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阿弥陀堂

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阿弥陀堂だより

阿弥陀堂だよりは、南木佳士原作の小説、及びそれを原作とした日本映画。
心を病んだ妻を連れて帰郷した夫と、阿弥陀堂を守る老女との交流を描いた。
2002年10月5日、東宝系にて公開された。本作品に出演している北林谷栄が第26回日本アカデミー賞助演女優賞を、小西真奈美が新人俳優賞を、それぞれ受賞している。
監督/脚本:小泉堯史
音楽:加古隆
上田孝夫:寺尾聰
上田美智子:樋口可南子
幸田重長:田村高廣
幸田ヨネ:香川京子
助役:井川比佐志
小百合:小西真奈美
中村医師:吉岡秀隆
おうめ婆さん:北林谷栄
日本の小説 あみたとうたより
日本の映画作品 あみたとうたより

【高岡・茶器】阿弥陀堂釜

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定価:
新品最安価格:¥ 101,850
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商品の紹介
現代未来を刺激する、古の美学茶道具芸術的にも高い価値をもつ高岡銅器の茶道具。その一つひとつには、日本人の美意識に育まれた用の美が息づいています。気のおけないお客様を茶室、床の間にお通しして、おいしいお茶をお出しする。訪れる人を大切にもてなす小道具たちが勢ぞろい。※長時間使用しますと内面に白っぽい沈殿物が付着しますが、これは金気を防ぎ、お湯が美味しくなる大切なものですから取り除かないで下さい。鉄製


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【高岡・茶器】炉用 阿弥陀堂釜

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【高岡・茶器】阿弥陀堂釜

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加古隆「阿弥陀堂だより」オリジナル・サウンドトラック

加古隆 
加古隆「阿弥陀堂だより」オリジナル・サウンドトラック
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クチコミ情報

映画がよみがえるようです

映画自体も良かったですが、この曲があってこそ「活きた」といっていいと思いました。曲だけを聴くと、「あのシーンの心情とはこんな感じだったんだ」といったような感情が芽生えます。映画を見る時点では映像が主となってしまいますが、曲だけを聴いて思いに浸るのもなかなかのものです。
サントラ全体ではおとなしく落ち着いた雰囲気ですが、心が疲れた時などはサラッと聞いてみるのもいいです。


本を読んでdvdを見てそしてこのcd・・・

南木佳士は、私の一番大好きな作家・・・阿弥陀堂だよりは映画でみそこねてしまったのでdvdで鑑賞!そして加古隆の音楽に出会いました。おりしもtv

で白い巨塔が放映中で、「ああ、この人なんだ!」と感激!両cdを購入。阿弥陀堂だよりのこのサウンドトラックは、映画の世界を広げ支えると共に、音楽そのものとして大自然の中に私たちを包んでくれる・・・素敵なサウンドです!聴いていると私は森の緑の小道にいたり、霧に包まれた朝もやの中にいたり、祭りの風景の中にいたりする事ができるのです。この優しい音楽に出会って下さい!

加古隆「阿弥陀堂だより」オリジナル・サウンドトラック

とてもしっとりとした曲が多くて、一度聞いたら忘れられません。
信州の四季の自然の映像と、加古さんの音楽が見事に溶け合って、心の中に染み込んできます。日本の現代の社会に生きる現代人が病んでいる心と身体を信州の自然と加古隆さんの音楽が人間復活を暗示するものになっています。



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色紙 山越え阿弥陀

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厳選された仏画を美麗に複製した色紙です。
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厳選された仏画を美麗に複製した色紙です。全国の有名寺院、老舗百貨店美術部、博物館、美術館にお納めしております。


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300ピース 平等院 鳳凰堂 73-157

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色紙 阿弥陀如来

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阿弥陀堂だより [VHS]

小泉堯史 寺尾聰 樋口可南子 北林谷栄 小西真奈美 田村高廣 香川京子 吉岡秀隆 南木佳士 
定価:¥ 16,800
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クチコミ情報

芸術写真・音楽・北林谷栄

すごく美しい画面(1シーン1シーンが芸術写真、石仏も美しい)
美しい物語と画面とにぴったり合った心に沁み入るような音楽。
そして、何よりも、90歳を超えるという北林谷栄さんの存在感。
「お盆になると亡くなった人たちが阿弥陀堂にたくさんやって来ます。
迎え火を焚いてお迎えし、暗くなるまで話をします。

話しているうちに、自分がこの世の者なのか、
あの世の者なのか分からなくなります。
もう少し若かった頃はこんなことはなかったのです。
怖くはありません、
夢のようでこのまま醒めなければいいと思ったりします。」
などという言葉は美しくさえ感じられました。



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阿弥陀堂だより 特別版 [DVD]

小泉堯史 寺尾聰 樋口可南子 田村高廣 香川京子 北林谷栄 南木佳士 加古隆 
阿弥陀堂だより 特別版 [DVD]
定価:¥ 4,935
新品最安価格:¥ 4,242
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商品の紹介
売れない作家・孝夫(寺尾聰)と有能な医者・美智子(樋口可南子)の夫婦は、美智子がパニック障害にかかったことを機に東京を離れ、孝夫の故郷・信州の山村に移り住むことに。がんに冒された恩師(田村高廣)や、難病でしゃべれない娘・小百合(小西真奈美)、そして阿弥陀堂で暮らす96歳の老婆おうめ(北林谷栄)など、村の人々との温かい交流の中、夫婦は生きる喜びを取り戻していく…。
デビュー作『雨あがる』で世界的にも絶賛された小泉堯史監督による第2作。奥信濃の四季を追うその映像は、この世とは思えないほど荘厳な美しさをたたえており、その中でささやかに生き死にしていく人々の静かで凛とした姿は、現代がなくしてしまった大切なものを思い起こしてくれる。虚飾を捨て、自然と共存することがいかに心地よいものであるかを、シンプルかつファンタジーのように濃厚な世界観で伝えてくれる、摩訶不思議な味わいに満ちた秀作である。(的田也寸志)


クチコミ情報

阿弥陀堂便り

景色が美しく、又夫婦愛が素晴らしい、あのような優しい心の人間に成りたいです。

自然と共に生きる

信濃のとても美しく壮大な自然が強く印象に残る。

人間が自然の中の一部であることを描いた作品だと思う。
自然の中に生き、いずれ死によって自然に帰る。

先端医療は日々進歩し、延命治療も可能になってきている。
変わりゆく都会がまるでその象徴だと思う。
進歩は重要なことだが、あまりそれに片寄ると人間はおかしくなり、体調を崩す。
それは自然の一部である人間の運命の様に感じる。

自然と共に生きる人々は、その生活から、自然に逆らわず、
生死も自然に委ねるものと学んでいる様に思える。
だから、心をそのまま表情に露わにでき、健康につながる。
これが本当の健全な生き方ではないかと感じた。


映画レビュー

この映画に興味がない人は、タイトルを見て宗教映画と思うかもしれない。が、さにあらず。これは日本ならではの四季折々に紡がれる、美しい山間の雄大な風景をバックに、人を思いやる気持ちを持った登場人物たちが織り成す究極の「癒し」の物語だ。(修飾語多いな・・・ワタシ)

主人公(樋口可南子)が、心の病によって失った医師としての自信を、小説家の夫(寺尾聰)の応援や村人とのふれあいによって、再び取り戻していく。

「生」と「死」の物語である。
医師である主人公は、患者などの「死」によって心を病み、子供達の「生」気溢れる姿に囲まれて安定を得、夫の師匠(田村高廣)の「死」に様に立ち会ってきっかけを貰い、知人でもある患者(小西真奈美)を「生」かしたいという思いによって立ち直る。そして最後、主人公は「生」の中心へと至るわけだ。
「生」と「死」の物語、などと言うと説教臭いのかと誤解されそうだが、そういう映画ではないのでご安心をw

この映画の特異で素晴らしいところは、悪意を持った登場人物が一人も出てこないところだ。それゆえ幾度再見しても心情的に淀む箇所が全くない。鑑賞後に残るのは透明な気持ちだけだ。ワタシが究極の癒しの映画という所以である。
黒沢明の助監督として長くキャリアを積んだ小泉堯史監督は、前作の初監督作「雨あがる」でも優しい眼差しを感じる映画作りをしていたが、原作があるとはいえ、完全に自分のコントロール下にある今作では更に一歩踏み出した印象。画面の隅々まで「優しさ」で包まれた映画となっている。
また樋口可南子は、美しく切り取られた風景に決して引けを取らない存在感を持った上で透明感を感じさせるという、相反する要素が必要なキャラクターを演じ切っていて見事。その他脇役も、今作で2003年日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を獲得した北林谷栄を始め芸達者が集っており、作品として隙がない。

タイトルといい作風といい全くもって地味な作品だが、見た後に暖かな気持ちになる秀作である。都会生活に疲れ、心がささくれ立ってしまった時に、ぜひ観て欲しい。オススメです。


雪月風花とともに生きていく人の美しさと逞しさ

何度見てもよい映画だ。
四季の移ろい、ベテラン俳優たちのしっとりとした演技。
自然と人が係わり合いながら、しっかり生きていくさまがよく表現されている。

北林谷栄演じるおうめ婆さんは、幾年月を地道に生きてきた老人のしたたかさと
揺るぎようのない心のさまが伝わってくる、素晴らしい演技。
演技というより、彼女こそおうめ婆さんそのものという感じ。

田村高廣演じる映画オリジナルの幸田先生は、禅の心や武士道精神に通じる一本筋のとおった日本男児。
田村らしい訥々した演技の中に時折見せる厳しさが、迷いを見せる主人公に指針を示す。

主人公を演じる寺尾聰、その妻を演じる樋口可南子らは言うまでもなくうまい。
淡々とした村の生活に溶け込みながら優しく妻のことを気遣う主人公(作家)を、寺尾はさりげなく演じている。
心の病を抱えながら、それに向き合い、一歩一歩着実に歩んでいこうとする健気で美しい妻(医者)を、
樋口が静かに演じている。
(樋口可南子を映画で見るのは本当に久しぶり。)

阿弥陀堂だよりの主人公二人は、医者であり作家である原作者南木佳士の人格が
二つに分けられ投影された人物であることはご存知のとおり。
南木佳士の著作の中で、私が初めて読んだ作品が「阿弥陀堂だより」であり、
また彼の作品中でいちばん好きな小説もこの「阿弥陀堂だより」だ。
そういう意味でも思い入れのある映画だし、原作小説は最近の私の原点になっている気がする。

小泉監督は日本人の自然観をうまく取り込み、きれいにまとめあげてくれている。
この映画には「雪月風花」がある。


まさに名作

地味なタイトルのために敬遠していたのですが、
見なかったことを後悔しました。まさに名作です。

静かに、深く染み渡る感動。
最近はやりの「泣ける映画」とはまるでレベルが違います。






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阿弥陀堂だより [DVD]

小泉堯史 寺尾聰 樋口可南子 田村高廣 北林谷栄 小西真奈美 
阿弥陀堂だより [DVD]
定価:¥ 3,455
新品最安価格:¥ 4,360
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クチコミ情報

自然に抱かれる人生にも静かで重厚なドラマあり

物語は、淡々と過ぎる。
特別な解説もなく、ただ中年にさしかかった夫婦が田舎に帰省する様子を、まるで環境ビデオと見舞うばかりの風景の描写が形作る。
何も起こらず、ただ淡々と過ぎて行くのかと思わせる前半にも、夫婦に忍ぶ影、人生の深遠が少し少し配されてはいるが。それでも、なにも物語らず、静々と進む様子は、一つ間違えるとあ〜あといって中座しそうな。
そんな、何も起こらない生活の進行が、中盤から後半になって、断然ドラマ化してくる。しかし、押しつけがましくも急変でもなく。当たり前的に、人には様々な出来事があるもんだと、心にしみてくる。
メッセージとしては、題名にもなっている「阿弥陀堂だより」が素晴らしく、90を越す年齢というだけでも、なにかあるに違いない人生の大先輩の、気負わない、しかし重い迫力のある言葉に、ただただ心が静かに洗われる。

日本映画もたいしたもんだ。
樋口可南子のフアンというだけで見てみた映画だが、これは大変な拾い物をした、秀逸な佳作であると思われます。


原作以上でもなく原作以下でもない

南木さんの原作は読んでいて非常に感動した作品であった。
なので、映画化されたものにそれほど期待はしていなかったのであるが。。。
原作以上でもなく原作以下でもない。素晴らしい映画であった。
南木さん自身の病を元に作られた小説だとは思うが、人の生と死を淡々とそして生き生きと映画の中に再現されていた。
棚田の春夏秋冬を通して、移り行く季節を進めていく。
あふれ出る涙は止まらない。

しいて言えば、阿弥陀堂の便所を直すシーンの落ちが無いのが残念である。


原作をはるかに超えた感動

私はこの作品が好きで、すでに6度目の鑑賞になりますが、相変わらずドライアイということを忘れさせてくれるこの作品に見入っていました。
私がこの映画に共感を抱くのは、色々な要因があると思うのですが、ひとつはこの原作者である南木佳士さんが同世代(ポスト団塊世代で)、信州の山奥に生まれ、東京で(国立市)の高校を出て、秋田大学医学部に進んだひとです。小説を書きながら、佐久総合病院に勤務するお医者さんであるということにあります。ここに出てくる樋口可南子の演ずるパニック障害の医師の側面も持っているし、寺尾聡が演じた小説家の側面も持っており、両者は南木さんの分身でもあるわけです。でも原作以上に小泉堯史監督によって、感動的な映画に仕上がりました。


1911年生まれの北林谷栄が主人公だ。涙、涙。

『阿弥陀堂だより』を書いていたのは、声がでないさゆりちゃんであった。
出演者は今の日本で最高の役者。北林谷栄、寺尾聡、樋口可南子、田村高廣、香川京子ら。

1911年(明治44年)生まれの北林谷栄が主人公ですよ!!
阿弥陀堂をまもっている。
民芸で、私たちを感動させ続けてくれた女優。北林は宇野重吉の息子を素直に愛している。
麗しい。
北林の台詞をかみしめたい。

「さゆりちゃんの手術は成功しましたよ」と報告する寺尾。

「よくなったの...本当によくなったの...よかった。なんまいだぶつ...ああ、よかった。奥さんによろしく...よろしくなおしてくれてありがとう...まって、まって。優しくて利口な女なんかは滅多にいないのだから大事にしないといけないんだよ」
感謝の気持ち いっぱい。


信州の四季と人生

信州の過疎の村を舞台に繰り広げられた作品で、原作を忠実に再現しながらも、信州の四季の美しさを見事に映像化している所がこの作品の醍醐味かもしれません。
日本の古くから伝わる四季折々の風景と行事、それに照らし合わせるかのように主人公の夫婦をはじめとする登場人物おのおのの人生。全てが少し儚いものの、それを上回る美しさで満ちていると思います。
個人的には原作には登場しなかった「先生」の生き様がとても素敵で、潔かったと思います。
映像化された作品は原作を下回る、という通説はこの作品には当てはまらない、少なくとも原作に劣る部分は視覚効果や演出で十二分に補っているように感じられます。
あと、最近やっと世間での認識が深まりつつある「パニック障害」という精神疾患についても学んで頂けると思います。同じ疾患に悩まされている方は多分皆さんの想像を超えて多数存在しています。
その方々に対する偏見などを無くすための教本としても評価できるのではないでしょうか。



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「阿弥陀堂だより」「雨あがる」ツインパック [DVD]

小泉堯史 寺尾聰 
「阿弥陀堂だより」「雨あがる」ツインパック [DVD]
定価:¥ 7,329
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生きている喜び

黒澤明の遺稿を映画化した「雨あがる」
そして実質的な監督デビュー作となる「阿弥陀堂だより」
前者は脚本を押し出す映像で、人物の台詞が際立つ演出になっている。
後者は映像を押し出し、人物の立ち居振る舞いが際立つ演出になっている。

両方に共通するのは、自然を捉える確かな目と、生きている人々の日常を愛でる気持ちだ。
どちらの映画も、頭を下げたくなるほど生きている事の喜びに触れさせてくれる。



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阿弥陀堂だより (文春文庫)

南木 佳士 
阿弥陀堂だより (文春文庫)
定価:¥ 530
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人の心の奥を見つめる優しい目

私と「阿弥陀堂だより」との出会いについて。

たまたま、本屋で文庫本コーナーをパトロールしていたとき(特に目当ての本がなくても週に一度は必ず本屋を巡回している)、
文春文庫の前で何か視線のようなものを感じ、そちらを向いてこの本と「目」が合った。
まさに目が合ったという感じだった。(偶然にも映画公開直前!)

手に取っておもしろそうだったので購入し、一気に読んだ。夢中になって読んだ。
良かった。何度も涙を流した。
人の生死について、厳しく、しかし優しい目で真っ直ぐに見つめる作品であった。

以後、南木佳士の作品(小説・エッセイ)にのめりこみ、購入できる著作を全て入手していった。
それと同時に、いまさらながら純文学に目を向けることとなった。


素朴感がすばらしい

本書を読み終えた後、本書が映画化されていることを知りました。本書の独特な時間軸や空間軸は文章によってのみ伝えられるもので映像化することは非常に難しいのではないかと勝手ながら想像してしまいました。
私は本書を読んで主人公の孝夫と美智子は著者である南木さん自身であると感じました。医師としての緊張感と作家としてのプレッシャーを一身に浴びている南木さんを分解したら孝夫と美智子に分かれたのではないでしょうか?極度の緊張と弛緩を繰り返す医師という職業を持つ著者だからこそ描くことの出来る時間軸と空間軸を是非とも多くの人に堪能していただきたいです。


魅力的な女性達

 この小説には、重要な登場人物として3人の女性が出てきます。3人ともとても魅力的な女性達です。特に、阿弥陀堂を守っている「おうめ婆さん」が一番魅力的です。「おうめ婆さん」の語る言葉やしぐさにとても心安らぐのです。年をとって、この様になれたらいいなと思います。
 久しぶりに穏やかな気持ちで読める、いい小説に出会えたと思います。


生きていくということは、、

今、病気をしていたり、心に何かの不安がある人なら、何かきっと感ずるものがあるとおもいます。この本の中に、下記のセリフがあります。

「病気っていえばねえ、私は自分が病んでみるまで、医者の癖に病気と単なる体の故障の区別がつかなかったのよね、ガンで死期が迫っていても病気で無い人もいれば、一寸長引いた風邪でおもい病気になってしまう人もいるのよね。問題は心を病んでいるかどうかなのよ。重篤な疾患にかかっていても、心を病んでいない人は病人ではないのよ」

病は気からという昔からの教えがよく理解できました。人生は春夏秋冬のサイクルを通っていく、その中に人としての自然な生き方が在る。誤解を恐れずに書くと、生者・死者は表裏一体ということがわかれば、「病気」にはならないともいえるのだということが一貫して流れているような気がしました。今の日本で忘れ去られてしまったものがこの本の中にはあるような気がします。生きるということをとても美しい文体のなかで味わわせていただきました。

なお、映画化され、DVDはレンタルもされています。本もいいですが風景の想像力は映画のほうがよいかもしれません。

でも心理描写などを見ると本と映画はやはり別物です。もちろん映画もすばらしいですよ。どちらも味わってみてください。


心温まる物語。

 谷中村・六川集落で祖母に育てられた主人公孝夫は中学に入るとき父と暮らすために東京に出た。大学を卒業して結婚。売れない小説家の孝夫は有能な医師の妻に養われているような境遇である。その妻が恐慌性障害になり、ふたりは六川集落へ帰ってくる。
 故郷の人と自然に癒されてふたりは六川集落に根をおろしていく。心温まる物語の展開と阿弥陀堂守のおうめ婆さんの含蓄ある言葉に感動して読みました。特におうめ婆さんの祖母の話には抱腹絶倒してしまった。
 ただ、出てくる人がみんないい人ばかりで。ハッピーエンドに終わり、それでいいのかと思った。
 



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極楽園

三好和義 仏像解説 山本勉 磯(マクミキング)直代 
極楽園
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定価:¥ 15,000
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今までにない仏像写真集

土門拳や入江泰吉などの仏像写真集も所有しているが、この写真集はいい意味で、これまでの仏像写真集にはない“軽さ”があるような気がする。美術品と信仰のちょうど中間というか、今の仏像ファンの気分に近い。写真集が小型化していくなか、B4というサイズもいい。これくらいの大きさがあると迫力がある。箱などの形も凝っているし、コレクターズアイテム的な雰囲気も十分にある。最近は、色々な雑誌や本で仏像関連のものをやっているが、写真が同じものばかりでつまらない。いまの仏像の表情を楽しめるという意味でも、非常に意味のある1冊だと思う。

写真は良いのですが・・一つだけ残念です。

写真は良いのですが・・一つだけ残念です。
それは58-59ページに不動明王のアップがありますが、眉間の下に不自然に”白く飛んでいる”部分があります。日経BPへ問い合わせたところ、光の具合とのことですが・・とっても不自然です。(書店にて確認してから、購入されることをお勧めします。)それ以外は大変すばらしいですので仏像ファンのかたにはお勧めです。


仏像好きでなくても満足できる一冊

これまでに多くの著名写真家たちが挑んできた仏像写真。名作もたくさん存在する。
この『極楽園』は、過去のどれにも属さない新しさを感じます。
デジタルならではの明暗差を超えた描写も楽しめるのですが、
それに頼らないひとつ上の表現になっていて、不思議なリアル感が漂っています。
自分がお堂の中で仏像に対峙しているような錯覚さえ覚えます。
終わりに山本勉氏の仏像解説もあり、写真を見た余韻を知識とともに定着できます。
装丁も凝っていて、飾っておきたくなるような一冊です。
これで15000円はかなりお安いのでは。



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原色日本の美術 (6)

工藤 圭章 西川 新次 
定価:¥ 6,090
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PC・家電・CD・DVD  |  2009/11/24