TOP > Amazon 画像検索  楽天で科学・テクノロジーを検索

科学・テクノロジー / ジャンル別 / 

カテゴリ    



たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する

田中 三彦 
たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する
定価:¥ 2,100
新品最安価格:¥ 2,100
『たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する』の関連商品を見る
クチコミ情報

難解

統計学を一定レベル迄学んだ人向け。
向上心や努力を否定しないが、万物の森羅万象は偶然が支配的で、世の中のあらゆる解説には一定の論理矛盾や前提が敷かれている というのが著者のメッセージか。
学者らしい難しい文体で一般向けではない。また話しがよく飛んでいるような印象を受けた。2000円は正直高い


世界は「必然」ではなく「偶然」によって支配されるのだろうか?酔っ払いの次の一歩のように予想出来ないのだろうか?読んでみるのは面白い!

昔、高校時代に眠くなった”確率・統計“のレベルをやや上回る話をなんとかクリアしながら、Pascal、Bernoulli, Laplace等のなした偉大なアイデアを理解してしまえば、後は、著者の話が面白くなります。サンプル調査を支える考え、潜在的な確率を推定する技術・測定というものの本質的な不確かさなどを、ギャンブルの理論化、宝くじで利益を上げた男などの読者にも面白いエピソードで説明される。カオスの話には触れるだけですが、測定誤差というものが本質的に効いてくることが分かる。この本の数学的記述の部分が一般読者には抵抗感あるいは歯ごたえを感じるであろうが、我々の直感、認識などにBIAS(偏り)があることのみならず、偶然がもつ本質的な影響力を知る上でも読む価値は充分ある。必然と思っていたことも偶然であるという事を知れば、我々の世界観も変わるであろう。自然に関する法則は非必然的事象が無視できる範囲に対してのみ妥当性をもつものであるから、その必然性は条件付きのものである。実際には、非必然性的事象は無視できる場合が多い。INTERESTING BOOK!

おもしろおかしく読ませます

なぜ成果主義がうまくいかないかの理由を数学的に説明してくれる本。
それから、恥ずかしながら正規分布のカーブの由来を初めて知りました。
統計学も、このベルカーブの由来くらいから始めたりするとちゃんと足下がしっかりしているんだとわかったりするのになあと。


この世は偶然が支配している

著者によれば、ビル・ゲイツが大富豪になったのも、ブルース・ウィルスが大スターになったのも偶然の産物である。もちろん、彼らの才能や努力を否定するわけではないが、IBMがマイクロソフトと契約しなかったら、ブルース・ウィルスがたまたまカリフォルニアに行き、たまたまテレビのオーディションを受け、たまたまプロデューサーに気に入られなければ、果たしてどうなっていたか。でも、人はそうした成功を偶然ととは考えずに、理由があるはずだと考える。逆に、貧乏な人は努力しないやつだと見下しがちだ。実際、そういうケースもあるだろうけれど、うまくいかない人たちもやはり偶然の影響を受けている。このことを知れば人をわずかな結果だけで評価することがどれだけ間違っているかがわかると思う。成果主義とか能力主義とかというのが定着しつつあるけれど、もしそれをやるなら評価は毎回、過去と切り離してなされなければならない。人は過去に成功した人を高く評価しがちだし、過去ダメだったと人は過小評価する傾向があるからである。これは偶然のできごとに意味を見いださないと気がすまない人間の性質による。確率や統計の本であると同時に、この世の出来事を正しく見定めるための参考になる本である。人事部の人や管理職はぜひ読むべきだと思う。

統計学やそれにまつわる歴史や具体例

結構、読みにくい文章が目立つけど内容そのものは面白い。
統計学やそれにまつわる歴史や具体例を紹介している。

得に面白かった具体例はこの二つ。
1、ヴァージニア州の宝くじ大儲けした投資集団
2、ジョセフジャガーとカジノのルーレットの対決

ルーレットなんて運否天賦すぎて、親である胴元のカジノ側が100%有利で子である客は勝ちようがない。
宝くじは一枚当たりの賞金額から当選本数を割った期待値は1を大きく下回っている。
そんな、当たり前だと思うことが当たり前でないケースも紹介されている。
助手を雇ってルーレットを見張らせて非ランダム性を発見したり、宝くじの1枚当たりの期待値が3.95だったなど。

歴史の話ではフランシス ゴールトンが印象的だった。
進化論のダーウィンの従弟で相関係数を作った人物だ。
その人間の行動がどのような結果をもたらすのか?という因果的解釈を初めて定量化した人物。聖職者の寿命を測って一般人と変わらないのがわかると祈りは何の益ももたらさないと発表したり、どの地域に美人が多いのか?というのを測量した。
ゴールトンによると、ある分野で例外的な才能を発揮する人物というのは100万人いたら250人だけらしい。

統計学の歴史に興味がある人は特におススメ。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:インセンティブ 自分と世界をうまく動かす | 100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図 | ザグを探せ! 最強のブランドをつくるために | 本当は恐ろしいアメリカの真実 反面教師・アメリカから何を学ぶか | 病気が消える習慣 (リュウ・ブックスアステ新書 75) (リュウ・ブックス アステ新書) | 
関連商品を探す:『たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する』

大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (Gakken Mook)

大人の科学マガジン編集部・編 
大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (Gakken Mook)
定価:¥ 2,500
新品最安価格:¥ 2,500
『大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (Gakken Mook)』の関連商品を見る
クチコミ情報

楽しければいいのだ

こういう組み立てカメラなどがちゃんと写ることの面白さ、ゲルマニウムラジオが聞こえた時の感動を知っている世代ならば分かってもらえるだろう。デジタルカメラしか知らない世代には、こんな写真だってあるんだってことも知って欲しい。最先端のデジタルカメラだけがカメラじゃないし、そういった世界にしか興味のない方にはおすすめしない。楽しいというのは理屈じゃない。事実、この号の売れ行きは相当のものだと聞く。
某ASC●I.のネットではバカにされていますが、メジャーな雑誌にしては呆れるほど程度の低い編集者である。


どのように撮ってもさまになる

フィルム送りも自己責任ですし、撮れた写真も周囲が流れてしまい。まともに撮ろうとすると非常に難しいカメラです。
しかし、どのように撮っても(仮に二重露光しても)なんかおしゃれな写真が撮れてしまうので、遊びで使うにはちょうどいいかもしれません。ほかのトイカメラがとても高価なので、実用として使うのでなければおすすめです。


二眼レフに興味を持つきっかけになる

 付録の二眼レフへの評価が多いのですが、本書のほうも読み物としても
読み応えのある内容で、まさに「大人の科学」の名に恥じないものだと感じた。

 ホンマタカシ氏など写真家の方が、実際に付録のカメラで撮った作例も楽しめ、
さらに二眼レフの歴史から、フィルムの歴史なども分かりやすく書かれている。
付録のカメラをカスタマイズする小ネタがあったり、なぜかインフルエンザや覚せい剤など
タイムリーな話題が載っていて、楽しい。

 また、特筆すべきは付録カメラの組み立て説明書のわかりやすさ。
部品の写真、組み立て途中の図示、イラストのわかりやすさはすばらしいと思う。
バネ部品の名称が、ミスで入れ替わっているなどは、公式サイトで訂正版がダウンロード
できるので、組み立てる前には公式サイトを一度見ておくことをおすすめする。

 自分で組み立てたことで、プラモデルのような二眼レフカメラに愛着が湧く気がする。
今まで大人の科学に興味を持たなかった人にも、手にして欲しい一冊です。


手作りっぽくていい感じです

これは、たいへん楽しみにしていました。
学研のふろくカメラは、5年の科学(当時)の「現像焼き付けまで出来るフィルム付」のものを除けば、サイエンスエコーのピンホールカメラも(ピンホールをアルミ箔に開けて手作りするもの)大人の科学の二つもフィルムまでは入れませんでした。
しかし、今回はファインダーをのぞいて絵作りが出来ると言うので、早速フィルムを入れて撮影しました。(現像はまだですが)
組み立てている時からなんだか幸せな気分、遅くに仕事から帰ってきた息子に「のぞいてみろ」、「これ電源なしだよな、すげー」
はい?電池入ってませんよ・・・。(電源なしがそんなに珍しいのか)それから、無理やり「すべて手動だった『PEN』の頃の話」にしばし付き合わせてしまいました。
レンズがギアで連動したり、カウンターがアバウトだったり、楽しいところがいっぱいです。
ピントがいまいちなら、分解して調節する必要があるところなども、手作りっぽくていい感じです。
「ダメなら撮りなおせばいい、消去すればいい」デジカメの時代、たまには1回シャッターを切るのに重さを感じる写真機もいいのではないでしょうか?
フィルムで写真を撮ったことのない方(そういう方もおられるんでしょうね)にも…、よければどうぞ。


楽しくて仕方がない

トイカメラ、それも二眼レフを自分で組み立てることが出来ます。
組み立てる間のワクワク感。
しかもできあがったのは夜だったので写真が撮れず朝まで待つ間のワクワク感。
やっと撮影出来たけれどちゃんと撮れたかどうか分からないドキドキ感。
できあがったチープな写真を見た時のこみ上げてくる気持ち。
最高です。

ただ組み立て説明書に誤植があったのは残念でした。

また他の方も書かれていますが某ア○キー.jpの記事。
「そもそも現像してくれる写真屋を街で見かけなくなっている。」
超がつくほどの田舎に住んでいますが普通に現像してくれました。都市部では難しいのでしょうか?

「あくまで趣味として、楽しむためのモノだろう。 」
そもそも大人の科学の付録をなんだと思っているんでしょうか。
実用性を求めて買う人がいるのならお目にかかりたい。




この商品を買った人はこんな商品も買っています:大人の科学マガジン Vol.15 ( 紙フィルム映写機 ) (Gakken Mook) | Loveカメラ Vol.12 (e-MOOK) | 二眼レフカメラワークショップ | カメラライフVOL.4 (玄光社MOOK) | カメラ・ライフ vol.3 (玄光社MOOK) | 
関連商品を探す:『大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (Gakken Mook)』

現代萌衛星図鑑

へかとん 松浦 晋也 
現代萌衛星図鑑
定価:¥ 1,680
新品最安価格:¥ 1,680
『現代萌衛星図鑑』の関連商品を見る
クチコミ情報

人工衛星に愛着がわいてくる

 2009年9月18日、宇宙ステーション補給機(HTV)は国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングを成功させた。
 ISSの実験モジュール「きぼう」に設置された反射板にレーザーを照射し、その瞬きで位置を確認しながら、花びらが地表に舞い落ちるよりもゆっくりと、そっと優しく近づいていくHTV。その"体"は、ISSの"手"によって優しく抱き寄せられる…。

 本書では、このドッキングのノウハウの基礎を作り上げた技術試験衛星「きく7号」、愛称「おりひめ」「ひこぼし」や、小惑星探査機「はやぶさ」、月周回衛星「かぐや」など、現代日本の宇宙開発の象徴たる衛星群が擬人化(=美少女化)されて紹介されている。
 イラストは大層可愛らしいのだが、彼女たちに課されるミッションたるや、体育会系も真っ青の凄まじいものである。

 個人的なことを言うと、「はやぶさ」の署名キャンペーンや「かぐや」のメッセージキャンペーンにも参加したので、結構、日本の宇宙開発はそこそこ知っているつもりだったけれど、まだまだ知らない苦労話はいっぱいあるんだ、と思わされる本だった。
 とはいえ、それほど専門的に詳しく書いてある本でもない。このくらいのレベルでJAXAが小冊子を作って小中学校に配ったら、日本の将来の宇宙開発レベルも底上げされるのではないのかな?予算の問題はあるかもしれないけれど、教育は一朝一夕ではでき上がらないものだからねぇ。


萌え?いいえ、燃えです

昨今、「萌」図鑑なるものが数多出版されていますが、その大半が
ニッチさと萌えキャラを売りにしたもので、肝心の内容は薄いとい
う印象がありました。非常に失礼な話ですがこの本もその例に漏れ
ず残念な図鑑なのではないか、と若干冷やかしを込めて手に取りま
した。しかし、内容の濃さとこみ上げてくるような熱意がそこには
ありました…
まさか萌系図鑑で目頭が熱くなるとは予想だにしませんでした。特に 
はやぶさのところでは落涙必至間違いなしです。
まるでプロジェクトXのような導入と、分かりやすい文章、専門用
語や聞きなれない単語は詳しい解説があり、衛星の図解は詳細で、
まさに図鑑の名に相応しい立派なものです。
紹介されている衛星は、ひまわり・すいせい/さきがけ・きく7号・
みどり2・USERS・はやぶさ・かぐやなどです。この他に、コラム
としてのぞみや、先日打ち上げが成功したHTVなどもあります。
さらに衛星だけではなく、ロケットの詳しい解説もあり、至れり尽く
せりです。
監修には世界の宇宙開発に造詣の深い松浦晋也さんが務めておられま
すので、非常に信用に足るものです。正直、この本を参考文献にして
も大丈夫なんじゃないかと思われますw


なんて大袈裟な・・・・と思ってました

皆さんのレビューに「泣けた」「涙なしには読めない」などとあり、
「なんて大袈裟な・・・・」と思ってましたが。

・・・・わたしも泣いてしまいました(苦笑)

本を読んで泣くなんぞ、なんて久しぶりだろ・・・・
#年喰って涙もろくなったのもあるかも(汗)

ただまあ、本としてみると不満もないわけではないですが。
例えば、衛星の解説のイラストの説明文が詰め込み過ぎのケがあり読みにくいとか、
文章とイラストの比が中途半端(もっと文章中心にするか、逆に絵を中心にするか、
どっちかにふったほうがもっとよかったような気がする)とか。

しかしいずれにせよ、良書であることには間違いありません。


モノに魂は宿っている

生命を持たない物体に対して、あたかも生命と意志があるかのように接するメンタリティーは日本人だけだと言われている。昨今の「萌え」化というのは、決して異常なことでも何でもなく、古来から伝わるこの精神が一つの形として昇華したものであり、その証拠に、笑われることがあっても、自然と市場において受け入れられてきたことにおいて、それを知ることができよう。
別のレビューワの方が「“みどり”が死んじゃった…」というエピソードを紹介されていたが、物を作り技術者にとって、自分の手で作り出されたもの全てが「子」であり、それを慈しむ気持ちが、我々日本人全ての中において共通して宿っている。
それにしても見事な本だ。
元々はインターネット発のネタであるが、書かれている情報は正確であり、イラストや漫画も人工衛星の特徴を上手に掴み、描かれているのに脱帽。何よりもかわいい(人工衛星USERSの描き方に惚れたw)。
だが、決して順風ではなかった日本の宇宙技術、きちんと失敗の歴史についても書かれている。失敗し、宇宙の藻屑と消えた「子」らへの、技術者の悲しみが、文面からひしひしと伝わってくるようだ。
だが、死んだ「子」らの魂が、最終章“かぐや”で生かされる。
P138の詩に、涙腺が崩壊した。


涙なしには読めない

10以上年前のある日、学生時代のOB会をドタキャンした先輩がいました。
「みどりが大変なんだ!」、と言い残して。

数日後、そのOB会掲示板にひっそりとメッセージが、
「みどりが・・しんじゃった」・・・

年賀状は喪中になっていました。

すでに何人かの方々も、中には一部関係者の方も書いておられますが、本当に涙なしにはよめません。

私はこのジャンル(萌)に疎いので、これが擬人化の効果なのかもしれません。
しかし、たぶん、萌本にしなくても泣けるでしょう。
(プロジェクトX的な内容によって、かもしれませんが)

彼女たちの黎明期から「彼女たち」と関わった方々の思いが世間に知られていくきっかけになれば、この萌ブームの功績。

ついでに付け加えれば、彼女たちと思いをともにしたい若者があらわれるような、そんなきっかけにもなればいいのかな、と思います。

★4つなのは泣かせてくれたから。素人感ですが、この萌イラストってある意味悲しすぎます。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:宇宙暮らしのススメ | 科学がSFを超える日―萌え萌え未来科学講座― | 星座・天文 | 日本の宇宙開発―果てしなき空間への果てしなき夢 (歴史群像シリーズ) | 萌えよ!戦車学校IV型 | 
関連商品を探す:『現代萌衛星図鑑』

眠れなくなる宇宙のはなし

眠れなくなる宇宙のはなし
定価:¥ 1,470
新品最安価格:¥ 1,470
『眠れなくなる宇宙のはなし』の関連商品を見る
クチコミ情報

宇宙ってなんて楽しくてロマンチックなんだ

「インフレーション理論」を提案した世界的権威が著者です。語り口はソフトで、田舎町の優しい校長先生が、子供に「宇宙ってこんなに楽しいんだよ」と語りかけるようです。「眠れなくなる〜」というタイトルにあるように、眠る前に1章ずつ読むベッドタイムストーリーになっています。夜読めるように消化によい語り口です。

BUMP OF CHICKENがあったり、ルネッサンスがあったり、ギリシア神話があったりと、楽しく分かりやすい内容です。ギリシア時代の哲学者からの天文学から現代の宇宙論まで、どのように考え方が進化したかを説明しています。
 私がこの本を選んだ理由は、日経サイエンスでよく宇宙のことを特集するのですが、さっぱり理解できず、「宇宙論について、なにか分かりやすい入門本を」と探していました。これを読むことで、簡単な超ひも理論や宇宙の起源、ダークマターなどをつかむことができました。これをとっかかりに、もうちょっと勉強したいと思います。


惹き込まれる、宇宙のはなし

一言、良い本です。

夜空を見上げて、どうして?なぜ?と思い続けて来た歴史を辿りながら、あぁまだまだ判らないことがたくさんあって、なんて楽しいんだろう...と思える本です。

すいすい読めます。
最初のほうに、アイザック・アシモフの「夜来たる」という短編小説の事が出てきます。
ある星では、太陽が6つもあってかわるがわるその星を照らし、そのため独自の文明を築いてきたのですが、2000年に1度の日食の際...その星に「夜」が訪れた時...人々の驚愕っぷりが招いた事について紹介しています。
そうか、太陽が見えない時間帯があるから、空に星があることに気づいたんだ。
だから地球が万物の中心ではないことに気づけたんだ...。
では、宇宙はいったいどうなっているんだろう...?

そうして読み進めているうちに、確かに寝る時間を忘れてしまいます。
中学生でも楽しめます。一緒に読むのであれば、小学生も楽しいです。イラストも素朴で素敵です。


いままでで一番おもしろかった宇宙本!

表紙とタイトルに惹かれて読んでみたところ、
中身はあまり難しくなくとても読みやすかったです。
一晩で一章ずつ読んでいく構成になっているので、
空いた時間を使ってサクッと読めるのが良い感じです。
ただ私は面白くて一晩で読んでしまいましたが…

本によると宇宙の95%は未だに謎であり、
その宇宙を構成している物質すら解き明かされてないという
知らないことばかりでとても勉強になりました。
まだ見ぬ宇宙に思いを馳せ、生涯を捧げた
アインシュタインやニュートンを始めとする
歴代の研究者達の話が面白かったです。

ここ最近、ビジネス本ばかり読んでいた私には
気楽に読むことが出来とても良い息抜きになりました。
忘れていた大事な何かを思い出せてもらえた良い本でした。



気楽に宇宙のお勉強

宇宙の誕生から現代宇宙論までが一気に読める。
これ一冊で「ひと」と「宇宙」の関係の歴史をひと通り知ることができた。
本書は宇宙がどのように解き明かされてきたのかということを時系列で解説。
宇宙の本というと難しくなりがちだが、やさしく丁寧に書かれているので読みやすい。
イラストが多く使われ、言葉だけではなく具体的にイメージする助けになっている。
人物も写真ではなくイラストで好感がもてた。

学問的な話ばかりではなく、ところどころトリビア的な話題や雑学ネタが入っていて、
勉強本としてだけではなく、雑学本としても大いに楽しめる。
特に、古代の宇宙観と創世神話の説明が興味深い。
宇宙観は地域によってもさまざまで、古代インドの宇宙観においては、

大地は半球状をしていて中心にはとてつもなく高い山がそびえ、
その大地は巨大な3頭の象の背中に乗り、さらにその象は巨大なカメの上に、
そしてカメは巨大な蛇の上に乗っていて、
それが全宇宙である、としていたそうだ。

「本当かよ!」と思う反面「へぇ〜」の連発で、昔の人の想像力に感心した。

研究者のエピソードも豊富。
宇宙の謎に魅せられた人たちが試行錯誤して少しずつ謎を解明していった過程などは推理小説のように楽しめた。

個人的には、アインシュタインほどの天才をして「私の生涯最大の不覚だった」と言わしめた失敗談に親近感が沸いた。
後半は現代宇宙論をじっくりと解説、現時点までで解き明かされている宇宙論についてわかりやすく説明してある。
私も本書を読んですっかり宇宙の謎に魅せられてしまった。

宇宙のことがよくわかるので、興味のあるかたにはおすすめです。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:タイムマシンがみるみるわかる本[愛蔵版] | 宇宙「96%の謎」 宇宙の誕生と驚異の未来像 (角川ソフィア文庫) | 珍問難問 宇宙100の謎 | 「相対性理論」を楽しむ本―よくわかるアインシュタインの不思議な世界 (PHP文庫) | 宇宙の事典―140億光年のすべてが見えてくる | 
関連商品を探す:『眠れなくなる宇宙のはなし』

マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)

保田 正和 
マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)
マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)
マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)
マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)
マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)
定価:¥ 1,000
新品最安価格:¥ 1,000
『マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)』の関連商品を見る
クチコミ情報

一般知識としては十分!マンガで楽しく可愛く♪

大学で化学を専攻していたので、軽く復習のような気分で手に取りましたが、本格派!!!
シラナイ新たな有機化学の内容も結構ありました。
内容を知っていたとしても、知らない人に説明しろと言われたら、
ここまで分かりやすく説明出来ません。
受験前の学生さんにも、基礎知識として社会人にも、オススメの本です。



大学受験にも

マンガだからと侮っていましたが、内容はかなりいいできとなっています。
右ページで漫画で簡単に説明し、左ページで詳しい解説といった構成です。
漫画のキャラもまたかわいいんだなこれが。ツッコミ所も面白いし。
内容的には、入門から大学受験、また大学での教養と最新有機化学も多少入ってますね。
有機化学を楽しく学べる一冊です。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:読むだけですっきりわかる日本史 (宝島社文庫) | 新装版 化学ぎらいをなくす本 (ブルーバックス) | 読むだけですっきりわかる日本地理 (宝島SUGOI文庫) | 読むだけですっきりわかる国語読解力 (宝島SUGOI文庫 D こ 2-4) | 世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある | 
関連商品を探す:『マンガでわかる有機化学 結合と反応のふしぎから環境にやさしい化合物まで (サイエンス・アイ新書)』

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

Simon Singh 青木 薫 
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
定価:¥ 820
新品最安価格:¥ 820
『フェルマーの最終定理 (新潮文庫)』の関連商品を見る
クチコミ情報

数の世界から社会をみつめてみると

数というのは不思議である。数字を何気なく使っているが、奥深いものである。よく知られているように、円周率πは無限に割り切れないのだろうか?完全数(例えば6は、1,2,3の約数を持ち、1+2+3=6となる。)は無限に存在するか?など、数についての問題は数多くある。古代ギリシャ以来多くの人たちがその魅力にとりつかれてきたのには、理由があることがわかる本である。

とにかくお勧めです!

丸っきり「文科系」の筆者も、「数学の世界にこれほどのドラマがあるのか!」と、思わず手に汗にぎり大興奮して一気に読み進めてしまいました。とにかく面白い。

2000年の出版で、知る人ぞ知るベストセラーだったようですが、私はある雑誌で、宇宙物理学者の池内了先生が勧めているので知りました。「人生がもっと楽しくなる傑作・名著(科学30冊)」の一冊ということで、先生曰く、「著者のサイモン・シンは、数学の専門家ではないのに、数学史の要点をわかりやすく押さえ、数学者たちの格闘を描いてしまう勉強ぶりは本当にすごい。一つ一つのシーンがドラマティックに描写され、本と対話しているような気持ちになってくる」とのこと。正に、そのとおりです。

数学に関して、特に興味深いのは、ある証明を成し遂げると、その問題については正に「証明済み」ということで、以降一切挑戦にさらされることがない、ということです。この点、例えば物理学の発見などは、長い将来には全く観点の異なる新たな発見によって、その歴史的価値がひっくり返ってしまうようなことがあります。つまり、ある数学の証明を成し遂げた者は、未来永劫その栄誉を手にするということで、だからこそ、その栄誉を求める数学者たちの努力は、尋常でないものになるということ。時には、政治的な判断も求められる、熾烈な競争の世界であるということです。

とにかく、数学というと尻込みしてしまいますが、この本は、可能な限り数式を排除し、むしろストーリーに焦点を当てていますので、ぜったいに大丈夫です。とにかくお勧めいたします。

サイモン・シンの「暗号解読」や「宇宙創造」もぜひ読んで行こうと思っています。


人類のドラマ−数学編−としても面白い

フェルマーの最終定理が証明されていく過程は、息をのむようなドキュメンタリーで一気に読みたくなる迫力です。この主題は勿論お勧めですが、私の一押しはこの主題とは違って前半部分です。音楽で言えば前奏曲として一流の楽しさがあります。
一般的に生活には縁遠い数学ですが、それがまだ身近、いや、密接に絡まっていた頃の話から始まるところでグッと引き込まれました。クレオパトラが数学に貢献していた?、クイズのような問題等等、算術から数学になって行く過程を楽しめます。最近人気の戦国武将の歴史のように、数字を相手に格闘した人々の歴史が読めます。戦国武将=英雄、数学者=おたくのようなイメージが一般的に聞かれるかもことかもしれませんが、これを読むと数学者のイメージが変わるんじゃないかと思います。数学者=格闘家、その歴史なんですね。すべてが事実だけに本当に面白かったです。


ちょっと嬉しい結末

フェルマーの最終定理が証明される過程を書くためには、どうしてもここまで
遡らなければならないと気付いた時、諦めるか、それとも「それならなおさら
書いてみようじゃないか」と前進できるか。
そうして、その決意のごとくに前進し続けることができるか。
著者の辿った過程がそのまま、ワイルズが証明する過程を追体験しているか
のような、そしてそれを読者にも辿らせてくれているかのような緊張感があり
ました。岩山に爪を立てて、自らの筋力を頼りにじりじり登っているように。
フェルマーの思いついた「書くには余白が小さすぎる」ような定理が、果たし
て数学史を全部凝縮した膨大なものであったのかどうかは、いささか首をひね
りたくなります。
証明はされたけど、それがフェルマーが思いついたものと同じだったのか?
私のこの素人っぽい疑問を、なんと著者も感じたようで、それを書いてくれて
いるのでちょっと嬉しい。


最後はハラハラドキドキの展開

何百年もの間,多くの数学者の挑戦を阻んできたフェルマーの最終定理の証明に関するエピソードです.女性数学者のことなど,中世から近代に至る数学者たちの置かれていた状況なども交えて書かれているので,偉大な数学者たちがどのような生活を送っていたのかなどもわかり興味深いものでした.

クライマックスはもちろんワイルズによる証明の下りですが,ちゃんと証明されるのだろうかとハラハラドキドキでした.自然科学の分野では理論の正しさを検証するために,実験やシミュレーションと比較して「まあ,正しかろう」という判断をするのですが,数学の分野では証明の一行一行が論理的に導かれているかどうかが唯一の検証になるとのこと.言われてみれば当たり前ですがちょっと驚きでした.それとともに,数学をやることの厳しさというのも改めて感じました.

中高生は是非読むと良いと思います.



この商品を買った人はこんな商品も買っています:暗号解読〈上〉 (新潮文庫) | 暗号解読 下巻 (新潮文庫 シ 37-3) | 宇宙創成〈上〉 (新潮文庫) | 宇宙創成〈下〉 (新潮文庫) | 異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) | 
関連商品を探す:『フェルマーの最終定理 (新潮文庫)』

リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)

リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)
定価:¥ 893
新品最安価格:¥ 893
『リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)』の関連商品を見る
クチコミ情報

無農薬 無肥料 多苦労な自然栽培の開発

特に、農業や野菜に関する関心が強かったわけではなく、
友人からのススメで読むきっかけとなった。

読後の感想としては
木村さんのパイオニア精神にただただ、感銘を受けた。
これに尽きる。
この強靭な成し遂げるための一本気な精神はどんなクリエイターにも通ずるかと思われる。

もちろん中身のほうも農業や果ては広い意味で自然科学に長けていない人にも読みやすく、
親しみやすい教養本としても機能する。

当然、読後は自然農法の野菜・果物を食したいという欲求に駆られた。リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)


農業の基本として

例の「奇跡のリンゴ」の人の本。
前半は、奇跡のリンゴのダイジェスト版のような感じ。

そのリンゴでつかんだ自然栽培(自然農法とは違う)を米作り、野菜作りなどすべての農業に応用しよう実践しようとして日本中だけではなく世界中を飛び回っていらっしゃる木村さんの現在の記録のような本。

奇跡のリンゴを読んだ方はお分かりと思うが、木村さんが無農薬のリンゴ作りが何十年経ってもうまく行かないので、首をつろうとしてふと向こうに見えたリンゴの木がいっぱい実をつけて元気に育っている姿(実際にはリンゴではなく、どんぐりなのだが)。その姿を見て「どうして野生の木々は農薬や肥料もやっていないのに、自分ですくすくと育って実をつけているのだろう?という疑問がわいてきて、その原因が「土」であることに気づくシーンがある。

この「土」がすべての基本になって、米も野菜も、無農薬で肥料もやらずに育てきる!!というコツにつながっている。

実際に3年くらい無農薬・無肥料を続けると、立派な作物がなるというから不思議だ。しかも農薬や肥料で作ったものより、力強く、見た目もよく、おいしさも格別という事で、すべていいことだらけなのだ。

この農法がどうして世の中に受け入れられないのだろう?
多分農協とのしがらみとか、目先の生活費とか、色々な理由がそれぞれにあるのだと思われるが、このとんでもないことが起きそうな食料自給率を考えると、ぜひ国として取り組んでいただきたい事業である。


自然に対する謙虚さ、愛情、観察力!

読後感は、非常にさわやかである。

それは木村さんの純粋な姿に、自分の心が純化された気がしたからである。

世界中の人が読むべき本と思える数少ない本である。

ともかく、木村さんの自然に対する謙虚さ、愛情、観察力は見習いたいと思います。


読んでためになる1冊です

農業に携わっていない人にも、ためになることがたくさん書かれている1冊です。
農薬、肥料を使って栽培することが当たり前とされているリンゴ栽培。
そのリンゴを無農薬、無肥料で栽培しようと試行錯誤する木村さん。
周囲の人たちからは、気が狂ったのではないかとまで言われます。
しまいには、村八分の状態にまでになります。
それでも、自然農法にこだわり続ける木村さん。
結果として、自然農法に成功するわけです。
この本にはリンゴ以外にも、あらゆる作物の農法についても書かれています。
日本の農業を考える貴重な1冊です。


農家学者の伝記

無農薬、無肥料のリンゴ栽培を実現するために
自然をこまやかに観察し、
いろいろと条件を変えて実験をしながら、
苦労しながらも成果をあげまでの記録を書かれており、
科学者の伝記を読んでいるような印象を受けました。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:すべては宇宙の采配 | 自然栽培ひとすじに | 自然の野菜は腐らない (カルチャー・スタディーズ) | 健体康心―食と心が運命を決める | プロフェッショナル 仕事の流儀 農家 木村秋則の仕事 りんごは愛で育てる [DVD] | 
関連商品を探す:『リンゴが教えてくれたこと (日経プレミアシリーズ 46)』

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

Richard P Feynman 大貫 昌子 
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)
定価:¥ 1,155
新品最安価格:¥ 1,155
『ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)』の関連商品を見る
商品の紹介
   R.P.ファインマンは1965年にJ.S.シュウィンガー、朝永振一郎とともにノーベル物理学賞を授賞した天才的な物理学者である。こう書くと「理数系が苦手」な人は逃げ出したくなるかもしれないが、そんな人にこそ本書を手にとっていただきたい。

   本書は20世紀を代表する天才物理学者の自伝ではない。R.P.ファインマンという人生を楽しむ天才から我々への贈りものである。
 「ファインマンと聞いたとたんに思い出してもらいたいのは、ノーベル賞をもらったことでもなければ、理論物理学者であったことでもなく、ボンゴドラムでもマンハッタン計画でもない。僕が好奇心でいっぱいの人間であったということ、それだけだ」といつも言っていた(下巻訳者あとがきより)。

 「なぜだろう?」といつも好奇心いっぱいの子どものように世界を見て、いったん好奇心をひかれたらそれに夢中になり納得のいくまで追求する。彼は一切の虚飾と権威を嫌い、相手がそれをかさに着ているとみるや容赦しなかった。それは、そのような態度が、楽しいはずの真実の探求を邪魔する厄介なものだったからである。

   上巻では、彼の少年時代、物理学者としての修行時代、また駆け出しの物理学者として携わったマンハッタン計画から終戦を迎えるころまでのエピソードが収録されている。どの時代においても彼はその状況を最大限楽しみ、そして、決して流儀を変えなかった。
   自分が理系か文系かなんて関係ない。もし少しでも本書に「好奇心」を持ったなら、ぜひ一読をおすすめする。(別役 匝)


クチコミ情報

いたずら大好きの大人

量子物理学で、ジョークが大好き、いたずら大好きのファインマンの本です。この本を読んでいると、ファインマンのファンになってしまいそうです。本日は、この本から一流の科学者に関するエピソードを紹介します。

ロスアラモスで原爆の開発に参加しているとき、コンプトン、トルマン、オッペンハイマーという有名な科学者と一緒に若いファインマンも会議に参加したときのエピソード。

この会議のメンバーは、皆それぞれ新しい事実を考えにいれて実にさまざまな意見を発表していながら、一方ではちゃんと他の連中の言ったことも覚えているのだ。しかも最後には一人一人の意見をもう一度繰り返して聞かなくても、それをちゃんとまとめて誰の意見が一番良い、と決めることができるのである。これを目のあたりに見て僕は舌を巻いた。本当に偉い人とは、こういう連中のことを言うのに違いない。

一流の科学者は、自分の意見を言いつつも、もっとも適した答えを誰が言っているのかを考えているというところに感心します。


面白いなー

物理学者としてではなく、一個人としての逸話集。
好奇心に満ち満ちているファイマンさんの、ユーモアに満ちあふれた体験が綴られている。
そんなエピソードを通じて、ファイマンさんの人柄や、すごさを垣間見ることができる。

物理の話は軽く触れられる程度。わからなくても全く問題ない。
文系の人が読んでも面白いのではないか。

物理学を教わっている身として、「教える」ことに関するエピソードには少し感動した。


センセったら、もう冗談ばっかり!

 リチャード・ファインマンのこの本は、物理学はもちろんの事、物理を離れた周辺雑記風なことやらを思うままに書き綴った自伝風味のエッセイ集である。
タイトルにもなっている「ご冗談でしょう? "Surely,you're joking,Mr.Feynman!"」というのは、ある茶会でのとあるセレブ婦人の「ホホホホホ!」という冷笑とともに発せられたお言葉だった。

 彼はこの前の戦時中ロスアラモスでのマンハッタン計画に参画していた。本人いわく、ファインマン氏は原爆実験の爆発を「肉眼で見た、唯一の人間!」。彼はこのロスアラモス時代に最初の妻を結核で亡くしている。

 しかし、原爆に関する記述は(上)(下)を通じてこの部分だけ。自らがその開発に携わったにもかかわらず、むしろ、その成果に満足しているような風なのが気になる。
「サングラスを掛けず、肉眼で原爆を見た唯一の人間」かどうかしらないが、少しは良心の呵責に耐えるということはなかったのか。

同じ日本の風呂を使った湯川博士は、その生涯を通じて原発反対の最先端に立ってきたというのになあ、もう! 「ホホホホホ」と笑われた事を忘れずに・・・・・。

 彼の言動はまさに「ご冗談でしょう」と言いたくなるほどだが、読みやすい日本語訳とともに(下)でも我々を飽きさせない。


ファインマンが伝えたかったこと。

物理学者というと「お堅い」イメージがありますが…
・物理学の話になると超お偉いさんにもほぼタメぐちになっちゃう
・友達の部屋の「ドアを隠す」いたずらをしちゃう
・ストリップショー好き
…などなど、エピソードを読んでいくにつれその堅いイメージはスッと消え、時々笑いがこみあげました。ノーベル賞受賞してなかったら、普通のおっちゃんやん。と思うくらい。

とはいっても、やはり「天才」と言われるだけあって随所に見られる『考え方』にとても強いものを感じました。「理解する」ということへの認識、物事をとことんまで知ろうとする好奇心、そして、本質を見抜こうとする姿勢には、ただ「すげーな」と思うばかり。

そして、彼の「伝えたいこと」「想い」をいちばん強く感じられるのが、下巻のラスト「カーゴ・カルト・サイエンス」。1974年のカリフォルニア工大卒業生への祝辞だそうです。
いたずら心やユーモアたっぷりのそれまでのエピソードを読んで、最後にたどりついたこの「想い」には、とても心を揺さぶられました。

サクッと読めるのでおすすめ。


他人にも自分に正直に、そして楽天的に生きていくこと

ファインマンのいたずら満載の自伝。
彼の行動の原動力は、好奇心。とにかく何でも自分でやってみる。・・・とここまではいいけれど、読心術を試してみたり、金庫破りに精を出したり、バーで殴り合いまでしたり。誰もが思い描く典型的な「物理学者像」と比較して、「この人、本当に物理学者?」と疑いたくさえなる。それが、ファインマンだ。

この本を読んだとき、私はちょうどプレッシャーやストレスなどを感じ始めて少々ナーバスな時期だった。だが本書から、「他人にも自分に正直に、そして楽天的に生きていくこと」を学び、肩の力が抜けた気がする。憂鬱の悪化を防ぐ即効薬。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:困ります、ファインマンさん (岩波現代文庫) | モーセと一神教 (ちくま学芸文庫) | 深夜プラス1 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 18‐1)) | 失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫) | 鷲は舞い降りた (ハヤカワ文庫NV) | 
関連商品を探す:『ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)』

語りかける中学数学

語りかける中学数学
定価:¥ 2,940
新品最安価格:¥ 2,940
『語りかける中学数学』の関連商品を見る
クチコミ情報

理解してくれます

娘に数学を教えたくて購入しました。自分が解けるからと言って人に理解させることができるとは限りません。
この本は理解させるコツが丁寧に書いてあり、何より上から目線でなく、生徒目線なのが好感がもてます。
娘が「お母さんの説明分かりやすい」と言ってくれるのが嬉しいです。
もう少しだけお値段が安ければありがたいです…


面白い

義務教育であるがゆえに中学で勉強したことは、
世間の一般常識となっているので、人に聞かれて応えられないのはまずい。

この本を読むと、中学でやってたことを思い出したり、
こうすると楽に計算できるんだなどと、また新たな発見もあります。

いい本ですよ。
できれば中学時代に出会いたかった。


数学学習第一歩に

今現在購入可能なものの中で一番良いと思います。
説明も詳しく、飛躍がほとんど見当たりません。
ただ、文字が大きく、かえって読みにくく感じる場合が多いことと、索引がないこと、問題数がもう少し欲しいという点で☆×4としました。


通塾していない中学1年の子供に...

中学1年の子供と一緒に本屋さんで内容確認後こちらで購入。未修の同一単元を本書とパーフェクトコース、中学総合的研究で本人が比較し一番解りやすい本書を選択しました。やはり参考書は本人の能力と好み(編集の仕方や図解等)にあっているものが良いと思います。子供は「本当に語りかけてくるって感じ。」と言っています。本書で自学自習が可能だと思います。ただ説明がかなり詳しいので長い文章になり、数学が得意な人だと解りきったことを延々と読んでいくことになりイライラするかも。我が家では、まずはこちらで基礎をしっかり修得し余裕があるようであれば問題集を探してみようと思っています。(部活で一週間毎日忙しいので余裕はないでしょうが。)

小学生の「数学」先取り学習にも!

小学校2年生、公文式にて当該学年より進み、いよいよ中学校の「数学」に入ることに。抽象的な数学の概念を小学2年生に理解させるのに、「語りかける」手法は指導する親のバイブルとなっています。また、試しに子供だけに与えてみたところ、小学2年生でも自分で読み進めていました。理解しやすいようです。


この商品を買った人はこんな商品も買っています:語りかける中学英語―いっしょに進む、いっしょにわかる | 語りかける高校数学 数1編 | 図でわかる中学理科1分野〈物理・化学〉―中1~中3 (未来を切り開く学力シリーズ) | 数IA・IIB・IIICがこの1冊でいっきにわかる もう一度 高校数学 | 図でわかる中学理科 2分野(生物・地学) (未来を切り開く学力シリーズ) | 
関連商品を探す:『語りかける中学数学』

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)
定価:¥ 777
新品最安価格:¥ 777
『生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)』の関連商品を見る
クチコミ情報

科学こそ哲学

 生命とは何か。動的平衡。
 行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

 日本では「科学」というと、「どんな事象でもズバッと参上☆ズバッと解決☆してくれる万能なツール」という印象が強い。しかし、欧米では「科学」の根本に「宗教」があり、「科学」は「哲学」に近い。(「欧米では〜」とか語る人に限って欧米に行ったことがなかったりするんですけどね!←自分)
 「生命とは何か」という問いは、「生物と無生物のあいだはどこにあるのか」という文脈から派生した問いと考えれば、科学的な問いに聞こえる。だが、それが単発的に発せられたときには、非常に哲学的な問いとなる。そして、それら科学的な問いと哲学的な問いの根本にあるのは、同じ知的好奇心である。
 この本を科学的で知的でスマートな本と思って読むと、肩すかしを食らうかもしれない。確かに、事実を一つずつ積み上げていって帰納的に主張に結び付けていく様は、まさに科学的である。
 だが、科学者も人の子である。研究を続ける動機には、飽くなき知的好奇心の探究がある。そのためには、他人を蹴落とすことも厭わない。科学は情緒的で情熱的で、人情的なのである。
 「生物と無生物のあいだ」がどこにあるのか、その答えを知りたくてこの本を読んだ人は不満かもしれない。なぜなら、答えはないのだから。しかし、科学は哲学なのだから、答えはなくてよいのである。むしろ、答えのある科学があるとすれば、それは似非科学である。

 しかし、長い。
 わかりやすいことと内容が薄いことが同義ではないのと同じように、文量の多さに比例して内容が濃く深くなっていくわけではない。逆に反比例するわけでもないけれど。
 文章がまわりくどいというか、変に凝っているので読みにくいという感じも否めない。
 読むのに時間かかりすぎた。自分の読書スピードが遅いのもあるけど、難しいところに捉われすぎずに、流し読みしながら自分の興味がありそうなところを拾い読みすれば、最後まで面白く読めるかも。

 全体的には、おもしろかったです。文系理系問わず惹きつけられます。


文章がうまい!

とても文章がうまく、はっきり言って面白い書籍。
小説のような、美しい情景表現や速い展開が思わず一気に読んでしまいます。
野口英世やロザリンド・フランクリンの知られざる一面が、興味深く書かれています。
とにかく読んで損のない書籍です。


生命の源への大いなる旅

生命とは何か。
何が生物と無生物を分けるのか。
なぜ私たちは、死んだ貝殻にも生命の輝きを感じるのか。

本書には、これらの問いに対して、分子生物学者としての著者が向き合った過程が示されている。

我々は、動的な平衡状態の真っただ中にいる。
大いなる時間の流れの中で、エントロピーの増大に抗うように秩序を形作ること、それこそが生物を生物たらしめ、そのダイナミズムの中に生命の息吹を見る。
これが、本書における著者の答えである。

人体を構成するすべての分子は流動的で、食事をしたそばから新たな分子と入れ替わっていく。
数ヶ月間会っていない友人に再会した時、そのすべての分子は前に会ったときとは別のものへと置き換わっている。
つまり、分子生物学的には、彼は”別人”という事になる。

この可変性と柔軟性の中で我々が変わらないように見えるのは、複雑な生命のシステムから生み出される、極めてシンプルで美しい
秩序が保たれているからだ。

事実は小説よりも美しい。
生命の縁に立ち、ミクロの世界で巻き起こる事実を目の当たりにすることは、感動以外の何物でもない。
著者の類稀れな文章力と相まって、凡百の文学よりも力強く鮮やかな物語を紡ぎだす本書は、生きるとは何かを考え直すきっかけを作ってくれるだろう。
実験方法などの記載が細かく、なれてないと読みづらい部分もあるが、超お勧め。


分子生物学の入り口を覗いてみる

専門家ではなく,内容をとやかく言う立場にはありませんが,難しいことを素人に分かりやすく説明しようという姿勢には好感がもてます.また,ところどころに挿入されているポスドク研究者の苦労話やピア・レビューの裏側,多少文学的な情景描写などは固くなりがちなこの手の科学ものの本ではちょっとした隠し味になっているのではと思います.

本書を読むような方はDNAが遺伝をつかさどっており,これは二重らせんの構造をしているというのはご存じでしょうが,この発見に至るエピソードはなかなか興味深いものでした.著者の研究対象は膵臓細胞の分泌顆粒膜に存在するGP2というタンパク質という非常に限定されたもので,これを考えると生命のダイナミズムを知るのにはどれほどの道のりがあるのかと気が遠くなってしまいます.本書を読んで,その入り口をちょっと覗いてみたという気分です.


生命とは何か

生命とは自己再生できるものだと思っていた。

本書では、それよりもさらに細かい点を述べようとしているところは勉強になったい。

「新書」は、専門書ではないので、専門家が読むものではない。
専門書への導入として、何に興味を持ったら、どの専門書を読めばよいかが分かればよい。

内容自体に納得できていないところがある。



この商品を買った人はこんな商品も買っています:世界は分けてもわからない (講談社現代新書) | できそこないの男たち (光文社新書) | 動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか | 生命と食 (岩波ブックレット) | プリオン説はほんとうか ―タンパク質病原体説をめぐるミステリー (ブルーバックス) | 
関連商品を探す:『生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)』

(1/17153) 次のページへ ≫

カテゴリ一覧
科学・テクノロジー / ジャンル別 / 本 アマゾン画像検索-『科学・テクノロジー / ジャンル別 / 本
このページについて?

TOP > Amazon 画像検索
PC・家電・CD・DVD  |  2009/11/25