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クチコミ情報
なんてったって村上春樹さんです。 ぼくが村上春樹さんにのめり込む原因となった、問題作。傑作です。ながいけれど、長くない。文章もどこかゆとりを感じて、固くなく読みやすいです。でも、内容がというか質が多岐に枝分かれするようななんとも表現しにくいそこが、素敵で尋常でない村上ワールド。新しいんだか古いんだか甘いんだか辛いんだかとにかく、味でいったらぜ−んぶはいってますぜ。へへっへ、旦那。てな具合でしょうか。
ブックオフとかに春樹氏の本は、あまりない。もう一人の村上氏は、山のようにあるのに。
そう、僕みたいにみんな自分の書庫に好きな人は、必ず取っておいて、春の雨の夜なんかにふと読み返したりする、そういう大切なあまり多くいない、作家さんです。
多分、そう目に見えないところに凄いパワーが、この作家さんの本には宿ってるんだと思います。
最高ですかなりの長編にもかかわらず、一気に読まずにはいられない面白さがあります。
村上春樹の独特の世界観といいますか、
とにかく常人にはおよそ想像のつかない
物語や出来事が繰り広げられるのです。
読み終えても不可解な部分は多いのですが
謎解きを考えるのではなく
流れるような言葉で繋がれた物語を
ただただ追うことに楽しさがあります。
装丁のいい本だったのに・・・クロニクル、お前もか!あああ・・またやられました。村上春樹の単行本「ねじまき鳥」の画像がない!何故なんだ!どうしてか?わからない。この本結構きれいな装丁の豪華本だったんですよね。プラスチック様のカヴァー付きでバリ島の「ペリ・ルキアン美術館」の何とか言うタイトルの難しい絵画を使った、不思議な鳥と森に生い茂る木々や花々?を妖しく描いた大変に凝ったデザインだったんです。ちなみに同時出版された第二部はゴールドでこちらはグリーン。綺麗だったのに〜・・・
第一部は例の加納マルタ・クレタっていう姉妹が出て来る事もあり、この本のデザインは実に洒落ていました。後の「レキシントンの幽霊」とか「スプートニク」に比べると格段に存在感がありました。
まあ、こういうところにも作家本人の著作への入れ込みが窺い知れると思います。上に引いた中篇短編は作家にとって所詮装丁にある程度と思うと、下手な書評を読むよりずっと中身について作家がどう思っているかがわかります。
思っていたよりエグイ、思っていたよりアツイ、思っていたよりコイ今まで読んだ中で一番長かった本はどれくらいの量だったかといえば おそらく400ページ前後ではなかっただろうか。 しかしその僕が何の抵抗もなくこの1200ページにも及ぶ長編を読めた事に驚きを感じてしまう。 この作品で長編のおもしろさを初めて知った。 むしろ長編が大好きになった。 初めの数ページを読んだだけで「なんだこいつは?やばい!」と思い一瞬にして村上ワールドへと誘われてしまっていた。 本当にこの人の文章はすっと心に溶け込んでいく。 読みやすく、それでいてリアルに情景が頭に浮かんでくるのだ。 これだけすばらしい文章を読んでいると今までどれだけ 自分のことを言葉で表現するのが下手だったのかが分かる。 そしてこの本に出会って今までよりは少し表現するのが 上手になったような感覚を覚える。 また自分の人生の目的とは何か? 人間の中に潜む暴力性、愛することのすばらしさ、 我々の世界の成り立ち等様々な示唆を与えてくれる。 暇ですることがなかったからたまたま読み始めた物語だったが 読み終えてこの人の作品に出会えて本当に良かったと思う。 これから他の作品にも目を通さずにはいられない。
次の展開が早く知りたくなる傑作次の展開が早く知りたくて途中でやめるのがとても難しい本でした。満蒙国境で間宮中尉が遭遇した事件の描写は、モンゴル人に対して一生消えない偏見を持ってしまいそうでショックでした。読みやすさとテンポのよさを持ちながら、音楽やファッションや歴史についての該博な知識を背景に感じさせる文章はすごいと思いました。2部、3部の展開に期待してます。
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