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クチコミ情報
名作公開当時、某局のお笑い番組にレギュラー出演していた中原理恵さん。番組中に欽ちゃんから「永島敏行さんとキスしたんだって〜?」とツッコまれ、恥ずかしそうに笑ってたっけ。 28年前、市川崑監督は“現在”を表現しようと「シルバーカラー」という映像処理を施したそうだけど、果たしてそうだろうか? 改めて“現在”観てみると80年代の東京のノスタルジックな下町風景が「シルバーカラー」に良く映える。 “現在”を撮ると言いながら、本当は当時の風景を映像として残す為に、将来この作品を観るであろう未来の日本人の為にこの映画を撮ってくれたんじゃないか?ってそんな気さえしてくる。 決してカッコ良くない水谷豊さんも良いし、二人の子役も素晴らしい。永島敏行さんの青臭さも“味”だし、ホッとさせてくれる谷啓さん、やっぱり名演技の市原悦子さん。 長い間光が当たらなかったこの作品だけど、隠れた名作なのは間違いない。こういう作品をサラッと撮ってしまう市川監督はやっぱり凄い。 市川版「金田一シリーズ」の警部役でお馴染みの加藤武さん、この作品でも言ってますよ、あの台詞。思わず笑ってしまった。
良かったね、泣いちゃった長谷川町子が市川監督作品(東京オリンピック)を評していわくの、良かったね、泣いちゃった、と同じ感激です。版権の問題とかで、全くソフトとして配信できなかった幸福がDVD化されて、しみじみうれしさをかみしめているファンです。最近の水谷豊さんの人気沸騰で、もしやと期待していた甲斐がありました。1981年当時の名作多々あれど、28年待っているファンがいる映画も少ないでしょう。それほどの名作です。市川監督の映像に対する執念、チャレンジ精神を支えたスタッフの方々、復刻のためにがんばったIMAGICAの技術スタッフたち、皆さんに感謝です。昨今、昭和30年代は豊かだったというコメントがはやっていますが、30年代どころか、40年代、とても貧しかった生活、繁栄という幻想に惑わされる群像心理は忘れられています。この映画には、黒沢監督の野良犬、野村芳太郎監督の張り込みや砂の器、など名作の良い部分も確実に繁栄されていて、市川監督には珍しく画面に水滴がしたたるような臨場感があります。野村監督が女優を駆使して母性の喪失を訴えたのと逆バージョンで、女優を排して母性への回帰、失われそうなものへの羨望を良く描いています。映画作品の少ない水谷さんですが、これからもぜひ意欲的に良い作品にチャレンジしていただきたいものと、今は亡き市川監督も願っているに違いありません。それにしても、これだけのキャスト、スタッフはもう集まらないかも。監督に合掌。
ようやく出た!待ってました。28年前、中一でした。 子供心に泣いたのを覚えています。あらてめて見ると、今時代合ってる物語です。私も同じだったからこれを見れば、今の親は甘えすだ。馬鹿親コレを見ろ!
久しぶりに観ましたこの懐かしい映画も今回初めてDVDになる。市川崑監督、水谷豊主演の「幸福」である。この映画を観たのは高校の時である。深夜ラジオで劇場鑑賞券のプレゼントをしており、応募すると当った。オールナイトニッポンで、散々、宣伝されていたのではないかと思う。市川の映画を劇場で観た初めての一本である。
「幸福」なのだが、これは、銀残し、という特殊な現像処理を施された作品である。全体的にカラー階調が落ち、残った銀が鏤められた感じになるものの、コントラストも高められる、といった、特徴のある映像になっている。今回のDVDも同じような処理をして作った新しいプリントをマスターにしているというが、映画館で見た印象と比べると、ややセピア調が強いのではないかと思う。どの道、フィルムの質感をDVDに再現するのは難しい。
そういった作品なのだが、TVで放映されたのは公開の数年後に一回だけだったのではないかと思う。シルバーカラーではなく、ごく普通の映像になってて、がっかりした記憶がある。それから四半世紀、見ることはなかった。
市川の作品でメジャーなのはどうしても金田一シリーズになってしまうのだが、独特の様式美的なところがある。戦後まもなくと云う時代設定が多く、どちらかというとスローな流れになるのだが、その中に急が入り、緩急変化の演出がなんとも絶妙であった。しかし、「幸福」は現代劇であり、テンポも大きく変化はしないのだが、シルバーカラーと云う手法が、全体を引き締める効果を出している。
エド・マクベインの87分署シリーズの「クレアが死んでいる」を原作にしているのだが、社会の底辺で生きている人間を見つめる様は何とも云えない。
もう見ることのない中原理恵は、歳の割には妙に老けているなと思ったり、谷啓や市原悦子はそんなに変っていないので驚かされるし、ロプバートの主題歌「幸福・ロンリー ハート」は昨日聴いたように鮮明に覚えているのはどうしてか、等々、何度も観てもいろいろあって、見飽きない作品である。
このソフトはDVDとブルーレイのハイブリッドディスクなのだが、DVDに関しては何の問題もなく再生できている。
なぜハイブリッド??折角の名作BD化なのに、なぜ、それぞれ1層にしか出来ない
ハイブリッド仕様なんでしょうか?
BD、DVD単品発売でそれぞれ2層の圧縮の少ない高品質を目指したほうが、
どちらを買うにしても嬉しいハズです。
しかも特殊なディスクなので画質音質が悪いのに値段も高い。
ハイブリッドなんてレンタルで十分な人向けなのでは?
セルソフトを購入する人は高品質を求めているのです。
非常に残念、BD単品か海外盤発売の動向を見るため購入は見送ります。
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