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クチコミ情報
今までとこれから公館に火を放ち、鬼火は地下に姿を消した。
鬼火討伐の依頼を受けた仁は、
公館と協会反主流派の援護を受けて追撃するが…。
今まで続いてきた公館に、これから続いて行く公館が立ち向かい、
何度も退けられつつも、その中から自分達の背負うものを見つけていく。
そんな感じがした一冊でした。
今まで活躍が伏せられていた係官、八咬の獅子奮迅の戦いぶりや、
公館の歴史、これまで姿を現さなかった謎の係官についての言及、
そして、公館と一方的に関係を絶った、協会主流派の策謀などが語られ、
いよいよ、今後が楽しみになってきました。
濃厚相変わらず濃厚で濃密な世界です。
毎巻ですが、怒涛の展開。
公館を焼き落とした鬼火と、その意図を理解しながらも追撃する仁。
その先で目撃する協会、円環世界の野望、黒幕九位、強敵雷神クレペンス。
円環少女の特徴として、善vs悪という単純な図式ではない、はたまた組織vs組織の対立の図式でもない、
非常に複雑な政治的対立と人間と魔法使いの対立、それが絡み合い、各人の思惑が入り乱れるわけですが、
その主人公もまた、自分の欲望の為に、ただメイゼルのために、エゴ全開で突き進みます。
SFファンタジーな要素も大きいですが、この難解さはライトノベルと単純に片付けられません。
バトルあり、笑いあり、ちょびっとだけ萌え要素もあり。
読み応えのあるものを探している方がいたら、是非お勧めします。
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