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クチコミ情報
なんていい演奏なんでしょうなんていい演奏なんでしょう。この心地よさ、語弊があることを承知で言うならば「日本人の演奏」と言っていいでしょう。まぎれもなくそうです。7番の交響曲なんか、テンポといい、音楽の輪郭といい、背伸びをした解釈がなくて、無理がなくて、とてもいい物を聞いた感が強いです。録音場所も厚生年金会館や世田谷区民会館、杉並公会堂という我々の世代には懐かしいだけでなくものすごくなじみのあるホールでの録音ですので、音も落ち着いています(杉並公会堂はいいな〜)。
1968年ですからもう40年も前になるんですね。日本全体が何の疑いもなくがんばっていたときの録音です。岩城さんも武満徹や石井真木、黛敏郎の演奏をバカスカやっていた時代で、後年の「迷い」がありません。マラソンコンサートは聴いたことがないのでなんともいえませんが、私には、この全集で十分です。でもマラソンも聴いてみます。
リハーサル盤が楽しいもちろん,演奏も全体的に立派なもので,満足感のあるものですが,特にリハーサル盤が面白かったです.第9のコーラスに対して,男声には「平均年齢47歳ぐらい」とか,女声には「オバサンの声で」とか,ユーモラスな指示で笑わせながら,ベートーベンらしいどっしりした音色をコーラスから引き出している場面など,岩城さんの人柄が感じられて楽しいです.
当時のN響が,こんなに立派な演奏をしていたのか...というのも驚きです.
一昨年の「振るマラソン」のCDもすばらしいものでしたが,こちらは岩城さんの若い頃の演奏だけあって,さらにはつらつとした生気と熱気を感じさせます.さすがにセッション録音だけあって,オケも疲れがなく,どの曲も緻密な仕上がりです.
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