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祭りの準備 [DVD]

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祭りの準備 [DVD]

黒木和雄 杉本美樹 江藤潤 ハナ肇 馬渕晴子 浜村純 原田芳雄 竹下景子 桂木梨江 
祭りの準備 [DVD]
定価:¥ 3,990
新品最安価格:¥ 3,161
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クチコミ情報

閉塞感からの脱却

赤い布切れは、潮風にボロボロになりながら、枯れ枝に纏わりついている。
飛ばされて空に舞いたくても舞えないまま、やがて朽ち果てて行きそうだ。

四国西南端の田舎町、滑稽なまでに精一杯生きている人々。
大きな絶望を含んだ閉塞感で、今にも押し潰されそうな自分という存在。
溺愛する母親の小鳥を逃がすことで、自分も脱却できるのか・・。

祭りの準備をしてきたが、きっと憧れた東京には祭りなどない。
ドロドロした自らの故郷にこそ祭りは確かに存在し、そのことを知った主人公は、
原田芳雄の妹のように、節の外れた荒城の月を歌いながら帰ってくるのだろうか。

中島丈博の脚本、黒木和雄の監督、原田芳雄の快演という夢のような
コラボレーションによって、この作品はATGの頂点を極めた。

竹下景子のお宝映像など忘れてしまいそうなエネルギーだ。


土俗的ってこんな感じ

まず竹下景子がああいう演技をする、ということに驚きました。
当時「お嫁さんにしたい女優」とか言われていたんだろうに。
意外でした。びっくり。

「祭りの準備」
どんな祭りが行われるのか?と単純に思っていたのですが、
ある意味、主人公の人生における「祭り」なのですね。
何か、土俗的な、本能的なものを強く強く感じました。

(たぶん)今時のさらりとした、見終わった後もさっぱり、
さらさら〜という感じの印象ではありません。
夢にでそうな、うなされそうな、ディープな内容。

一昔前の日本社会における「家」とかそういうものも
分かったような感じがします。

さらりと見れるような内容ではありませんが、
たまにはこういうものを見るのもいいのかも知れません。
とにかく竹下景子にびっくり! です。



遠くにありて思うもの

高知県中村市出身の異色脚本家・中村丈博の半自伝的作品を名匠・故黒木和雄監督が映画化。地元の信用金庫に勤める楯男(江藤潤)は、うだつの上がらないダメサラリーマンで、父親(ハナ肇)は外に女を作って別居中、何かと干渉してくる母親ときよ(馬渕晴子)との生活にも嫌気がさしていた。反対に、東京でお尋ね者になって中村に帰ってきた過去がある利広(原田芳雄)は、すねに傷を持つ自分を快く受け入れてくれた故郷がいとしくてたまらない。

誰と誰がくっついて、誰が誰の子を宿したのかなんて噂はもちろん、会社の営業成績まで近所にツツ抜けの楯男の生活。“プライバシー”などという言葉は、はなっからここ中村には存在しないのだ。人波に紛れて匿名で生活可能な東京スタイルは、楯男の目にはさぞや魅力的に映ったことだろう。一挙手一投足を細かく干渉される田舎生活は、B型の自分に言わせれば「うぜぇ」の一言。まして身内の恥までバレバレとあっては、東京脱出以外生きる道がないと考える主人公の気持ちは良くわかる。

そんな楯男とは対照的に描かれる利広は、中村に帰ってきても悪事を繰り返す根っからの“ワル”であり、しまいには○○○○まで犯してしまい中村にもいられなくなってしまう。旅立の日、田舎を出たがる男と田舎に帰りたがる男が駅のホームでばったりと出くわすクライマックスシーンは印象的だ。シナリオライターとなって都会生活にボロボロに疲れ果てた時、利広と同じように楯男=中村丈博もやはり故郷の中村に帰りたいと願うのだろうか。

遠くにあるからこそ思い出す故郷のありがたさを、パラドックスに描いた作品だ。


初々しい竹下景子!

いつまでも余韻が残る作品です。
ビブラフォンの奏でる物悲しくて、優しいテーマ曲が耳から離れません。映画とマッチしていると思います。
都会から帰ってきて少し頭のおかしくなった役の桂木梨江さんが印象的でした。

20年ぶり観て結構カラミシーンが多いのに驚きました。
西日本の太平洋岸では昔は夜這いの風習がありました。
性に対する大らかさが残る地域です。
昭和30年代では、映画の様なことは有りえることだったかも知れません。

息子離れ出来ない母、女性関係にだらしのない父、ハチャメチャな隣人たち。
濃厚でまとわり付く様な人間関係。
そこから脱出しようとするとき、言いようのない懐かしさがこみ上げてきます。
最後のシーンは何度も繰り返し見てしまいました。
こんな優れた日本映画はそうそうないと思います。
昨今の薄味の映画に、アキアキした多くの人にぜひ見てもらいたい作品です。


1970年代のATGの代表作

竹下景子のヌード目当てで見た作品ですが、実際、とても感動しました。映画脚本家を目指す地元の信用金庫勤務の主人公を取り巻く土佐中村の人々。特に村の中の、性のどろどろした関係の中で苦悶する主人公がとてもうまく描かれています。個人的には、夫が他の女に走り、一人息子を溺愛する母親役の馬渕晴子と覚醒剤中毒で廃人になった隣の娘を追い回すお爺ちゃん役の浜村純が印象的でした。黒木和雄監督に合掌。


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祭りの準備 ニューマスター版 [DVD]

黒木和雄 江藤潤 馬渕晴子 ハナ肇 竹下景子 原田芳雄 中島丈博 
祭りの準備 ニューマスター版 [DVD]
定価:¥ 4,935
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商品の紹介
脚本家・中島丈博の自伝的作品を、黒木和雄監督が映画化。中島自身がモデルと思われる青年・楯男(江藤潤)が、故郷のわずらわしい人間関係から逃れて東京行きを決意するまでを描く。
また江藤と同様、当時新人であった竹下景子が初々しい姿を見せ、江藤とのラブシーンではその肢体を披露している。ハナ肇、馬淵晴子といった多彩な出演者の中で、特筆すべきは原田芳雄扮する、楯男の友人でヤクザの利弘で、犯罪に手を染めながら、楯男の旅立ちには駅のホームで万歳を三唱して見送る優しさをあわせもつ。がさつで乱暴だが時に優しい、ぶっきらぼうな男を演じさせたら天下一品の原田芳雄の今日に至るまでの代表作と言え、万歳三唱のラストシーンは観る者の胸を熱くする。普遍的な青春像を誠実なタッチで描いた傑作。(斉藤守彦)


クチコミ情報

閉塞感からの脱却

赤い布切れは、潮風にボロボロになりながら、枯れ枝に纏わりついている。
飛ばされて空に舞いたくても舞えないまま、やがて朽ち果てて行きそうだ。

四国西南端の田舎町、滑稽なまでに精一杯生きている人々。
大きな絶望を含んだ閉塞感で、今にも押し潰されそうな自分という存在。
溺愛する母親の小鳥を逃がすことで、自分も脱却できるのか・・。

祭りの準備をしてきたが、きっと憧れた東京には祭りなどない。
ドロドロした自らの故郷にこそ祭りは確かに存在し、そのことを知った主人公は、
原田芳雄の妹のように、節の外れた荒城の月を歌いながら帰ってくるのだろうか。

中島丈博の脚本、黒木和雄の監督、原田芳雄の快演という夢のような
コラボレーションによって、この作品はATGの頂点を極めた。

竹下景子のお宝映像など忘れてしまいそうなエネルギーだ。


60年代、地方の若者の青春をリアルに描いた傑作

今とは時代がまったく違う。自分らしく生きたい、何かをしたいと願う青年にとって、東京に出るということがもっと大きな意味を持っていた。高度成長時代とはいえ、まだまだ貧しかった。同じ60年代を地方で育った私はこの映画の主人公である映画青年に自分を重ね合わせ、思い切り感情移入して観たものだ。舞台は四国の小さな村、当時、いまほど大都市と地方の情報が同化していなかった。青春とはある意味惨めなものだ。金もなく、じめじめした暗い欲望に支配される。そんな青春がリアルに描かれている。純朴な映画青年・楯男を江藤潤が好演。まだ新人で初々しい竹下景子も魅力的。しかし、この映画の核は、なんといっても自堕落なヤクザ利弘と楯男との不思議な繋がりだ。黒木和雄監督の初期の傑作であり、60年代の青春を描いた作品では異色の名作だと思う。なかなかDVDにならなかったが、すぐ購入した。いまの若い人にはピンとこないかもしれないが、こんな青春もあったのだ。

訃報に寄せて

 黒木和雄監督の訃報(4月12日死去)を聞いて、本作にまつわる思
い出をまとめてみる気になりました。本作を観るきっかけは、旅先で観
たという同級の女子学生ふたりに奨められたからだったと思います。観
てみると、自分のエネルギーを爆発させることができるような祭りが来
るのか来ないのか、来るとしてもそれはどのようなものなのか、そんな
ことを思い悩む時期を、シナリオ作家志望の青年(江藤潤)を通して、
ある時は滑稽に、またある時は親しみを込めて描いていて、感じ入ると
ころがありました。なにより、本作を知らせてくれた同級生と心が通じ
合っていたことが嬉しかったと記憶しています。
 記憶といえば、本作の当時の新聞広告に佐藤忠男氏の「フェリーニの
『青春群像』に似ながら、それを超えた作品」という紹介が載っていた
と思いますが、確かに記録映画で鍛えたカメラワークで捉えた地元の人
達のおおらかな表情や激しい暴風雨の様子と主人公の父(ハナ肇)や祖
父(浜村純)、そして近所のチンピラ(原田芳雄)達が起こす破天荒で
おかしい出来事ががっちり組み合った本作の骨太さは、『青春群像』に
はないものでした。
 最後に本作の音楽についてもふれておきます。本作の基調である野太
い生命力を強烈なビートで、人生の喜怒哀楽をシンセサイザーによると
ぼけたメロディーで表現して、聴き応えがありました。松村禎三の映画
音楽でも代表作のひとつと言えると思います。


1970年代の最も印象に残った日本映画

竹下景子のヌード目当てで見た作品ですが、実際、とても感動しました。映画脚本家を目指す地元の信用金庫勤務の主人公を取り巻く土佐中村の人々。特に村の中の、性のどろどろした関係の中で苦悶する主人公がとても良いです。個人的には、夫が他の女に走り、一人で息子を溺愛して育てた母親役の馬渕晴子と覚醒剤中毒で廃人になった隣の娘を追い回すお爺ちゃん役の浜村純が印象的でした。

原田芳雄でしょ!やっぱり。

 劇場も含め今まで何度も見ているが、改めてDVDで見てみるとこの作品はやはり原田芳雄に尽きる。楯男と酔っ払って街をふらふらしている時に出会った良子に対する「捨てゼリフ」など、彼でないと絶対にできない。25年前の劇場での初見でラストシーンに涙したのは、彼の演技に対してだったのか?黒木和雄が彼を重用するのが本当に理解できる。


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祭りの準備 [DVD]

黒木和雄 江藤潤 竹下景子 原田芳雄 ハナ肇 中島丈博 
祭りの準備 [DVD]
定価:¥ 4,935
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閉塞感からの脱却

赤い布切れは、潮風にボロボロになりながら、未枯れ枝に纏わりついている。
飛ばされて空に舞いたくても舞えないまま、やがて朽ち果てて行きそうだ。

四国西南端の田舎町、滑稽なまでに精一杯生きている人々。
大きな絶望を含んだ閉塞感で、今にも押し潰されそうな自分という存在。
溺愛する母親の小鳥を逃がすことで、自分も脱却できるのか・・。

祭りの準備をしてきたが、きっと憧れた東京には祭りなどない。
ドロドロした自らの故郷にこそ祭りは確かに存在し、そのことを知った主人公は、
原田芳雄の妹のように、節の外れた荒城の月を歌いながら帰ってくるのだろうか。

中島丈博の脚本、黒木和雄の監督、原田芳雄の快演という夢のような
コラボレーションによって、この作品はATGの頂点を極めた。

竹下景子のお宝映像など忘れてしまいそうなエネルギーだ。


ほろ苦くて懐かしい青春と故郷

 舞台の土地はプライバシーなどまるで無いくらい人々の関係があからさまになっているムラ社会であり、欲望のままに不倫・二股など奔放な男女関係が繰り広げられている。しかしそんな人々の群像はあっけらかんとユーモラスに描かれ、蒸すような暑苦しさの中に一抹の爽やかさを感じさせている。海のシーンは詩的な美しさがあり、どっしりと人々を包み込む存在感をもつ。町や家屋の様子はとても懐かしい様子で、今のようなのっぺりとした建物に覆いつくされる以前の日本の田舎はこういう姿だったのだ、と思い出させてくれる。
 原田芳雄がとても魅力的だ。ラストシーンは胸に残る。
 見終わった後しばらくするとまた見たくなる不思議な映画だ。


破天荒でエネルギッシュ。

見る側に息もつかせずぐいぐい引っ張る力強さ。汗がほとばしるような画面。まさに70年代を代表する映画です!
キャスティングも良く、竹下景子が清純な女の子の役と思いきや、あらら!?
原田芳雄のコミカルな味も江藤潤の素朴な感じも良かった。
でも、一番印象に残ってるのは俳優の名は忘れましたが、若い女と浮気したのにフラれて思い余って自殺しちゃうオトウサン(おじいさんでしたっけ?)!
高知県の人って、皆こんな風にハチャメチャなのかしら?脚本家中島丈博の半自伝ということですが...。


嵐の夜に見て

台風接近の真夜中にこの映画がテレビで放映されていたのがきっかけで知りました。江藤潤さんにとても惹かれました。
何と説明してよいのかわからないけど、とにかく気になって仕方がなくなり、DVDを購入しました。
私が今までに見た映画の中で一番好きな映画です。


傑作です

この映画を知って、もう20年以上。いまだに僕の一番好きな映画です。もともとは竹下景子嬢のヌードが見られる、という不純な動機で友達と見に行ったのがきっかけですが、あまりの良さに感動し、もう10回近く、映画館でお金を払って見ています。ストーリーは割愛しますが、こういう題名が主題となっている映画や文芸は、好きです。人生は祭りであり、若さは人生の準備なんだな、ってとても感動しました。むろん、出演者の演技が良いから映画の出来が良いわけで、とりわけ主役の江藤潤(たしかこれがデビュー作)よりも、友人というか先輩役の原田芳雄が素晴らしい。確かこの演技でキネ旬の助演男優賞取ったはず。久しぶりに見たくなったところ、友人が持っているから、俺んちに今度来いとの誘い。楽し㡊??にしています。本当に良いんですよ。


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PC・家電・CD・DVD  |  2009/11/25