お父さんは今日もがんばってます。
阪神タイガースを題材にするという企画は良かった。長嶋一茂を起用したのは、シャレだし、話題作りとしても良かったと思う。過去に、ヤクルトや中日を題材にしたものもあったが、「阪神」ということで、阪神ファン以外の方でも、「きっとアホらしい面白さがあるに違いない」という期待があったと思うが、結果的にイマイチだった。
役者では、橋爪功、宅麻伸は良かったが、竹中直人は空回り。もう少し関西ゆかりの役者を使った方が良かったと思う。バース登場が最大のサービス。試合のシーンでは、折角、甲子園に満員の観客を入れているのにカメラが同じ角度ばかり、もったいない。野球っていうよりも、サラリーマン家庭のドラマ的要素を重視しているようなのだが、もう少しコメディにした方が良かったと思う。
阪神の優勝なんてありえないと当時思ってみていましたが・・・
中日ファンの私としてはこれは当時ありえないと思っていました。「映画の中だけでも夢見させてあげよう」と半分同情の感情も自分にはありました。(阪神ファンの方スイマセン)でもまさかその阪神がこの映画が公開されてから去年までで2回もリーグ優勝すると夢にも思っていませんでした。
作品としては面白かったです。ストーリーにも波があってよかったと思います。そしてやはりこの当時は考えられなっかったことだからこそ面白かったのだと思います。いま似たような作品を公開したら面白くないと思います。
一茂主演の映画、俺は又見たいんだよ!
スポーツコメンテータやら、タレント活動、巨人軍関係の仕事。
それもいいけど1ヶ月丸々スケジュール明けて主役演じてくれよ。そう叫ぶほどこの映画はいい。(監督の力量かもしれないが)。
ミスター巨人の長男が、タイガース救世主を演じていいのか?
それをタイガースファンは許すのか?
とか、見る前は色々思ってたが、そんなんは小さい事だった。
ミスタールーキーは、等身大のヒーローなのである。
表ではスーパーヒーローだが、裏では情けない男なのだ。
虚実光影の交錯、そしてそれは周囲が過剰に感じてること。
これが、一茂の背負ってるイメージとピッタリなのである。
折角、日本最高峰の舞台で野球が出来るのに、前向きでないのが嫌だ
というレビュアーの方がいますが、前向きならば作品が崩壊してしまうと思うのです。嫌々なふりして実は大好き、でも自信ないからヤル気ないフリしてるだけ、でも潜在能力はあって監督は見抜いてる。
そういう設定な訳ですから…あと、付け加えるとしては別段、阪神でなくて巨人でも作品は出来てたと思う。関西から上京してきた家庭にすれば、家庭方面も齟齬無く描けるし…エンディングも六甲颪なんぞ流れて、タイガースファンの為の作品に一見見えるが、それは重要な要素ではなく、日本野球が好きな人なら、まず楽しめる。
阪神ファンには感涙ものだが、映画としての完成度はイマイチ
阪神優勝を先取りした映画です。阪神ファンの私としては、こういう作品が作られただけでうれしいのですが、しかし映画ファンとしてシビアに観た場合、評価は低くなります。 この映画の欠点のひとつは、"阪神タイガースの映画"なのか、それとも"ミスター・ルーキーの映画"なのか、どっちつかずな点です。"阪神タイガースの映画"にするなら、覆面ピッチャーである主人公の存在感が強すぎるし、"ミスター・ルーキーの映画"にするなら、映画のあちこちに出てくる現役&OB選手や、著名な阪神ファンの存在が邪魔になります。
そして、私がこの映画に対していちばん好感を持てなかったのは、主人公がイヤイヤ野球をやっているところです。あこがれの野球選手になれたのに、毎晩帰りが遅くなるのにうんざりし、ついには「オレはふたり分働いているんだぞ!」なんて口走ってしまわれると、もう感情移入できなくなってしまいます。
野球のシーンもリアリティにこだわったらしいのですが、実際観てみると、本来なら外野席にいるような観客がグリーン・シートに座っているし、打球がセンターに飛んだときに、ちらっと誰もいない外野席が映ったりと、ちょっと雑な感じがしました。
優秀なプロ野球選手の"メジャー"流出が続いていると同様、日本映画もハリウッド"メジャー"制作の映画には勝てないのかな、なんて思ったりします。
面白かったよ!
とにかく、これが公開された翌年に本当に我らがタイガースが優勝してしまったんだから凄い。
かつてメジャーリーグが公開され、インディアンズが本当に現実世界でも、まるで生まれ変わったように強くなり、リーグ優勝をかっさらった
事とだぶちまったよ。
とにかくこの映画、シンプルなスポ魂娯楽映画を手抜きなく、丁寧に、しかも結構お金かけてつくってるところに監督の器量が見えて、
ほんと面白かった。
長嶋一茂が主役ってのも、ちょっと因縁めいててグッド。
演技も大分上達してて、俳優らしくなってたし、彼のどこか頼りないキャラクターもよく出ていて好感が持てました。
桧山や藪、広沢に八木なんていう現役の選手を本当に使ってるあたりも
なかなか面白かったし、彼らこれで今年!の胴上げの予行演習していたみたいに、今となっては映るのが、阪神ファンとしては感無量!
気になるのは、巨人だけが球団の実名を貸してくれなかった事。
ホントけちくさいなあ・・・球団の盟主なんでしょ?自称だけど・・。
まあ、とにかくスケールもあって、単純に楽しめる映画です。
スポーツ系はこうでなくちゃ!