![東海道四谷怪談 [DVD] 東海道四谷怪談 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BeJrPoq8L._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
怖くない「怪談」お祭りのお化け屋敷を覗くようなチープな感覚が堪らない、発色の悪い国産フィルムと歌舞伎を模した大仰な演出がリアリティを排除した異空間へと誘う、いかにも半世紀前のオバケ映画として時代を感じさせる。
物語は端的に言えば、どうしようもないクズの男に騙された女が、死んでから化けて男を呪い殺す、というだけの話。親を殺されても毒を飲まされても、死ぬまで気付かない馬鹿な女と、優柔不断で自分からは何も出来ん癖に相棒にそそのかされてずるずると悪事を繰り返す人間の屑の浪人が、どろどろした愛憎劇を繰り返す現代では理解不能な復讐譚だが、「俺なんかと一緒にいないで国へ帰れ」亭主に言われているのに別れようとしないお岩に感情移入出来ないし、妻子がいる男に横恋慕する(果たしてそれを知っていたのか、は劇中語られてはいないが)お梅もどうかと思うし、自らの貞操を代償に復讐を迫るお岩の妹にも同情できない。
自分の女房と間男しろ、なんてそそのかされて喜んで出かけていったら殺されるに決まってると思うが、平気で出かける男の神経も理解不能だし、第一お岩ばかり化けて出て、故なく殺されたお梅とその両親は何故化けて出ないのか、言い出したらきりがないが、まあ江戸時代の怪談ものに現代の解釈を持ち出すのが間違いなのである。あくまで往時のスリラーもの、と割り切って鑑賞せねばならんのだが、お陰で今見ても全然怖くないのはストーリーとして感情移入できない話だからである。あんなしょうもない男にどうして女は魅かれるのか、如何に天知茂が熱演しても納得できんのですよ、なあ。
意外なところに感心させられる正統派四谷怪談 作品紹介を本などで読むと、ともかく怖いと評判の映画だったので期待していたのだが…
実際に見てみると、思っていたほど怖くなかったというのが正直な印象である。
しかし、怖いかどうかなど問題にならないのではないだろうか。誰もが誉める冒頭の長回しを初め,凝った映像は見所満載なのである。その上人物造形がいい。お岩さんの恨みはもとより、優柔不断で突然キレる伊右衛門(天知茂が無表情に好演)の気持ちもわかるのだ。正統派の四谷怪談で、伊右衛門に多少でも感情移入ができるとは思っていなかったので、これには驚かされた。
色彩豊かなセット、メリハリがきいた役者さんの演技、まるで歌舞伎の「四谷怪談」を観てるよう「許せ」
「お岩、許してくれ」
「お岩、俺が悪かった、許してくれ〜」
伊右衛門は悪い奴です。
しかし、お岩さんには申し訳ないけど、僕は心の底からは伊右衛門を憎めなかったです。
伊右衛門と云う男はプライドは高いが、やや小心者、だから一人では悪いことなんかできない男なんです。
ほんとは、お岩さんを殺したくなかったんです。
でも、だんだん悪の泥沼にはまり込んでいってしまう。
そんな人間臭い伊右衛門に、僕は自分を観てるようで同情しちゃいました。
目の動き、 顔の表情、セリフの言い回し、 終盤の体のヨタツキ、伊右衛門を演じた天知茂の”うしろめたさ”の演技はまさに絶品 !!!
色彩豊かなセット、メリハリがきいた役者さんたちの演技、場を盛り上げる音楽と効果音、映画ではなく、まるで歌舞伎の「四谷怪談」を観てるようです。
究極です 新東宝が昭和34年に生んだ奇跡の大傑作。冒頭の長い殺人のシーンが、複雑なキャメラワークによりワンカットで撮られていることに気づいたらしめたもの。あとはエンディングまで、中川信夫の絢爛たる映像テクニックにひたすら酔うのみ。資料を読むと、この作品をつくったころは新東宝の経営はかなり傾いていて、製作日数も予算も十分でなかったはずなのに、この完成度にはまったくもって驚きである。
直助にそそのかされて悪事にのめりこんでいく、優柔不断な伊衛門の天知茂が絶品。直助の江見俊太郎もハマリ役。後半お岩が死んでからの怖さもハンパでない。四谷怪談映画の最高傑作。死ぬまでに一度でいいから映画館で観たい映画です。ちなみに強烈な色彩感に満ちたシュールな画面作りで作品の完成度に大いに貢献しているキャメラの西本正は、後年香港に渡り、撮影技術を香港映画界に伝授し、ブルース・リーの映画なんかも撮っているそうです。必見!!
これは本当に怖い子供の頃、休日の昼間にテレビで放送してるのをうっかり見てしまい、しばらくトイレや暗がりが怖くてたまらなかった。
大人になってレンタルで発見。懐かしくて見てみた。
かなり古い作品だし、演出もちゃっちいだろう…子供心には怖くても大人になったら…
と思ったら大間違い。
マジで怖い。フィルムによるものなのか、映像の質感も恐怖を増大させてます。
役者の演技、恐怖のタイミング、すべてが完璧かもしれない。
繰り返しますが、とにかく怖い!!
自分はホラーに強い方。リングを見たときは貞子登場場面で笑ってしまったし、その後の日本ホラーなんて全然怖いと思わなかった。
でもこの作品は別格。
ほとんどのホラーはこの作品にはかなわないと思います。
現代日本ホラーや海外ホラー作品なんて子供だましにしか思えなくなります。
部屋を暗くして、できるだけ大音量で見てほしいですね。
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