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病院で死ぬということ (文春文庫)

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病院で死ぬということ (文春文庫)

山崎 章郎 
病院で死ぬということ (文春文庫)
定価:¥ 530
新品最安価格:¥ 530
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命はひとつ、救える成功率は100%しかない

・その当時、母の死に直面したばかりだった。医師も病院も無条件に信頼すべき存在のはずだった。医師の「9月末には退院できる」の言葉と裏腹に、術後9日で母と永別せねばならなかった。医師は「医学の予想を超えた悪化だ」と言った。私はその医師を憎んだ。母の命と彼を交換さえしたかった。人工心肺までして命を空しうした母に、涙が乾く日はなかった。心臓手術をして2日目、一般病棟に戻したことが誤診だとしか思えなかった。(その後意識が混濁悪化した。)誤診を疑われ、死の直前にカルテを見せて恥をかかせた担当医のことを、今尚人格者と思っていない。そんな折、私のケースそのままのタイトルを付した本書を読みふけった。母のような悲しい事例も書かれていた。命がけなのは患者だけではない。そこには家族もいるのだ。本書を読むと、病人の生死をめぐる治療が家族にもたらす功罪がよくわかる。

死が遠ざかっている日本人に必要な内容では?

人間なので、生きることも死ぬことも当たり前なのですが、現代社会は太平洋戦争の反動からか
死を極端にタブー視してきました。

そんななかでも、死を目前にし、かつ明確に死を意識して生きている患者さんに直接関わり、
死の尊厳を守り続ける医師からのメッセージがダイレクトに心に響く内容になっていると思います。

読み始めは可愛そうな内容としか思えなかったのですが、読み進むにつれて人生をいかに前向きに
生きていくか、死を前向きに考えることが大切というように読めるようになってきました。

ホスピスに関わるか否かではなく、ご家族に高齢者がいらっしゃる方や、ボランティア活動でも始めようか
と考えていらっしゃる方には積極的に読んで頂きたい本です。


本書に出会えた人は、すでに死生観を意識している

果たして現代の日本人の最後を迎える場所として、病院で死ぬことが人間らしい最後を迎えるのにふさわしい場所かどうか甚だ疑問である、ある調査によると死ぬ最後は住み慣れた家で最後を迎えたいという意見が大多数を占めていた、その意味するところは病院では死の最後を迎えたくないと言うことであろう、現代の日本の多くの病院に心ある医者がどれほどいるというのか、少なくとも本書の著者は医者に最も必要な、いたわりと思いやりのある心ある医者だと思う

息子へ

大事な人の最後は、ã"ã‚"なお医è€...さã‚"に、助ã'てもらいたいと思った。ã"れã‚'読むまで、仕事とはいへ人のä½"にメスã‚'å...¥ã‚ŒãŸã‚Šã™ã‚‹ãŠåŒ»è€...さã‚"が、どã"か、自分とは考えæ-¹ãŒã¡ãŒã†ã€ã¨ã„うæ°-がã-ていまã-た。でも、ã"の本ã‚'読ã‚"で、お医è€...さã‚"もほかの人と一ç·'で、やっぱり一人一人考えがちがうã‚"だ。なã‚"てあたりまえのã"とã‚'æ"¹ã‚ã¦æ€ã£ãŸã‚Šã-まã-た。医師の立å 'から見たがã‚"患è€...たちの最後はさまで、ノンフィクションという前提でよã‚"だあたã-には、å...¨ã¦ã®è©±ã-がç"Ÿã€...ã-かったです。「息子へ」ã‚'読ã‚"だとき、作è€...の人の、何か特別な感じがæ-‡ã«å‡ºã¦ã„ã‚‹æ°-がã-て、涙が出まã-た。また、作è€...の自分自身や、そのä»-いろいろに対する「変えていã"う」という勇æ°-がすã"いと思った。

いろいろなã"とã‚'考えさせられ、ã!¾!!た、感動ã-まã-た。

どう生きたらいいのかわからなくなってしまった人に

人生の曲がり角で出会った本。今思えば呼ばれた本だったのかもしれません。蒸し暑い真夏の雨の日に中野のアパートの一室で読み耽った、私にとっては現在の自分の在り方を決定づけてくれた思い出深い本です。あの頃は今よりずっとずっと迷いも多く、その答えを本の中に探そうととにかく必死でした。何度も何度も読み返し、生きるとは本当はどういうことなのか。自分の人生何が大事で、そうでないものは何なのか。この本に出てくる死に直面するさまざまな患者さんと医療チーム側との人間同士の真の触れ合いによって、失いかけていた心の視力を甦らせることが出来ました。内容は死に関する本なので躊躇される方も多いかもしれません。でも、この本が本当に問いかけているのは、愛のある生き方をしているのかどうかなのです。大きな選択を前に足踏みしている方、どうぞこの本をお読みください。この本を手にとった方の未来が、深い愛に包まれたものであることを心から願ってやみません。


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山崎 章郎 
続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに (文春文庫)
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自分はコンプレックスの塊だと言う人間は読んでほしい

この本を読むきっかけは自身も山崎氏の患者であった故原島久美子さんが書いた「涙のアンパンマンマーチ」の中の日記に書かれていたことと、自分自身ホームヘルパーの勉強をしていて、末期がんの緩和ケアの話が書かれていたので読んでみようと思いました。

25年前に祖母も15年前に祖父も亡くなったのは病院でした。25年前に祖母が亡くなったときは学校で死を知らされました。母方の祖母は7年寝たきりで自宅で亡くなりました。

娘の結婚式を見届けて亡くなった父親、幼い子を残して死んだ母親の話は考えされました。この本が出た当時はホスピスと言う言葉がで出した頃で、ホスピスに行くというのは自分の死を受け入れるという意味でもありました。そして病院はぎゅうぎゅうづめの病室で過ごす世界でした。

山崎氏は団塊世代で船医をしながらあちこちの国を放浪したという人でもあります。

われわれの世代は校内暴力で学校が荒れ、そのあおりを受けて頭からつま先まで抑圧された教育を受け、高校入試はおろか大学を出たものバブル崩壊で就職難と言う不幸な世代でもあり、悪く言えば女の子の場合は自分に対するコンプレックスを強く植えつけてしまった人も多いのではないかと思います。

このレビューを書いた日に5年前に岡崎市で起きた女子大生の殺人事件の裁判のニュースで、鬱積した気持ちを女子大生に刃を向けた男とその親に欠けていたのは祖母が亡くなったときに25年前の私が火葬場で経験した人は死ぬと燃やされるという現実と、この本の登場人物の生きる力だと私は思った。

私は父の一言でヘルパーの勉強を始めましたが、この本は自分はコンプレックスの塊で何も出来ないという人に読んでほしいです。


今生きている時間を大切に

まず、泣いた。そして自分が今日無事に生きていることにものすごく感謝させられた。人の死に関する本なので、決して明るい話ではないし、楽しくもない。すごく悲しいけど、でもそれだけでもない。自分の人生の最後を知り、残された時間をどう自分らしく過ごしていくかを模索しながら懸命に「生きる」人達とそれを支える人達。そう、これは題名こそ死を思わせるが、実は生きることについての本なのである。必読。


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