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クチコミ情報
テンポがいい作品です24時間なんてすぐに経ってしまう。
核心の出来事は5時間で収まってしまうことになっているので、余分な移動時間やら何やらを考えるとほぼリアルタイムで物語が展開していきます。
そういう緊迫感はいいです。
一方で、科学とか宗教とか、そういう深い話をじっくりしている暇は無いので、それはかなり残念な感じですね。
展開は早く、常に「後手」を踏む。謎解きを楽しめるような作品ではないですね。ヴァチカンで教皇が急死する。同時期にスイスの研究所から恐るべき破壊力を持つ“反物質”を盗み出された。
犯人は秘密結社「イルミナティ」。古代より科学を研究し教会と対立し弾圧された。
教皇の後継者候補である4人の枢機卿を誘拐し、一人一人を抹殺し、反物質の爆発でヴァチカンをこの世から消し去ろうとする。
犯人の手がかりを掴む為にまたも「あの男」が呼び出された。ラングドン教授である。
ヴァチカンの図書館に残るガリレオの宗教裁判記録の中から4人の枢機卿が殺される現場となるべき教会を探す。
謎を読み解いていく・・・というよりも「制限時間」の関係で次々と舞台が移り変わるのが特徴。
だから観ている側は疑問を楽しむ暇もなく説明を理解するのが困難な部分も多々あります。
基本的に「後手」を踏むという点で最初から犯人に一方的にやられる感がして、あまり気持ちはよくないと思います。
ヴァチカン内部でも事件の解決に非協力的な上層部・ラングドン教授を嫌うリヒタ衛兵隊長・・・・と、
「内憂外患」を絵に描いたような展開。
相棒であるはずの美人科学者ヴィットリア・・・・出番が少なくないですか?
ラングドンの論にイチイチ異を唱えるのも・・・・。
別行動が「凶」と出たような・・・・・・。
人が簡単にどんどん死んでいくハリウッド映画本作はキリスト教のカトリックを主題としていますが、
人が簡単にどんどん死んでいくハリウッド映画です。
まるで銃をぶっ放しながら無差別殺人を繰り返していくアクション映画のようです。
宗教における贖罪も懺悔も救いもなく、
物語の中盤から人がどんどん一瞬で死んでいきます。
ホラー映画さながらの残酷で気持ち悪い猟奇的描写も非常に多いです。
主人公達に関わった人々もどんどん死んでいきますが、
その死にはほとんど無関心でストーリーを先へ先へと進めていきます。
本題であるイルミナティも意味不明なうちに終わった感じでした。
人々を救済する宗教を主題としながら、なぜこんなに簡単に人を殺す描写が必要なのか?
ハリウッドはいいかげんに無差別殺人シーンを止める時期ではないでしょうか。
もはや、殺人や爆破、それに大災害でしか演出できないハリウッド映画の限界のようなものを感じました。
しかしながら、トムハンクスを始めとするキャストの演技や、
バチカン市内のすばらしい夜景ロケなど、
映画全体の作りとしてはとても良く出来ています。
それで星二つといたしました。
肩透かしを喰らう。気分転換にと思い観ました。
DVD裏面の説明文を読んで「爆破アリ!」みたいに書いていたから、
期待しました。推理的なものにもちょっと期待しつつ、
美しい町並みがブッ壊れるのが見たかったからです。
ブッ壊れんのかなと思ったからです。
普通のエンターテイメントとしての普通のカタルシスが欲しかったのです。
が、
結果、全く面白く無かったです。
ストーリーは、スピーディだが求心力が無く、魅力も無いです。
「あぁ」みたいな感じです。
そして、期待した肝心の爆発はなんと・・・
面白く無いと思ったらわざわざレビューなんか書かなくてもいいと
自分でも常々思ってはいるのですが、ここまで清々しく面白くないのは、
初めて観ました。
面白くないというより、なんとも思わない映画でした。
ラジオを聞き流した後のような、そんな映画でした。
純粋な推理物語このシリーズは、推理物語という形態を採りながらも、本質的には、西欧文明の底流に流れる歴史的な相克を浮き彫りにしながら、そうした葛藤に調和をもたらす新しい枠組みを呈示しようとする意図にもとづくものである。
その意味では、それは、実に高邁な構想に支えられたものなのである。
前作の『ダ・ヴィンチ・コード』(The Da Vinci Code)においては、男性原理と女性原理の相克が主題としてとりあげられ、それが歴史的に生みだしてきた抑圧と悲劇を明らかにしながら、新しいキリスト観といえるものを呈示しようとた。
実際、それは、われわれ部外者にとっても、非常に興味深いもので、それが娯楽作品であることを重々承知しながらも、思わずひきこまれてしまうほどのものであった。
今回の『天使と悪魔』(Angels and Demons)においては、主題として、科学と宗教の相克が採りあげられている。
ただ、前作と比較すると、作品は、内容的には、その規模感において、随分とこぢんまりとしたものに収まっており、純粋な推理物語の枠を超えるものではない。
ロン・ハワード(Ron Howard)監督のもと、一級のスタッフが結集して制作された、この作品は、娯楽としては充分な水準に達しているのだが、ただ、そこに幾許かのものたりなさがあるとすれば、正にそうした内容のおとなしさにあるといえるだろう。
個人的には、今後も続編が制作されることを希望するが、内容的には、もっと冒険をしてもいいのではないかと思う。
これほどまでにおとなしくまとまってしまうと、シリーズの存在意義が失われてしまうのではないだろうかと危惧されるのである。
いずれにしても、こうして続々と制作され消費されていくハリウッドの娯楽映画を観ながら、あらためて実感するのは、その基本的な水準の圧倒的な高さである。
実際、数年も経過すれば、殆どのひとはこの作品が存在したことを忘れてしまうのだろうが、しかし、そうした作品のなかにさえ、これほどの職人芸が結晶化されていることは、驚異的といえるのではないだろうか?
演出・撮影・編集・音楽等々……そのどれにおいても、技術的には完璧といえるレベルに達している。
そして、それは、娯楽作品として万人が消費することのできるように、過激性を排したものでありながら、同時に、正面から文明論的な主題をとりあげる問題意識も備えている。
その見事なバランス感覚は正にハリウッドの産業としての職人性と成熟性の高さを実感させる。
今日の日本の映画産業の水準と比較すると、それはもう「月と鼈」といえるほどの差である。
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