![春の雪 [DVD] 春の雪 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41BJWFBADRL._SL500_.jpg)
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商品の紹介 三島由紀夫「豊饒の海」4部作の1巻目を、初の映画化。行定勲監督の下、妻夫木聡、竹内結子という魅力的な共演が実現した。大正初期を舞台に、栄華を誇る侯爵家の若き子息、松枝清顕と、没落の気配を見せ始めた伯爵家の令嬢、綾倉聡子の悲恋を描く。宮家の王子から求婚を受けた聡子が、それでも清顕と関係を持ってしまい、取り返しのつかない運命をたどることになる。 大正の貴族社会を再現した美術に息をのむばかり。『花様年華』などの名カメラマン、リー・ピンビンによる、ゆるやかなカメラの動きも美しい。主演ふたりは、いかにも現代的なイメージだが、格調高いセリフを自分のものにし、独特の貴族社会に溶け込んでいる。クライマックスの妻夫木の演技は鬼気迫るものがあり、岸田今日子ら助演陣も秀逸。この映画版は、誰かを一途に愛すること、そして愛のために身を引くことの辛さを、時代を超えて現代のわれわれに訴える力を持ち得た。「豊饒の海」全体の主人公であり、清顕の親友である本多繁邦の視点から観ると、また違った三島由紀夫のテーマがにじみ出てくる点もすばらしい。(斉藤博昭)
クチコミ情報
妻夫木はドンピシャ!竹内結子はチョト違う。宇多田は全く場違い(-'' - ;) 20年くらい前、原作を読んだ時に学友達と、映画化するなら誰を配役にするか論議して、松枝清顕=鶴見辰吾、綾倉聡子=辻沢杏子ってことに落ち着いた。
レビューの評価がそれ程でも無かったので、あまり期待せずDVDを鑑賞したのだが、妻夫木の演技、CGを含めた映像の美しさ、原作をやや通俗化したストーリーは非常に完成度の高さを感じた。ただ、竹内結子にはどうも原作キャラのもつ「幽玄さ」「儚さ」と言うものが感じられず、最後まで違和感を拭えなかった。竹内が本来持つ「明るさ」「屈託の無さ」を無理に抑えたところが失敗だったように思われる。ミスキャストである。
さらに最悪なのは、エンディングの宇多田の歌だ。彼女の曲そのものは名曲であろう。だが、本編でのクラシック調とは全く異なるエンディング・テーマには何の必然性も無く、まさにブチ壊しである。近年の日本映画の悪習となっている売らんかなのタイアップ商法に強い嫌悪感を感じた。
又、主人公達のラブシーンの迫力はやはり原作に遠く及ばない。未読の方には一読を強くお薦めする。
確か、以前テレビ番組の特集で監督は、続編は予定していない旨発言していたが、あのラストで清顕に「きっと又会うぜ、滝の下で」としゃべらせた以上、これで完結には出来ないと思うが、どうだろうか。
第2部「奔馬」をどうしても観てみたい方は、アメリカ版『MISHIMA』で、永島敏行が飯沼勲を演じているのが見られます。
ため息がでるすごい映画だった。
レオ様主演の「ロミオ&ジュリエット」を観たときのような衝撃(私はこれを映画館で3回観た)
を受けた。
退廃美とはこういうのをいうんだろうか。
主人公の清顕はどうしようもないガキで、幼なじみの聡子を好きだとなかなか自覚できずに
彼女を傷つける。
別に身分違いな訳でもなく、聡子の方は清顕への想いをちゃんと伝えているし、
彼女が皇族と婚約してしまう前に、清顕が素直になりさえすればことは丸くおさまったはず、
なのに。
婚約が決まってから彼女への思いに気づき、道ならぬ恋に溺れる。
やがて聡子が身ごもり、悲劇の最後を迎える。
合理的に考えれば、もっと早くに清顕は行動を起こすべきだったし、
彼女が婚約してしまったならば、無理にでも忘れるべきだった。
聡子も聡子で、身を滅ぼすのが目に見えているのに、
清顕の気持ちになど応えなければ良かったのだ。
それでもこの愚かな2人の物語が、こんなにも魅力的なのは、
「運命」への憧れによるものだろう。
私たちは大人になってしまったから、運命の相手など存在しない事に気づいてしまった。
出会って一時愛し合う運命の相手はいるかもしれないが、
時が過ぎて別れるのもまた運命かもしれない。
でも本当は子供の頃信じていたような運命の相手が欲しい。
肉親のように、時に嫌いになったとしても決して切れない縁が。
唯一無二の存在が。
だってそれがまったく有り得ない事だとしたら、寒々しくて生きていけないじゃないか。
破滅へとむかう清顕と聡子の姿は、「運命」を夢見させてくれる。
舞台装置から衣装から何から何までケチの付けようなく耽美な映画だった。
たまには不合理に美を見出すのも、日本人として自然なことかもしれない。
逢瀬 時代は大正初期。伯爵家の子息、松枝 清顕(妻夫木 聡)と伯爵家の令嬢、綾倉 聡子(竹内 結子)は、幼い頃からずっと一緒に育てられてきました。
伯爵令嬢の聡子のたたずむたおやかな姿は深い趣と雅な風情を漂わせ、贅を尽くした優美絢爛な大正時代のやんごとなき人々のライフスタイルには、溜息が出るほど美しく、眺めいていると時を忘れてしまうかのようです。
そして清顕と聡子はいつの間にか恋心が芽生えるのですが、聡子には宮家との縁談の話が持ち上がります。
それでも人目を忍んで愛し合う二人。
それは人の世の理(ことわり)として、犯してはならない禁断の愛でした。
清顕をすがるように見つめながら、いつか生まれ変わりどんな姿になっていてもきっとあなたを探して見せると誓う聡子のセリフには、思わず心が震え、ずっと私の脳裏からはなれませんでした。
時を経て、二人の愛のつぼみはきっと来世で花を咲かせることでしょう。
もう春の雪に邪魔されぬように・・・。
結局なにがやりたかったのか?映像が綺麗。
残念ながら褒めるのはそこだけ。
主演女優が脱ぐ脱がないは問題ではない。
脱ぐべき作品で脱がないことが問題なのだ。 海外の作品ではみなそうなってる。
つまり芸術と理解しているという事。
日本映画はどこかおかしい。
フジテレビのドラマが主で映画が従の関係。 これが変わらなければ日本映画の未来も無い。
映像は満点!脚本は・・・ハリーポッターを見るときと同じ気持ちがした。小説を映像で補完する感じ。四季の移ろいが美しくて良かった。ただ、重要なシーンを変更しているところはいただけないなあ。本多が清顕にお金を貸すシーンがなぜか戦死した叔父たちの見舞金から貰っていくことになってるし飯沼と山田の仕事がごっちゃになってる。たしかに飯沼を出す余裕は無いけどわざわざ山田にさせなくて良いんじゃないのかななんて思ったり。
竹内ははまり役だと思った。妻夫木はもし奔馬があるならぜひ勲をやって欲しい。年齢的にちょっときついけど。
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