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クチコミ情報
人生100点満点中、60点ぐらいが丁度良い世間で売れているベストセラー本は、そのブームが少し去った頃に読み、いつも参考程度に留めるタイプなので、今回の香山さんの本も図書館で借りて読んだ。この本も、そういった意味では、参考程度に留めるにちょうど良い内容の本だった。序章をのけて第10章ごとに異なる内容の話は、非常にスラスラと読みやすい。ベストセラーになっている合点がいった。
私は、第5章「すぐに水に流さない」がなかなか面白かった。「タイムライン」法なるアメリカ発のセラピーが日本向きではない事例がこの本には書いてあったが、読んでいて何となく納得出来た。私自身も「自分自身の過去に関する良い記憶」を、「あっさりと水に流し忘れやすい傾向」に覚えがあるタイプだからだ。
自信がなくなった時、自分をダメだと感じた時、よくある自己啓発本などを読んだり、セラピー本等を思わず手にとってみたりと、私自身も色々と迷っていた時期がある。非常に疲れ切っている時などに、もしかするとこのような「しがみつかない」生き方は、ひとつの考え方としてのヒントにはなるのでは?と思えた。
第10章の「<勝間和代>を目指さない」は、タイトルがちと強烈なのでは?とは思ったが、頑張りすぎないためにも一読の価値はある。私個人的には、カツマー(勝間さんのこと)を目指す人は、どうぞ頑張って目指して下さいと単純に応援しますが…。(私はカヤマー(香山さんのこと)でもカツマーでもないので)
余談だが、私の後に約30人の人がこの本を「予約待ち状態」である。今の世相を表しているようで少し考え深い。
この本の答えは「別にいいじゃない」であり、それを精神科医が言う事が重要この本のすべては「別にいいじゃない」に集約されると思います。
「しがみつかない」というのは「依存しない」ということ。
で、「依存しない」ためには「そんなこと別にいいじゃない」と思うことが重要なんです。
この本の中に何度も出てきます。
そんなことわかりきったことじゃないか、という人がいますが、確かにそのとおりなんです。
ですが、この本に書いてあるとおり「恋愛至上主義のドラマ」「勝間和代の『幸運を起こす努力をして成功を勝ち取ろう=不幸なのは努力をしてない自分のせい』という思想」等が台頭し、それを世間が賞賛しているのを聞けば、その自信も揺らぎます。「実際はそうじゃないんじゃないか」「自分が間違っているのではないか」と。
ですから、そういうことを精神科医の先生(見たいな人)が言ってくれると安心するんです。はい。
あと、この本が売れているのは「成功することが幸せ」「恋愛が全て」「頑張れば夢は必ず叶う」という考えに疑いを持っている人が多いということの表れではないでしょうか。
「就職活動」「婚活」「仕事」「介護」等等、頑張ることに疲れた人にお勧めな本だと思います。
個人的には、マネーの虎やおネエ★MANS(上の「台頭してきた」何かの例だと思ってください)を見て抱いたなんともいえない不快感を払拭してくれた、ある意味すばらしい本だと思いました。
最後に、「ほどほど」と「手抜き」は違うことなのであしからず・・・です。
参考程度かな人それぞれ、悩みがあって状況も環境も違うから、一概に書いてある内容に深く賛同したり、違うと思い込んだりしないで、さらっと読めば楽しく読めました。
わたしの知人にも、旦那様の言葉のDVで苦しみ、精神科へカウンセリングに行く人がいましたが、精神科に行くか行かないかは、紙一重で、知人の場合は精神科に通院した実績があれば、離婚するのに有利だからと弁護士にアドバイスされと通院したらしいです。
通院しないまでも、過去を水に流せずに傷ついた心を持つ人は、わたしの周りにもたくさんいます。
育児休暇明けで頑張って仕事に復帰している働くお母さんも、本に書いてあるほど現実には優遇されているとは思えない。
ひとつ感じたのは「子供にしがみつかない」ということ。 親が子供を愛するのは本能だけど、子供が親を愛するのは自分の意思からというくだり。 パラサイトシングルのような自立できない子供を作るのは、親の責任もあるかもしれないが、子供自らの意思でもあるようです。
すべての答えが一つにはまとまらないから、参考までに読むなら楽しい本だと思います。
『伝えたいこと』タイトルは昨今の未曾有の不景気と精神疾患者の増加を、また病気にならなくてもどこかこの競争社会で必死に結果だけを追い求めてきた20代後半〜40代までの人たちの心を揺さぶるもの。私もその一人で、なんとなく手に取りました。精神科医が著者と言うことで一般的な私たちに対しての具体的な対処法やメッセージを期待していましたが、中身は残念ながら軽薄なものでした。
ふわふわとした文章で、『私はそうは思わない』という主張は弱い根拠によって真実味を減らし、問題提起だけで終わってしまうのがとても残念。説得力が少し足りなかったのではないでしょうか。
第2章は読み応えがあったものの、後半の章にいくにつれて、著者の経験則にどうも比重を置きすぎていて、見方が少し偏ったという印象を受けました。精神疾患患者を弁護し、同情するという立場には賛同できますが、どこかそこだけの読者層に絞られているような。。。
続編を期待しています。
病人基準筆者は精神科医ということもあってか、目線は患者を基準とした主張になっている。
病人を基準とした話なので、健康な人にとっては何の処方箋にもならないかもしれない。
これが売れるということは社会が病んでいるということ。
健康な人にとってもこれを読んで、弱者に対し真剣に考えるきっかけになればよいのでは?
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