TOP > Amazon 画像検索  楽天で役にたたない日々を検索

役にたたない日々

カテゴリ    



役にたたない日々

佐野 洋子 
役にたたない日々
定価:¥ 1,575
新品最安価格:¥ 1,575
『役にたたない日々』の関連商品を見る
クチコミ情報

こういう歳の取り方っていいなあ

佐野洋子は以前からずいぶん多くのエッセイを書いていますが、還暦を過ぎた
ころからのものは珠玉といってもよいでしょう。特に感銘を受けたのは、癌の
再発で余命宣告されたにも関わらず、それを帯にも見出しにも全然触れずに、
淡々と文中に書くという態度です。

「昔から70で死にたいと思っていたし、死ぬ時がくれば確実に死ねる癌って
いうのはいい病気だ」と言い切ってしまえるのは立派です。日頃は似たよう
なことを言っていても、いざとなったら「生への執着」を恥も外聞もなく
書き綴り、「みんな私を見て〜!」と絶叫するような人物が多い中、実に
すがすがしい。こういう意地悪で凛としたおばあさんが増えたら日本は確実
に変わるだろうと思いました。


役に立ちました

タイトルに惹かれて読みました。この方の本は初めてだと思ったら
絵本「100万回生きた猫」の作者ではないですか。
正直内容にあまり期待してませんでした(失礼)。しかし大きな間違いで。
料理、戦争体験、友人、韓流ドラマ、そして自身の健康の事、老いの事…等々
様々な話題が魅力たっぷりにちりばめられています。

老後=穏やかで静かな日々と思いきやそんな事も無く
確固たる自分を持った作者は情熱的(?)で、破天荒で
こういう老いの過ごし方もあるんだ、こういう人もいるんだ、と何かホッとしました。
考えさせられる事、学ぶところが多いです。

最後の2〜3頁は何度も読み返しました。
沢山のことを教えてもらえた気がします。商品の説明どおり、名言だらけ。
作者の方がこれから少しでも、良い体調で過ごせる事を祈ってます。

蛇足ですが
何の因果か、偶然にも、もう一冊手に取っていた本が元旦那さんの本でした…
(ここに来るまで二人の関係を知らなかった…)



いなくならないで

いつも秘かに思っていることを、サラリズバリと書いてくれる洋子さんのエッセイは新刊が出るごとに読み、強力なサプリメントとして、日々の生活の励ましとなっている、ので洋子さんには、いつまでも元気でいてもらいたい。あなたがいなくなってしまう世の中は想像するだけでも寂しいもの。人生の甘いも、辛いも、苦いも、酸っぱいも、すべて知り尽くしたかのような洋子さんが紡ぎだしてくれるエッセイは、とても大事なエッセンスでもある。

かっこいい、老い方だってある

 佐野さんは、谷川俊太郎の三人目の妻だったひとだ。
今は離婚して、シングルでいる。成人した息子さんがいるようだが、
ほぼひとり暮らしのようだ。
お友だちがたくさん。一緒に料理したり、麻雀したり、お仕事の依頼もいっぱい。
充実した、老境ではありませんか・・。
 ところが、この佐野さんにして、やはり、老いや癌や孤独、
焦りは嵐のように日々渦巻いている。
 よくある達観や、諦観、という見せかけのかっこつけはない。
 日々、熱く、または淡々と生きる。自分のばばあ振りに驚きながら、堂々と生きる。
 こういうエッセイいままで、日本になかったなぁ。
自在で、魅力的な語りくち。
 老い、ひたすら恐がるのではなく、自然体で行こうよって思えてきます。


肩の力がぬけます

人生の秋から冬を迎えた女性の人生の達観ぶりがみごとです。なにも起こらない生活の日々も時間がたつにつれ、人生の終わりがちらつくような出来事がおこってきます。
健康のありがたさ、食にたいするこだわり、自分の人生のスタイルは自分がきめるという作者の生を貫く生活信条がみごとです。中身は読んでのおたのしみです。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:シズコさん | がんばりません (新潮文庫) | 私はそうは思わない (ちくま文庫) | 友だちは無駄である (ちくま文庫) | あれも嫌いこれも好き (朝日文庫) | 
関連商品を探す:『役にたたない日々』

天使のとき

佐野 洋子 
天使のとき
定価:¥ 1,575
新品最安価格:¥ 1,575
『天使のとき』の関連商品を見る
クチコミ情報

生々しい家族

愛されなかったということが、こんなにも心に痛く残って、いつも佐野さんを
苦しめ続けてきたのだな。
『天使のとき』は、1992年から1993年に、かの雑誌『太陽』に連載されていたというのだから、
この頃から、佐野さんは後の『シズコさん』に繋がる、胸中の溢れそうな想いを
作品に昇華させていたのだとわかる。

ハハに愛されなかったナナと、チチに愛されなかったアニは、固い絆で繋がっている。
エロティックで、シュールで、葛藤と憎悪と、どこか漂う虚無の匂い。
すでに死者であるアニは、やすやすと死の世界を跨ぎ超え、ナナの傍らで生き続ける。
ナナとアニは、チチとハハをあの世に捨てようと、出かける。
出会ったカミは、超然として、そのとぼけぶりがある意味、不気味な存在でもある。
チチとハハを捨てるとは、自らの身に纏わりつく拭いきれない憎悪の感情を
断ち切ることだろうか。
どうあっても救われない話だ。
ハハとはすれ違うばかりで、愛情はいっこうに注がれないままだ。
ハハは赤ん坊に戻って、カミに託してしまった。
消えない憎しみを抱きながら、それでも生きてゆくヒトの痛みが、重く昏く胸に溜まる。
けれども、佐野さんの血が通ったその想いに、真実打たれるのである。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:がんばりません (新潮文庫) | 問題があります | シズコさん | 私の猫たち許してほしい (ちくま文庫) | 覚えていない | 
関連商品を探す:『天使のとき』

(1/1)

カテゴリ一覧
役にたたない日々 アマゾン画像検索-『役にたたない日々
このページについて?

TOP > Amazon 画像検索
PC・家電・CD・DVD  |  2009/11/25