![異常性愛記録 ハレンチ [DVD] 異常性愛記録 ハレンチ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51LW2cZt0zL._SL500_.jpg)
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クチコミ情報
これぞ、フリーク・アウト映画ハレンチという言葉が流布し、セックスのことがおおっぴらに語られるようになった1969年に公開された作品。男性週刊誌のエロ記事のようなものかと思いきや、ブニュエル、パゾリーニをも凌駕せんとする石井輝男のクレイジー・ワールド!
作った石井監督にも、これを許した東映にも脱帽するばかりである。
シックスティーズ・アヴァンギャルドならではの手法もふんだんに使われているので、そっち方面のファンにも是非体験して頂きたい。
若杉英二のベストワーク(笑)石井輝男監督による異常性愛路線の1本ですが、その他の作品群とは少々毛色が違います。映画そのものが高いテンションでぶっ飛んでいる諸作に対し、こちらは比較的淡々と物語が進行していきます。ですが皆さん書いてらっしゃる通り、ここに登場する若杉英二のノーリミットな怪演が作品に無二の煌きを与えています。当時、若杉さんは役が貰えずあぶれ気味だったそうですが、そんな、失う物がない人間にしか出せない捨て鉢なガッツを石井監督がMAXに引き出した結果、類を見ないアブノーマル作品に仕上がってしまったのでした。
ストーリーは、石井監督があるバーのママから聞いた体験談をモデルにしているそうです。どこまでが本当でどこまでが作り話かは分かりませんが、とにかくこれほど丹念に変態を描いた映画はそうそうないと思います。『ピンクフラミンゴ』のように、スタッフとキャストが一緒になって楽しんでいる変態映画ならば、見るほうもただ笑っていられるのですが、こちらは一歩引いた視点でじっくりと”生態”を捕らえているため妙に生々しいのです。爆笑しながらも同時に背筋がゾっとするというか。
本作は石井監督の得意とする血生臭いシーンがほとんど無いので、見た目の派手さではその他の異常性愛路線よりも大人しいと思います。が、若杉さんの怪テンションな熱演はある意味スプラッターをも凌ぐエグさと言えます。彼の圧倒的存在感の前では、多数登場するモノホンのゲイボーイさん達も完全に霞んでしまっています。
いやはや…大変な作品である。よく商品化に踏み切った東映さんにまず感謝。美しい橘ますみ(90年代に活躍したAV女優ではありません。念の為。)の美しい裸身も結構であるが、何といっても超変態演技をこれでもかと披露してくれる若杉英二!「ノン子(橘の役名)愛しているんだヨーン!」と、場所もわきまえず求愛しまくる中年男の粘着質なアプローチに苦笑いを通り越して鳥肌がたちます。早すぎるストーカー映画であります。しかもこの男、パトロンでも何でもないというんだから呆れる。この女、なんでこんな奴と付き合っているんだ?(笑)あと、若杉の「しあわせ?」と何回も言うところも見もの。笑えます。兎に角、若杉英二の熱演に◎。
え〜!!出るんですか、本作が!死ぬ前に見ておきたいと思っていたのですが…商根たくましいなぁ。次はぜひアレを。
禁忌の映画この映画がDVD化されると聞いたとき、私はありえないと仰天しました。まず先に東映の異常性愛路線が嫌いで文芸映画が好きというすました方々はこの映画を見ないほうが幸せにすごせると言っておきましょう。あらすじはというと橘ますみ演じるバーのホステスは若杉英二扮する大店の旦那の愛人になったものの、彼の異常な性癖と最上級のしつこさに呆れ別れようとしますが彼はこりずにストーカーと化し彼女を追いかけ回す…というものです。こんな風に語ると単なるストーカー映画に思えますが、若杉英二のストーカーはかなりブッ飛んでいます。ブヨブヨ体型の中年オッサンにも関わらず「ぼくちゃん、愛してるんだよーん」と言っては主人公に甘え、主人公が彼女が働くバーからトイレで用を足すところまで執拗に監視し、そのくせ自分は出張でゲイボーイとのSMを楽しむという成人ですらトラウマになってしまいそうな異常っぷりを見せてくれます。石井輝男監督ファンを自負していた私でさえ唖然としてしまったこの映画、それでも見たいと思った方々は是非買って確認してください
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