![秒速5センチメートル 通常版 [DVD] 秒速5センチメートル 通常版 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/31jZzYuzypL._SL500_.jpg)
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商品の紹介 静謐で淡くささやきかけるような映像。大事な思い出をのぞき込むかのような、ささやかな世界。東京ローカルを舞台に、一組の少女と少年の初恋と、その顛末を3つの短編で描く。極めて少人数でアニメを制作する、新海誠監督の3作目となるフルデジタル作品だ。 過去にとらわれた少年は、少女と離れることで未来へ進むべき足を止めてしまう。記憶に根差す個人の時間(カイロス)と、絶対的に流れる世界の時間(クロノス)の差異の美しさと痛々しさが深い。主題歌の「One more time, One more chance」は山崎まさよしが1997年に発表した曲だが、名曲は時を超え、色あせないことを証明している。情熱的に何度も繰り返されるサビの果てにたどりつく結末を、ほろ苦いハッピーエンドと取るか、鬱なバッドエンドと取るか……。ちなみに、新海監督が制作したPV「One more time, One more chance『秒速5センチメートル』Special Edition」では、アニメ本編と対にあたる映像となっている。あわせて観るとさらに作品が深く楽しめるはず。(志田英邦)
クチコミ情報
惜しい名作になるだけの魅力はあった。
でも3話の適当な作りで台無しになった感じ。
本当に惜しい。
わざと3話だけ短くしたのかもしれないけど、残念ながら「手抜き感」しか伝わってこない。
三話だけでもいいから作り直して欲しい。
結末は変えないでいいから、もっと丁寧に、、、
恋愛モノではありませんこのアニメは恋愛モノではありません。 個人的には強くそう思います。 敢えて分類するならビルドゥングス・ロマン。 砕けた言い方をするなら、一人の男が中二病を脱するまでの物語。 正体も分からない何かを追い求めずにはいられない貴方に勧めたい一本。
消えなかった想い 誰にでもある平凡な日常に秘められて細やかな想いを、美しい映像でひそやかに描いた作品。届かない想いや過去の記憶の中に溶け込んだ気持ちが作品の中に溢れている。
外国のアニメファンにも高く評価されていると知って半信半疑で見た時は、美しい映像に感心しても、それほど良いとは思わなかった。しかし、心に引っかかった何かが気になって、数日後にもう一度見直すと、いかにこの作品が素晴らしいかがよく分かった。
卒業間近の小学6年生から始まるこの物語は、主人公が通り過ぎた2つの時間と現在が描かれている。しかし、最初の少年と少女の二人だけで完結した世界に入り込めなければこの作品は理解できない。なぜならそこには通常のアニメのような大きな事件やエピソードは存在しないからだ。
両親の都合で離れ離れになってしまった二人が、少女の住む町での再会する第1話。転校した種子島でつづられる届かない想いと哀しみ。そして東京での暮らしの中、消えてゆくものと決して消えないもの。心の中に秘められたささやかな想いは桜の花びらや雪のように音も無く降り積もる。
誰かを愛することが幸せをもたらす時もあるように、誰かを愛することでどうにもならない哀しみを背負うことだってある。そしてそれにより一層深い孤独を感じなければならないことも。この作品はそんなつ哀しみを背負った主人公の過ぎ去った時間が描かれている。そしてその時間の中で決して消えなかった想いも。
凄いアニメ7『文化ブログ』http://abekaheki.blog72.fc2.com/
ここまで人の心に訴えかけてくる作品は過去類を見ない。■概略
第一部「桜花抄」、第二部「コスモナウト」、第三部「秒速5センチメートル」の3つの短編から成る作品。
東京に住む小学生・遠野貴樹と篠原明里は、互いに「自分は他人と少し違う」という違和感を共有し、
いつも一緒にいることで心の拠り所を保っていた。
ところが、小学校を卒業しこれから同じ中学へ通おうという時に、明里が栃木へ引っ越すことになる。
そして中学2年になると、今度は貴樹が鹿児島へ転校することになり・・・
遠く引き裂かれた二人の「心の距離」を描いたアニメーション映画。
■感想
ぶっちゃけ、見終わってから、一か月は立ち直れなかった・・・
主題歌に使われた山崎まさよしの「one more time, one more chance」を聞くたび、「ああ・・・」とため息がこぼれます。
「one more time, one more chance」は既に「月とキャベツ」という映画で主題歌に使われているのですが、
それでも新海誠がこの曲を使おうとした理由がよくわかります。
本当に、曲の歌詞と貴樹の心情が嫌になるくらいに一致していて、切なくなる。
さて。
タイトル「秒速5センチメートル」
サブタイトル「a chain of short stories about their distance.」
キャッチコピー「どれほどの速さで生きれば、君にまた会えるのか。」
これらからも読み取れるように、この作品は二人の「心の距離」が最大のテーマです。
詳しく言うとネタバレになるので言いませんが、新海誠が描く二人の「心の距離」の移ろいを見たとき、
既視感というか、大昔に心の奥底に封印してしまった感情がわき起こるのを感じました。
大人になって忘れてしまった、あるいはそれを忘れることで大人になれた、そんな子供のころの感情。
それを思い出したとき、懐かしさを覚えるというよりは、
「その感情を忘れてしまっていた自分」に気づき、胸が締め付けられます。
ちなみに貴樹の最後の表情は、小説版を読めば納得できると思います。
小説版は映画版のひとつの「解釈」として読むとすごく面白いです。
■一般的見解
誰もが「胸が締め付けられるような痛み」を感じたようです。
評価が真っ二つに分かれるのは、その作品に自分を重ねることができるかどうか、というところでしょうか。
客観的に、冷静に見てしまうと突っ込みどころはあります。
が、使い古された言葉をあえて使うと、「理屈じゃないんだよ」って感じですかね。
「心の隅に、かすかに、しかしいつまでも残っている何かを無理矢理映像にしたような性質の作品」というレビューがありましたが、見終わった時に感じるなんとも言えない余韻を的確にあらわしていると思いました。
■総括
間違いなく、観る者の心に何らかの爪痕を残す映画です。私の場合は、本当に落ち込みました。
しかし、これは決して「悪い映画」という意味ではなく、むしろこういう人の心に何かを残せる映画というのは、とんでもなく偉大な作品なんだと思います。
たった1時間でここまで人の心に訴えかける映画は、過去に類を見ないものでした。
アニメファンのための作品ではないと思う。この作品を見て思い出した劇場版アニメ映画がある。
「きまぐれ☆オレンジロード あの日にかえりたい」1988年と
「ラーゼフォン多元変奏曲」2004年である。
「きまぐれ☆オレンジロード あの日にかえりたい」は、
公開当時、アニメのわからない映画評論家にこきおろされたが、
アニメファンにしかその「凄さ」がわからない作品だった。
ヒロイン「鮎川まどか」の妹分で主人公に首ったけの「ひかる」が原作と全く違う。
原作では物分りよく身を引いた「ひかる」だったが、
本作品ではストーカーとなって主人公に付きまとう。
アニメファンに現実の恋愛の醜さを突きつけた作品だった。
アニメファンに贈ったアニメファンのためともいえる作品である。
「ラーゼフォン多元変奏曲」は、
中学生のヒロイン「遥」が恋人が離れ離れになっても、
異なる次元空間で年齢が10歳以上年上になっても、
15年間思い続け、最後に想いをかなえる作品である。
アニメファンのためともいえる作品である。
本作品のヒロインは恋人が離れ離れになると
次第に主人公を忘れてさっさと結婚する。
去るもの日々に疎し、
とてもアニメファンのためとはいえない作品である。
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