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鴻上尚史

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鴻上尚史

鴻上 尚史(こうかみ しょうじ、男性、1958年8月2日 - )は、愛媛県新居浜市出身の劇作家・演出家。劇団「第三舞台」主宰。現在は第三舞台の活動を10年間封印し、代わりにKOKAMI@networkというプロデュースユニットで活躍する。日本劇作家協会理事、日本劇団協議会理事を務めている。日本少林寺拳法の達人。
愛媛県立新居浜西高等学校を卒業後、早稲田大学法学部に入学し、早稲田大学演劇研究会に所属する。在学中に岩谷真哉、大高洋夫らと劇団第三舞台を旗揚げし、1981年当時流行していたルービックキューブを題材とした戯曲『朝日のような夕日をつれて』を書き、自らの演出によって大隈講堂裏の劇団のテントで上演した。のち二つの戯曲を書きこれを上演する。これらは世界の終わりというゆるい主題の連関をもち鴻上自身により「核戦争三部作」と呼ばれる。

そして伝説へ・・・

鴻上尚史 
定価:¥ 956
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プレイヤーの気持ちになって‥

DQ3の中でも名曲として名高い「冒険の旅」と「そして伝説へ‥」の歌Verです(笑)
歌詞がプレイヤー視点になっていてなかなか面白いですが、聴けば聴くほど段々と癖になっていく不思議ソング(笑)
歌っているのは、あの鴻上尚史さんです。彼は筋金入りのDQファンだそうですが‥^^;
今から20年近く前に発売された物なので現在は入手困難な品ですが、一度聞いてみる価値はあると思います。



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ジュリエット・ゲーム [VHS]

鴻上尚史 国生さゆり 村上弘明 手塚さとみ 高橋ひとみ 伊武雅刀 橋爪功 村野武憲 大高洋夫 穂積隆信 仙元誠三 
定価:¥ 14,490
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映画の旅人・大林宣彦の世界~鴻上尚史の観 [VHS]

鴻上尚史 大林宣彦 山崎努 原田知世 吉田亮 風吹ジュン 
定価:¥ 3,873
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青空に一番近い場所 [VHS]

吉岡秀隆 鴻上尚史 長谷川真弓 
定価:¥ 6,116
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好みは分かれるけれど。

 はっきり言って外面は完全にB級映画。学生が作ったんじゃないかと思うような
「安っぽい」「荒い」作りが目立つので、それをデフォルメと取るか、
そのまま安っぽいと取るかで評価は分かれるだろう。好みの問題なのでどっちが良い、
悪いとは言えないが、前者の視点で見るとかなり面白い。役者陣が結構豪華で、
演技の面で不足は無いので、演劇を見ている感覚で見たら楽しめるのではないだろうか。
 交通事故の死者より自殺者の方が多い日本。仕事に追われて精神を病んで、
社会的な責任をとって、思春期の悩みで、あるいは借金に追われて……何かというと簡単に
死を選んでしまう日本人に、「生きよう」と訴えてかけている映画。
 描写は明るく、コメディタッチで笑いを誘うが、テーマ自体は結構重い。


昔見て、、、

とても感動したのを覚えていて、もう一度みたいと思い、発注かけました


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3ヶ月トピック英会話 ハートで感じる英文法 DVDセット

鴻上尚史 大西泰斗 いとうあいこ ジャスミン・アレン 
3ヶ月トピック英会話 ハートで感じる英文法 DVDセット
定価:¥ 11,025
新品最安価格:¥ 8,346
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目から鱗の英文法!!

ハッキリ言って分かりやす過ぎます。英語の始めた中学生も
私の様な大人になってからの英語学習者まで多くの人間に理解できる
まったく新しい英文法講義です。

大西先生はボディランゲージの様な教え方ですかねw理屈をダラダラ言うのではなく、ちょっと笑える表現で文法を表すので記憶にも残るんですね!このDVDが中、高時代にあったら英文法を積極的に学べたのにと思います。先生以外にも生徒役の鴻上さんのギャグや愛子ちゃんが可愛いので飽きさせませんwもっとも大西先生のキャラ、教え方が変わっているの独自の世界観に引き込まれてしまいます。超オススメ品ですね


英語のコツをうまく伝えている

英語のコツをうまく伝えるのがうまい。
このような教育的な番組をNHKは伝えていることをもっとアピールすべき。


英語をイメージでつかむ大切さ

出演者の鴻上さんが「もう少し早く知りたかった!」「目からウロコ」とおっしゃっていますが、まさにその通りの内容です。
一度見れば、何で中学・高校で教えてくれなかったの?と誰もが思ってしまうと思います。
無味乾燥だと思っていた文法が、一気に面白く感じられます。

日本語は表現豊かで英語は味気無い、と思っていましたが、とんでもない!
言葉(単語)一つ一つには漢字のように基本的な概念(イメージ)があること、丁寧表現はなぜ過去形を使うのか、など…
ネイティブスピーカーは単語が持つイメージによって表現を使い分けていて、細かく感情表現をしていたんだと分かりました。
日本人には同じ意味に思える2つの英文を、街のネイティブスピーカーにどう違うか説明してもらうコーナーが興味深いです。
ネイティブスピーカーの持つ単語のイメージをつかむと、理解がグッと深まります。

中学・高校では、時間が限られているのと受験のために公式のように教えるしかないんでしょうね。
でも中学・高校で少しだけでもこのDVDの内容のような事を教えれば、英語アレルギーになる人は減るんじゃないでしょうか?

出てくる英文の意味は説明してくれますし、ネイティブスピーカーへの街頭インタビューも字幕がでますので、中学生からでも見られます。
中学生や高校生の方にすごくオススメです。


本当によかった

英語を勉強するにあたり、何かいい教材はないかと模索していたところ、たまたまNHKのテレビ放送でやっていた当番組のわかりやすい内容に感銘し迷わず購入。
いままでよくわからなかった部分・あいまいなポイントが、非常にわかりやすい表現で説明をしてくれていてもっと早くこのような授業を受けていれば英語に対する苦手意識が払しょくできていたはずです。
買って本当に良かったです。


現在完了などのイメージがすっきりわかる!!

 英語講師をしていますが、現在完了を用法で分けて教えているときに
なんだかわかりにくいなとおもったことがありました。
 このDVDでは、現在完了の基本イメージを何度も繰り返し解説し
基本イメージを視聴者がもてるようになります。
 この感覚的にわかる ということが、外国語学習ではとても大切なので
本当におすすめのDVDです。ぜひ本と一緒に!
 いろんな文法事項をこんな風に学べたらいいと思います。



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ハートで感じる英文法 会話編 DVDセット

大西泰斗 鴻上尚史 いとうあいこ ポール・クリス・マクベイ ジャスミン・アレン 
ハートで感じる英文法 会話編 DVDセット
定価:¥ 11,025
新品最安価格:¥ 7,998
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日本の英語教育を立て直せるんじゃないかと思うぐらいよい。

各テーマごとにnaitiveからのテーマに沿った文の感じ方が紹介されており非常に面白い。
このような教育を20年前から続けていれば日本の英語教育はここまで遅れることはなかったと思う。
このような教育者をもっと教育の中枢に置くべき。
優秀な人が教育現場からなぜ離れていくのか?日本の教育の中枢にいる人たちはこのような研究をすべきだ。
どんどんと優秀な人材は日本からいなくなりますよ。


ミッションの時間です!!いとうあいこちゃんが最高にかわいい。

昨年放送の物との決定的な違いは、
ややユーモラスなやりとりとなっておりバラエティ要素が濃くなった事と「ミッションの時間」の追加です。
内容としてはあまり初心者向けではなく、中級向けだと思います。
高校生未満には少しきつい内容だと思いますが、テーマ自体は素晴らしいと思います。
主な出演者5人のユーモラスなやり取りが結構楽しめます。
余談ですが、「ミッションの時間」のいとうあいこちゃんが最高にかわいくて彼女と結婚したくなるほどです。


初学者から上級者まで絶対におすすめ

TVと同内容ですが,
テキストだと回りくどくなる箇所が,口頭だと非常にすっきりと頭に入ってきます.
耳にする英語,目にする英語が全く異なって感じられます.

仕事で英語はよく使っているのですが,この講座で勉強後,
自信を持って話せるようになりましたし,
相手の発言のニュアンスもよくわかるようになりました.
これまで話して来た自分の英語に「赤面」してしまうほどです.

現在の英語力の如何を問わず,万人にお勧めです.



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フリージア [DVD]

熊切和嘉 玉山鉄二、西島秀俊、つぐみ、鴻上尚史、坂井真紀 
フリージア [DVD]
定価:¥ 5,040
新品最安価格:¥ 3,600
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とろけるチーズのようにどこまでも間延びする尺

こんなに長い意味あるんでしょうか、たるい。ほぼ日本映画全体にいえることですがテンポが悪い。余計な間を足しすぎ。特にフラッシュバックの少女、これハリウッドだったらせいぜい2回くらいでしょう。多分5回以上あったような気がしますが。あの少女はお偉いさんのお孫さんですか?あとなんか良く分からない半静止画のようなシーンもおおかったですね。日本の映画が人気が無い要素をこれでもかというほど詰め込んだ品評会のような作品です。長いわりには掘り下げてないし。ストーリ的にも人物像的にも。いつまでたってもテンポの悪さを反省しない日本映画ということがさらに痛感できました。どんなに甘く見積もっても10分は削れると思います。長くするなら中身のある長さにしてください。台詞アクションが終わったら矢継ぎ早に次の場面っていう風にはできないんですかね。無言で突っ立ってたりしてるのが多すぎ。元々の脚本をアホが書いたからどうにか監督が伸ばしたんでしょうか。こういう環境ビデオみたいな映画だったらそういう表示をして欲しいですね。雰囲気としては押井さんの作品に近いでしょうか。ただ彼の場合は間もたっぷりとりますが動き出したときの躍動感は胸躍りますからね。あくまでもフリとしての間なんで。これの場合単なる環境ビデオです。ずーっとたるいです。特に後半。あからさまに希釈に苦戦してる監督の苦悩が出てますんでうんざりします。苦労が思いやられます。原作もある話で90分足らずの時間にも耐えられない脚本家って相当将来性無いと思うんですけど。

最高のアクション映画

原作の雰囲気や空気を壊さしていないが、それでも全く別の、新しいフリージア。
最高です。


なぞの爺さん

戦時下(と言っても外征のよう)の日本が舞台。
と言う下地がぜんぜんいきてねぇぇ!!ビラしか無いじゃん!
これはアフガン、イラク等で戦争を行いながらも
国内はごくごく日常を生きる米国などを皮肉っているんでしょうか。
いやきっと、予算不足でそれが再現できなったんでしょうけど。

ハッキリ言ってつまらないと言うか、後半は苦痛です。退屈。
全体的にダラァ〜っとした映画で、ある重要な場面で終わるのかと思いきや
蛇足のようにさらに続いてなんと、2時間突破!
こういった一発芸的映画で2時間以上も尺を取るなんて狂気です。
おまけに2時間もあるのに、人物の掘り下げが全く無いので、何をどう受け止めろと、と言う。

ただ、ガンアクションと言うか銃器の演出は邦画としてはかなり良い出来だと思います。
リアルとは違いますが、かっこいいですね。
そんなガンアクションだけが取り柄の映画に、途中謎のナイフ爺さんが出てきて失笑。
その描写たるや、マジメなのかギャグなのか。

戦時下の日本、敵討ち法、ガンアクション
これだけおいしい素材がありながら、こんな出来。
原作が悪いのか、監督が悪いのか、お金出さなかった人が悪いのか。
ちなみに原作は1巻だけ読みました。


惜しい! 

演出的には邦画でも良い部類に入ると思います。特に迫力ありながらも現代日本に違和感なく描かれた銃撃戦シーンは見ものです。

出演者の方々は違和感なくキャラに溶け込み、玉山さんつぐみさん西島さんの魅力を発見。特に玉山さんには原作のヒロシが持つ「この世の者ではない」空気をよく演じられていました。

ただ、脚本が中途半端なのが否めません。どうも原作に比べて、極端に世界観が狭いような気がします。そこが本当に残念でした。


残念

原作のファンで観にいったが、つまらない。映画館のスクリーンというだけあってがんアクションにはそれなりに見ごたえはあるが脚本も最悪だし演出も中途半端。後半のラブストーリーのような箇所も、必要なのかどうなのかわからないような、とってつけた感がある。原作ファンには勧められないが、玉山鉄二ファンにはいいかも。



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発声と身体のレッスン―魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために

鴻上 尚史 
発声と身体のレッスン―魅力的な「こえ」と「からだ」を作るために
定価:¥ 1,785
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とても解りやすかったです。

毎日のトレーニング方法など、詳しく掲載されていました。また、文章もとても読みやすかったです。

役に立つと思います。

ナレーターの仕事を頼まれたときにすごく困って買ってみました。
なので前半のこえ」を作るという部分だけ感想を書きます。「

最初のページからまじめにやってみたのですが、
「こんな簡単なことで声って出るようになるんだ」と驚きました。
すごく楽しみながら発声練習ができました。

発音の仕方については、実際にマイクを通しての音と、
肉声を直接、耳で聞くときでは、聞こえ方が違うと思いますので
すべて使えるというわけではありませんでしたが、
(この部分は鴻上さんもご自分で前置きされていましたが・・。)

全体的にはすごく満足感の高い本だと思いました。、


わかりにくい

 やる気満々で購入しましたが、この本をみているとやる気がしぼみました。これなら、他の営業本の基本的な発声法の方が、よほど接客業には役立ちました。この本はわかりづらいのです。イラストでの説明もわかりにくい。とにかくわかりにくい。

GOOD!

[声のレッスン]と[身体のレッスン]と2つにきっちり分かれていてすごくわかりやすいです。また、双方のレッスン内容も充実していて、さらに『どうしてこんなこと(レッスン)をやるんだろう』とか『やるときの注意点』などが事細かに書いてあるので、失敗しずにすみます。
まだ、70ページくらいしか読んでないけど、読むたびに、『次はどんなレッスンだろう』と思ってしまいます。

買って損はないと思います。


目標の高い人向け

レッスンはもりだくさんで、本格的な内容です。ただ、一般人で発声が明瞭でなく聞き返される、教師やプレゼンテーションする機会の多い方がちょっとやってみよう、というモチベーションでは、専門性が高く続かないと思います。
著者も287pで「また、一般向けに「あなたの魅力を演出するちょっとしたヒント」という本が出ています。この本が専門的に過ぎると感じた人は、そちらをどうぞ。」と書かれています。( )で単行本の発行年月日などが書かれていましたが省略しました。2003年に同著書名で文庫になっています。
私はそちらを実践してみようと思います。



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表現力のレッスン

鴻上 尚史 
表現力のレッスン
定価:¥ 1,470
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効率よくするのではなく、じっくりと、しっかりと

演劇のワークショップ的な方法について書かれた本で、タイトルから安直な効率よく何かをゲットする本だと思うと、ぜんぜん違った内容に驚かされる。
表現力を磨くためのレッスンと、基礎を、ていねいに、しっかりと書いてある良書。


自分自身の表現力を磨く

本の帯に「男度・女度をアップさせる鴻上式レッスン」とあるのが、もてたいための内容を教えている本、と誤解されそうでちょっと気恥ずかしいけれど、内容はとても真面目な本。自分の体の感覚を自覚し、味わい、声や体の「表現力」を磨くための方法を、20のレッスンを通して具体的に教えてくれる。一人でもできるレッスンもあるが、同じ目的を持った仲間数人としてみるのがよい。中学生や高校生を教えるスポーツのコーチにもお勧めしたい。鴻上さんの『発声と身体のレッスン』もずいぶん参考になったけれど、この本もいい。


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「空気」と「世間」 (講談社現代新書)

鴻上尚史 
「空気」と「世間」 (講談社現代新書)
定価:¥ 777
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孤独と不安に苛まれる人に向けられた、暖かいメッセージ

集団の中にいると目に見えないながら私たちを強く束縛する「空気」を感じます。
「空気」に従わないと自分が浮いた存在になってしまいます。
学校や会社の中で仲間はずれになることをどれだけ恐れていたことか。
しかし、著者はかつて『孤独と不安のレッスン』の中で、「それは後ろ向きの不安」とし、「人をだめにするもの」としています。そして不安の根本となる原因は「中途半端に壊れた世間」にあると見ていました。

本書ではより一歩進んで、過去の文献を引用した上で独自の視点で「空気」と「世間」を分析します。そして現代の空気と世間の特徴を解説し、最後に空気と世間に囚われずに生きるためのヒントを提示しています。


過去に著者は『孤独と不安のレッスン』で、「どうか君の人生で、『孤独と不安』をごまかすために、”怪しげな宗教”や”体だけを求める男”や…”社畜が好きな会社”にすがりつくことだけはないように」と伝えました。本書もまた、何らかのコミュニティに属しながら孤独感と閉塞感にさいなまれる人へ向けられたものです。

学校裏サイトで自殺する子供たち、ブログ炎上、秋葉原通り魔事件を通じて、著者はこれら事件の本質が人々の孤独にあると見たのでしょう。孤独に苦しんだ果てに不幸になった人々に理解を示しつつ、どうすれば救われていたか。一つの結論を出します。それはあくまでヒントでしかなく、答えは自分で出さなければいけませんが、その対価として自由に生きられるようになるのかもしれません。


孤独と不安に苦しむ方にとって、著者のメッセージは厳しくも暖かい言葉に思われることでしょう。


世の中の「目」が気になっている方に



 日本人の中の個人は「世間」の中に生きる個人であって、西洋的な「個人」など日本に無いのです。
 そして独立した「個人」が構成する「社会」なんてものも日本には無いのです。
 こう言い切られるとそんな気もしてきます。
 自分が生きている社会、村、組織の中ではいい子にしていても、自分の顔を知らない社会に出てしまうと旅の恥はかき捨てのように振る舞う方も多い物です。
 「君の態度が最近悪いよ」とみんないっているよ。この時のみんなとは自分の社会、村、組織のみんななのです。みんながいうから、みんながやっているから組織での不正をただす人は出てこないのかもしれません。
 本当の個人の生活、社会とは、何かを考えさせてくれます。世間の「目」を気にして生きづらいと思っている方には参考になる一冊です。


日頃の疑問がスッキリした本

 2年前くらいから電車に乗ったとき「なんでイライラするんだろう」「普通に生活しているのにイライラするのは何故なんだろう」とずっと考えていました。

 それがこの本を読んでスッキリしました。

「世間」と「空気」とは
1.「世間」が流動化したものが「空気」である。
2.都市化によって段々「世間」が壊れて「社会」になっている。ただし「世間」は完全になくなった訳ではない。
3.人は「世間」から離れると孤独になる。しかしそれを支えてくれるものがない。

私は「世間」として人と付き合っていこうとしていたため疎外感を味わう事が多かったため、それならば「社会」で生きていく処世術を身につけていけばよい、と分かりました。

 なぜ何となく不安でイライラするのか?自分なりに考えていた事が書かれていることに合点がいきましたが、じゃあどうすればよいか、という事についてもちゃんと提言されています。




「空気」を冷静に客観的に見つめることで、この社会に広がる閉塞感に少しでも風穴があくことを期待したいものです。

 「関係の空気場の空気」 という本が3年ほど前に出版され、日本人の間に存在しているこの「空気」とは何かを明確にしてくれたこの本に僕はいたく感動し納得し、これをきっかけに「空気」という存在から解き放たれて、日本人も少しはお互いを客観的に見つめられるようになることを期待していました。

 ところが、昨年あたりからテレビを中心にこの「空気」が一段と跋扈するようになり、KYなどという流行語さえ生まれたことは記憶に新しいことです。

 このような今、本書が出版されたことは大きな意味があると感じます。

 本書では、「社会」と「世間」を対比し電車で友人のために場所取りをする中年女性を例に挙げ、日本人には「世間」があって「社会」はないとしています。ただし、公的な論文や書物には「社会」しか存在しません。西洋には「社会」があり日本には「世間」があります。ただ、この「世間」も今や流動化しつつあり、若者には「空気」が現れる洋になっています。として、「世間」には、贈与・互酬の関係、長幼の序、共通の時間認識、差別的で排他的、神秘性の5つと定義し、実は中世ヨーロッパにも「世間」はあったが、一神教であるキリスト教がこれを排除していったというのが著者の主張です。
 そして、この「世間」のルールが一つでも欠けたものが「空気」であり、「世間」が壊れつつあり「空気」がはやっているというのです。
 たとえば、企業では成果主義が長幼の序を破壊し、帰国子女が班という集団を破壊し、内祝いという贈与の関係を破壊し、という具合に「世間」は確実に壊れつつあるわけです。 一方で、グローバリゼーションと進む格差「社会」の中で一神教であるアメリカには、個人が耐えられる仕掛けがありますが、日本ではこれがありません。そこで現れつつあるのがいたるところに現れる「空気」なのです。 いまや、若者にとってネットやメールは重要なツールですが、信じられないような排他的ないじめもこれらの上で起こっています。

 不況が深刻化している今、この「世間」や「空気」に頼ろうという動きがいたるところに現れています。
 しかしそれでは何も救いにはなりません。

 この「世間」を「社会」に変えて、緩やかにかかわりを持つことが、「世間」や「空気」の力を壊していくことになると、「空気」の力に支配されそうな若い人たちに語りかけています。

 このように、「空気」を冷静に客観的に見つめることで、この社会に広がる閉塞感に少しでも風穴があくことを期待したいものです。


ここから、山本さんの著作に、

基本的には山本さんの「『空気』の研究」と、阿部謹也さんの著作「『世間』とは何か」という著作を噛み砕いて分かりやすく表した本です。もちろん鴻上さんの考えもその中に含まれたり、新たな意味を見出したり、もしくは上手く例えてくれたりしていますけれど、斬新な、ちょっと思いつかなかった、というようなものは見当たらなかったです。


この本を読んで、阿部さんの「世間」関係の著作をもっと読みたくなるならよかったのですが、少しおなかいっぱいになりました。たしかに山本さんと阿部さんが対談をしたら面白かったと私も思いますが(鴻上さんもそう感じていらっしゃいます)、そういう事実は無かったようで残念です。


何故おなかいっぱいになってしまうのか?と考えると、鴻上さんの例えがあまりに「これは」と思うような結論を導きやすい、自身の決まった結論に導きやすい事例を挙げているからだと思います。たとえば町山智浩さんの著作から例を引いたり、格差社会の到来を例にしたり(もちろん多少は関係あるでしょうけれど、そこまで短絡ではない気が私はします)、秋葉原通り魔事件を例にしたり...。町山さんの著作は私も好きですが、少しこの方の場合は怨念のようなものを感じますし、福音派は確かに恐ろしいですが、だからと言って排除するかのような、あるいはあまりに異端な人のように扱うことになり易いのは少し考えてしまいます。秋葉原の事件は、もう事件そのものと、報道なりネットでのことなり、事件が起こってからの関連づけとがあまりにごっちゃになってしまっていて簡単に語れない話しになってしまっているように私には感じられます。


「世間」とか「空気」の同調圧力に対抗するべき対策にも目新しいものはなく、社会にいる方には比較的予想され、すでに普遍化されている対策であると思います。鴻上さんも述べていますが、「世間」や「空気」の利点もあるものでありますし、相手なり、その集団なり、その時々でコミュニケーションの手段とレベルを変えることができるようになれば良いと思います、なかなかできないことでしょうけれど。実に自分をある程度変え、コミュニケーション能力を上げることが肝心ですよね。また、蛸足のようにいくつもの全く違った、それでいて浸り過ぎない帰属先を複数持つことも(というか家、会社だけ、に問題あって普通いろいろな付き合いがあると思うのですが...)重要ですよね。しかし、それは教えてもらうものでは無い様に私は感じました。


やはり、受け手を中学生から高校生向けに書かれているのではないか?(冒頭のお笑い番組を例に出す辺りにも)と感じました。だとすればそれなりに意味ある著作だとも言えます。

山本 七平さんの「『空気』の研究」に興味のある方にはオススメ致します。この本を読んで、少しでも多くの方が山本さんの本を読んでもらえたら良いことだと思います。



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