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クチコミ情報
田宮二郎の名演が光る田宮二郎の名演が光る重厚な映画である。原作に忠実ではなく、特に裁判の場面が最後の30分に押し込められていてちょっと物足りないが、教授選に至るまでの駆け引きや、裏の人間ドラマが面白い。見る者を飽きさせず、強力に引きつけて放さない力は、橋本忍脚本の独壇場である。サポーティング・キャストの力量も東野英治郎をはじめ昭和の名優達が見事な演技を見せている。黒沢の「悪い奴ほどよく眠る」を彷彿させるラストは特に圧巻。正義が通らない後味の悪い映画ではあるが、後にテレビドラマでも大ヒットした原点がここにある。
原作:山崎豊子 監督:山本薩夫 脚本:橋本忍 主演:田宮二郎 一流スタッフ・キャストによる社会派大作。モノクロ・シリアス、でも面白い!山本薩夫監督による社会派作品。
田宮二郎は、このとき演じていて、まだ若すぎたと感じていたらしく、
この後、70年代になって相応に歳を重ねてから、ドラマで再度挑んだといいます。
田宮二郎のシャープな演技、そして、次々に登場する個性豊かな豪華俳優陣の競演が素晴らしい。
2時間半にうまく構成され、重い内容なのに、今見ても面白い、脚本の橋本忍もさすがです。
1960年代、これだけシリアスに切り込んだ、それでいてシニカルな、挑戦的な内容の映画と原作が、真摯に作られていた事に驚きます。
(それを考えると今のものは皆、生ぬるいなぁ・・・と。)
昔一度ビデオで鑑賞して、平成版ドラマ(唐沢寿明主演)にはまり、再度鑑賞しました。
そして、昭和版ドラマ(田宮二郎主演)を一気に全話鑑賞!
どれも、面白かった!!
必見です。
初めての出会いは山崎豊子の小説私は67歳 大昔、まだ映画化される前から白い巨塔が好きでしたが、この田宮次郎主演の
映画は素晴らしく大学医学部内の権力争いや、派閥間の対立などなど、さもありなんなんて
思いながらレンタルビデオを何回も借りてみたものです。ついにアマゾンで見つけて買ってしまいました。出来れば、このあとの田宮次郎主演のボックスになったのも欲しいなあ。白い巨塔 [DVD]白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)
う〜ん、見応え十分いや〜〜、懐かしいお顔が揃ってたまらんわ。
それにしてもホンの構成の上手さとカメラワークが凄い
白黒だということを忘れさせるほどのリアリティがあって
さすがのものを感じましたね。
そういえば、これって財前五郎が完全に勝ったところで終わってたんだ。
勧悪懲善というか、一人去って行く里美医師、彼の見上げる虚空にすべてが凝縮されているのですね。
しかし加藤嘉の大河内教授が渋い!
札束を蹴散らすところとかね〜、たまらんわ
それから石山健二郎の財前又一!
二言目には「なんぼや?!」
「権力には金や!!」
ナニワ人はこうでなくっちゃぁ
堂々の大作 この映画を知ったのは名画座に貼ってあったポスターからだった。「戦争と人間」の山本薩夫監督の作品だったのと、出演者も大物揃いということでその映画館に通って初めて観た。
やはり見所は教授選挙や裁判のシーンで観る者をひきつける。これは橋本忍のシナリオと山本監督の演出力の賜物だと思う。裁判のシーンは一部原作と違う人物の入れ替えはあるものの医学会の暗部をあぶりだしている。
映画では主人公が病院を教授として闊歩するところで終わる。まだ、その先は原作も完結していなかったのではなかったか。原作も読んだが、やはりこの映画が扱っている部分は末恐ろしさみたいなものを感じたが、その先は因果応報みたいな話になり、やや迫力低下という感想を持っている。
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