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クチコミ情報
お茶漬けさらさら軽くて楽しいです。
好みの問題はあるでしょうが、重い小説に飽きたとき、お茶漬けのようなこういうものがあることを知っておくと、重宝します。
「真庭忍軍」にスポットを当てた番外編「刀語」シリーズの中に登場する忍者集団「真庭忍軍」にスポットを当てた番外編です。ただ、登場するのが「刀語」に登場したキャラの「初代」たち、と時代を遡っています。「刀語」シリーズの愛読者なら興味深いかもしれませんが、本編とはほぼ関係ありません。さらさらっと読めます。
本書とは直接関係ありませんが、「刀語」はアニメ化が決定したようです。(「化物語」もアニメ化するようですね。)あまりにもあっさりと敵を倒してしまったように感じた「刀語」シリーズがアニメでどう表現されるのかちょっと楽しみです。
雑魚キャラ達の復権 既刊「刀語」において、雑魚キャラ、咬ませ犬と呼ばれ散々な扱いを受けた真庭忍軍の物語。時代的には、虚刀流初代の鑢一根が活躍していた頃。戦国乱世を生き残るための改革として、頭領を十二人とすることが真庭鳳凰により提案された。そこで、里のご意見番である真庭狂犬が、その候補となる忍びを検めて行くというようなお話。パンドラVol.1Bに掲載の初代真庭蝙蝠の物語に加えて、初代真庭喰鮫、初代真庭蝶々、初代真庭白鷺の物語が書き下ろされている。それぞれの忍びが、与えられた状況でどのように動くのかを通じて、それぞれのキャラクターを描いている。この時代では、異常な能力を持っている者はいたが、全てが全て人外という訳ではなく、以後の歴史で異常性が高められていったものと思われる。刀語に登場したそれぞれの名前を継ぐ人物との違いを見てみるのも面白いかもしれない。
この作品では、真庭忍軍の忍び達は基本的に格好良く描かれており、七花に瞬殺された忍び達も少しは報われた思いをしているだろう。しかし、アニメ化されるのはあくまで刀語であり、そこでは雑魚キャラとして扱われるかと思うと、やはり哀れではある。
『刀語』が好きならば一読を僕自身、『刀語』が好きなので、楽しく読むことができました。
ページ数は少なめなので、割とあっという間に読み終わります。
やはり値段が気になるところですが、もう、講談社BOXである以上は仕方がない気がするので、
そこで評価は下げないことにしました。
見どころは、今回の主役である真庭忍軍の初代統領たちと、『刀語』に登場した現・統領たちとの
ギャップでしょうか。だからと言って全く違う奴らばかりではなく、どこか「あ、やっぱりそんな感じなんだ」
と思わせるところがあったり、なかったり、とにかくまあ、個性という面では、初代統領たちも
全く見劣りしません。
この本では初代統領たちのうち4人にスポットがあてられていますが、残り8人の統領の話も
ぜひ読みたいところです。
地味めで盛りあがりにも欠ける07年01月から1年間,毎月刊行された『刀語』シリーズの番外編とも言える作品で,
それよりも昔,本編をにぎわせて(?)くれた忍者軍団の『初代』たちの物語です.
4人の頭領候補のことが描かれており,それぞれ一話完結型の全四話構成となります.
なお一話は『パンドラ vol.1 SIDE-B』に掲載されたもの,残りは全部書きおろしです.
ただ,本編にはまったく出てこない『初代』たちばかりのせいか少し地味にも感じ,
短編ゆえに起伏に富んだ展開というのも薄く,いささか盛りあがりに欠けているよう.
ほかにも,著者の作品に多く見られるパロディやにぎやかなやり取りなどはまるでなく,
いわゆる『西尾節』も抑えめで,それらを期待している人には物足らないかもしれません.
それよりも引っかかるのは価格で,ボリュームも少ないのですからもうちょっとなんとか….
とはいえ,第三者視点で語られつつも4人以外の人物が物語の中心に居るのが印象的で,
『今と昔』の軍団の様子,そして『先祖と子孫』の姿や言動の違いはなかなかおかしく,
いずれ語られるであろう頭領の中の頭領や,中心に居た人物の物語も気になるところです.
表紙と同じカラーの『しおり』がついており,巻末には頭領候補4人のプロフィルを掲載.
イラストは表紙をめくってカラーが3枚,あとは各話の最後にモノクロで見開きがあります.
また,本編とは時代も登場人物も違うため,本作だけ読んでも大きな問題はないと思います.
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