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クチコミ情報
色んな謎に対しての読解力に限界を感じた上で色んな謎がばら撒かれ、下で回収するということを期待していると全く肩透かしを食らう。
私自身の読み方だと「そこは解決するのにあそこは放り投げたまま??」という不思議さが残る本。
それぞれの読者の想像力と読解力が試される一冊。
象徴的なものがたくさんでてくるので、それぞれの人生経験によって読み方が変わってくると思う。
物語そのものは不思議な世界に包まれ面白いので楽しめるが私自身はまだまだ未熟なのか?の多い内容でした。
白い怪物って何?マイクロソフト日本法人元社長の成毛真(無類の読書家)が勧めていたのがきっかけで読んだ。
初めての村上春樹であったが、読者を引き込む技はさすがだと思った。読書を楽しむ本としては悪くない。
何かしらのメッセージを持ってはいるが、白い怪物に代表される突飛な部分が
二流のおとぎ話風な印象を与え、強烈に心に突き刺さるほどではない。
名作には、作家の魂の底から滲み出るものを感じるが、
この本は、読み手や、その評判を意識し過ぎという感じがする。
ほかの村上春樹作品を読んでみたいとは思わなかった。
解決編なきファンタジーポルノはやり,というか,案の定,というか,前半でばら撒いた伏線,例えば.
少年時代のナカタさんに何が起こったのか,
僕の記憶がなくなっている間に何があったのか,
そういう謎がまったく回収されず放り出された形で結末を迎える.
思わせぶりな謎を提示して,あとはセックスシーンのオンパレード.
これを称してブンガクと呼ぶのかもしれないが,
前半の期待感に比べると少々不消化感の残る読後感.
個人的には傑作評価が分かれるのも無理はないかな、と思う部分もありましたし、
明確な「答え」が提示されていないのにもやもやしたりもしましたが、
間違いなく傑作だと思いました。
ものすごく簡単に言ってしまえば、これはある少年の成長の物語。
だけど、とても切ない物語。それを魅力的に書き上げてくれています。
性的表現は露骨ですし、最終的によくわからないまま終わってしまった
ふしもありますが、そんなことはどうでもいいのです。
ただ切なく、それでも美しい話でした。
星野青年は第3の主人公です。
彼の考え方は私の考えにとても近いので、非常に身近に感じました。
彼が喫茶店で考えるシーンがとても好きです。
語り得ないものを語るために私は、このような長編小説を読むのは、久しぶりでした。
リアリティーのないストーリー。ファンタジーとも、SFとも言えないような世界。だけど、そのストーリーには、リアリティがある。
読み進むにつれ、リアリティーのないストーリーに、真のリアリティーを感じました。普段のコミュニケーションでは、通じることのできないような、複雑な深層心理を小説に表現していて納得させるからだと思いました。
ふたつの大きなテーマを感じました。『暴力の意味』、そして『記憶と喪失』です。
それから「メタファー」という言葉がキーワードになっているのか?と、思うほど、よく、使われています。私は、これを読者に対するキーワードのように考えました。この小説は、私の心、そして読者の心のメタファーなんだと。
語り得ないものを語るために小説はあると言うのなら、村上春樹さんの小説は、まさしくそれだろうと、思いました。
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