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Rafik

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片手いっぱいの星

Rafik Schami 若林 ひとみ 
片手いっぱいの星
定価:¥ 1,995
新品最安価格:¥ 1,995
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蠅の乳しぼり

Rafik Schami 酒寄 進一 
蠅の乳しぼり
蠅の乳しぼり
定価:¥ 1,733
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夜の語り部

Rafik Schami 松永 美穂 
夜の語り部
定価:¥ 1,835
新品最安価格:¥ 1,835
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現代版アラビアンナイト

ダマスカスの夜の熱気や風の爽やかさが、読む側にも伝わってくるような話です。
声の出なくなってしまったサリムのために、友人たちが話して聞かせるのは、自分の過去の物語であったり、遠いおとぎ話のような物語であったりする。
一晩にひとりずつ、話を聞いているうちに入れ子の様な「小説の中の物語」にまで引き込まれていることに気づかされます。

この日常が今もどこかで続いている、そう思わせる読後感がとてもすばらしい。


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夜と朝のあいだの旅

Rafik Schami 池上 弘子 
夜と朝のあいだの旅
定価:¥ 1,890
新品最安価格:¥ 1,890
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最高傑作

 アラビアを行くサーカスという物語の中に、入れ子のように小さな物語がいくつも入っている。それらがひとつに繋がり、美しい音をあやなしていく。
 
 美しい交響曲のような、建築物のような、織物のような、切子細工のような。そんなような例えはよく使われるけれど、この書ほどそれらの例えがぴったりくるものはないと思う。それほど技巧をつくして構成されているし、そのひとつひとつのディテールに驚きと喜び、悲しみや失望といった感情が丁寧にこめられている。

 誰が読んでも面白い本だが、特にある程度人生経験をつまれた方にぜひお勧めしたい本。


人生のほろ苦さ

赤字続きで経営の危機に瀕しているサーカス団長のヴァレンティンは、妻を亡くしてからめっきり老け込み、生きる喜びを忘れかけていた。

そんなヴァレンティンにもたらされた、一通の手紙。それは、アラブにいた頃の親友ナビルからの招待の手紙だった。
ガンに侵され、余命いくばくもないといわれたナビルは、残りの人生をヴァレンティンのサーカスと共に過ごしたいと言ってきたのだ。

費用は全部ナビル持ち。しかも、高額の準備金つき。そのお金で借金を清算し、まってもらっていた団員の給料も払えたヴァレンティンは、勇んでウラニアへと旅立つ。

サーカスでの様々なエピソードを縦軸に、ヴァレンティンの母親と父親の愛を辿る模索を横軸に、物語は回っていく。
あたかも、シェラザラードの千夜一夜物語のように、朝と夜のあいだの時間・ナッハモルグごとに語られる魅力的な物語。

作者のシャミは、シリアからドイツへの亡命者なので、物語はそのへんの事情も織り込まれている。ウラニアで大成功していたサーカスが、やがて、為政者の都合に翻弄されていく過程は、大変興味深い。

ナビルの語ったユーモアたっぷりの「おなら」話。サイコーに面白い話が、独裁国家では、命取りになったりする。うっかりジョークもいえないような国・・そんな国は悲しいな・・。

軽妙な語り口とは裏腹に、思いテーマを秘めた作品でした。

ザッハモルグ

ひとつひとつ、とても印象深い章題がつけられており、読む前からわくわくしてしまいます。また、次の章へと移る時の、早く読みたくてたまらなくなる、引き込まれる数々の文句に、気分はすっかりシェヘラザードの話を聴く王様。どこかゆったりと話は進んでいくようでいて、次々と山場が待ち受けていて飽きさせない。
朝と夜のドイツ語造語ザッハモルグ、という言葉が、この作品全てを支えていると思う。これは愛についての旅なのだ。朝と夜のあいだがなくなることがないように、この旅に終わりはなく、きっとどこかで続いていく。


惹きこまれました

ナンとも不思議な本でした。
恋愛小説でもあるし、精神世界風でもあるし、冒険物のようでもある。
多分、出版会社が小さいのであまり宣伝していないのでしょうが、
大手だったら、売れているんでしょうね。
こういう本、残念ですよね。
声を大にして、お勧めしたいです


間違えたっっ

上の星の数は間違えです!!!何故か2つだったけど、本当はもちろん星5つ分です!!!すいませんでした。


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空飛ぶ木―世にも美しいメルヘンと寓話、そして幻想的な物語

ロート レープ Rafik Schami Root Leeb 池上 弘子 
空飛ぶ木―世にも美しいメルヘンと寓話、そして幻想的な物語
定価:¥ 1,680
新品最安価格:¥ 1,680
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「童話?」「いやいや」

「あ~~、もう今忙しいんだからぁ・・」とか思って入るのに、気がつくと、お話を一章分読んでしまっている。

なんだか小さい頃のお母さんとかにお話を聞かせてもらっている時のあの感覚。「これを読んだら、もう寝るのよ。」と言われてるのに、終わった途端に「ねぇ~~、もう一個読んで?」と言ってしまったことって、1度くらいあるでしょう?この人のほかの本を読んでも感じるんですが、本当に人をお話の世界に引き込むのが上手(拍手っ!!)私くらいの年齢になると(17歳です)最後は幸せになるのね?と安心して読めてしまうような童話は、少しずつ退屈に感じるようになりますよね?

が。この人の書くお話は、すっごく一生懸命な主人公が、何故か最後まで救われず、そしてそのまま終わってしまった!周りのみんなに馬鹿にされていても本当は世界一幸福だったりする主人公、といった感じで、単純なサクセスストーリーなんかでは全然無くて、思わず共感させられる様な物語ばかりです。

全然知らない異国の地でも思ってることはさほど変わらないんだなあと、笑いつつも、何となく嬉しくなってしまいました。

強欲な人や、支配欲が強い人、自分のことしか考えない連中(アレッみんな一緒だったかな?)型にはまった事しか信じず、新しい思想を理解しようとしないものにたいしては、風刺を利かせて面白おかしく書きつつ、痛烈な批判の目を向けていて、私としては結構爽快でした。

逆に、みんなと違うということで差別されるものや、正しいことをしているのに理解されないもの達への作者の優しい視線も感じて、本当にあったかい気持ちにさせられました。 


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マルーラの村の物語

ロート レープ Rafik Schami Root Leeb 泉 千穂子 
マルーラの村の物語
定価:¥ 1,631
新品最安価格:¥ 1,631
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異国の香りに包まれて心を開放する

著者のラフィク・シャミはシリア生まれで成人してから西ドイツに移り住んでいる。著者はある偶然から故郷であるシリアのマルーラ村の人々と生活について書かれた本とドイツの図書館で出会い、感動する。その中から選りすぐった物語14篇と著者の創話が1篇収まられたのが、本書である。読み始めてすぐに、異国の香りに包まれ頭の中がひっくり返った。日本で生まれ育った私の常識や感覚では進んでいかない話の流れ。しかし、痛快で面白いのである。人間として健康的でまっすぐ。悩みを抱えている人も是非この本を読んでカラッとした笑いに心を遊ばせてください。


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モモはなぜJ・Rにほれたのか

Rafik Schami 池上 純一 
モモはなぜJ・Rにほれたのか
定価:¥ 1,680
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他のに比べて、いまいち

正直なところ、シャミの他の作品に比べると、あまり感心しなかった。
特に表題作は、初めにテーマありき、という感じで作為的、もっといえば嘘臭いものになっている。魂の奥底から泉のように湧き出て来た、という感じがしないのだ。
作者はこの作品によって、エンデのファンタジーが逃避的だと批判したいようだが、あまり成功しているとは思えない。まして批判が正鵠を射ているとも感じられない。少なくとも作品そのものの魅力は、エンデに遠く及ばない。
同植物を擬人化した作品にも、疑問を感じる。私が日本人だからかも知れないが、同植物は人間のように利己的で愚かなことをしない、と思ってしまう。やはり、この作者はシリア政府を皮肉ったり、ダマスカスを舞台にした作品が、一番生き生きと書けているように思う。
一つ面白いと思ったのは、「マルーラの竜」という作品の中で、『中国の子もアフリカの子も同じ竜の絵を描く』といいながら、翼のある竜を登場させていることだ。東アジアの漢字文化圏の竜には、翼はない。翼の力でなく、霊力で飛ぶからだ。
ヨーロッパからは同じ東洋と見られていても、中東はやはりアジアではないのだ。これがエンデだったら、こんな誤謬は犯さなかったはずだ。



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ミラード

Rafik Schami 池上 弘子 
ミラード
定価:¥ 1,260
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