償わないといけませんが、必ずしも死刑は必要なのだろうか、と。
命を断ち切られることで罪を償ったことになるのだろうか、と。
小林薫さん、大杉漣さんのキャラのせいかもしれませんが、お話は比較的淡々と過ぎていきます。刑務所の日常はリアリティがありました(本物を見たことはありませんが・・・)。
死刑囚を演じた西島秀俊さんが諦めを漂わせつつも静かで透明感のある美しさで、その姿に心を打たれました。
ただ、やはりテーマがテーマだけに重かったです。
淡々と重い感じでした。
劇場に見に行ったのですが、その直後に幼女連続殺人事件の犯人だった人の死刑が執行されたこともあり、死刑制度そのものや、死刑の意味についていろいろと考えるところがあり、見終わってからしばらくは重い気持ちですごしました。
死刑執行の担当といっても1名ではなく、死刑囚の体を押さえておく人(2名)のほかに、スイッチを押す人(3名)やその他の仕事の担当の人も必要で、一度の死刑であんなにたくさんの係の人が必要だということは映画を見るまで知りませんでした。
今までは新聞やニュース等で死刑があった旨が報じられても、刑務官の人のことなどは全く意識していませんでしたが、これからは「死刑執行」のニュースを見るたびに、この映画のことを思い出すことになると思います。
裁判員制度の導入を控え、この映画は死刑の意味や制度そのものについて考える機会になるのではないでしょうか?
見終わった後、気分的にしんどくなったので☆3にしようかと思いましたが、西島さんがとてもよかったので☆4にしました。
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