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Chusei

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Chushingura

Naono Tasuku Katsube Futoru Fukushima Akiya Saegusa Shigeaki Otomo Naoto Akiba Kyoko Sakamoto Akemi Mitsuhashi Chizuru Tokyo Symphony Orchestra Sato Shinobu Kamahora Yuko Kobayashi Kazuo Nishikiori Ken Saito Chusei Kurata Masayuki Tokyo Opera Singers Nikikai Chorus 
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Shigeaki - Chushingura [VHS]

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Naked Rashomon (Ws Rmst Sub) [DVD] [Import]

Chusei Sone Hideaki Ezumi Moeko Ezawa Hitomi Kozue Setsuko Ohyama 
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日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)

網野 善彦 
日本の歴史をよみなおす (全) (ちくま学芸文庫)
定価:¥ 1,260
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クチコミ情報

日本史の別の見方のために

日本中世史を専門とする著者の大学の講義に基づく。日本史の常識ともいえる見解に対し、異なる見方を提示していく。平易な語り口で書かれており、読みやすい。しかしその平易な語り口から見えてくるものは、まさに目から鱗が落ちるようなものだ。実に素晴らしい本である。

前半部は13世紀の日本社会の変動について。著者は、13世紀をもって日本の社会は断絶的に変化した、と語る。その自説を様々な分野において検証していく。文字、貨幣、宗教、女性の地位、天皇。どれも重要な問題であり、多くのことを教えられる。平民に普及した平仮名と、神聖な意味を持った片仮名。古代早くからの貨幣の使用と、中世における市場。宗教の話では、「非 人」と呼ばれる人たちは必ずしも卑しめられていたわけではない、と語る。通常の捉え方とは異なる見方を慎重に提示する。天皇の直属民だった神聖な民が、やがて卑賤される民へ転化する筋は、かなりよく書けている。また、江戸時代の女性がかなり自由だったという話は、きちんと押さえておくべきだろう。明治以降、いつの間にか過去は男尊女卑だった、とされてしまったのだから。

最高に面白いのは後半部。ここでは日本社会が農業社会か、と問う。そして「百姓=農民」という等式に疑問を呈する。商人や海賊などの姿を描いていく。思えば日本の行政は、農地を基準に管理する。農本主義である。だから管理上の資料は、農地に関するものが多い。そして後世まで長く保存される資料は、行政管理上のものが多いのだ。したがって、歴史資料の多寡を見る限り、日本は農業社会である。だが本当にそうだったのか。

奥能登の時国家を題材として、「百姓=農民」という図式が崩れていく過程を描いた章は実に素晴らしい。研究の進展を追体験できる。時国家は大型船を所有して海運を行い、金融業まで営んだ大富豪だった。しかし行政上は「農民」である。また、時国家で働いた人たちは、船で日本を飛び回る。だが行政管理上は彼らも「農民」でなければならない。だが彼らに耕地はいらない。だから名目上、土地を他から借りているだけの「水呑百姓」「小作人」である。教科書では水呑百姓と言えば貧しい農民である。だが、そうではない。彼らは土地を持てなかったのではなく、持つ必要がなかったのだ。そして、「百姓=農民」図式から抜けられない新聞記者の話は笑える。

ハイライトは、農本主義と重商主義のせめぎ合い。行政は農地を基本とするから、商業ネットワークは行政の管理外。したがってアンダーグラウンドだ。そこで海賊などが海運や手形流通の確実性を保証した。著者は、後醍醐天皇とその後の室町幕府のやったことは、農本主義から重商主義への転換だと述べる。アンダーグラウンドだった商業ネットワークを活用することにより、既存の秩序の改革をはかったのだ。豊臣秀吉の太閤検地などを経て、元に戻ってしまうが。

読みやすい本ながら、読めば読むほど驚かされる稀有な本である。歴史に対する多様な見方を涵養するのに、とても役に立つ。教科書で日本史を学んだ人なら、一度は読んでその歴史観を相対化すべきだ。誰もが読むべき一冊である。


日本の歴史をよみなおす

手軽で面白い、空いた時間に読める”教養本”と思います。まず。著者のこの本を書くきっかけがいいと思います。どのような職業に就いていても、あることに関して世代間の考え方や感じ方が異なることを感じているはずです。そのようなみんなが感じることをきっかけに書き出してるところに、共感を覚えます。また、内容としては、今までの歴史観が変わるような大変おもしろい観点から論じているので、興味が尽きることなく最後まで読みきることができました。やわらかい物腰の書き方も非常に印象的です。ぜひ、皆さんも読んでみてください。

日本史の固定観念をよみかえる

 歴史は過去の事実だから変えようがないが、史観は時代によって変わり、時々の史観により語られる歴史は変わる。マルクス主義は下部構造が歴史の動力であるという史観を述べ、その影響で農民の支配史に光が当たってきた。一方で網野さんは政権トップから農民に至るタテの支配関係では語りつくせない人々に光を当て、その結果最近の日本人の史観を変えうるほどのインパクトを秘めていると思う。

 本書は網野史学の入門書であり集大成でもあって、古代聖別民、ケガレと差別、宗教観、天皇制、貨幣と商業活動、荘園公領制など論考の範囲は幅広い。一遍聖絵に始まり荘園代官の報告書、フスマの裏張りとして残った商家の帳簿に至るまで、これまで注目されてこなかった様々な史料を読み解きながら、日本=農業社会、男尊女卑、単一民族、孤立した島国、といった日本史の固定観念に挑戦していく。歴史好きには刺激的な一冊になるのではないか。

 日本人はコメを作る民族であるという定義は、元々は7世紀の政権が日本列島を支配するために打ち出したテーゼだが、その後の長い歴史の中で民族の潜在意識のように引き継がれてきた、かのような情緒的な思い込みは自分も含めてかなりあると思う。稲作が主要産業だったことは事実でも、列島に支配者と農民しか存在しなかった訳ではなく、長い商工業活動の歴史があり、商道徳や経済用語などソフトウェアの蓄積があるからこそ、明治以降の急速な近代があり、現在の経済大国があると考えるのが自然ではないか、と考えさせられた。

 そして網野さんが最初に言及した、歴史の区切り方について。「ものの考え方」で日本史を区切ると、室町時代と現代に転換点がくるという。古代王朝政治、中世武家政治、近代議会政治という政治体制分類とはまた違う時間の流れがあることは理解できた。そして現代もまた転換点であるという。その理由を若者の言動に見出している点、おじいちゃんの愚痴のようでもあるのだが、社会の変化が伝統的な価値観を揺るがせているのは事実。現代を哲学することは本書の主題ではないが、自分にとっては宿題のように残った。


目から鱗の歴史講義

 網野氏の著作はどれも面白いが、気合いを入れないと読めないものが多い。一方で、この著作は通勤電車の中で気軽に読めるくらい平易な文体で書かれている。編集者への口述筆記がベースになっているらしい。
 職能民や女性の社会的位置づけの変化、縄文時代の交易の様子、「水呑」の実態等、学校で習った歴史がこれほど怪しげなものだったとは。
 この本に書かれている話は、短大での講義内容をもとにしているらしいが、当時の学生の反応は今ひとつだった由。猫に小判、短大生に網野先生か。


面白く思索の糧になるが、批判的に読むことも必要

重要な指摘を多く含んだ、読みやすい良書と言っていいと思います。私は個人的にうがったものの言い方をする人が好きではないので、網野氏のような論者は敬遠していましたが、本書を読んで認識を改めました。ただ、いくら一般向けの講義録をおこした本とはいえ、どの史料を根拠に述べているか書いていない部分が多いのはマイナスだと思いました。
本書で一番面白かったのは、「畏怖と蔑視」の章です。犬神人や河原者といわれた中世の最下層民は、巷間言われたきた差別を受けるだけの存在ではなく、「ケガレ」につながる職能から「畏怖」を受ける存在であって、自らの職能に誇りを持っていたことを明らかにします。それが、どのように近世の最下層民につながっていったかはわからないとしながらも、社会が文明化され、自然への畏怖が失われたことが原因ではないかと言います。これは映画「もののけ姫」のテーマとも繋がります。日本社会・日本人にとって重要なテーマです。
一方、批判的に読んだ方がよいかなという部分もかなりあります。著者は日本国という国家ができたのは律令・国号を導入した天智・天武帝の時代といいます。別に、間違った指摘ではないのですが、ここでいう国家とはネイションではなくエトニですね。ですので、それまでの「倭」との断絶を強調する必要はないと思います。
また、天皇制がいずれ必要なくなるだろう、そのときには日本という国号も再考すべきだとも言っていますが、本書で述べられた歴史的知見からそこまでのことが言えるのかと率直に思いました。



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神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)

菊池 良生 
神聖ローマ帝国 (講談社現代新書)
定価:¥ 777
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クチコミ情報

神聖とローマを名乗る意味が分かるドイツ先史

 神聖ローマ帝国、それは不思議な帝国。
・ローマを領土としてはいない。
・帝国と言いながら、実際には皇帝の権力は絶対ではない。
・皇帝は選帝侯によって選挙(もちろん金銭取引など何でもあり)で選出される。

 神聖ローマ帝国は1000年に渡って何となく(?)存在した。当初は、かつての西ローマ帝国再建を夢を見ていたようだが、その目的が達成されることはなかった。最終的には皇帝が帝国を解散するという勅語を発して消滅した不思議な帝国である。

 ややこしくて長い歴史を1冊にまとめたものなので、ドイツ先史として価値があるのではないだろうか。ローマという言葉に込められた西欧のアイデンティティ、神聖という言葉の意味もよく分かる。


慣れたら、おもろい!

 かつてヴォルテールは、この帝国は、「神聖でもなく、ローマ的でもなく、そもそも帝国ですらない。」といっている。本書は、この神聖ローマ帝国が、なぜ「神聖」であり、「ローマ的」であり、そして「帝国」になったのか、その過程を人物列伝的風味も取り混ぜて、そこそこ詳しく著したものである、。

 著者は、「神聖」「ローマ的」そして「帝国」の意味合いをじっくりと説明したかったので、大空位時代までに全ページの半分を使ってしまった。一般的なハプスブルグ帝国の解説書なら、マリア・テレジアとその一族、特にマリー・アントワネットあたりを重点的に書いてあるものが多いような気がするが、本書にはマリーは出てこない。

 特徴的な文章に慣れるまでには少々手間がかかるかもしれないが、引き込まれる面白さに溢れている。


連合国家だったのね。

神聖ローマ帝国。
ローマ帝国や東ローマ帝国のような強大な国家像を思わせる大層な国家名。私も一時期までは中世ヨーロッパを支配した大帝国を想像していたが、本書はそんな勘違いしている人でも読める入門書。

神聖ローマ帝国は教皇権力とイタリアを抜きにしては語れない。
強力な中央集権国家として台頭するフランスとは対象的な連合国家ドイツの代表として選出された王は教皇により戴冠を受けて皇帝となる。したがって、イタリアへの軍事進出と教皇との主導権争いが、この連合国家の歴史である。
フリードリヒ=バルバロッサ、フリードリヒ2世という強力な君主についてかたられるくだりは面白いが、逆に言えば強烈な個性に依存した連合国家の長という不安定さを証明している。
これら歴代の皇帝たちが、ドイツの集権化に傾注するのではなく、イタリア対策に没頭したことが、ドイツ、イタリアが集権国家として立ち遅れた遠因だるとするとこの連合国家の近代への影響は、計り知れない。

そういった欧州全体を巻き込む大きなうねりを神聖ローマ帝国を通じてみることができる。お勧めの一冊です。


すばらしい!!!

神聖ローマ帝国とはキリスト教からローマ帝国の後継者と認められた国だからだそうです。
どうりでキリスト教との争いが多かったわけです。
納得。
現在でいうところのごみ処理の問題かと。


イメージするのが難しい帝国

記憶を辿ると、高校の世界史の授業において、ヨーロッパ中世史はかなりの比重を占めていたはずである。しかし、神聖ローマ帝国に関してはその成立年を暗記したくらいで、授業でもテストでも、それ以上のことに触れなかったと思う。

本書を読むと、その理由がわかる気がする。神聖ローマ帝国を具体的にイメージさせるのは、古代ローマ帝国などに比べてはるかに難しいのである。ひょっとすると、教師の側でもよくわかっていなかったのではないか?

神聖ローマ帝国を完璧にイメージ出来るようになった訳ではないが、神聖ローマ帝国と言う不可解(?)な帝国が、1806年まで存続し得たヨーロッパの不可解さを理解出来たことが、本書を読んだ一番の収穫と言えるだろう。



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中世ヨーロッパの城の生活 (講談社学術文庫)

ジョゼフ ギース フランシス ギース Joseph Gies Frances Gies 栗原 泉 
中世ヨーロッパの城の生活 (講談社学術文庫)
定価:¥ 1,050
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クチコミ情報

なんといっても翻訳がすばらしい!

文字だけだとわかりにくいであろう部分も、
しっかりとした見取り図を掲載することで
補ってあり、とても親切な解説書だと思います。

もっともすばらしいと思うのは、
翻訳の文体が非常にわかりやすく、
翻訳とはおもえないほど自然な日本語に
仕上がっている点。専門用語が満載のこの手の
本の訳書は、不自然な表現に出くわすことも
覚悟しながら読むのが常ですが、
違和感なく、すいすい読めて、ほんとうに
ありがたいです。
もとの英語での言葉を適宜ルビとして
補足するなどの編集上の処理も
適切、翻訳者さんおよび編集者さんの
ていねいかつ質の高い仕事に脱帽です。

仕事上、不可欠な参考書として、
常にそばにおいて繰り返し読んでいます。


中世ヨーロッパの貴族の生活

城での生活と言うよりは、中世貴族の生活一般の話。ヨーロッパと言うよりは、イギリスと一部フランスの話。

「城」の盛衰

中世の城の成立と衰退の間に、中世の城の生活を挟み込んだ構成になっています。

封建制度、城の中の間取り、奥方の役割、家令、毎日の暮らしぶり、狩猟生活、ムラの仕組み、騎士、年間行事と書かれている内容は、盛りだくさんで、中世の生活ぶりが良く解ります。
間に挟みこまれている、小話のような挿話が、又楽しいものになっています。

それにしても、ノルマン人の征服から映画で見るような「城」が出来上がったとは、全く知りませんでした。
衰退の要因も、火薬などの武器の変化だけでなく、中央集権化してゆく中で、その役割が終焉を迎えたということも、言われて見れば、なるほどと納得でした。


なかなかの良書。

 歴史に合わせて改築進化していったイギリスのチェプストー城をメインに、中世ヨーロッパの城がどの様に発展して衰退していったのかが解りやすく解説されています。
 巻頭には城の大まかな見取り図もあるので、文字だけだと解り辛かっただろう部分もしっかりカバー。(よくをいえば居住区の詳細な見取り図も欲しかったところですが)
 そして領主級貴族からその奥方、騎士、召使、領民の生活やしきたり等がなかなか詳らかに書いてあり、これを読めばなんとなく雰囲気で読んでいた向こうの時代小説も、理解を深くして楽しめる様になるかも。
 
 ただ載ってる写真は多いですが、文庫本という事で小さくて白黒。
 画質も明暗コントラストも悪く、絵的な資料にはまずならないです。
 


非常に読みやすい

ヨーロッパの城についての写真集はよくみかけるが、城の生活がどうであったかをまとめた本はなかなか見あたらない。本書は内容的には極めて真面目などちらかというと学術的な書ではあるが、RPGゲームに親しんだ者にとっては、ゲームの舞台でしかない城について、実際の構造、生活、社会との関わりなどなどのディテールを知ることができ、とても興味深く読むことができた。
なにより翻訳が非常にこなれていて、読みやすい。専門用語も数多いのだが、適切なルビの振り方もあって、自然と対訳語も覚えてしまうという利点もある。翻訳者の仕事に敬意を表したい。



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