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林隆三

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林隆三

林 隆三(はやし りゅうぞう、1943年9月29日-)は、俳優・ナレーター。
東京都新宿区四谷に生まれる。1961年に立教高等学校を中退後、1963年俳優座の「俳優養成所」に入り、1966年卒業。
「三期会(現・東京演劇アンサンブル)」を経て、何本か端役でテレビドラマに出演した後、1970年、「木下恵介・人間の歌シリーズ」の『俄』で初主演する。その後、平賀源内の青春時代を描いた日本放送協会 NHKの人気ドラマ『天下御免』に出演し、大いに人気を博する。
1974年には藤田敏八の『妹』で秋吉久美子と共演し、その演技は注目を集めることとなり、1977年、津軽三味線の名手高橋竹山の若き日を描いた『竹山ひとり旅』に、監督新藤兼人に請われて主演する。その鬼気迫る演技で一躍スターと認められる。

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慟哭―小説・林郁夫裁判 (講談社文庫)

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慟哭―小説・林郁夫裁判

佐木 隆三 
慟哭―小説・林郁夫裁判
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クチコミ情報

死んだものがいるからには

 佐木隆三の傍聴記なのだが、著者はあまり前面に出てこなくて、林郁夫から直接話しかけられているような、そんな感じのする作品である。裁判では、林が慟哭する場面も実際にあったようだが、そんなシーンの描写とは関わりなく、彼の選ぶ言葉そのもの、彼の紡ぐ悔悟の情理、彼が明らかにする犯行の情景それ自体が、心の奥底から絞り出されたものであると感じた。それはまさに慟哭と呼ぶにふさわしいものだ。

 林の手記による『オウムと私』を、出版された頃(7年前)読んだが、そこでの林は、純粋な真理なるものがこの世に存在し、オウムにそれがあると一度は信じたのものの、浅はかな間違いであると気づいた。しかし、まだどこか別のところにその真理があると信じていて、それを探し続けている脆さがあるように私は感じた。その得体の知れない頑迷さに恐怖したものだ。だが、この本での林は(佐木の目を通したものでもあるのだが)、世界の混濁をそのまま受け入れる図太さ、と言って悪ければ成熟を、身につけているように思った。

 私自身は、林を殺人鬼だと思っている。死刑でもおかしくない罪を犯したと。だから彼に同情する気持ちはまったく起きない。だが読んでいて、彼の心情に入り込み、いつの間にか涙が出ていたのは事実だ。それは慟哭なんかではなかったと書きおくけれど。


真理を追い求めるとは?

 「オウムと私」(林郁夫著)も読みましたが、この本は、実に人間としての、「林郁夫」に迫っていると思います。
 
 つかまってからの、心理的葛藤。そして、すべてを打ち明けた後、ただうろたえる被告人。ここには「本当に世界を救いたい」と思った人間の末路が見えます。

 もしかしたら、林郁夫は、自分の苦悩をすべて打ち明けることで、逆にイエスキリストが感じたような、「受難」を受け入れているのだろうか?

 もしそうだったら、彼の告白は「自己の魂の救済」に他ならないような気がしながら、この本を一気に読みました。

 すべてを捨てて、オウムに入り、すべてを捨てて、社会的征伐を受けること自体に、彼はどのように感じているのでしょうか?

 もしかしたら、最高の「法悦」に浸っているのではないかと、思わず下種の勘繰りをしてしまいました。

狂気にゾッとした

この本を読むまで、地下鉄サリン事件の本当の意味での真相(なぜ事件が起こったのか、なぜ事件が解明されたのか、その後の裁判はどうなっているのか)について知らなかった。未曾有の大量殺人事件であるにもかかわらず、いかに自分の関心が低かったかということを認識させられた。このような事件を二度と起こさないためにもこの事件を風化させてはならないと思う。その意味でこの本は読む価値に値する。しかし林郁夫というほんとにまともで分別のある人が、大量殺人の実行犯になってしまうという、人間の心の危うさ、怖さにはゾッとさせられる。


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支那民族史 (1939年)

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解夏 [DVD]

磯村一路 大沢たかお 石田ゆり子 林隆三 田辺誠一 古田新太 さだまさし 
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商品の紹介
東京で小学校の教師をしていた隆之(大沢たかお)は次第に視力を失うベーチェット病に冒されていることを知り、職を辞して故郷の長崎に帰ってきた。やがて恋人の陽子(石田ゆり子)が後を追って長崎に現れ、隆之の家に留まることに。病状が徐々に悪くなっていく中、彼は聖福寺で出会った林老人(松村達雄)から仏教の“解夏”の話を聞かされる……。
さだまさしが記した同名小説を原作に、『がんばっていきまっしょい』などの俊英・磯村一路監督が手がけた透明感あふれるラブ・ストーリーの秀作。いわゆる難病ものにありがちなドラマティックな描写を避け、淡々とした日常の中から、やがて視界を失う運命にある男と、それを見守る女の、焦燥と無常観の果てに導き出される慈愛を描出していくあたりが秀逸。キリスト教的風土と仏教の教えも違和感なく同居し、またそこに説教臭さは微塵もなく、ごく自然に心に染み入る構成になっているのもすがすがしい。(的田也寸志)


クチコミ情報

一人では生きられない。

この物語は、ひとりの青年がベーチェット病を発症し、失明するまでの葛藤を描いている。

彼には、彼のことを愛する恋人、家族、友人がいる。正直なところ、とてもうらやましかった。僕は、一人を好んできた。一人は気楽だ。
でも、何か困ったときに一人だと簡単に転けてしまう。人は支え合ってしか生きられない。
人間関係の悩みはつきないが、それから逃げる訳にはいかない。

物語、映像ともに奇麗すぎるくらい奇麗である。病気という人生の坂に対する前向きな姿勢には好感が持てる。
ちなみに、石田ゆり子が大好きなことも多分に影響している気がする。


素直な心で観るのがいいですね。

さだ作品から離れて久しかったので原作を読んだのが今年の3月、その後DVDを観たのが9月に入ってからなので、そうとう遅くなったのですが、みなさんのレビューを読ませていただくと、はっきりと賛否・好き嫌いが分かれていますね。ざっと読ませていただいて感じたことを書いてみます。

映画をひとつのエンタテインメントとして評価すると厳しい点がついて、(さだ氏の原作も含めて)原作者・製作者が伝えたかったメッセージに対して素直に心開いて観ている方は感動されているようです。
ご存じのように短編集である原作の、収録作の中でももっとも起伏が少ない物語のように感じるのですが(他の「秋桜」「水底の村」「サクラサク」のいずれもが映画化したら絵になるだろう愛らしいストーリーなのです)、ではなぜ、この作品が表題作に選ばれ、映画化、ドラマ化されたのか、ということに思いを馳せてみると、一見、さらっとした内容の奥に、人生、病苦、愛、優しさに帯する深い洞察があり、それを凝縮してひとつの作品に昇華させんとした作者の意図があったのだと思えて来ます。

映画は、一部の演出を除いて、台詞のひとつひとつも極めて原作に忠実に作られています。それは、原作を素直にとらえ、その繊細さを極力生かそうとされた監督の送り手としての良心ようにも思えます。坂(階段)の多い長崎での撮影は、スタッフにとって本当に大変だったようですが、画面からはその苦労自体はみじんも感じられません(メイキングで舞台裏を知るまでは)。また、音楽の渡辺氏も、さらに映像化された作品のよさを最大限引き出すべく、コンマ数秒単位で劇伴を調整されています。(あまりに自然に映像にマッチしているので、そうした苦労をまったく感じさせないことがその成功を物語っています)

タイトルの「解夏」は、仏教修行者が、夏(雨期)の修行・夏安吾(げあんご)を経て、一つの悟りを得る(人生の悩みのひとつから解脱する)ことになぞらえているのですが、解脱は執着を離れた無我につながります。主役の二人をはじめ、役者さん(やその演技)への好き嫌いは当然あるでしょうが、そうしたことへのこだわりを一旦横に置いて、素直に心を開いた人にとっては、必ずしも画面には現れていない、原作者や制作スタッフの無我さ・自己主張のなさが、言葉にならないメッセージとして伝わり、感動を呼び起こすように思います。
たしかに精密なCGやアクションによる派手な演出に慣れてしまった私たちから観ると、物足りないという印象は免れないとは思うのですが、噛み締めるほどに深い味わいを得ている方がいるのも事実。何より、本映画作品に対してこれまでに46ものレビュー、原作にも50のレビューが投稿されていることから想像しても、話題作・問題作のひとつであることには間違いありません。


石田ゆり子じゃなかったら

 ベーチェット病という、視力が減退し、やがて失明する難病に冒された教師が故郷に帰り、長崎の街、母親、友人、そして恋人の支えによって、光を失う自分を静かに受け入れていく...そんなストーリー。

 結果とても煮え切らない作品でした。静かで淡々としているのは日本映画の特徴であるとは言え、そうさせすぎで映像から伝わってくるものがあまりに希薄。しかも二人のシーンが味気なさすぎて、絆がよく見えてこない。プラトニックさを超えて、物足りない感じです。

 必要な説明をかなぐり捨ているのに、無駄に冗長なシーンがあったりする。主人公の目だけじゃなく物語の焦点も随時ぼやけまくりなんです。ラストも微妙でしたし、言うなら恋人がなぜモンゴル(笑)にいたのかが全く分からない。ただ、完全に失明した時、見えなくなるという恐怖は無くなるというセリフは良かったです。石田ゆり子に星2つ。


松村達雄が圧巻!透明感あふれる秀作

作品そのものはいわゆる難病ものにあたるのだろう。視力が段々と落ちてくる男と、それを支える女の純愛物語。磯村監督の作品は山手線が走る東京の絵は映えないのに、地方に来ると突如として輝きが増す。観ているほうのイメージもあるのだろうが、今回も長崎の海と空の爽快さに胸打たれた。大沢たかおも石田ゆり子もお涙頂戴、的な「泣き」の演技ではなく、淡々としているところがよかった。でも、松村達雄演じる大学教授がいなかったら、どこまで「解夏」の意味が真実味を帯びただろうか。メイキングで大沢たかおも言っていたが、昭和時代の俳優には作品全体を理解しようという凄味がある。松村が書く「解夏」の文字と思わず聞き入るその意味。このシーンがあったからこそ、ラストシーンの感動がグッと増した。松村達雄はこれを最後に旅立ってしまったが、最後まで映画全体の舵取りをしていたことに映画俳優としての魂を感じる。個人的に懸念していた「さだまさしワールド」感は薄く、磯村色がよく出た透明感あふれる秀作である。

静かな映画

アクション物やSF物が大好きな人にとっては、少し物足りないかもしれません。
でも、この映画の最大の特徴は、「見終わった後にクル」ということです。
この映画、物語の真髄に気づいた人は少ないと思います。



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ふと旅にいきたいなと思った時に見たいDVD

世界の街を実際の旅行者の目線で歩いていきます朝から街を歩いていくのですが、行き交う人たちに挨拶しながら行くところから始まります。これが嬉しいですね。なかなか出来ない事です。途中気になった所によって話しを聞いてみたりします。インフォメーションのコーナーもあってなかなかた楽しめます。最後まで見るとああいい街だなあと感動する事うけあいです。


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学生野球(高校野球)のあり方とは?

最後まで見て感じたのは、一昨年、世論を風靡した高校野球の「特待生騒動」だけど、高野連上層部の考えとしては、この映画的な風土を現代のそして未来の高校野球界にも残したいとの意図があるのではないかということかな(この映画は今でいうところの大学野球だけど)。
魔女狩りみたいな特待生ないし留学生問題の提起の仕方に対して自分は大反対の立場にあるわけだけど、この映画で描かれているような「空気」が好き、というか心地よくて高校野球の球場に足を運んでいるわけだったりする。「本音と建前」との使い分けがニッチもサッチも行かなくなっているのが今の高野連ないし高校野球というものの現状で、それは毎年夏、春、と楽しんでいるファン、そして日本全体の空気も同様なのかもしれない。


この映画はたまらない

「ハチ公物語」の神山征二郎監督作品。
この人はいつもなんと馨しい映画を撮るのだろう。
野球のことはわからなくとも、心に沁みる映画である。

北辰とは北極星のことで、七高のある薩摩・鹿児島からは
北極星が斜めに見えることから来ているらしい。
(日本ならどこから見ても斜めという突っ込みはなしね…。
薩摩からは「より」斜めに見えるのだから。)

とにかくこの映画は、弊衣破帽、高下駄など
バンカラな旧制高校好きにはたまらない映画になっている。

映画でも触れられるが、「七高生を見たら鬼と思え」とは
なるほどそうであるかもしれない(笑)
よく遊び、よく学ぶ。それは常人から見れば時に野蛮に見える。
バイタリティに溢れていたのでしょう。

たいていこの種の映画は原作の方が面白かったりするのだが、
この映画に関しては、七高の寮歌である「北辰斜めにさすところ」
が聴けるという点で、映画の方が勝っていると言える。

旧制五高(現・熊本大学)と七高(現・鹿児島大学)のOBにも
たまらない映画なのではないだろうか。
このような故郷を持つ人を私は羨ましく思う。
こういう映画を良いと思うようになった私も、歳なのでしょうか。

話も実に良く出来ている。日野原重明先生もこの映画を観て、
古き佳き帝大生時代を思い出したようだ…。
古き佳き昭和の香りがする。好きな映画である。
一つ難をいえば、坂上二郎の芸が下手ということだろう(笑)


やっとdvdになりましたか!まってました!

試写会で見て感動し、映画館で見て感動し、これは絶対映画館に行くことができないおじいちゃんとおばあちゃんにプレゼントしようと思って、dvd化をずっと待っていました!!!
敬老の日に間に合ってよかったです。

でも実はこれは私のような年代の人こそ見たほうがいいのかなあって思います。静かに心にじんときます。これはぜったいおすすめ!!自分用にも絶対注文する予定です。
これは必見!将来自分にq供が生まれたときも是非見せたい映画です。



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PC・家電・CD・DVD  |  2009/11/26