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股関節1分ダイエット―★体重13キロ減★ウエスト13cm減★お尻の高さ10cmアップ (青春文庫 み- 10)

股関節1分ダイエット―★体重13キロ減★ウエスト13cm減★お尻の高さ10cmアップ (青春文庫 み- 10)
定価:¥ 550
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おすすめです

読みやすいし、やる事も一日4つくらいなのですぐに覚えられます。
まだ痩せてはいないけど、股関節が柔らかくなって歩きやすくなった気がします。足の裏側を伸ばすヒザ裏たたきが本当に気持ちいい!


安かろう、、、、

値段の安さに惹かれて買ってしまいました。
確かに手軽ですが、内容が薄く、雑誌の特集の域を脱しません。
効果のほども他の方々が書いてある通りやせる感じはありませんでした。


お尻がすっきり

購入してほぼ3週間。体操が簡単なので、ダイエット3日坊主の私でも続いています。
前かがみぎみみたいなので座り方や姿勢に気をつけていたら、おなかがへっこんだみたい。お尻もでっぱりがなくなってあがってきました。ただ体重には今のところ変化なし。「13キロ減」はどうでしょうか。もう少し続けてからわかるのかな?


理論は優。

脚がふといので、すがるような思い読んでみたら、おもしろかった。
股関節が問題という人の理論はとても納得できる。

同じように股関節を矯正するもので、
バンテージダイエットという本もいいと思いました。
これも股関節矯正の本ですが、バンド付きで高くないやつです。
バンテージダイエット【特別付録 バンテージバンド付】‾夜3分間のバンドエクササイズで即効美腰・美脚!‾

今は両方のやり方をミックスさせてますが,バンド巻きながらやっているので、
結構効果が出てきました(3キロほど痩せることができました)。

両方いいとこありますね。



簡単なので続けられそう!

たまたま他のダイエット本を探している時に「この商品を買った人はこんな商品も買っています」で紹介されていて値段も安いし買ってみても良いか!とついでに買っただけでした。

股関節が、もしかして歪んでいるかも?と日頃から感じてはいたのですが、なかなかチェック出来なかったのですが、簡単にどの方向に歪みが出ているかのチェック方法も
載っていますし、1分という短い時間なので思いついた時に一日何度かやるようになりました。
まだ始めて3週間足らずなので体重の変化は少しだけなのですが、歩き方や姿勢も
意識し自分にも自信がつきそうです。値段は少々高くてもDVDも内蔵されてたら嬉しいですね。



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思考の整理学 (ちくま文庫)

思考の整理学 (ちくま文庫)
定価:¥ 546
新品最安価格:¥ 546
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当たり前かも…。

当たり前の事しか書かれていませんが一度読む価値はありますよ。
しかしこの時代でも最近の若者は的な描写があったので若者はいつの時代も大変です(笑)
永遠の若者より。


特に目新しいことはありませんでした

さすがに昔に出版されていた本なので
特に目新しいことはありませんでした。

ただ、よくまわりから

「若い人たちの考える力がなくなっている」

と聞くのですが、本書は「考えるキッカケや意欲」
を与えてくれる本だと思います。

そのため、若い人たちにとっては
良書なのかもしれません。


考えるということがどういうことかが分かりやすく色々書いてある

思考の整理学という題名だが学問の本ではない。
思考とはどういうことかについて書いてるある本だ。
この本の通りに実践すれば読者は自分の頭で考えられるようになるだろう。

自分の頭で考えるようになる=考えることの重要性を理解する×考えるスキルを身につけて実践する
だとすれば

この本を読めばまず

記憶を詰め込むグライダーではなく
自分で飛べる飛行機になれ

記憶が詰め込まれている倉庫ではなく
記憶を組織してアウトプットする工場であれ

など考えることの重要性が述べられているので
考えることの重要性が理解でき、考える意欲が生まれる。

考えを寝かせておく

ノートのとり方

3上(トイレ・馬・枕)

など実践的な考えるヒントも述べられているので
考えるスキルが理解でき、
実践すればじっさいに考えられるようになる、というカラクリだ。


尚、考えることがどういうことかが色々書いてあるが
ひとつひとつが2-3ページでまとまっているので読みやすい。


無意識の有効活用

意識とは氷山の一角のようなものだという言い方をする。
この本はそれをしっかり自覚し、無意識をいかにうまく活用するかというところに焦点を当てている。

・睡眠・食事をコントロールし、思考に適した生理状態を利用する
・見つめる鍋は煮えない。思考を一旦意識から外し、日々の刺激を受けて熟成させる
・メモやスクラップの方法

などなど、思考を発展させるうえでのコツ、心がけをまとめている。

整理学というからには、捨てる・掃除する・片付けるといったことが重要だ。
本文では休憩時間や睡眠が、不要な物を「忘れる」「捨てる」ために重要な時間であることを確認している。
メモやスクラップに関しても、自分が片づけられる容量を超えてしまっては使い物にならない。
とかくためこみがちな人間には耳が痛い。

冒頭で教育の在り方を述べている。
学校教育が育てる自前のエンジンを持たない学習者を「グライダー型」、
人から盗み、自ら身につけていくタイプを「飛行機型」としている。
どちらも重要な要素であり、学習の成果としての空を飛ぶイメージは爽快でいい。


もっと早く読んでいれば

非常に分かりやすい。
少し古い感もあるが、現代でも十分に参考になります。
外山先生の本は何冊か読んでいるが、恥ずかしながら、この本を読んだのは最近である。
最近またベストセラーになっていると聞き手に取ったが、もっと早く読んでいればというのが
感想である。

「考える」こととはどういうことなのか、改めて考えさせられました。



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日本人の英語 (岩波新書)

Mark Petersen 
日本人の英語 (岩波新書)
定価:¥ 735
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中上級者向け

日本人が間違いやすく、かつ、大きな誤解を与えるような英文法にフォーカスして、例文をたくさん挙げながら説明しています。これまでのレビューでも説明されていますが、冠詞(aやthe)、前置詞に多くのページが割かれています。
ネイティブがどういう感覚で、文を作り上げているかについても説明しています。例えば、日本人であれば、名詞を考えた上で、それにaをつけるか、theをつけるか、何もつけないかを考えます。一方、ネイティブはまずaというカテゴリー(数えられるものでそれが1つであるというカテゴリー)をイメージした後に、具体的にその固体が何であるかを名詞でイメージするそうです。そのような思考プロセスなので、ネイティブは会話中、a、a、aと言って次の言葉が出てこない状況は、カテゴリーはイメージできているが、具体的な個体の名称が思いつかないという状況なのだそうです。
このように非常にすばらしい本なのですが、中上級者向けの本だと思います。ある程度、英語ができるレベルの人が読むことによって、気付きが多いと思います。例文としても簡単でないものが多くあります。また、最後の章では、文法的には問題ないものでも、このようにした方がネイティブが洗練さを感じるというレベルまで踏み込んでおり、日本の義務教育で学んだ英語しか知らない日本人には難しい感覚だと感じました。


これは、ひとつの日本人論なのかも。

書かれていることの一つひとつは興味深く、また楽しい。
しかし相当に難しい。定冠詞ひとつとっても「なるほど、そう云うことなのか」と思いつつ、さて本当に理解できたのだろうかと云う思いが残る。

同じ内容を米・英国のインテリ層に説明しても、きちんと論理的に理解できる者は少ないだろう。 そう云う次元のテーマなのだ。

然るに、日本の英語学習者はピーターセンさんの極めて次元の高い、しかしある意味あまり深刻でない世界に引きずり込まれて行く。
云い得て妙。私達に共通した「おかしな英語理解」を、見事に指摘してくれる。

downtown だから下町。 暗礁に乗り上げるのだから当然にして dead'r'ock ・・・と思い込んでいたのは自分だけではないと知って失笑する。
「とりわけ」のつもりで especially を、したり顔で多用していたのも私だけでないし、 時制を無視しながら全く意に介しない処も、どうやら共通のことのようだ。

誰から教わったわけでないもないのに、みんな同じように曲解し、同じように間違える。

韓国人だったら、中国人だったら、どうなのだろう。 余計な心配までしてしまう。


おすすめの一冊

日本の英語教育に是非この一冊を加えるべき。既存の教科書と共に併用すれば、英語を実用的に正しく使える日本人の数が飛躍的に伸びるであろう。最近の英語教育は知らないので、批判をする資格は無いものの、少なくとも私が中学高校で受けた英語教育による常識は、文法共々、実際の英語圏では「ありえない」というシチュエーションが多々ある。言語とはその国の文化を統合し、代表するアイデンティティであるのに、その言語の歴史的背景を無視し、異なったメンタリティーの下にて教育された「外国語」は、柔軟性と実用性に欠ける。この本は、そのような間違った概念を正してくれる良い教科書である。

やはり冠詞の理解は重要

この本では日本人の英語の中で、意思伝達上一番問題があるのは「冠詞と数」ということが書いてあります。冠詞は日本語にはない文法ですし、私も冠詞をどう使っていいのか、なかなか理解できずにいた時期が長くありました。しかし、この本では「名詞に冠詞を付ける、という考え方は存在せず、英語的な発想では名詞を冠詞に付ける」ということが書かれていて、「なるほどな」と思いました。英文の並びを考えても、極自然な考え方です。

冠詞と数の他にも、日本人の間違いやすい前置詞や時制、あと受動態の使い過ぎや副詞の誤用など、色々と丁寧に解説されていて、面白く読むことができました。20年前の本ですが、日本人が間違うポイントは当時とあまり変わっていないように思います。


薄いけど濃い本

英語の、「なんでこっちがこうだとこうで、これがああなるとそっちになっちゃうの?」というような疑問の代表的な例と著者の分析による回答が日本人的感覚で説明されています。
思わず、「なるほどね〜」口に出してしまいそうになります。ちっちゃくて薄い本だけど、内容密度の濃い本です。



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脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)
定価:¥ 777
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現場で結果を残してきた筆者の穏当な脳本

最近やたらと出版される「脳本」ですが誠実な良書から「脳」の名前を出せば信じられるということを利用したトンデモに近いものまで玉石混交だと思います。

さて本書はどうかというと、結論から言うと良い本ではないでしょうか。
筆者はオリンピックの日本代表チームの講師として、または救命救急の現場で結果を残しておられるようですし、内容もそれほどぶっとんだことは書いてないからです。

ここからは余談ですが
「君たちは強い」「あきらめたらそこで試合終了」といった名言を残した少年漫画「スラムダンク」の安西先生ってこの本に書いてあることと照らし合わせてすごく正しいんだなあと思った(笑)。

「もうすぐゴール」「無理だ」と思ったとたん脳の血流が下がって働かなくなるそうです。


最近読んだ本の中ではかなりINSPIREされた1冊となった

よく売れた、前作「勝負脳」の評価が今ひとつであったこと、それなのに本書もまたベストセラーになっていることもあって正直期待していなかったのだが、あにはからんや、実に刺激を受けるで内容であった。
これだけ本に線を引いたのも松岡正剛「読書術」外山滋比古「思考の整理学」以来のことである。
思考と記憶についての脳のメカニズムから、どんな習慣が脳に良いのかを解説する。そのひとつひとつがうなずける。
コーチングや自己啓発、コミュニケーションなどの様々な本に書かれていることが、脳の仕組みから解き明かされるのだ。
なお、前にあげた外山滋比古「思考の整理学」の内容を示唆する部分が多く、著者はこれを元ネタにしたのではないかと勘繰ってしまうほどだ。
「思考の整理学」を読まれた方は、こちらを読むとその仕組みが脳の機能から説明されているので興味深いのではないか。


脳のトレーニングは意味がない!

脳力アップには脳のトレーニングは意味がないと
従来の考え方とは異なる理論を展開してます。
まず脳のメカニズムをについての解説から始まり、
7つの悪い習慣とそれを改善した場合の脳の動きを説明しています。
専門用語が多くわかりにくいところもありますが、
読破することはできると思います。
正しいのかどうかは読んで判断すればいいでしょう。


分かり易い説明

脳の仕組みから入り、何故、貴方の行為が脳にとって弊害であるか?
理解するのに、とても役に立つ一冊。

「成功の9ステップ」や「7つの習慣」などの成功哲学を学ばれたなら、
補佐的な解説書として読み解くのも一興でしょう。


この本から得られる効果は、
・論理的な解説によって、脳科学の観点から理解を深める。
・成功者への行動を導き出す為の動機付けを得られる。
・故に、遣ってはいけない行動を精査する。

良書と言って善いでしょう。


読みやすくてタメになる

店頭で何気なく手にした一冊でしたが思いのほか良かったです。
タイトルは「悪い習慣」なのですが、裏を返せば「良い習慣」について語っています。
巻末には自己評価チャートが掲げられており、自己の弱点の克服/脳の効果的な使い方
に実践的にアプローチできるよう配慮されております。
加えて、7つの章の構成は、脳の情報処理のプロセスに準じており、
1章から順を追って習慣化を果たすことで理想的な方向に向かえるよう
心にくい構成になっております。
実際、自分でも自己評価を行ってみましたが、1,2,5章部分はクリアできているものの、6、7章部分には大きく課題があることが認識できました。
(各章の詳細は実際の書をとってご覧ください)
目的を目標までブレークダウンすることで、目的が達成されるという本書の主張を、
直ぐにでも実践していこうという気持ちになりました。
本書との出会いを感謝したい気分です。



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沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
定価:¥ 620
新品最安価格:¥ 620
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2巻途中で挫折

元国民・・いえ元*AL社員です。2巻目途中で挫折してしまってしばらく経っています。
なぜ挫折したか、作者には本当に感謝しています。よくぞ書いて下さったと。それは、
組合問題による、報復人事は昔も今も当たり前のように起こっているから。カンタロー
さん(恩地のモデルとなった人)のように創成期から在籍して、組織の中核にいける
人材であっても、それは逃れられないんだ、と見せつけられ社内でも伝説の様に語られ
ていました。ですから、この本の内容はごく日常で起こっている事柄なのです。そして
昨日まで、恩地ぽい人だったのに、今日からは、行天になっちゃったって事も珍しく
ありませんでした。なぜそんな会社をやめないのか、それはけっして孤独ではないから
です。そんな仕打ちにあってる人はたくさんいるから。御巣鷹の事故については、避けて
語れない為、大きく取り上げていますが、前記の組合問題とは、次元が別であると、
とらえていただきたい。あの事故は、会長、社長以下、社員全員打ちのめされました。
作品のレビューになりえていないのは、認識しておりますが、他の方のレビューを
拝見してどうしても伝えておきたかったのです。


映画が先か、本が先か、どちらでもだいじょうぶ

 昨日公開となった映画を見た。原作を読んでから映画を見るとがっかりするとよく言われるが、
よく出来た映画だった。だからと言って映画を見て筋を知ってしまうと本がおもしろくなくなる
かというとそういうこともない。むしろ3時間超と映画としては長いとはいえ、文庫本で5巻と
いう長い小説ではどうしても取捨選択してはしょわらずを得ないので、映画を見てから読むと映画
で描写できなかったディテールが分かり、面白さが増す。
 この本で扱った航空会社は政権交代もありほぼ公的資金注入が決まった。本と映画で描かれた
官的体質のゆえである。映画制作の構想・企画は政府による再生が明らかとなる前であったはずだ。
その時機を得た先見性には脱帽だが、10年も前にそれを見越したような予見を内包したこの本は
すばらしいという言葉を超越している。山崎豊子おそるべしとしか言いようがない。映画と本、双方
お勧めですが、映画にはハンカチが必携です。
 「白い巨塔」で育った者の読後感です。
by 左門 新
 三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか
 女はなぜ素肌にセーターを着れるのか
 


なんだかなぁ、

P.293にとんでもない記述があります、
脇役の一人、美人スチュワーデス三井美樹の飛んでいるという南回りヨーロッパ路線の「過酷な」勤務実態を綴った箇所です、以下本文を分かりやすく書き直します、

  羽田から香港経由でバンコクで最初の交替
  三日待機
  バンコクからカラチへ飛びここで交替
  四日間待機
  カラチからローマ・フランクフルト経由でロンドンへ
  四日間待機
  逆のコースで羽田へ帰る

のだそうです、24日間連続で拘束されるとはいえ、実際の勤務はわずか6日だけ、残り18日はなんと次の飛行機がくるのを待つだけ?の勤務で美人スチュワーデス三井美樹は復路のカラチあたりでへばりそう(本文のまま)になるのだそうです、搭乗している六日にしても24時間勤務でないことは指摘するまでもないでしょう、カラチはともかくバンコクで六日、ロンドンで四日も待機できるなんてまるで夢のようです、

いやはやなんとも、今のCAが聞いたら腰を抜かしそうなのんきな勤務実態でしょう、この予定でいいのなら他の用事をサボっても私も1年に一回くらい無給で搭乗してもいいなぁ、まだ飛行機の数が少なかった昭和の時代、南の島のリゾート地での待機が1週間だったなどという夢のような事実も伝わっています、なんだかなぁ、



どこがいいのかわからない。

善良な主人公が善であるがゆえに延々と酷い目にあうという構図がこれでもかと繰り返されるのですが、
非常にわかりやすい善と悪の図式がドグマとして動かしがたく存在しているため、
作品として非常に窮屈・不自由であるように感じました。

そのようなものだとわきまえて読むべきものなのかもしれませんが。

だったら小説にする必要性はあるのかという根本的な疑問が残ります。


寝不足の日々が続いています

寝不足の日々が続いています。

友人が口々に「山崎豊子は、はまるよ」と言ってた意味が
ようやくわかりました。

1日のなすべきことを終えて眠りにつくまでの数十分と思いつつ
読み始めるのですがなかなかページをめくる手を止めることができません。

まさにテレビドラマ、映画の世界ですね、小説でここまでひきつけられたのは
久しぶりです。

事件につく事件、そのどれもが突拍子のないものではなく、現代社会の陰にひそむ悪、
身近にもありそうな汚い部分にふれていて、共感できる部分が多いのが魅力ですね。

御巣鷹山の事実をもとに書いた作品ではあるのだけれど、登場人物一人ひとりに
リアリティがあって、フィクションという枠組みを超えて、一つの歴史的事実として
感じさせられるところも魅力ですね。



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沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下) (新潮文庫)
定価:¥ 700
新品最安価格:¥ 700
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トルク・リングはいま何処?

最終巻までついにその正体を明らかにしない恩地元、彼の真の正体が垣間見える描写が本巻P.196からP.205にさりげなく織り込まれています、

それはナイロビに到着した恩地と税官吏のささいな衝突、しかし恩地の正体が決定的にあからさまになる衝突です、

当事の発展途上国ならば当然に横行していた税官吏の嫌がらせに怒った恩地は接収されそうなタバコをカートンごと握りつぶし、さらになんとケニヤ国の紙幣を破ってしまうのです、
紙幣/貨幣は国旗と並びどこの国でもその国家を象徴し一定の敬意をはらって接すべきものである、という通常の精神の大人であればあたりまえすぎるような価値観が恩地に欠けていることがここで明らかになるわけです、それもまさに国家の出先機関である税関で紙幣を破る行為がどれほどその国を侮辱するものであるか、説明無用と私は考えますが、恩地の世代はそんなこと考えたこともないのかもしれない、

その後の行動がさらに読者を白けさせます、
警察に連行された恩地はどうにか署長にとりいり事件化を避けるのですが、自分を空港へ送らせた警官にチップを握らせ何をさせたかはぜひ書中で確認してください、(それができるならもっとましな処世をしたらどうなんだ恩地君!)

恩地の心に巣食う沈まぬ太陽という信念は、国旗・君が代への対応で処分されたアカ教員が、これからも戦い続けます、と反省も後悔も決してしないのとおんなじことなんでしょう、

本書で描かれたような労使関係の緊張が存在するような企業/組織の現実の末路はぜひみんなで見届けましょう、


映画が先か、本が先か、どちらでもだいじょうぶ

 昨日公開となった映画を見た。原作を読んでから映画を見るとがっかりするとよく言われるが、
よく出来た映画だった。だからと言って映画を見て筋を知ってしまうと本がおもしろくなくなる
かというとそういうこともない。むしろ3時間超と映画としては長いとはいえ、文庫本で5巻と
いう長い小説ではどうしても取捨選択してはしょわらずを得ないので、映画を見てから読むと映画
で描写できなかったディテールが分かり、面白さが増す。
 この本で扱った航空会社は政権交代もありほぼ公的資金注入が決まった。本と映画で描かれた
官的体質のゆえである。映画制作の構想・企画は政府による再生が明らかとなる前であったはずだ。
その時機を得た先見性には脱帽だが、10年も前にそれを見越したような予見を内包したこの本は
すばらしいという言葉を超越している。山崎豊子おそるべしとしか言いようがない。映画と本、
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沈まぬ太陽2 アフリカ編(下)

主人公に対する、執拗な会社側の理不尽な報復。これに対して、自分を信じる仲間のためにも信念を曲げず、私腹を肥やす会社側に与しない姿が感動的です。実際には、主人公のようにされることはないと思いますが、少しでも報復人事等を経験した人は勿論、そうでない人も共感できると思います。また利益一辺倒の昨今、品質安全問題にも視野に入れたこのシリーズは、時代背景にかかわらず感慨深いものがあります。

会社の非情さが赤裸々に書かれる

パキスタン、イラン、ケニアと、恩地の海外たらい回しの旅は続く。
組合の副委員長として共に闘った同期の行天は会社側に寝返り
順調に出世を重ねていく。

そんな中、1972年に国民航空の旅客機がニューデリー、ボンベイ、
モスクワと連続して事故を起こす。事故調査班として現地に派遣
された国民航空社員の苦闘が書かれる。

しかし、事故原因をパイロットのミスとする社員の考えは無視され、
会社には空港設備の不備であるとの報告が出される。また、事故
原因調査に同行したパイロットが、同じパイロット仲間を擁護する
ため、自分の目で見た事実を信じず、執拗に仮定の想像を繰り返し、
空港設備に責任を求める姿にはあきれてしまった。

このような体質が、日本航空(作中では国民航空)123便墜落事故
に繋がって行ったのではないだろうか。

やがて、恩地に日本帰国の話が出てくる。しかし、それは会社側が
折れた訳では無く、連続事故の背景に国民航空の労使関係が影響
しているのではないかと国会で追及されたからであった。会社として
は、更なる僻地へ追いやる計画もあったようだ。

家族との別れ、出世を重ねるかつての仲間、海外で一人仕事をする
孤独、日本で会社に差別されながらも頑張っている組合の仲間、様々
な思いが積み重なり、恩地は精神的に追い込まれていく。

執拗な報復人事、組合つぶし、安全軽視の体質など、会社の非情
さが赤裸々に書かれるアフリカ篇。
そして物語は運命の御巣鷹山篇へと続く。


続きが楽しみ

合員の待遇改善を目的に組合活動を活発に行ったことからアフリカに10年以上飛ばされていた主人公の恩地が組合員の働きかけでようやく帰国できるようになった。

アフリカ編(下)は読中爽快であったがその後はどうなるのか…楽しみである。

この面白さは最後まで挫折がないことは間違いない。



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沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)

沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇 (新潮文庫)
定価:¥ 700
新品最安価格:¥ 700
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映画が先か、本が先か、どちらでもだいじょうぶ

 昨日公開となった映画を見た。原作を読んでから映画を見るとがっかりするとよく言われるが、
よく出来た映画だった。だからと言って映画を見て筋を知ってしまうと本がおもしろくなくなる
かというとそういうこともない。むしろ3時間超と映画としては長いとはいえ、文庫本で5巻と
いう長い小説ではどうしても取捨選択してはしょわらずを得ないので、映画を見てから読むと映画
で描写できなかったディテールが分かり、面白さが増す。
 この本で扱った航空会社は政権交代もありほぼ公的資金注入が決まった。本と映画で描かれた
官的体質のゆえである。映画制作の構想・企画は政府による再生が明らかとなる前であったはずだ。
その時機を得た先見性には脱帽だが、10年も前にそれを見越したような予見を内包したこの本は
すばらしいという言葉を超越している。山崎豊子おそるべしとしか言いようがない。映画と本、
双方お勧めですが、映画にはハンカチが必携です。
 「白い巨塔」で育った者の読後感です。
by 左門 新
 三つ星レストランには、なぜ女性シェフがいないのか
 女はなぜ素肌にセーターを着れるのか
 




JAL再建なるか?

「御巣鷹山編」単独でも読み応え十分で、凄惨さの描写はインパクトがあります。JAL再建について昨今騒いでいますが、他の巻を含め読むと、考えさせられるものがあります(どこまでがフィクションで、何がノンフィクションなのか?が分かりませんが)。

「会長室編」へのプロローグ

山崎豊子氏による、日航機の墜落事故をモチーフにした限りなくノンフィクションに近いフィクション。

前編である「アフリカ編」とはうってかわり、御巣鷹山での日航機墜落事故を軸に物語は進行する。
遺族の悲しみと戦い、企業の腐敗。
事故を取り巻き、様々な立場に置かれた人々による群像劇でもある。
恩地もその中の一人として描かれているといった印象を受けた。
また、前編「アフリカ編」と本編は、併せて「会長室編」へと続く、壮大なプロローグと言ってもいいかも知れない。

あの夏に起きた、前例の無い壮絶な事故。
これを風化させてはならず、本作が「語り部」としての役割を担ってくれればと願う。


こんなサラリーマン人生で正気でいられるはずがない。

アフリカ含め10年の島流し。で、帰ってきたら未曾有の墜落事故の遺族世話係・・・。
この小説のモデルとなる某航空会社は就職人気ランキングで常に上位ですが、この小説を
読むと自分の子供を入れたいとは絶対に思いませんね。主人公・恩地には実在のモデルが
いるというのもビックリですが、この本の映画化にその会社が大反対したというエピソード
も何となく頷けます。あの暑かった夏、TVも新聞も毎日このニュースばかり。そんな日々
が眼前にまた蘇るような、生々しくかつテンポのよいストーリー展開。アフリカ編同様、
あっという間に読了しました。


涙なくして読むことができない

 事故当時、中学生でしたが、この墜落事故は鮮やかに覚えています。この御巣鷹山篇の冒頭の管制室の緊迫したやりとりで、当時の記憶がよみがえってきました。乗客の、家族の、救援者の、そして管制室の、事故にかかわってその無事を思った人すべての無念と、絶望を思うと、想像を絶します。また、被害者への応対についても、あまりにも家族の気持ちを踏みにじる補償の進め方に、憤慨しました。関係者の無念、家族を失ったことの空虚な思い、こういったことに想いを馳せると、読んでいて涙が止まりませんでした。
 前篇でアフリカから呼び戻され、幸福の兆しが垣間見えたかに思えた主人公の恩地もまた、この事故にかかわります。一度狂った歯車が、狂い続けている状況に直面し、読者の私もやるせない気持ちになりました。作品中では、一企業がここまで執拗に一個人に対して報復をするのかという調子で書かれていますが、恩地の扱いが永田町でも話題だと書かれていた文章を見逃すことができませんでした。つまりは、企業のみならず、一国家が恩地に対する攻撃を後押ししていたということです。ふとしたきっかけで職責を果たしたばかりに「アカ」のレッテルを貼られ、一企業どころか、国家からこうも攻撃されるという理不尽が許されていいものかと感じました。
 まだ、3篇目までを読んだところですが、企業の社会責任とは何なのか?多面的に考えさせられます。



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しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)

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人生100点満点中、60点ぐらいが丁度良い

世間で売れているベストセラー本は、そのブームが少し去った頃に読み、いつも参考程度に留めるタイプなので、今回の香山さんの本も図書館で借りて読んだ。この本も、そういった意味では、参考程度に留めるにちょうど良い内容の本だった。序章をのけて第10章ごとに異なる内容の話は、非常にスラスラと読みやすい。ベストセラーになっている合点がいった。

私は、第5章「すぐに水に流さない」がなかなか面白かった。「タイムライン」法なるアメリカ発のセラピーが日本向きではない事例がこの本には書いてあったが、読んでいて何となく納得出来た。私自身も「自分自身の過去に関する良い記憶」を、「あっさりと水に流し忘れやすい傾向」に覚えがあるタイプだからだ。

自信がなくなった時、自分をダメだと感じた時、よくある自己啓発本などを読んだり、セラピー本等を思わず手にとってみたりと、私自身も色々と迷っていた時期がある。非常に疲れ切っている時などに、もしかするとこのような「しがみつかない」生き方は、ひとつの考え方としてのヒントにはなるのでは?と思えた。

第10章の「<勝間和代>を目指さない」は、タイトルがちと強烈なのでは?とは思ったが、頑張りすぎないためにも一読の価値はある。私個人的には、カツマー(勝間さんのこと)を目指す人は、どうぞ頑張って目指して下さいと単純に応援しますが…。(私はカヤマー(香山さんのこと)でもカツマーでもないので)
余談だが、私の後に約30人の人がこの本を「予約待ち状態」である。今の世相を表しているようで少し考え深い。


この本の答えは「別にいいじゃない」であり、それを精神科医が言う事が重要

この本のすべては「別にいいじゃない」に集約されると思います。
「しがみつかない」というのは「依存しない」ということ。
で、「依存しない」ためには「そんなこと別にいいじゃない」と思うことが重要なんです。
この本の中に何度も出てきます。

そんなことわかりきったことじゃないか、という人がいますが、確かにそのとおりなんです。
ですが、この本に書いてあるとおり「恋愛至上主義のドラマ」「勝間和代の『幸運を起こす努力をして成功を勝ち取ろう=不幸なのは努力をしてない自分のせい』という思想」等が台頭し、それを世間が賞賛しているのを聞けば、その自信も揺らぎます。「実際はそうじゃないんじゃないか」「自分が間違っているのではないか」と。
ですから、そういうことを精神科医の先生(見たいな人)が言ってくれると安心するんです。はい。

あと、この本が売れているのは「成功することが幸せ」「恋愛が全て」「頑張れば夢は必ず叶う」という考えに疑いを持っている人が多いということの表れではないでしょうか。

「就職活動」「婚活」「仕事」「介護」等等、頑張ることに疲れた人にお勧めな本だと思います。

個人的には、マネーの虎やおネエ★MANS(上の「台頭してきた」何かの例だと思ってください)を見て抱いたなんともいえない不快感を払拭してくれた、ある意味すばらしい本だと思いました。

最後に、「ほどほど」と「手抜き」は違うことなのであしからず・・・です。


参考程度かな

人それぞれ、悩みがあって状況も環境も違うから、一概に書いてある内容に深く賛同したり、違うと思い込んだりしないで、さらっと読めば楽しく読めました。

わたしの知人にも、旦那様の言葉のDVで苦しみ、精神科へカウンセリングに行く人がいましたが、精神科に行くか行かないかは、紙一重で、知人の場合は精神科に通院した実績があれば、離婚するのに有利だからと弁護士にアドバイスされと通院したらしいです。

通院しないまでも、過去を水に流せずに傷ついた心を持つ人は、わたしの周りにもたくさんいます。

育児休暇明けで頑張って仕事に復帰している働くお母さんも、本に書いてあるほど現実には優遇されているとは思えない。

ひとつ感じたのは「子供にしがみつかない」ということ。
親が子供を愛するのは本能だけど、子供が親を愛するのは自分の意思からというくだり。
パラサイトシングルのような自立できない子供を作るのは、親の責任もあるかもしれないが、子供自らの意思でもあるようです。

すべての答えが一つにはまとまらないから、参考までに読むなら楽しい本だと思います。


『伝えたいこと』

タイトルは昨今の未曾有の不景気と精神疾患者の増加を、また病気にならなくてもどこかこの競争社会で必死に結果だけを追い求めてきた20代後半〜40代までの人たちの心を揺さぶるもの。私もその一人で、なんとなく手に取りました。精神科医が著者と言うことで一般的な私たちに対しての具体的な対処法やメッセージを期待していましたが、中身は残念ながら軽薄なものでした。

ふわふわとした文章で、『私はそうは思わない』という主張は弱い根拠によって真実味を減らし、問題提起だけで終わってしまうのがとても残念。説得力が少し足りなかったのではないでしょうか。

第2章は読み応えがあったものの、後半の章にいくにつれて、著者の経験則にどうも比重を置きすぎていて、見方が少し偏ったという印象を受けました。精神疾患患者を弁護し、同情するという立場には賛同できますが、どこかそこだけの読者層に絞られているような。。。

続編を期待しています。


病人基準

筆者は精神科医ということもあってか、目線は患者を基準とした主張になっている。
病人を基準とした話なので、健康な人にとっては何の処方箋にもならないかもしれない。
これが売れるということは社会が病んでいるということ。
健康な人にとってもこれを読んで、弱者に対し真剣に考えるきっかけになればよいのでは?



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キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)

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ちょっと刺激が足りない

安定感は半端ないんですが、
個人的にインパクトのある話が少なかったのが残念。

全体的にどこか毒のあるような雰囲気はそのままで、
社会に対する風刺がきつかった気がします。
「必要な国」なんかは現実問題として納得してしまう部分もあったり、
深く考える価値のある話がキノの旅にはよくでてくる。
プロローグのキノの黒さに読み終わった後ちょっと驚きました。

影の薄かった師匠達も次巻でもっと活躍してほしいなぁ。


登場する国は一種のパラレルワールド

 中編作品も含んでいるので話数的にはいつもより少ないかもしれない。今回、死刑制度の話が多かったような気もする。あとは政治指導者の話とか。時節柄かも知れない。
 あとがきはF.A.Q形式。英訳にも注目。初めの注意書きが将来を見越していてちょっと面白かった。


今のキノの旅はあまり好きじゃない。

オレは1巻からすべてみてきたけど、今回のこの13巻は表紙の絵だけって感じがした。近年のキノの旅はすぐに人を殺すことが多すぎるような気がする。さらには、ネタが尽きてきたのか、最後の話は若い師匠やら弟子やら加わった特別な話もあったけど、個人的にはそういう話よりももっと切なさが感じてくる話が見たい。それと12巻の雲の前での話はどうなったんだろう?来年に持ち越しか。

現実の「概念」の国を旅するキノ

 相変わらずの完成度、安定感ある「キノの旅」は毎度安心して読めますね。もっとも、あとがきについてはその限りではありませんが。今巻ではでも、いつもよりはまともでしたけれど。……そうではないあとがきも、当然のように別にありましたですが。
 今回は読んでいて、「これ、現実のアレのことを暗喩、隠喩、揶揄しているんじゃ……?」と思わされることが、多々ありましたです。日々のニュース、その中の精髄の部分を取り出し単純化し戯曲化し、キノとエルメスに「それっていいの?それでいいの?関わりたくないのー」と言わせ、読者側に「そうなんだけどね……」とかく思わせる、もやっとさせる。この他作品にはなかなかない独特の感覚こそがやはり、この作品の肝でありますね。
 正義でなく最善、建前でなく本音、押し付けでなく享受……。そんな実行するにいと難きスタンスを一貫して崩さない劇中のキノ達、引いてはそうさせている時雨沢先生は流石です、みんなとっても大好きです!現実よりマシなのか、あるいはより酷いのか「the Beautiful World」、貴方も覗いてみませんか?


日常の隣にあるもの

・革命
・凶悪犯罪者のその後
・離婚システム
・犯罪助長を防ぐためのメディア規制
・死刑制度
本編はそんな感じの重めテーマをいつもの調子で淡々と描く13巻です。
キノ、シズ、師匠とそれぞれの視点があって話が進むのも味わい深い感じ。

遊び要素がまったくないのかというとそうではなく、
PS2ゲームの予約特典となっていた「メインキャラ総登場やりたい放題パロディ」
も掲載されているので、暗すぎにはならないと思います。

※このパロディが気に入った方は廉価版ならお手頃なので音声付のゲームもどうぞ。
 個人的には1の「店の話」が絶賛モノです。
電撃SP キノの旅II -the Beautiful World-
キノの旅 -the Beautiful World- 電撃SP



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世界一初恋 吉野千秋の場合3 (角川ルビー文庫)

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羽鳥芳雪の場合!

羽鳥の立場から描かれているのは、いつも最後のおまけマンガだけでしたが、今回は本編で「羽鳥芳雪の場合」としてしっかりと描かれています。
無愛想で仕事上は厳しいけど、いつもいつも吉野に甘い羽鳥が吉野にラブな様子がキュン♪です。
終電逃して疲れて帰宅し、自分のベッドで勝手に寝ている吉野にムカつきつつも「吉野がいるってことは、明日の朝飯の準備。。。」ってどんだけ好きなんじゃー!

ロマ、エゴ、テロ、丸川書店のほかの皆さん(笑)のカップルの中で、羽鳥&吉野がなぜか一番のお気に入りです。
柳瀬vs羽鳥が3人の中ではっきりしたものの、柳瀬も大事にしたい。
自分の作品ならありえないけど、現実としては難しい。
そんなモヤモヤもありつつ、でも何となく許せてしまう吉野のキャラ。天然というより小悪魔!
3人の関係にひと段落ついてしまったような感じですが、もっと続いて欲しいです!


吉野がやっと…

前2作までの漠然とした感情に比べて、吉野の気持ちが羽鳥の事が好きなんだと、羽鳥でなければダメなんだと、自身が柳瀬に迫られて、どうしても拒否したり、羽鳥の元カノや親しい友人(?)に対して、今までにない嫉妬心を持った事で、深く自覚していきます。そりゃもう、羽鳥が幽霊見てるみたいな顔しちゃうくらいの変貌ぶり(笑)あとは、羽鳥視点での短編も良かったです。本編の最後…笑えますよ!!


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