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黒沢明

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黒沢明

黒沢明
歌手の黒沢明は、黒沢明とロス・プリモスを参照。
映画監督の黒澤明は、黒澤明を参照。

魅惑のムード歌謡大全集

オムニバス アローナイツ ロス・プリモス ロス・インディオス シルヴィア サザンクロス 秋庭豊とアローナイツ 美川憲一 斉条史朗 鶴岡雅義と東京ロマンチカ 黒沢明とロス・プリモス 瀬川瑛子 
定価:¥ 3,980
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ムード歌謡は最高!

40代以上のお父さん世代に最高のムード歌謡!いろんなメーカーより同じ様なCDがでてますが結構このCDははまりますよ!寝る時にBGMで聞いてると最高です。


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ロス・プリモス 40周年記念・ベストヒット

ロス・プリモス 黒沢明とロス・プリモス たかたかし 高畠じゅん子 横山聖仁郎 富樫政子 木村伸 秋元康 橋本淳 伊藤アキラ 山岸一二三 
ロス・プリモス 40周年記念・ベストヒット
定価:¥ 3,000
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この商品を買って。

正にロスプリモスの全てを堪能できるアルバムで、聞いていても楽曲が豊富なので飽きません。


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全曲集

笠置シヅ子 藤浦洸 結城雄二郎 原六朗 服部龍太郎 服部良一 鈴木勝 黒沢明 サトウハチロー 大町竜夫 コロムビア・オーケストラ 
全曲集
定価:¥ 1,800
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昭和の香り(*^。^*)

レコード録音しか残してらっしゃらない笠置シヅ子さんの曲は、
復刻版で聞くとレコードを聴いているようなノスタルジックな感じがして昭和の香り楽しめます。
歌声もパンチが効いていて元気が出ました(*^^)v


ブギの女王・笠置シヅ子の究極のベスト盤!!

この方が、現在の日本の歌謡界の基礎を作られたと言っていいだろう。

あの歌謡界の女王、美空ひばりがリスペクトしたのが、笠置さんなので
ある。歌謡界の女王がブギの女王に憧れて、この歌の世界に入ったんだ
から、この笠置シヅ子は、最高に偉大な歌手であり、永遠に歌謡界
の歴史において語られていくだろう。(美空ひばりも同様である。)

「東京ブギウギ」も勿論名曲ですが、「大阪ブギウギ」や「買物ブギ
ー」など関西弁が上手い笠置さんの歌い方と、歌唱力の高さは、文句の
付け様が無い、正に実力派歌手である。

追伸、笠置さんは、笑福亭鶴瓶師匠によく似ておられますが、鶴瓶さん
も冗談で僕のおかんですとギャグで言っていたのですが、それをテレビ
で観ていた笠置さんも、私の息子ですと冗談で言っていたのが、意外と
知られていないエピソードですし、お2人共に洒落た方であると思いま
す。




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学校の怪談 物の怪(もののけ)スペシャル [VHS]

矢口史靖 鶴田法男 深津絵里 須藤理彩 池脇千鶴 京野ことみ 緒方明 黒沢清 
定価:¥ 10,290
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肖像 [VHS]

木下惠介 井川邦子 黒沢明 
定価:¥ 3,990
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獣の宿 [VHS]

大曾根辰夫 鶴田浩二 黒沢明 
定価:¥ 3,990
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荒野の七人 アルティメット・エディション [DVD]

ジョン・スタージェス ユル・ブリンナー スティーブ・マックイーン チャールズ・ブロンソン ジェームズ・コバーン ホルスト・ブッツホルフ 黒沢明 橋本忍 小国英雄 
荒野の七人 アルティメット・エディション [DVD]
定価:¥ 2,990
新品最安価格:¥ 1,480
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一大娯楽巨編

西部劇を娯楽として見るならば「荒野の七人」以上の作品はないのではないだろうか。もちろんベースに「七人の侍」があるのだから、つまらないはずがない。当時、飛ぶ鳥を落とすほどの人気を博していたユル・ブリナーが「七人の侍」のリメーク権を買い取って痛快西部劇に仕立て上げたのはあまりにも有名な話。また、それまで主にテレビを中心に活躍していたスティーブ・マックイーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームス・コバーン、ロバート・ボーンをスターダムに押し上げたのも、この映画である。エルマー・バーンスティンによるテーマ音楽は恐らく聞いたことのない人間はいないのではないか。穴のない映画ではないが、娯楽映画として見るならば許容できる範囲だろう。映画史上屈指の名作「七人の侍」と比べれば見劣りがするかもしれないが、あれはあれ、これはこれとして見るべきなのだろう。

超豪華俳優陣、夢の共演

言わずと知れた、黒沢映画最高傑作「七人の侍」のハリウッドリメイク版です。内容もさることながら、出演の俳優陣がすごい!!!「王様と私」のユル・ブリンナー、「大脱走」「ハンター」他のスティーブ・マックイーン、”ミスター自警団”チャールズ・ブロンソン、「ナポレオンソロ」のロバート・ボーン、「大脱走」「戦争のはらわた」のジェームス・コバーン、「ファニー」のホルスト・ブッフホルツ、「東京暗黒街・竹の家」で早川雪州、山口淑子(李香蘭)との共演歴もあるブラッド・デクスター、だれが主役なのか内容を観なければ分からないほどの豪華絢爛さです。この一点だけでも観る価値はあると思います。アメリカではウエスタンと言えば、かのジョン・ウエインが主流ですが日本ではこちらの方が人気であったそうです。内容的には先に述べたように「七人の侍」の完全リメイクですが、日本とアメリカでは当時の社会的背景が全く違うのでその点を見比べるのもおもしろいでしょう。出演陣でも、ブリンナーは志村喬、マックイーンは稲葉義男、ブロンソンは千秋実、ボーンは木村功、ブッフホルツは三船敏郎、コバーンは宮口精二、デクスターは加東大介となるのでしょうが、ご意見の別れるところかなと思います。それを踏まえての両作品の結末の違いはいかに…。とにかく、いろいろと楽しみ方の多い作品です。

THE MAGNIFICENT SEVEN

エルマ・バーンスタインの『荒野の七人のテーマ』がどうしても忘れられない。これを聴くだけでも胸がワクワクします。

アメリカでは西部劇といえばジョン・ウェインだが、日本では『荒野の七人』が圧倒的に人気があった。相手よりはるかに少ない数で戦いを挑む姿は、時代劇でもよくあるシーンだ。彼らは何度も『七人の侍』を観てから撮影に挑んでいるところを考えれば、侍魂のようなものを感じられる。

ストーリー的には、『七人の侍』よりも絶対的に不利な状況で、一人、二人と仲間が減っていくのがなんとも言えない絶望感を感じるが、「正義は勝つ」と言うセオリーどうりの展開は西部劇の醍醐味だ。

それにしても、ブリット役のジェームス・コバーンとリー役のロバート・ヴォーンが良い味を出していた。


最強の吹替!

内海賢二、小林清志、井上真樹夫、大塚周夫、森山周一郎・・・これだけ豪華な日本語吹替版あるでしょうか!皆さん超ベテランだけにバチッとハマッてます。これだけでも「買い」です!


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嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]

中島哲也 中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 香川照之 市川実日子 黒沢あすか 柄本明 山田宗樹 
嫌われ松子の一生 通常版 [DVD]
定価:¥ 3,990
新品最安価格:¥ 1,290
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商品の紹介
現代の日本映画とミュージカルというのは、相当うまくやらないと水と油の関係になってしまうが、本作は違う! 主人公・松子のターニングポイントで、ふつうに撮ったら中だるみしそうな場面をミュージカルにすることで、映画の流れを加速させるのだ。木村カエラ、BONNIE PINKらのナンバーも耳に残る名曲ぞろい。山田宗樹の原作は、松子の不幸な人生を明るく描いていたが。この映画版はさらにポップで前向き。不幸な人生も、見方を変えればドラマチックですばらしいという人生賛歌に変えていく。だから観ていて爽快なのである。
教師からソープ嬢、犯罪者、孤独な生活…と落ちていく松子の人生。特殊メイクで超デブ姿も披露する中谷美紀を中心に、ゲスト出演の脇役に至るまで俳優たちが個性を出しきっている。困ったときに見せる松子の「ヘンな顔」など原作にはないユーモアも映像ならではだろう。映画というものは、どんな傑作でも2時間観ていれば多少疲れてくるものだが、本作はいつまでも観続けたいと思わせる飽きのこない作り。日本映画の可能性を示す傑作だ。(斉藤博昭)


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斬新!

最近見たんですが斬新ですね〜
現代邦画でミュージカルってかなり難題だと思いますが、スタッフもキャストもアーティストも良かったのが効を奏したんだと思います
これをつまらないと思う人は最近の薄いアイドル映画かケータイ小説映画ファンなんでしょうね…
とにかくすごくいい映画でした


文句ナシ!!!!!!

中島哲也監督の作品を拝見したのは、

「下妻物語」と合わせてこれで2つ目です。

演出もキャンスティングも抜群。

中島監督は、日本人のフィルムメーカーとして

これからクロサワアキラに並ぶことができるポテンシャルを持つ

唯一の人物かと思われます。

原作をミュージカルポップ的に脚色した演出や映像表現、

無意味で非建設的とも思えるような登場人物たちの生き様、

その描き方の解釈に対して、賛否両論ある作品なのは解ります。

ただ、人間の本質を描ききり、スタッフの力を100%以上まで

出し切る表現の手法を理解できない方は、

作品のインパクトや説得力には★満点付けたいと迷いつつ、

何故か自分自身の経験や解釈を基準にして理解不能な部分には

抵抗があるので無駄な減点をしたくなるんですよね。

きっと。



中谷美紀と映像美と音楽の洪水

内容は無いに等しい駄作ですが、中谷美紀のかわいさと美しさ、面白さ、女優としての新しい挑戦が盛り込まれていて、個人的に好評価です。

1カット1カットの映像美術が濃密で、安易に処理していないところが、素晴らしいです。

音楽のPV映画のようで、とても軽快で楽しめました!


悲劇はどこか喜劇的

中谷美紀は大変だったろうなぁ。松子は幸せな一生だったのかな。やり直そうとする度に不幸になってしまう。松子の生きた時代もあるかもしれない。映画の画面は明るく、じめじめさがないから、余計に河辺での夕日が物悲しい。瑛太演じる甥が松子を理解していたのではないかと思います。監督はお笑い芸人を起用するのが好きみたいですね。他の作品も芸人出てますよね。

キャスティングが上手い

シュールな内容をポップな映像と音楽で色彩豊かに表現。
キャスティングが実に良く笑える。演技のヘタなミュージシャンの使い方もわかってます。PV的な部分も元ネタがわかるが楽しい。
CGの使い方もメルヘンちっくで上手い。
監督は実に女性的な感性を持った方だなと前作から思っていました。
原作重視の方にはお薦めできないが幅広く受け入れられるエンターテイメント性を持った作品。



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嫌われ松子の一生 愛蔵版 [DVD]

中島哲也 中谷美紀 瑛太 伊勢谷友介 香川照之 市川実日子 黒沢あすか 柄本明 山田宗樹 
嫌われ松子の一生 愛蔵版 [DVD]
定価:¥ 6,090
新品最安価格:¥ 2,359
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商品の紹介
現代の日本映画とミュージカルというのは、相当うまくやらないと水と油の関係になってしまうが、本作は違う! 主人公・松子のターニングポイントで、ふつうに撮ったら中だるみしそうな場面をミュージカルにすることで、映画の流れを加速させるのだ。木村カエラ、BONNIE PINKらのナンバーも耳に残る名曲ぞろい。山田宗樹の原作は、松子の不幸な人生を明るく描いていたが。この映画版はさらにポップで前向き。不幸な人生も、見方を変えればドラマチックですばらしいという人生賛歌に変えていく。だから観ていて爽快なのである。
教師からソープ嬢、犯罪者、孤独な生活…と落ちていく松子の人生。特殊メイクで超デブ姿も披露する中谷美紀を中心に、ゲスト出演の脇役に至るまで俳優たちが個性を出しきっている。困ったときに見せる松子の「ヘンな顔」など原作にはないユーモアも映像ならではだろう。映画というものは、どんな傑作でも2時間観ていれば多少疲れてくるものだが、本作はいつまでも観続けたいと思わせる飽きのこない作り。日本映画の可能性を示す傑作だ。(斉藤博昭)


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人それぞれの幸せ

たとえそれが人が見て不幸な愛だったとしても、本人がいいのならそれが幸せな愛なんだとゆう「正解」がこの映画の中にあります。

どんどん転落していく松子の人生の中で必死に幸せにしがみつく松子がけなげで真剣でとても美しい…

どんよりとした暗い世界にメルヘンな描写をくわえているので、不安な夢の中にいるような気持ちにもなるし、それが不気味な遊園地のようで映像的にもたまらないです。

また、少女の頃に歌っていた歌が何度も出てきて、純粋ゆえの寂しさや悲しさが入り混じって、どんどん松子から目が離せなくなります。

中谷美紀の女優としての全力な演技がものすごい迫力です!

何度もみたい映画だったので購入しましたが、「本当にこの人の事を好きでいいのか?」とゆうマンネリなカップルや奥様、いつも苦しい恋をしている女の子に見てほしい作品です!


日本の映画で一番好きかも。。

CMがおもしろかった。下妻のノリと似てるんだろう。そんな簡単な気持ちで観たこの映画。いい意味で裏切られました。映画館でぼろぼろ泣いてしまいました(笑)何かを得そうなのにどこかで歯車がずれてしまい、転落人生を歩んだ松子。とんでもなく暗い話ですが音楽や映像でうまくカバーしています。でもラストシーンは何度観ても涙、涙、涙。そしてまた観たくなります。万人にお薦めできる作品ではありませんが少なくとも私には生涯の一本と思えるくらいすばらしい映画でした。

場外格闘も話題になった映像力の作品

中島監督と中谷美紀の場外バトルも大いに話題となった作品。タイトルバックがまんま「風と共に去りぬ」で、ミュージカルの場面は「オズの魔法使」。映画としての完成度は満点とは言い難いが、少なくとも映像力の持つパワフルさは言うことなしである。これはやはり広告的なカット割りが原点にあるので、観ている我々もその映像感覚に慣れていることが大きい。松子の人生はある意味とてもマンガチックであり、父親や妹への思いも深く語られず、みなミュージカルシーンのなかで「理解」しなければならないので、全体的に「軽い」感じになった。そもそも本作はお涙頂戴でも深刻でもなく、ノリで見せる映画である。中谷美紀も決してまっとうではない脚本を相手に大変だったろうと思うが、さすがの演技であり、また伊勢谷友介のみ一貫してシリアスさで場面をさらっていた。「感動大作」の類ではないが、パワフルさでは近年まれに見る良作といえる。

一途でまっすぐで華やかで切なくて

松子の人生は『父親に愛されたい』その一心で動いている
教師から風俗嬢に転落しても男性に対する愛情は一途でまっすぐでもどんな人といても松子の空虚感が増すばかり映画自体が華やかだか切ない
同じ兄弟の弟にも見離されても自分の道を生きてゆくしかない
父親の愛情が欲しい
まっすぐで華やかで一途でせつないそして不器用な 涙が出る至極の映画です


小説はどうでもいい、ただし、映画は見るべし

 原作を超える映画は存在しない。そんな常識をぶち破って見せたのがこの一本。

 この映画、本質的に登場人物は三人だけ。
 すなわち、松子と妹と父。
 なりたい存在、なれない存在としての病弱な妹。
 世界を象徴する抑圧主体としての父。

 聖職者から性職者へ、はたまた犯罪者へ。
 愛を欲してさまざまな男とめぐり合う松子、だが、それはみな、父が別の仮面を被って
現れた姿でしかない。その父に愛されたくて、しかし、その愛は得られない、父の愛はすべて
妹へと注がれる。愛なきゆえの人格的機能不全を表現する、カメラを前にした奇怪な表情。
 流転の末、帰郷した松子は父と妹が既に死に伏したことを知らされる。そしてもうひとつ、
彼らの松子への思いも。二人を喪失した瞬間に彼女の時間は止まる。
 人格はすべて抑圧と引き換えに与えられる。郷里の風景とよく似た川辺のアパートで、
世間から遮断された空白の時を過ごし、その果てに死するべくして死す。
 クライマックス、「おかえり」のひとことは必然にして圧巻。

 どうしようもない原作本からここまでの名作を仕立てた中島監督の技量がとにかくお見事。



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複眼の映像 私と黒澤明

橋本 忍 
複眼の映像 私と黒澤明
定価:¥ 2,100
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必読の名著

全映画人必読の名著。幻の湖あたりからなんかおかしくなったシナリオ界の巨匠ですが、すばらしい本を書いてくれました。感動しました。これが映画でなく書物というのが残念ですが紛れも無く橋本忍晩年の傑作です。「黒澤明の作劇術」という本と併せて読むと面白さ倍加します。

黒澤の真の強さと脚本家たちの才能が生み出した傑作群

“切腹”“日本のいちばん長い日”“砂の器”“八甲田山”“八つ墓村”−などなど、とにかく橋本忍さんの脚本はそのダイナミックかつ緻密な面白さで私たちを楽しませてくれました。 世界的に見ても、最高レベルの映画脚本家だと私は思います。 その輝かしい橋本さんのキャリアの中でも、やはりひときわすばらしかったのが、黒澤明監督との共作で、この本にはその出会いから別れまでの物語(と、呼んでいいでしょう)が述べられています。 この二人の出会いはやはり運命的なものだったのでしょう。

私も黒澤監督作品の大ファンなのですが、黒澤さんが一人で執筆した脚本をあまり面白いと思ったことがありません。 もっとも、彼が一人で書いていたのは最初期と最晩年で、全盛期の彼が一人でどのくらいのレベルのものを書けたのかはよく分からないのですがー全盛期の彼が一人で書いて他人が監督した作品が何本かありますが、あまり大した評判を聞きません。
これは私の勝手な想像なのですが、演出家、造形家として揺るぎない自信を持っていたに違いない黒澤さんはひょっとして、脚本家としての自分の能力の限界を知っていたればこそ、複数のライターによる共同執筆を思いついたのではないかーと、思うことがあります。 もしそうだとすれば、自分より才能のある同業者に助力を乞い、彼らと競争することによって、自分のポテンシャルを最大限に引き出すーそこにこそ黒澤明という作家の端倪すべからざる強さがあったのではないかーとも、思えるわけで、これってなかなか誰にでも出来ることではありません。 あの数々の傑作はそうやって生まれたのではないのでしょうか?

他にも、“七人の侍”以降の黒澤作品の低迷、“影武者”や“乱”は、何故あまり面白くないのかーといったことが、プロであり共作者でもあった橋本さんの鋭い観察眼によって述べられており、これは全てのクリエイター達にとって必読の書と言えるでしょう。


脚本の重要さを知るために

橋本忍というシナリオライターのことは、黒澤明の映画だけでなく小林正樹の「切腹」や「上意討ち」でも目にしていて、いずれ詳しく知りたいと思っていたので、この本に出会えて本当によかった。いくつか教えてもらったことを羅列する。シナリオライターとしては、橋本忍が伊丹万作の唯一の弟子であった。「羅生門」は、橋本忍の処女作であった。黒澤明は頑固な人間であったが、一瞬の閃きを掴むためにはその頑固さをかなぐり捨ててめくるめく跳躍をする。「切腹」は、黒澤との共作になるはずだった「侍の一日」という未完作が形を変えてよみがえったものだった。「侍の一日」が葬られた理由は、江戸前期の武士の生活が日に二食であったか三食であったか資料で確かめられなかった結果であった。「侍の一日」の代わりとして考案されたのが「七人の侍」であった。「七人の侍」以降、黒澤はライター先行型の作り方から、共同脚本の方法へと転換した。その時に、橋本忍の代わりに黒澤の相棒になったのは菊島隆三や井出雅人らであった。そのほか、黒澤の映画について、シナリオの書き方について、野村芳太郎や森谷司郎について、「影武者」や「乱」について、なるほどと思わせる洞察が山ほどある。映画を深く味わいたい人、黒澤ファン、にとってはぜひ座右に置いておきたい本である。

夏がきて、秋が来る

 黒澤作品の共作者の1人,そして、戦後屈指の名脚本家、橋本忍の独白が心に迫ります。
 サラリーマンから脚本家へと修行していく様、独特の作劇術、黒澤明との出会い、そして、別れ。黒澤明と脚本家達との、共同作業というよりも、決闘に近いような執筆。
 す、すごい!読んでいる私としては、驚嘆するしかない。黒澤作品とはこのような重圧のひとつひとつから出来上がっている。
  小国英雄(黒澤作品の最大の共作者)が著者に向かって発した「シナリオとは、冬があって、春が来て、夏が来て、秋が来る・・・こんな風に書くんだよ」シナリオライター志望としてはこの言葉、重く感じます。

 


シナリオ教室の先生から絶対に読めと言われました。

 内容もさることながら、この本に巻かれた帯のコピーがとてもいいのです。
 「なぜだ、なぜ出来ないんだ!俺は二ヶ月も待ってたんだぞ!」
 この言葉に、苦闘している橋本先生の顔写真がシンクロして、最高の表紙に仕上がってます。

 拝読された後に必ず「羅生門」「生きる」「七人の侍」を鑑賞したくなるので、予めDVDを用意しておいた方がいいかもしれません。

 これは、テレビで育った現代人の悪い癖だとお叱りを受けそうですが、DVDには日本語字幕設定があるので、映画は、台詞を字幕スーパーで追いながら観賞されると、脚本の奥深さをさらに堪能できるかと思います。

 黒澤一家は、全員が呑みながら脚本作りをされていたのかと思っていましたが、橋本先生だけは違っていたことに、気持ちが穏やかになりました。
 今の映画制作者たちが、そこんとこばかり真似をして、制作費の半分を呑み代に費やし、駄作ばかり作っていく現状に、私は苛立ちを感じています。
 黒澤の真似するなら、この本読んで、もっと他の所を真似しなさいよ!と言ってやりたいです。

 面白い映画って何なの?という素朴な質問に的確な答えを出している本ではないかと思いました。



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回想 黒澤明 (中公新書)

黒澤 和子 
回想 黒澤明 (中公新書)
定価:¥ 777
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偉大なる父

和子さんはお父様の名前で商売しすぎなような気がします。

娘にとっては理想の男性なのか

 98年にお亡くなりになった黒澤明監督の日常生活、撮影現場での「つぶやき」を中心に実の娘である黒澤和子さんが、「選択する」「反抗する」「感じる」「食べる」「着る」「倒れる」など24の動詞をマクラに振って回想したのがこの新書。和子さんによる黒澤本はこれで3冊目になるそうだが、やっぱり娘にとって父親というのは理想の男性なんだろう。例えば息子だったら、こんな礼賛はしない。ほとんど手放しの崇拝ぶりだ。

 収録されている黒澤語録も、「自分の好きなことが見つかれば、一気呵成に勉強するもんだ。それじゃなければ身につかない」(p.79)、「楽しいと感じ始めるところまで、一生懸命やれば、あとはいくらでも努力できるものさ」(p.80)、「勉強しろという言い方が横行したから嫌になったんで、好きなことを夢中でやりなさいと言えば、なんてことはないよ」(p.871、いずれも「勉強する」から)など人生肯定的なものばかり。そして、スタッフには現場では厳しくあたるが、必ずフォローして、仕事が終わればみんなでワイワイ騒ぎ、テレビのスポーツ番組に夢中になるという理想の姿(サッカーなんか見たこともない!と叫ぶ『私は映画だ―夢と回想 』のフェリーニとはなんたる違い!)がこれでもか!とばかりに描かれる。

 『蝦蟇の油―自伝のようなもの』は読んでないのが、もう少し、意外な面を読みたかった気もする。

意外な一面

いつもいつも怖いようなイメージのある黒澤監督ですが,その素顔は決してそんな事はなく,本当に「バカ」がつくくらいまじめな人なんだなぁ,という事がわかります。そのまじめさが本当のリアル感を追求した映画作りにつながっているんでしょうね。


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村木与四郎の映画美術―「聞き書き」黒沢映画のデザイン

丹野 達弥 
村木与四郎の映画美術―「聞き書き」黒沢映画のデザイン
定価:¥ 2,625
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