前作「お笑い・真夏の夜の夢」はとても素晴らしいものでした。
演技に関することは本業の人から見れば怒られるのかもしれませんが;
ですが、それ以上に芸人さん個人個人の動きが発揮出来ている
とても魅力的な舞台になっていたと思います。今回も、ナマで見ることは出来ませんでした。
「「お気に召すままーん」舞台の表裏全て見せますSP」 を見て、
私は最初、前作より面白くないかもしれない…と思っていました。
きっとテレビでは一部しか見られませんでしたし、
本当に面白いと思うような所はカットされていたからだと思います。
DVDを買って見たときの面白さといったらもう…!
全部を通して、芸人さんたちの体をはった動きを見るからこそ、
面白さが出てくるんでしょうね。
その時々の旬な芸人さんも居て、少し涙が出そうですけども(笑)
前作も今作も、お笑い芸人さんが好きな方にとっては素敵な作品だと思います。
物語もなんとなくわかりますしね。
実際、私はこの2作を知りませんでしたから多少勉強になりました。
「真夏の夜の夢ってこういう事だったのか!」と。
どうやら、当時のシェイクスピアの舞台も全員男の役者だったと言いますし
配役はまったく問題はないんじゃないでしょうか(笑)
むしろ似合って見えてくるので本当に不思議です…;
前作に比べるとお芝居感は薄まったとはいえ、結束のかたまった彼らのヒートっぷりは、昨年以上。事務所の枠を超えて芸人たちが一夜の夢に賭ける、その気持ちを共有できるなら、絶対にお買い得です。 座長ウッチャンはもとより、必死さの中にも、ひょいと哀しみをたたえた表情までみせる主役、さまぁ~ずの三村さん。あるいは、恋する乙女を演じる大竹さんを愛らしいとまで思ってしまう瞬間も。彼(彼女)をサポートするイトコを演じるおさるさんも息の合ったところをみせていますし、そのほか、全員が昨年以上の演技力を披露しています。
もちろん難を言えばキリはありません。それぞれの芸人さんに見せ場を、ということだったのでしょう。途中に一発芸があったり、大喜利があったり、ちょっと詰め込みすぎ、散漫かな、と思う箇所があるのは否めません。が、それぞれの出演者が、自分が活かされていると思えばこそ、キャリアに関わらず、生き生きした表情で体当たり演技できるんでしょうね。
45分にもおよぶ、特典映像もファンなら見て損はありません。ウッチャンの台本執筆シーン、初稽古のとまどい、衣装合わせで見せるうれしそうな表情、当日の楽屋入りから、緊張の面もちでメイクしてもらう各々のきりっとした姿、そして幕がおりた後の男泣き…。舞台ってホントにいいですねっ!と、まるでどこかの映画評論家のようについついつぶやいてしまいます。
何よりウレシイのは、次への期待感を膨らませてくれること。次は、ひとつのストーリーとして更に完成したものを観たい!そしていずれは、ファン以外が見ても「おっ!」と思わせるものをやってくれそう!と夢を見せてくれるDVDなのです。