![NHK大河ドラマ総集編 花神 [DVD] NHK大河ドラマ総集編 花神 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61m2OWO1Q5L._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
その男、村田蔵六=後の大村益次郎である。長州藩を未曾有の危機から救い、希望という花を植え付けた村田蔵六。 この決して派手さのない人物が後々の陸軍発祥の第一人者になるのだから歴史とは奥深い。 幕末から明治へと刻々と変わっていく過程も分かりやすく秀逸な作品。
司馬・NHK・中村入魂の力作NHK大河ドラマ史にいまなお燦然と輝く名作。原作・脚本・演出・キャスト(そして決して忘れてはならない林光の名曲)と四拍子も五拍子も揃った快作で、いまだにこれを凌ぐ大河はないと主観ながら感じ入る。
幕末・維新ものは視聴率が取れないのは昔も今も変わらないが(苦笑)、だからこそこの時代はマニアックな要素に事欠かないのだ。先日、「篤姫」においても素晴らしい井伊直弼を見せた中村梅雀の父、梅之助がヘタクソなオランダ語で頑張る姿も初々しい大村益次郎の勇姿(私は幼いながら、男の真価は容姿ではないというメッセージを真剣に受け取ったものだ)、知性と無鉄砲な情熱とを渾身の演技で見せた篠田三郎の吉田松陰、不敵でありながら人情を滲ませる中村雅俊の高杉晋作なども実に素晴らしい出来で、これら同じ司馬の「世に棲む日々」をも巧みに絡ませる憎い演出だ。しかも浅丘ルリ子演じるシーボルト・イネとの徹頭徹尾ストイックでプラトニックな愛情劇がまた泣かせる。「手を触れることで始まる恋よりも、手を触れることで終わる恋のほうがよほど幸せなことだってある」と看破したのはジャン=ジャック・ルソーであったか。それを地でゆく徹底ぶりで、見るものの目頭を熱くせずにはおれない。
村田蔵六あらため大村益次郎が、その卓越した知力をもって世にその名を轟かせ、いかなる時も冷静さを失わずその道を邁進し、そして美しく散る姿は、本当にしびれるように美しい。こういうヒーローは大河ドラマでも空前絶後で、もう少し融通の利く俳優でリメイクすれば、日本の若者の大学進学率も向上するのではないか。
林光のテーマ音楽も感涙を誘う名曲ぶりで、私見ではこれに匹敵するのは山田公平の「御旗のもとに」くらいしか思い浮かばない。そしてN響を指揮するのが確か山田一雄ではなかったかと記憶するが、もう本当に涙なしではオープニングすら見られないのは私がおかしいのか。
大河を見て「男に生まれた以上、こうやって生きてみたい」と思ったのは、後にも先にもこの作品が初めてだ。そんな素晴らしい維新のエネルギーと、もう懐かしんでも得ることのできない昭和の美しい郷愁とが絶妙に醸す、永遠不朽の名作。
チャプターを切ってくれ・・・ 内容はいいのである。むろん。しかしNHKが出すDVDは、チャプターをまるで切っていないという大欠陥がある。完全版なら一話まるごと一チャプターだし、総集編に至っては一枚まるごと一チャプターで、まあ32倍早送りで対処できるのだが、チャプターくらい切って欲しい。
大河ドラマの最高峰この作品は私が中学の時の大河ドラマでした。前作の「風と雲と虹と」が素晴らしい作品でしたが、花神はこの作品すら軽々と越えてしまう最高の作品です。特に、高杉晋作が4カ国戦争の賠償交渉で英国との交渉にのぞみ、伊藤博文に「古事記」を語らせるシーンにはいまでも、笑いながらも、涙がとまらない、名シーンだと思います。
作品は☆5。商品としては☆1私のように大河ドラマに接して日の浅い世代がこの年代の作品を見ると、
先に映像や演出の面でどうしても、「古い!」と感じてしまうことが必ずと
言っていいほどあるのですが、それすら気にならないうちに一気に全部
見終えてしまいました。吉田松陰の純粋で真っ直ぐな性格、高杉晋作の
燃えるような熱さ、村田蔵六の徹底した合理主義・冷静さ等、それぞれの
主人公のキャラクタが立っていて、有無を言わさず話に引き込まれます。
近年では、現代的な価値観に合わせてとにかくわかりやすく見やすくした
大河が主流ですので、本作のように男の生き様を熱く、生き生きと描いた
作品は、より価値が高まるのではないかと思います。
ただ、DVD商品としての評価は限りなく☆0に近いです。
5年近く前の発売とはいえ、チャプター1つ切ってないDVDなんて初めて
見ました。しかも、タイトル画面は4枚全て同じメニューが使いまわされて
います。(「○○はDisc○に収録」の文字の部分だけ変えたシロモノです)
手抜きの製作というよりも明らかにDVDという商品の特質を全く理解して
いない者が作ったという感じで、作品が素晴らしいだけに余計に残念です。
こういった仕様は、最近発売された過去作のDVDでもほとんど改善されて
いませんので、DVD商品としての標準的な仕様を満たすことはもちろん、
結構高めの価格を考えると、せめて主な出演者の対談・インタビュー等の
特典くらいは検討していってもらいたいです。
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