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藍川由美

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ほんとうの唱歌史「海ゆかば」~保育唱歌から国民唱歌まで

藍川由美 安宅薫 
ほんとうの唱歌史「海ゆかば」~保育唱歌から国民唱歌まで
ほんとうの唱歌史「海ゆかば」~保育唱歌から国民唱歌まで
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やはり「抜刀隊」ですかね

『海ゆかば』そのものは、『国民歌謡』に入っていたのとほとんど同じ。あと『レクイエム』以前の明治期軍歌が白眉で、特に西南戦争の『抜刀隊』が、このピアノ伴奏は聴いたことがなかったので価値があります。しかし「お正月」などは、藍川さんの研究のためにあるようなもので、特段聴く必要はないかも。
えー軍歌であろうと、いい曲はいいのであって、別にこれに感動したからといって天皇崇拝家になったり靖国神社にお参りしたりする必要はないのであります。


凄いです

12月15日の発売を待ちかねていました。私は、軍歌、唱歌が大好きで、趣味は詩吟、合気道といった純日本人です(しかし、中島美嘉もちょっと好きかな)藍川さんのCDを聴くのは初めてでしたが、聴き始めて仰天しました。まず、歌唱力の素晴らしさとに圧倒され、それまで私が聴いていた軍歌のイメージを覆しました。しかし、しかし、国を故郷を、また家族を恋人を想う心は同様です。拉致や、南京、靖国問題を初めとして日本人として、何が本当に大切かを考え直さなければならない時期にきていると思います。英語を小学校から勉強している暇があるなら、藍川さんのCDを聴かせたほうが良いのではないですか。


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<金井喜久子作品集>てぃんさぐぬ花~沖縄のうた

藍川由美 金井喜久子 斎藤京子 岡田知子 
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喜びも悲しみも幾歳月 ~木下忠司作品集

藍川由美 木下忠司 斎藤京子 
喜びも悲しみも幾歳月 ~木下忠司作品集
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資料としては貴重

映画「カルメン故郷に帰る」のテーマ曲だった「そばの花咲く(作中では「ああ、わが故郷」)」の歌詞を調べるために購入しました。木下忠司作品をクラシック歌曲のように扱い、ピアノのみの伴奏で女性声楽家が歌います。こういうのもアリかなとは思うのですが、全体に発表会ムードが漂っており、何かもうひと味出せなかったものかとやや疑問を感じます。が、バーバパパや、安寿と厨子王丸の挿入歌など、資料的に価値ある作品だと思います。



ベストではないかも知れないが―多様性―編曲に意義

既に「普通に歌えばいいのでは?」という優れたレビューがある。が、少し別な角度から記したい。

木下忠司(木下恵介の実弟)の作品が1枚のCDにまとまったということだけでも多としたい。

木下恵介監督の映画『カルメン故郷に帰る』の挿入歌「故郷」の作曲は木下忠司である。それは、足踏みオルガンの伴奏による子供たちの歌である。一方、藍川の「そばの花咲く」は藍川自身の足踏みオルガンの伴奏で歌われている。どちらかと言えば素朴な「故郷」の方が好きだがクリアな「そばの花咲く」も捨てがたい。藍川には不本意であろうが、この1曲だけのためにCDを買った。

『カルメン故郷に帰る』では、挿入歌の「故郷」とオルガンが重要なのである。それで、映画を観ているか否かによって印象(評価?)も異なるであろう。

※『カルメン故郷に帰る』のDVDの購入は中国の正規版をお薦めする。中国語の字幕をオフにして観ればよい。


普通に歌えばいいのでは?

藍川氏は、著書や演奏活動を通して、日本歌曲に対する鋭い問題意識を持っている。
西洋から輸入したクラシック音楽の歌唱法のまま、日本語の本来持っている発音などに無頓着なまま歌う現状に対する疑問から、日本語の美しさ、発声などに問題意識を持って活動に取り組んでいる。
著書『これでいいのか、にっぽんのうた』などで日本歌曲を「芸術作品」として高めていこうとする著者の姿勢は評価に値すると私は思ってきた。
と同時に違和感も感じてきた。
このCDを聞いてその違和感の原因がわかった。
というのは、日本語の歌をクラシック音楽の歌唱法で歌う必要があるのか、ということだ。

彼女は日本歌曲に思いいれがあり、ここには、いわゆるクラシック音楽の作曲家のみならず、戦前の歌謡曲の作曲家の歌にも「芸術的価値」を認め、「芸術的」に高めようという努力が見られる。
このCDに収録されているのは歌謡曲、映画音楽などと一般的に呼ばれている歌である。
収録曲を見れば分かるように、映画、アニメの主題歌、特に有名なのはドラマ「水戸黄門」の主題歌だろう。
収録された演奏を聴くと、クラシック音楽の歌唱法で日本語の歌を歌うこと自体が誤った方法なのでは、と思ってしまう。
はっきり言って、音大で声楽を学んだクラシック音楽の歌手が歌う必要はなく、むしろ普通に歌謡曲歌手などが歌えば済む話では?と思ってしまう。
クラシック音楽の歌唱法でわざわざ「芸術性」なる価値をつけて歌おうとしても、私にとっては歌謡曲歌手が歌うもの、はっきりいえば「水戸黄門」のテーマで言えば「助さん格さん」が歌っているもの、他のものも実際映画で歌われたような俳優さんや歌謡曲歌手が歌ったオリジナルなものの方が、歌としては聴けると思う。
なんか「芸術性」なる価値をつけることによって、余所余所しさを感じてしまう。

クラシック音楽の発声法は西洋の言語体系の中ではぐくまれたもので、基本的に日本語と相容れないものだ。
そのことに気付いた藍川氏の問題意識はすばらしいとは思うが、それが現実の作品となってあらわれたものを聞いてみると、普通の一般的な歌い方で歌うのが日本語が一番生かされるのでは、と思ってしまった。
きつい評価になってしまったが、ここにはクラシック音楽の歌唱法が正統な歌い方だといわんばかりの姿勢を感じてしまったため、あえてこの評価を付けさせていただいた。



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CD付 日本語を歌おう!藍川メソッド

藍川 由美 
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「演歌」のススメ (文春新書)

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食わず嫌いはダメよ

このタイトルが、よかったか悪かったか?
演歌ときいただけで、素通りされてしまうことが多いのでは?
これは明治以降の日本の歌についての、芸大出身歌手による
辛口かつ愛情に満ちた日本文化論である。

中国での日本人留学生が「裸踊り」してヒンシュクを買ったが、
日本の文化に、もっと自身と誇りを持って欲しい。

著者のCDレコードもたくさんあるが、古賀メロディーや童謡を
もう一度見直す素晴らしい仕事をされている。敬意を表します。

西洋音楽ファンや専攻の方にも、強くお勧めします。


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これでいいのか、にっぽんのうた (文春新書)

藍川 由美 
これでいいのか、にっぽんのうた (文春新書)
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音楽に関わるもの全てが読むべき書

アーティキュレーションやフレージングをどうするかは演奏上の大問題。作曲家がどう書いたのか、付点を付けたのか、臨時記号をつけたのか、1つもおろそかにできない。

演奏するうえでもそうなのだから、創作するうえではなおさら。1つ1つに必然性があるのだ。歌詞についてもも同様。「行かん」と「行かむ」ではまったく意味が違ってしまう。

「荒城の月」を演奏する機会があったとき、この問題を知らない若い演奏家に両方を試してみてもらったところ、オリジナルの方を良いと評価した。「目から鱗」であったようだ。

著者はこうした問題を取り上げ、「うたの寺子屋」などの啓蒙活動を行うなど精力的に活動している。この本を1人でも多くの人が読んで主張に賛同する人が増えることを願う。

1つの音譜を変更することがなぜ問題なのかわからないような人はまず音楽に対する認識を改めるべきであろう。



うーん、完読できなかった

テーマは面白いのであるが、筆力不足のため、筆者が指摘する楽譜改変の問題点(これこれの改変は、音楽的にこれこれ重大なんで、すべきではなかった等)を充分伝えてくれないので、読むのに難渋して、読了できませんでした。

どうして、小さな音符の変更が、そんなに大げさに(文章は、さも重大な改竄のように書くものだから・・・)騒ぐようなことなのか、納得の行く記述を得られなかった、ということです。

CDの別冊解説書であれば、音楽の助けを借りることができたのでしょうが。


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