
|
クチコミ情報
スゴい!この度初めてまとめて読みました。
2巻までは、キレのよいクセダマがビシビシ決まってんなぁ〜、と楽しく読むだけでした。 で、この3巻。 キレてる160kmのナックル、魔球ですよ。
キャッチは諦めた。身体で止めます。
ホントにスゴいマンガがあったもんです。
圧倒的。1巻で「おっ?」っと注目した漫画ですが、実は私、2巻を読み終えた時点で、一度、売っ払いました。その時に感じたのは、ああ、要はSMとかエログロとかが好きで本当はそれを描きたい作者が、媒体上、描けるギリギリのラインで自分の趣味をぶちまけているっていう類の漫画なんだなあ、と感じたのです。でも、何故か心の片隅にこの作品が引っかかっていて、3巻が出たのをキッカケに買い直しました。で、読んで、ゾゾゾッと鳥肌が立ちました。化けましたね、この漫画。物語が、凄まじい密度で読者を圧倒します。ツンデレを題材に、よくぞここまで描ききった、あっぱれ。でももはや、ここまで突っ走ってしまうと、小学校で友達が出来るとか出来ないとか、そういうレベルで物語は収束しませんね。まあ、そんな心配は余裕で踏み越えていく才能が、この作者さんにはあるような気がします。とにかく、泣けました。次巻が楽しみです。
文句なく笑わせてくれる一冊 ツンデレな少女とへごいもな男の子の物語、夏休み篇です。
いやぁ、笑わせていただきました。とにかく今回の巻では、主人公の少女の義理の父の回想シーンと、彼・彼女ら義父母の深い愛をしった主人公にほろりとさせられつつも、それでも百舌谷さんの無茶っぷりと、「どえむになりたい」と力強く宣言する男の子の姿に、ひたすら笑わせていただきました。
実はわたくし先日回復手術をしたばかりで、笑うとお腹が痛くて痛くてたまらないので、こんな本を読んでいてはいけないのですが、面白さに釣られて痛がりながら最後まで読んでしまいました。笑いながら痛くて苦痛にのたうつ。まさに端から見ていると変な人です。でも、それくらいおかしいお話です。
ツンデレものなんて、という人には逆にお勧めかもしれません。
現在連載中の漫画では、笑わせてくれる度でいえば絶対にベスト10に入る作品です。
なんか本巻は妙に分厚いぞ3巻出るのが遅いなー、と思っていたら。
やっと出て、手に取ったら妙にぶ厚い。
なるほど、これがその理由かと納得。
えと、ますます力入ってます。
一コマ一コマ、慈しむように読みました。
それに応えてくれるだけの作品だと思います。
しかし、レビューがもうこんなに……。
で、話はまた予想を裏切る方向へと進みます。
設定だけで終わると思っていた設定を、掘り下げ始めています。
脇役だったと思っていた人たちに光が当たっています。
とにもかくにも、何と、作者がいくつかのテーマを提示して、
それに挑み始めております。
読んでいて、その呻吟の様子がひしひしと伝わってきました。
この作者がこのようなテーマに挑むとは、まさかの驚きでした。
これは本当に私にとっては意外でした。詳細は読んでみて下さい。
前巻で予言されていた展開と伏線は……消化されているようなそうでないような。
巻末で惜しくも夭死した伊藤計劃さんへの弔辞が述べられていますが、
この出来事が本巻収録の作品の連載期間から考えて、少なからず本巻の展開に
影響を与えていると考えます。伊藤計劃さんと作者の関係はかなり深いもので
あったようですので、止むなし、でしょうか……合掌。
そのせいかそうでないのか?、この巻のラストは今後の展開において
悲劇的な展開が予想されるような結文で締めくくられており、ちょっと心配です。
個人的には、あまりキツかったりつらい話になってほしくないからです。
今まで、あまり作家性がないと思っていましたが、この巻から徐々に
それが出てきているような気がしています。
せっかく表現力があるのですから、それを活かさない手はありません。
また、それが伊藤計劃さんへの一番の弔いにもなると思います。
(レビューなのでつい偉そうな物言いですが、ご容赦を)
この作者の今後に期待です。なのでわざと私だけ、星4つです。
「面白い」作品から、「とてつもない」作品へと。楽しみにしていた3巻。
ここまで堪能させてくれるとは。
よく「泣かせるより笑わせるほうが簡単」と言います。
でも、技巧によってではなく、実存の底から振り絞る
パッションで(勿論マンガ家として技巧な技巧をお持ち
ですが)読み手の魂を震わせる作品にはなかなか出会えません。
巻末の伊藤計劃氏の追悼も本当に感涙モノです。
小音ちゃんが「生き延びるミャハ」となり、番太郎くんも
「自身の遺伝子を後世に伝えられるスネーク」たらん事を祈ります。
ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)
METAL GEAR SOLID GUNS OF THE PATRIOTS
|