![抵抗-死刑囚は逃げた [DVD] 抵抗-死刑囚は逃げた [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41jj-a3%2BNrL._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
期待はずれ多いに期待して観たので残念でした。
意味なくテンポが遅い場面が多かったり、主人公の演技には緊迫感がありませんでした。
このテーマでは、恐怖、ストレス、絶望を感じる演出/演技が欲しいですが、残念ながらそれが感じられませんでした。
短い映画であるにも関わらず、主人も私も途中でちょっと退屈してしまい、最後は「あれ?」という感じで拍子抜けでした。
ただ、ドイツの看守を殺害する場面は好きでした。最近の映画ではくどい程血を画面に出しますが、この映画ではすっきりと格好いい演出をしており、殺害シーンで星1つ加え、星2つ。
実際に捕虜経験のあるブレッソンだからこそ描ける緊張感この作品は、是非、部屋を暗くしてお一人で、静かな時間に(できればイヤホンをつけて)鑑賞してください。
それから、この作品の醍醐味である「圧倒的な臨場感」を最高の形で体感できるのは、一回目のみであることを明記させていただきます。脱走と同じく、一発勝負にかける集中力を要求されます。
蛇足ですけれど、ジャック・ベッケルの『穴』も、脱走映画の名作としておすすめです。
フランス人はアメリカ人よりも、脱走映画が巧い。
MOUNT F映像の優れた映画で、料金はかけず知恵でかけてます。
俳優も有名でなく、真実味があります。クールな出だしもいいです。
大作・名作ではなく、秀作ですので4点とします
よきかな(PAL原盤)とDVDに表記があるように、本来の再生時間100分より3分短くなっていますので、
購入する際には注意が必要です。
画質に関しては、並。ところどころコマ落ちが見られ、髪の毛のようなものが映りこんだショット
(撮影時のものか、現像時に入り込んだものなのかは不明)も1ヶ所みられましたが、
その他は特に大きな問題はないようです。私見ではブレッソン作品のなかでもL.H.ビュレルが撮影監督を
手掛けた際はクロースアップの場面などで人物をソフトフォーカスで捉えている場面が比較的多いように思えます。
それらの印象も含めて画面構成・音声等を検証・確認する際にも今回のソフト化はありがたい限りです。
映像特典等はポスター画像のみと、寂しい限り。それを補う形でのリーフレットのキャスト・スタッフ
インタビュー等内容は充実しています。アンドレ・ドゥヴニの実話をもとにした原作に対しても
言及され、実在の人物であった作中人物、原作との比較等は興味深く読ませてもらいました。
また、恥ずかしながらこのリーフレットによってブレッソンがカトリックでも異端とされる
ヤンセニズム(オリヴェイラのクレーヴの奥方 [DVD]でも言及がありましたね)に傾倒していた事は
大いに納得というか、初めて知りました。
今回のDVD化にあたり、日本で劇場化された時の『抵抗(レジスタンス)ある死刑囚の手記より』から
より原題に近いものに改められています。このへんはやはり紀伊國屋書店ならではの拘りでしょうか。
初公開時には映画評論家の双葉十三郎氏のみならず「大変な新人が現れた」と(すでに実績があったとは
いえ日本で正式公開されたのはこの作品が最初だったため)一部で驚きをもって取り上げられたようです。
半世紀以上経過した今観直しても、全く古びておらず、作品の持つ力強さには比類がありません。
主人公が脱獄に至るまでの行程、準備描写の細かさ、囚人同士の台詞の的確さ、緊張感。
ブレッソン演出に一切の妥協はなく、最後の場面まで一気に見入ってしまいました。
最高の映画作家による最高の映画こればっかりは、作品を見ないと話にならない。淡々とした描写が凄いサスペンス。ただし、アマゾン・イギリスとかアメリカで購入すると、もっと安く入手できるのでは。字幕なしでOKの映画ですから。
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