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アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)

川原 礫 
アクセル・ワールド〈2〉紅の暴風姫 (電撃文庫)
定価:¥ 620
新品最安価格:¥ 620
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クチコミ情報

微妙な線か

必至で上を目指す主人公の姿は面白いが
女の子たちに振り回される展開など、あまりにも使い古されたものとの印象は拭えない
憧れのお姉さんキャラの黒雪姫と、気安い幼馴染そして今度は妹キャラとは、どうにもな。
ヒロイン黒雪姫と新キャラ・トモコの掛け合いは、面白かったけど
全体的に一巻より良く出来ているとは言えなかった


飽きの早い作品

1巻は面白かったけど2巻からはもう成長の見えない感じの作品です。どこかで見たような設定ですし、燃えや萌えに特化してる訳でもなく凡作です

クール?

ヒロインは自分の感情をうまく表現できない(好きと言っても本心とは受け取ってもらえない)ように見えるが、一巻の最後でデレを見せたことにより、普通に表現ができる、つまり不器用なのではなく、ただの演技であることがわかった。一巻で終わりならば、それでよいが、今巻でまた同じテイストに戻ってしまったので興ざめ。なぜまた演技をする必要があるの?

平凡なものになってしまった

一巻を読了後その面白さにすぐさま書店に走ったのですが…まぁ例のごとく続刊で失速しましたね。まず世界観が狭くなってしまった。姫に続き2人のレベル9が出てきましたがこれが弱いのなんの。特に姫はホント弱い。こいつらが鍵なのにこれから先どう展開するのですか?
 登場人物に共感もしづらいですね。子供達ばかりが活躍するというのはラノベとしては問題ないのですが、やはり子供故の自己中心さというのが目立ちます。さすがに選ばれた者だけが入れる世界だからか無駄に推理力や考察力が高い子供ばかりですが、それ故たちが悪い。ゲームプレイによってのリアルでのメリットがそれを助長します。あくまでゲームだからか緊迫感もない。必死に戦う姿を演出しても結局リアルでズルをする術を失うだけですから。
で、最後にそんな自己中共を倒そうとする姫ですがこちらに共感できるかといえばそれも難しいかもしれません。自分の欲望で戦っているのは同じですから。今回またもやピンチに陥るのですが、その理由に突っ込みたくなること間違いなしです…
一巻のレベルから少し落ちただけだろと思ったら大間違いです
古本屋に回ってきたのを買うことをお勧めします…期待外れという意味で☆2つにしたのですが…単独でみると☆3つ程度のデキが妥当かもしれません。それぐらいの文章力はありますから


う〜ん

 一巻はすごいおもしろかったのだが、今回はちょっと失速ぎみか?
 イラストは相変わらず素晴らしいです。命がけのゲームのほうが面白そう。相変わらず姫は可愛いですが、主人公を惚れているのに違和感があります。
 幼馴染のチユリならかなり違和感ないのになぁ、と個人的に感じました。
 そしてこれは確実にネットゲーが好きな人向けの、ラノベだと強く感じました。

 そしてこの世界は恐ろしい、学校生活の描写があまり詳しく書かれていないが、こんな便利な世界なら学校にいかず、家に引きこもるやつが大量にいるに違いない。そして、ハルユキ以外にもトイレにこもるやつがいるはず、だと思うのだが。
 そのような感じがしないとは、この世界の教育は素晴らしいのだろうか?
 



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ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)

川原 礫 
ソードアート・オンライン〈1〉アインクラッド (電撃文庫)
定価:¥ 620
新品最安価格:¥ 620
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何とも言えない…

途中までは仮想空間と現実という比重のバランスがうまく保たれていましたが、終盤に近づくにつれヒロインやラスボス、主人公たちの厨二病が悪化し、最早ただのファンタジー小説を読んでいるように感じてしまいました。
ヒロインが女の子の理想像すぎてその行動や展開が少女漫画、そしてオンラインゲーム設定なのに人間くささや裏表といった現実感が皆無で、ある意味泣けます。

ですが、展開が読めても最後まで読ませる文章力には感服しました。
続きは買おうとは思えませんが…。




楽しめましたよ

設定自体は、真新しいものは何もないですね。
バーチャルリアリティの世界で冒険をするゲームが、一人のマッドサイエンティストの暴走で、生死を賭けたデスゲームとなる。
展開的にも使い古されたものが多いですけど
その分だけ分かり易く読んでて楽しめると思います。
主人公のキリトは、熱血漢というわけではありませんけど、ゲームに命をかける少年として描かれている
ヒロインのアスナは、そんな主人公が好きな女の子。
これもべたべたの展開だけど、それでも二人の姿は見ていて羨望を憶えます


これは・・・

モンスターハンターにやや似通っている部分があるのでは?
さらに欠点をあげると・・・
ヒロインの設定がかなり雑です。
  ・美少女
  ・主人公とくっつく
  ・マッハ堕ち
  ・しかも、そのプロセスが全くなく意味不明
クライマックスはルール完全無視
まぁ、全体的には面白いんで一応4つ☆です。


主人公はマジ基地

ここでの高評価を期待に読んだが、正直面白くない。
王道は好きな方だが肝心のキャラに魅力を感じず、
主人公はワリとあっさり自分の過去を喋りはじめ、戦闘時の台詞がほとんど叫び声
(「うおおおおぉ!」「おりゃあああ!」曖昧だがこんな感じ)
一応リアルな世界なのに俺TUEEEみたいな立ち振る舞いには笑うしかない。
ヒロインは媚売るのが見え見えすぎて引くし、本筋も大した事がない。



精緻な世界観と拙い心情描写

個々の状況の描写は丁寧でイメージしやすく、
「限りなく現実に近いが、しかしあくまでバーチャルリアルのゲーム」という特異なものを良く表現出来ていて楽しめました。

しかし設定の緻密さとは異なり、展開は控えめに言えば王道、悪く言えばご都合主義というか、
まず既定路線があり、それに沿って人物が動いていく、という印象を受けました。
なぜその人物がそのような感情を抱いたのか、なぜそのような関係になっているのかといった
「過程」の描写が極端に少ないため、展開に強引さを感じてしまいます。

ヒロインは主人公を好きになるのが前提であったり(理由は後になって一応明かされますが)、
昔見捨てたプレイヤーともその後の関係は良好であったり、
過去の傷を抱えている主人公が突然それを乗り越えたり。

Web版は読んでいないので、続編や外伝として明かされる部分については分かりませんが、
心情描写や人物の関係については、もう少し加筆・再構成の余地があったのではないかと思います。

中盤からは同じような表現を繰り返し使われていたのも残念。
特に「確実な速度で」という妙な表現は4,5回も使われていて、
前半の丁寧な描写との落差で少し興醒めしました。



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アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)

川原 礫 
アクセル・ワールド〈3〉夕闇の略奪者 (電撃文庫)
定価:¥ 620
新品最安価格:¥ 620
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クチコミ情報

続巻を早く出して欲しいです

『デブでいじめられっ子な主人公』が活躍するというのが売りのようですが、個人的にはこの手のハーレム系主人公の中では非常に好感がもてます。大切な人の為に努力を欠かさないハルユキにはぜひむくわれて欲しいです。
…それだけにこの巻の引きはかなりえぐい。カバーイラストのさわやかさはトラップなので気をしっかり持って読んでほしいです。

『心意システム』の登場は少し早すぎたように思いますが、どこまでも広げられそうな世界観を前進させる意味ではよかった……のかな?

とにかく『続巻早く出てくれ!!!!!!!!』


台無し

展開云々じゃなく根本ひっくり返してしまっては話にならない。
深い話と思わせようとして失敗したのだろうか?
中学生がゲームの中で成長していく話だったらもっとさわやかでもよくないか?
今回の敵キャラは明らかに薄っぺらな悪役…あれを見たら急に冷めてしまった。


ねちっこくて嫌な敵

人を罠にかけ、弱みを握ってゆする、ライトノベルには珍しい敵が登場します。
実に嫌な敵です。
大人の小説ならば、エロがらみの展開となるところですが、ライトノベルでは、今後どのようにさばくのでしょうか。最後の引きが、エロがらみでないことを祈っています。

「心意システム」について、私は大して気にもなりませんでした。
ゲームと縁遠いせいかもしれません。

今回は批判の方が多いようですが、好みの問題です。
個人的には十分に楽しめました。


結構楽しめた

正直なところ1〜2巻に関しては中二感(?)が少し鼻についてしまい、素直に楽しめなかったのですが
この3巻は、いい感じにその中二感が薄れてきているのでかなり楽しむことができました
その辺が気に入らないという理由で、購読を倦厭されていた方はこれを機に是非

また他のレビューでも取り上げられている「心意システム」ですが
個人的にはそれを含めて面白かったと思います
ただ確かにパワーインフレ起こしそうな予感はプンプンしている上に
既存のキャラや設定が過去の遺物同然になってしまうという懸念も事実で、そこは自分も読んでいて感じました
このまま「心意システム」を軸に話が進んだら正直興ざめです

しかしこの3巻そのものは、それなり以上に楽しむことができたので
「心意システム」に対する懸念を吹き飛ばす、冴えた展開への期待を込めて、この評価とさせていただきます


未知数の巻


まず、新登場の悪役キャラの徹底ぶりに、途中、希望を失いかけました(笑)
主人公とその仲間よりも、何枚もウワテに思える狡猾な相手です。
先輩にも頼れない中、もがくハル達…。このままやられてしまうのか?!
いや、本巻は、次巻以降で展開されるであろうカタルシスをより鮮烈にするための布石となる、
一時的な鬱屈の章だったのだろうと想像します、勝手な期待も込めて(笑)

また、新しく「心意」というシステムが出てきます。
しかし、攻撃方法として用いられたのはワンバトルだけであり、
「心意技のロジック」なるものの全容は明らかにされていないように思います。
この使い手は何ができて、何ができないのか、技はどんな相手にも通じるのか、その可能性と限界如何。
今の所、多くのことが未知数です。これから徐々に明らかになるものと思いますが、
その間読者が自由に想像したりするのも、連続小説をリアルタイムで追いかける楽しみの一つと思います。

さらに、色んな意味で衝撃のラストが待ち受けています(笑)
海外ドラマのシーズン終わりのように、予想外の展開が一瞬だけ垣間見え、全米が驚愕した所で幕が閉じられます。
もし面白くなかったら続きもさして気にならないもので、すごく気になるというのは
やはりそれだけおもしろいということだと思います。
待つのがNGな方は、次巻が出てから、あるいはシリーズが完結してから読むのが無難かもしれません。
逆に、じらされるのが平気な方や、ちょっとM入ってる方、むしろ続きを待つ楽しみができるなんていう猛者は、お試しを。
とりあえず、続きを読むまで死ねない!というのが一番の読後感です(笑)



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ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)

川原 礫 
ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)
定価:¥ 620
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素人と玄人の間の話も面白い

本作は、外伝です。
1巻ほどシビアな物語はなかったように思います。

しかし、ソードアートオンラインにおいては、
私はこちらのほのぼのとした作品の方が好みです。
力ばかり求めるプレイヤー以外にもスポットライトを当てる。
とても大事なことだと思います。

もちろん、力ばかり求めるプレイヤーの話も好きですが。
次巻はそちらを期待してます。


1から読むべし!

外伝ものですが、この小説自体が面白い。
設定が作り込まれ、現代風ファンタジー好きなら違和感なく読めます。

是非ともHP掲載され、今はおろしている他の話もはやく本で出してほしいと思うくらい。

他の架空オンラインゲームを題材にした話が好きな人にはとにかく1巻から読んでほしいです。


外伝だけど重要かと。

オンライン時代から読んでいます。
外伝の短編集だったのでちょっとがっかりされている読者のかたもいらっしゃるかと思います。アスナも4話中1話でしか活躍しませんし・・・。
しかし、続編に登場するキャラクターたちとのエピソードなので、本編の続編より先に出るのはしかたないかと思います。
外伝と聞いて読むのを躊躇された方には、絶対に続編を読む前に押さえておくことをお勧めします。
でないと、続編で「あれ、この子だれ?」ってことになると思います。


レビューのようなもの

時系列的には全て1巻の開始前からの話でしたが、より世界観を深めることが出来る良いものだったと思います。
何故いきなり外伝?と思う方も多いでしょうが一応3巻以降のストーリーにも絡んでくるようなので外伝は読まなくていい、という方も買われることをおすすめします。


この作者さんは続編になるとクオリティーが・・

一巻目が面白かったので、二巻目をアマゾンで見たときは迷わず購入ボタンへ手が伸びていました。

感想・・・・すこし期待はずれでしたね。一巻の続編と思いきや、短編集、少しくらいはその後の展開を示唆する程度の話はあっても良かったと思っております。

短編集に関しては、一番最後のものが非常に良かったです。ちょっと鳥肌立つ程度には感動しました。ただ、3番目のものの展開がべた過ぎて、思わず本を閉じて閉まったほどです、まあ最期の短編は非常に読む価値がありましたので、一巻呼んだことのある方は購入することをお勧めします



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空ろの箱と零(ゼロ)のマリア (電撃文庫)

御影 瑛路 
空ろの箱と零(ゼロ)のマリア (電撃文庫)
定価:¥ 641
新品最安価格:¥ 641
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新触感

僕は今まで結構な量のラノベを読んできたつもりですが、その上でラノベに対して抱いたイメージは 作品を構成するのはおおよそ登場人物のキャラクター性である ということです。 勿論僕が読んできたものからのイメージなので偏見もあるかもしれませんが…。 しかしこの作品においては、純粋にストーリーにより作品が構築されていると感じます。いい意味で‘ライト’ノベルらしくないこの作品、ラノベに興味がない方、ラノベに食傷気味になっている方是非お勧めです。


起承転転転転結くらい

もう数多くのレビューがあるのでいらないとは思いましたが、読み終わりの興奮から書かずにはいられなかったので書こうと思います。

『ひたすらに騙される』、これに限ります。Aと思ったら騙され、Bと思っても騙され、挙げ句はCと思っても騙されます。これは繰り返しだからこそできる騙しのラッシュです。しかもその騙しがイライラこない。むしろ『やられた〜!』といった気分になります。雰囲気では『ひ○らし』に近いかもしれません。まあ、出てくるキャラ達はあくまで普通の高校生ですが。

そして、私がこの作品で好きな理由は『人の内面』に重みがあることです。確かに『騙し』はありますが『トリック』ではありません。殺したりする方法は単純。あくまで人と人との関係で『騙す』んです。そういう意味ではライトノベルとちょっと堅いミステリーとがとてもうまく組み合わせられていると思います。

でもやっぱり人によってはちょっと理解が難しいので文章を読むのが苦手な方はやめた方がいいかもしれません。ですが少しでも耐えられるというかたなら、是非とも読んで欲しい作品です。


すげぇ!

久しぶりにラノベを読んで震えた
完璧に構成された世界観がすごい!


カオスな本です。

御影瑛路の本と言うわけで買ってみました。

内容は、とにかくカオス。
「僕らはどこにも開かない」にも
劣るとも劣らないスケール(カオス)で、
御影瑛路のすばらしさを改めて実感しました。
カオスな人は、是非買うことを勧めます。


作家として進化してる……

御影瑛路さん3年ぶりの新作
「僕らはどこにも開かない」では粗削りながらも独特の雰囲気に魅了され、
「神栖玲奈はここに居る(散る)」ではストーリーの繋がりが上手くなっていて、期待度アップ
そしてこの「空ろの箱と零のマリア」では文章が読みやすく、かつ独特の雰囲気は残したままで明らかに進化してます
ループ物はネタが出尽くした感がありますが、二転三転するストーリーなのでそれも忘れるぐらいです
展開が予想の斜め上にいっていて、本当の最後まで騙されまくりました
読者をミスリードに陥れる、という文章の書き方をうまく使っていると思います
御影瑛路さんの前作品までの粗削りな部分がまとまっているように感じます
吹っ飛んだ中二病がなかったのは個人的に残念ですが、御影瑛路初見の方にもオススメできる本です



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パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)

静月 遠火 
パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)
定価:¥ 578
新品最安価格:¥ 578
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SFミステリ

切ない青春恋物語が読みたくて購入。

――が、
どうやらミステリーに重点を置いているようで驚いた。
あんな平和そうな表紙なのに…

絶対に会えない二人が起こした奇跡、それなのに妙に現実めいていてそれほど欝にならずに済んだ。

読みやすいし、ちょっとでも気になるなら買うべき。


オタクに媚びてない作風

電撃受賞作ということで購入を決定しました。女流作家というだけあって、ミミズクに通ずる描写の繊細さが光ります。
並行世界独自のトリックも良く出来てるなぁと感心しました


丁寧に紡がれた良作

パラレルワールドを軸とした青春SFミステリ。

携帯電話だけで互いを想う少年と少女が繋がっているという設定が非常に秀逸であり、また魅力的。
恐らく二人の年代にとってはあって当たり前のものだからこそ、何気ない会話や些細な喧嘩が非常に重たく、二人にのしかかっています。

恋愛モノの視点から見ると、ネタバレになるので詳しくは書けませんが、プレゼントを渡すシーンや、マックでのシーンなどは、読んでいて切ないものがあります。ラストの綾の淡い心情描写などは特にいい。それぞれ設定をきちんと生かしているあたりがうまいですね。
また、最後にお互いの世界の繋がりが拍子抜けするほどあっさりと途絶えてしまったのも、個人的にはかなり好みです。

ミステリモノとして見て行くと、携帯電話を通じた捜索や、お互いの世界の違いを探っていく過程など、ミステリとしての枠組み作りにも積極的に用いられており、この辺は頑張っているなあという感じ。序盤から張られていく伏線も、とても丁寧です。
ただ、張り方が丁寧すぎて「ああ、これ伏線だな」というのがほとんど解ってしまうのはちょっといただけません。
また、この作品の軸となっている「パラレルワールド」という設定は、ミステリ的にはほとんど絡んでこず、この設定がなくても謎解きは十分可能であり、そこら辺は大きなマイナスだと思います。
ミステリとしての構成、伏線の回収などはとても丁寧で、それ単品でもいい感じなんですが、この作品の売りであろう「携帯電話でつながった並行世界」をミステリにしっかり絡めてくれないと、こちらとしてはちょっと消化不良の感が否めません。

しかし、これがデビュー作という事で、これからの活躍に非常に期待が持てる作家だと思います。
とりあえず次回作は買いですね。期待してます。


話題の第15回電撃大賞、の金賞

『パララバ―Parallel lovers』です。パラレルラバーズの略です。
高校生の恋人が、平行世界に分かれてしまい、その中で、自分が殺された謎を解く、という話です。青春恋愛小説かと思っていましたが、たしかにその要素はありますけど、ほとんど謎解きミステリです。

登場人物が、主人公と、恋人と、ラメル先輩以外はあまり印象に残らず、なので最後の犯人捜しの時に説得力を持ちにくかったです。口絵カラーイラストも三人だけですし。
あまり頭が良くなさそうな女子高校生主人公の語りという文体が、内容とちょっと乖離を感じるというか、作者は文章力はあるのだろうけど、それが殺がれてしまっている感じも受けました。
途中の展開が、頭よくなさそうな主人公の行動だから仕方ないとはいえ、主人公がピンチに陥るためにわざわざ不自然な行動をとらせているご都合主義が臭いました。
友人の言動や、ラストの展開など、あまり気分の良いモノではなかった部分もありました。
謎解きとしては、細かな伏線回収については良かったと思いますが、総じていえば普通。ただ、これならパラレルワールドであるということが、ちょっとしか活かされていないようにも思いました。

総括としては、冒頭の引き込みはなかなか良かったですが、ミステリとして謎が解けた時に読者が感じる爽快感、読み終わった時の読了の余韻などでは惜しいです。単発作品として、それなりに楽しめるとは思います。


パレルワールドから電話がかかる

パラレルワールドから電話がかってくる話です。
一方の世界では彼氏が殺され、一方の世界では彼女が殺される。
それぞれの世界では自分は生きているんですけど、電話でしか繋がらない世界観で犯人探しが始まります。
ミステリーとしての謎解きやトリックはよくできているのですが、最初にぶっちゃけた設定。
パラレルワールドの有効性や謎解きが、ストーリに反映されていないので残念に思います。
最初の引張りはいいんですけど、最後にあれ?・・・って感じですね。
なんと言うか物足りなさが。そのへんでもう少しアイデアを絞れば大賞だったかもしれません。
悪くはないんですけどね。ラメルさんとかいいキャラですし、最後に突然現れるシーンは、なかなかやられた感がありました。



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ロウきゅーぶ! (電撃文庫)

蒼山 サグ 
ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
定価:¥ 599
新品最安価格:¥ 599
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バスケの話なのに・・・

買うときはバスケだとは思いませんでした。PCで評価を見ずに買った本ですからwww
まず絵がてぃんくるが書いているところに注目です。登場人物が小学生というのが人によっては買う気をなくすかもしれませんが
話を読めば電撃大賞の銀賞をとった事がわかります。読みながら手汗握りました。
ヒロインのキャラバランスもちょうどいいです。女子小学生の気持ちなどもよく書かれていて読みやすく心に伝わりました。



いいじゃんいいじゃん!!

バスケと萌(恋愛)の比率が非常に絶妙。
これがこの作者の初陣らしいのですが、これからにとても期待出来ますね。
てぃんくるさんのイラストも非常に素敵ですし。
良いと思います。


まさにライトノベルのスポーツもの

ところで、ライトノベルにスポーツものというのはどれくらいあるのでしょうか?

中にはアニメ化したものも確かにはありますが、やはりライトノベル全体ではスポーツものは少なく、特に球技は学園もののサブエピソードなどで扱われるのみがほとんどだと感じます。

その点、本作はバスケという題材をチョイスしておきながら、選手は小学生が5人。突飛な設定ではあるけれど、言い換えてみれば、これは非常にライトノベルらしいテイストだと言えます。

萌えあり、燃えありと、スポーツラノベの雛形になりうる作品だと感じました。


普通に面白かったです。w

ヒロインが小学生5人と言う壊れた設定ですが
かなり売れてるそうです。それこそ大賞のアクセルワールドに迫るくらい・・・。
この国のかたち・・・司馬遼太郎先生!!!どうなるんですかー?この国はぁあああああ!!!



「ロ」

『ロウきゅーぶ!』です。
煽り文句は「ロリ」、イラストはてぃんくるということで、まあそっち方面の興味で買う人も当然いると思います。
巻頭カラー口絵はヒロイン5人がメイド服みたいな格好をしているし(本文中でホントにメイド服着ています)、本文冒頭は男子高校生主人公の一人称が必要以上に饒舌で回りくどくてウザいしで、どうなるかと思ったのですが。
主人公が成り行きで、小学校の女子バスケットボール部の臨時コーチになってからが、この作品の中身です。タイトルは篭球部という意味だったのです。

この作品はスポ根です。ロリとかなんとかは飾りです。
スポ根としては王道です。そう言った時点で大部分ネタバレになっちゃうのですが。
個性的なメンバー5人で構成される弱小女子バスケ部が、強豪チームと試合をすることになって、熱戦を繰り広げて、追いつめて。
そんな中で、バスケへの熱い気持ちを失いかけていた主人公が再生する、というものです。
最後のパスを出すシーンは、かなりウルっときました。
敵役の竹中も、熱いスポーツマンで、敵だけど憎めないいいキャラです。その分カマキリはほんとに敵役となってますけど。

バスケがメインになってからは、文章もウザくなくなり、またイラストでも最初のみほ姉とか最後の方の入浴シーンとかサービスも多いです。
・スポ根好きの方
・てぃんくるのイラストが好きな方
・ロリが好きな方
にオススメです。冒頭の文章がつらかったので★4で。



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俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)

伏見 つかさ かんざき ひろ 
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈3〉 (電撃文庫)
定価:¥ 599
新品最安価格:¥ 599
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第3巻を読んで感想

1〜2巻が面白いのは、今や当たり前になっていますが3巻以降が正念場とも言えるでしょう。
この3〜4巻は、桐乃(妹)以外で1〜2巻に登場していた周囲の人間と京介の関係をじっくり書き込んでおり、この作品の世界観が伝わる様になっていました。ドタバタコメディーと言った面白みも十分発揮されているのではないでしょうか。3巻4巻共に是非お勧めしたいと思います。俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)


ひさしぶりに泣けた。

普段必死こいて周りに気を遣って、見栄っぱりで、意地っ張りな子が
素直に本気でうれしがってる描写に泣けた。
言葉は悪いというか、悪すぎだけど本気で覚悟きめてがんばってるやつなんて
どこの世界だって内心こんなものだし、そして内心だせないものだし
そういうの出せる居場所を見つけた、兄妹2人でつくりあげたっていう軌跡や想い入れに
まじ萌えたし、感動したし、うらやましいと思った。
一巻から読んで間違いなく三巻が山場だと思うし、4は佳境過ぎって感じです。
オタクとかリアとかエロゲーだとか、ツンデレだとか
そんなものどうでもいい概念だと思える作品だとおもいます。
ってか、そんなことにこだわってたら読める作品ではない。。。


ツンデレ兄妹とはいえ…

2巻よりは面白くなってる。相変わらず、妹のトラブルを兄が解決するという内容なのだが、「兄が妹を嫌いである」という設定はどこへ行ったという感じである。兄が妹に絡まないと話は進まないのだが、それなら兄が妹を嫌いだという設定は必要ないしその設定のおかげで話が面白くなっているわけでもない。むしろ不快。リアルにシスコンのようである。
ただ、黒猫は可愛いし幼馴染も可愛いのでよしとする。妹は相変わらず性格が悪い。てれ隠しと言うレベルではないですね。


もっと苛めを

今回はケータイ小説(読んだこと無い)でも頭角を現した妹に”取材で”プレゼント/ラブホ同伴を強要?されたものの妹の頑張りにまた感銘を受けた兄貴が、著作を横取りされた妹の為にオタク仲間?と立ち上がる・・・といった話でしたが、私的には黒猫の”妹化”というのが大事件でした。次巻以降にも影響を及ぼしそうな展開で「御婆さん属性の幼馴染」との対決がありそうで楽しみ?です。それにしても何故こんなに面白いのか?兎に角もっと続きを読みたい!

これは良い作品ですね

実は1,2巻を買わずに買おうとしたこの3巻。
友達に止められて1巻から買いましたが、とても面白いです。
たぶん3巻から買っていたら、話の概要は分かるでしょうがこの作品の奥深い面白さは分からなかったと思います。

妹持ちの兄(姉もかな・・・?)なら本当に主人公の気持ちが分かる作品ですね!



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ラプンツェルの翼 (電撃文庫)

土橋 真二郎 
ラプンツェルの翼 (電撃文庫)
定価:¥ 599
新品最安価格:¥ 599
『ラプンツェルの翼 (電撃文庫)』の関連商品を見る
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全てがぼんやり

作品の内容については他の方を参照していただくとして、
小説作品としてはガッカリする出来でした。

イメージを形作るための情報量が少なく、特に気になったのが情報の後出し。
読んでいて浮き上がるイメージが後から書き換えられることが多々あり、
最後の方には不快感さえ覚えました。
場面に対する描写、文章力は商業作品として疑問を持ってしまうくらいです。
登場人物の心理描写についても同様で、読み取るには相当な読解力が必要かと。
これが作者の味と言えばそれまででしょうが…

作品世界のディテールは好きですが、現実に対する補完が難しい設定。
完全なファンタジーとして読むならば楽しめます。
ギャグ色が強いならノリで許されるところでしょう。

厳しい評価となってしまいましたが、個人的に合わないところが大きいです。
ミステリーなど理詰めが好きな方には難しいかも?
気楽に読む娯楽作品としてなら★3つくらいです。


ライトノベル

私は比較的王道のラノベしか読んだ事がありませんでしたが表紙の絵に惹かれて初めてこの作者のものを買ってみました。正直話の起承あたりは説明は多いし、主人公はさめてて無感情だったりで不満でしたが転結は比較的スピード感もあり、「あっ」と思う話の展開があったりでなかなか良かったです。細かいことですがヒロインの微妙なギャグも個人的には好きですね。ただちょっとライトノベルというのにどこかグロテスクでホラーを見ている居心地にもなり、ぞっとする描写もあったりで恐さも感じました

肩のこらない娯楽作品

2時間限りの現実逃避として読むには、なかなか楽しめる作品でした。

他のかたの意見が辛口なのは、作者の前々作・前作と比べて今回はどうも、ということのようです。満点の答案を見た後では、70点の答案は、物足りないのでしょう。
幸か不幸か、私はどちらも読んでいないので、先入観なしで評価できます。

美少女・格闘・ゲームなど、男子好みの食材を、手早く調理して、軽いスナックに仕立て上げる手腕はなかなかのものと思います。娯楽小説としての合格点は楽々とクリアしてします。
欲を言えば、クライマックスからラストにかけて、ちと腰砕けになっているのを改善してほしい気がしました。





いつものアレ、ではあるが

定められたルールがあり、危険を伴うゲーム(今回は「プログラム」)の様子を描くというところは、他の設定の違いはあれ、土橋さんの著作に共通するところです。
こういう作風をしたときの土橋作品の一番の魅力はプレイヤー同士の駆け引きだと感じているのですが、今作は終盤の展開が駆け足で、駆け引きの要素が今までのシリーズに比べると薄めなのが残念でした。

危険なゲームという強烈な「らしさ」は残っているものの、その最大の魅力である駆け引き部分が薄いため、作品としての魅力は今までより少し落ちてしまったように感じました。
また土橋さんの今までの著作はすべてこういった雰囲気を持つ作品のため、既存のシリーズでないならいっそのこともっと大胆に毛色を変えても良かったのでは、とも思います。

この作品を読む前から「階段」シリーズのファンであったため少し辛口なレビューになりましたが、数多くあるライトノベルの中のひとつとしてみれば出来は決して悪くないです。
特にラストシーンは(ややご都合的な匂いがする部分もありますが)爽やかで、読後感は良いです。


オマージュ?パロディ?

今から20年近く前になると思いますが、当時アフタヌーンに連載されていた『寄生獣』という漫画に
モチーフ、テーマ、世界観、ストーリー、キャラ設定、セリフ等、非常に似通った部分が多く感じられました。

どこかで聞いたような話、ありがちな設定、お約束の展開等があったとしても
自分は抵抗が無く読めるというかむしろ好物な方ですが、
ここまで1つの作品に似ている部分が多いと正直さすがにどうかと思いました…



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クチコミ情報

ごみ

電撃受賞作とうことで購入。
これは酷い……
視点がころころ変わって意味が解らない……爺の語彙が難しくて読む気が失せる……そもそも爺の一人称ってどうよ?
個人敵にはマイナス付けたいくらいの駄作でした。ハードカバーで出せば評価は変わったかもしれませんが……


甘くないスィーツもの

四賞受賞で話題。半年かけて読んでみた。
先ず、それぞれの作風がかなり違い、
作風と言うかテーマなのかもしれない。
それがいい意味で節操なく幅広さが際立つ。

本書で言えばファンタジーやラブリーな要素より
現代社会の問題をしっかりと盛り込んでジャンルレスな味わい。
金融ものと言えば『狼と香辛料』がすぐ浮かぶが
その点でもあちらのファンタジー世界と違い
現実の闇社会に即していて住み分けられている。


規格外?

電撃大賞銀賞受賞作とのことですが
どうやらライトノベルらしからぬとのことなのでその辺りはわかりかねるけど
僕のように著者の他の作品が好きで手を伸ばしてみようかという人は裏切られることはない。
群像劇としてはよく捌けているし、二転三転の具合もいい。
意外な人物が意外なところで関わる面白さがある。
「◯◯って知ってるか?」と振っておいて攻める小夜のセリフが小気味よくて笑ってしまった。


ヘイ、タクシー

闇夜を飛び回る小夜。
マントもコウモリも登場しない。タクシーに乗って飛び回る。
4っつの物語が入り乱れて小夜を介して一本につながる。
それぞれのイラストで章が別れていて迷うことなく
しっかりとついていける。

金貸しで生意気な娘と思っていた小夜が
本当に貸していたのは世の中を渡り歩いていくための力だった。
思わずニヤッとしてしまいました。
私個人はフランケンシュタインの人と狼男の人が
特に応援したくなった。
面白かったです。


読む価値はありますが万人向けではないです

 なにしろ筆力が圧倒的です。
 新人賞3冠は伊達じゃないです。
 ラノベはレベルが低いとかよく言われますが、本作についてはそれが全くあてはまりません。
 ただ闇金融という題材がラノベとしては中途半端感はあります。
つまりラノベ読者に対してはちょっと高年齢向けで、一般エンタメ読者に対しては低年齢向けです。
 受ける層はラノベ好きの20代限定といったとこでしょうか。
 あと、ラストはぐだぐだです。



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