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クチコミ情報
愛おしい家族の風景家族というものをとてもよく描けてると思いました。
愛おしいと思いました。
子役の子達も含めて役者さん一人一人も良い感じですね。
阿部寛と夏川結衣扮する夫婦はどうしてもドラマ「結婚できない男」を思い出さずにいられなかったです。
正直な家族の姿夏の終わりに久しぶりに集まったある家族の1日を描いた作品で、別に何か事件が起こるわけでもなく、どこにでも居るような家族の姿が綴られているだけのお話。
でもそこには「家族愛」なんていう大雑把な言葉ではくくれない、「家族と呼ばれる人々」それぞれの、様々な感情の交錯、決して小さくはない葛藤や苛立ちが、日常風景の中に丁寧に描かれていて、とてもフィクションとは思えない正直な日本の家族の姿、そして人間の姿を見ることが出来ます。
きっとこの映画を観たら誰でも、自分の家族のことを考えてしまうんじゃないかと思います。だから一人で観ても、家族と観ても、良い作品です。僕は期せずして母親と二人で観ましたが、それはそれでよかったかな、と。
1度は観て欲しい、オススメの作品です。
ある家族の風景どこにでもありそうな家族のつながりを描いていたが、
主人公の年齢に近いということもあり、共感を得る部分
が多かった。
久しぶりに集まる家族に得意料理を振舞う母と居場所が
なく隣接する自分が経営する診療所に身を隠す父。
どこにでも居そうな母親役を樹木希林が好演。
毎年長男の命日に代わりに命を救われた青年を家に呼んだり、
古い歌謡曲を披露したり(夫の昔の不貞を忘れない為?)と
淡々した態度の中にも毒があり、積年のぶつけ所のない恨み
を内に秘めている感じがなんとも言えず怖さを醸し出していた。
なるほどそれで題名が♪歩いても歩いても♪かと。
見終わって何となく気持ちが落ち着くのは等身大の人達を描いて
いるからか。
上手くて、面白い「東京物語」を連想させるのは意図的なのだろう。
分かりやすい符合が散りばめられ過ぎている。
とは言え、それはマイナスにはなっていない。
実家に帰るときの感じがうまく描かれているし、そこで生じる小さなさざ波が計算の上で、展開している。
「東京物語」の続編というのはその通りだと思うし、二人のその後を描くとこうなるのかなと思った。
「いつもちょっとだけまにあわないんだよな・・・」この短い台詞に監督の思いは集約されてるのでは・・・この作品の素晴らしさは既に多くの方がじゅうぶんに説明しているみたいなので、いまさら私ごときが付け加えることもないのですが、ふと思ったことをひとつだけ・・・。
主人公(阿部寛)の母親(樹木希林)が、とある関取の名前を思い出そうとしてなかなか思い出せないというくだりがあります。その後も何度か思い出そうとするも、結局できずじまいなのですが、物語の終盤、実家をあとにした阿部が帰り道のバスの中(?)でその名を不意に思い出します。そしてひとこと「いつも、ちょっとだけまにあわないんだよな・・・」と、しみじみ呟くのですが、実はこのひとことにこそ監督がこの作品で伝えたかった思いが凝縮されているのではないでしょうか。
とうに死んでこの世にはいない長男の影を追い続ける両親を嫌悪しながらも、そんな彼らを大らかな心で
受け入れられない、受け入れようとしない自らの狭量さを恥じてもいる。多かれ少なかれ人はそんな葛藤を
抱えて生きていくわけで、なんとかうまく折り合いをつけようとしてもがき苦しんだりもするのだけど、
やっと正解にたどりつくころにはもう・・・というのは多くの人が経験していることだと思います。
「いつもちょっとだけ間に合わないんだよな」このひとことには、大いにみにつまされました。
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