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まちんと (新編・絵本平和のために (1))

松谷 みよ子 司 修 
まちんと (新編・絵本平和のために (1))
定価:¥ 1,260
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昭和二十年に生きた少女の物語

少ない言葉と、ページ一杯に描かれた絵に心を打たれます。
爆弾とは、核とは何なのか。その具体的な“一つの答え”が、えがかれています。
これは児童向けの絵本ですが、大人の方にも是非読んでいただきたい本です。


みんな知っています。

広島の子供はみんなこの絵本を知っています。広島原爆についての絵本の中では一番著名です。読んでると悲しくなってきますが、この様な事が二度と起こらないように心から願う次第です。

白無垢

オレンジ色が印象的な絵本でした。原爆のお話です。
私は初め「まちんと」は表紙の子供の名前だと思っていましたが、
ある意味を持っている言葉でした。
とても考えさせられました。
この絵本を読むと、戦争は本当に愚かしい行為なのだと、つくづく思います。
人が人を殺す、というのはこんなにも大きな絶望を生むものなのです。



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かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)

土家 由岐雄 武部 本一郎 
かわいそうなぞう (おはなしノンフィクション絵本)
定価:¥ 1,155
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「戦争は悲しい」だけ?

「戦争は悲しい」。そりゃそうです。
でも、じゃなぜそんなに悲しい戦争がいつまでたってもなくならないでしょうか?
それを子どもにも見せなければいけないと思います。

赤信号は止まれ。子どものときは絶対です。
でも大人になると臨機応変。
子どもにはあんなにうるさく言うくせに大人はみんなホイホイ赤信号を渡っちゃう。
「それが大人の世界というものなのよ。」

嘘をつくな。子どものときは大人にしつこく言われます。
でも大人はあっちこっちで嘘ついてばっかり。
「それが大人の世界というものなのよ。」

戦争は悲しい。子どものときそう教わります。
でも世界は戦争だらけ。
「それが大人の世界というものなのよ。」
?????

違うでしょ〜。
戦争を理不尽な大人の世界のものにしてはいけません。
戦争が起きるさまざまな理由、戦争を起こしたい人たちの存在、暗い面まで含めて子どもにも説明していかなければなりません。

そして、戦争の種は私たちの中にもあるということも。
例えば、人間の他者の悲しみに対する鈍感さ。
人間は直接目にしなければ人の悲しみになど気付かないまま飛行機から地上を爆撃することもできる鈍感な存在なのです。

私たちは、他者に対する鈍感さゆえ日常的に殺人に加担している可能性すらあるのです。
例えば、私たちが日本で安くておいしいものを食べている一方、
世界のどこかでは日本に輸出する食物を生産する農園で幼い労働者が過労で死んでいっているのかもしれない。
それに気付かず「お!今日はバナナが安いわね〜。」と喜んでいる私。
鈍感な間接的殺人者とも言えます。

私の中にもあなたの中にも戦争はくすぶっている。
その戦争を消し止めるには、遠い国の誰かの悲しみが想像できるだけの想像力と思いやり、そして正確に想像できるだけの知識が必要なのです。

そんなことを息子にはわかってほしいなと思うのですが、まだ小さいのできついか。

この絵本が子どもの反戦入門書だと思えば「悲しい」だけでいいのかもしれないけど、
もうちょっと違うアプローチもあるんじゃないかなと思いました。
ま、これは昔の絵本ですから仕方ないけど。
現代にふさわしいものも読ませたい。


しーんと・・・

子どもと本に関わる仕事をしています。
長い本を読み聞かせしていると、必ずどこかで飽きてきて、ごぞごぞと一人遊びをしてしまう子どもたち。集団に対して読み聞かせを行うときは、全員の子達が、静かにじっと、お話を聞いてくれるということはまれです。

しかし、戦争を学習し始めた小学校3年生に、この本を読んだとき。

物音一つしないくらいに、部屋の中がしーん・・・としました。
みんな、とても熱心に聞いてくれました。
有名なお話なので、「その話知っているしー」と言っていた子も、いつのまにか熱心に、お話に耳を傾けてくれていたのです。

子どもにとっては、兵隊が何千何万と死に、なになにという爆弾が落とされて・・・という具体的な戦争の悲惨な話はどこか現実とはかけ離れた絵空事に聞こえがちです。ましてや小さな子どもには戦争に関連する本はどれも難しく、想像するしか、戦争を知る方法はありません。

しかしこの『かわいそうなぞう』はちがいます。動物園でゾウさんを見たことがある子もいたのでしょう。そのすがたを身近に感じているだけに、ぐっと心に食い込むのです。辛い、かなしい、と顔をしかめ、涙を流す子もいます。読んだあとも、いつもならすぐに立ち上がる子どもたちが、じっとしばらくその場にとどまっていました。

この絵本は大変古く、絵も昔風で、ふだんなら誰も興味を払わないような装丁です。
しかしひとたび表紙を開けば、そこには、頭に訴えるのではなく、じかに心へと響くかなしいお話があります。是非、手に取り子どもたちに伝えてあげてください。


アメリカでこそ読まれるべき名作−−戦争を語ろうとする大人への優しさを持った絵本

 子供に戦争を語る事は難しい事です。戦争の悲惨さを伝える事はもちろん大切ですが、現実には、幼い子供に、戦争の残酷さを全てありのまま語る事は出来ません。又、戦争の責任が誰に有ったのかと言ふ議論はもちろん大切ですが、その事を切っ掛けに、子供が他国民に憎しみを抱く事は良い事とは思へません。そうした、戦争を語る事の難しさの中で、この本ほどの本が有るだろうか、と思ひます。この本は、そうした語る側の大人たちへの優しさをも兼ね備えた本であると、私は思ひます。本書が、多くの国の言葉に訳され、世界中で読まれる事を願ってやみません。

(西岡昌紀・内科医/東京大空襲から62年目の日に)


共感と涙とを生む本

 戦争の厳しさは子どもには伝わりにくいものかもしれません。しかし象という子どもに人気のある偶像を主人公にすることによって、戦争の辛さが実感として伝わるのではないでしょうか。私は素直に感動できました。戦争の辛さ、厳しさを直接伝えるのではなく、間接的に伝える。教科書のように事実を一定の側面から伝えるのではなく、事実について考えさせることができる良い手段であると思います。

 動物園の職員への共感は、本書を読めば誰もが持つものであり、そして同時に象への同情を生むことになります。
 とても良い本でした。一読の価値・・いや繰り返し繰り返し、子どもが寝る前に読んであげたい本の一冊です。


4歳児も感動しました

小学生の頃にものすごく泣いた本だと記憶していました。
対象年齢が4~6歳となっていたので、4歳の息子に読み聞かせのために購入しました。戦争について詳しく説明したことがないので、戦争中になぜ、動物園の象を殺さなければならなかったのか?ということが理解できるかを若干心配しました。読み聞かせているつもりが、読み手の私が「飼育係の人の前で、やせ細った2匹の象が一生けんめい、芸当を見せたシーン」で涙、涙になってしまいました。
読み終わったあと、息子は、この長いストーリーをかみしめているようで黙っていました。(コミカルなストーリーの場合は、すぐに何か感想を言いたがるのですが)
「なぜ、爆弾を落としたりしてくるの?」とポツリと一言。
4歳児でも、十分、内容を理解することができました。
今も、世界のあちこちで「戦争」は続いています。
この話を通じて、少しでも「戦争」は悲しいことを理解してほしいなあと思っています。



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ひろしまのピカ (記録のえほん 1)

丸木 俊 
定価:¥ 1,575
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とてつもないインパクト

他の遊びに夢中になっている娘に「本を読んであげるよ〜」といっても普段は上の空で聞いたりして全然ダメなんですが、この本を読み始めた途端、いつの間にか隣で真剣に聞き入っていました。
例え子供でも真実の物語のインパクトは強烈なものなのでしょう。
「戦争って怖いんだよ」「戦争はいけない事なのよ」と言ってみても子供にはなかなか深いところまでは伝わりません。
でも、この絵本を読み聞かせるだけで全てが理解されます。
戦争を知らない親子で語り合いながら読みたい絵本です。
しかし、ちょっとインパクトが強すぎるので与えるのは小学生からがいいような気がします。


目に訴えてくるつかえる想い

字を読まなくても、視覚的に原爆の恐ろしさ・悲惨さ・怒りを訴えかけてきます。絵の中に、人々の苦しみや、戦争の悲惨さ・やり場の無い怒り・胸につかえる想いが閉じ込められています。平和の大切さ、今の私たちがどんなに幸せかをよくよく心にとめておくべきだと悟らされます。


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ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)

あまん きみこ 上野 紀子 
ちいちゃんのかげおくり (あかね創作えほん 11)
定価:¥ 1,365
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何回読んでも涙が...

この物語は何回読んでも涙が出てしまいます。
戦争により小さい命が消えていく物語ですが、
何回も読むともうこの世にはいないお父さんとお母さんが
空襲で逃れるとき、家族を捜し家へ帰るとき
誰かの手を借りて、ちいちゃんを守ろうとしてるように感じます。
死してなお我が子を守ろうとするかごとく
でも、まだ小さいちいちゃんはそのことが分からずに
一人で家族の帰りを待つことを選んでしまう...
今、思い出しただけで泣きそう...
子どもをもつ親にはちょっとつらすぎです。


戦争を考える

平和である今、日常で戦争が話題になることはありません。
それぞれ登場人物の懸命に生きてる姿がとてもよく描かれています。
読み終えたら、戦争がなんて悲しいことなのかを伝えるキッカケになる一冊です。

かげおくり、、、ひさしぶりにやってみたくなります。


小さな命が消えるとき

表紙には防災頭巾をかぶった女の子が描かれています。ふくらんだ頬と赤ん坊の名残を感じさせる口元、何か言いたげな目は私の方を見つめています。女の子は「ちいちゃん」です。戦争のさなか、ひとりぼっちになった「ちいちゃん」は、じっとこらえて家族と会える時を待っています。

タイトルの「かげおくり」はお父さんが家族みんなに教えてくれた遊びです。青い空はかげおくりが出来る日です。よちよち歩きをしてもおかしくない「ちいちゃん」は、今度は一人でかげおくりをします。淡い色で描かれた子どもの姿は、頼りなくいじらしく、我が子の幼き日と重ね合わせ涙がこぼれて止まりませんでした。

戦争とは自分の親や友達の身体がちぎれ、目の前で死んでいくことだ。私の恩師の言葉は、私達が実際に出会う戦争の本当の姿なのでしょう。表紙の「ちいちゃん」は何も語りません。しかし、語らない、語れない多くの命が犠牲になったことを私は忘れられません。切なく胸がつまる物語ですが、ストレートなメッセージに心打たれました。



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チロヌップのきつね (きんのほしストーリー絵本)

たかはし ひろゆき 
チロヌップのきつね (きんのほしストーリー絵本)
定価:¥ 1,260
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チロヌップのきつね

区役所での待ち時間に、何気なく手に取った絵本に、こんなに心を打たれるとは思いませんでした。結末が悲しくて切なくて、その場で泣き崩れる勢いでした。数日経っても忘れられず、こちらで手に入れました。宝物です。もっと沢山の人に、この本の存在を知って欲しい。私は動物が大好きなので、車にひかれてしまった猫や、交通量の多い都会で、やっとの事で暮らしている猫達を見ると、心の底から悔しくなるのですが、この絵本を読んでも、同じ気持ちになります。人間のおろかな行為に、何か釘を刺す事が出来れば、と考えるのです。

泣かずに読み切るのは・・

子供がまだ小さい頃に、何度か読んだのですが、最後の場面に来ると読み切れません。それまでに寝てくれることを祈って、読んでいました。妻にいたっては、表紙を見ただけで、怪しくなります。この本が、いまでも手に入ることに感激しています。ご一読ください。

忘れられない一冊

小学校くらいの時にこれを読みました。
ですが、今でも忘れられない一冊です。
本当にかわいそうで、凄くショックを受けました。
これからも忘れないであろう思い出の一冊です。


深い絵本

小さい頃は母に読んでもらい,自分で何回も読み返しては
泣いてしまう絵本です。
キツネの親子にも大きな愛情があるのに人間は・・・
と悲しくなってしまいます。
人間の残酷さだけではなく親の愛情なんかも
わかってもらえるんではないでしょうか。
絵も美しくて大好きです。


思い出の絵本

 私が、チロヌップのきつねを読んだのは
私が小学校1年生のときでした。
 何度も何度も読みました。それに、
感想文や子狐の絵も書きました。
 私は、今18歳ですが12年たっても話を鮮明に
思い出すことが出来ます。将来、子供が出来たら
一緒に読みたいと思います。
 今でもこのようなすばらしい話に出会えて良かったと
思っています。子供から大人までが考えさせられる
内容になっていますので是非。



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絵本 まっ黒なおべんとう

児玉 辰春 長沢 靖 
絵本 まっ黒なおべんとう
定価:¥ 1,575
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よみかたりにもぜひどうぞ

中学1年生のしげる君は、広島で被爆し亡くなったのですが、
この朝持って出たお弁当は、今も資料館に現存しているそうで、
実話を元にした絵本です。

成長期の子どもに、できるかぎり満足に食べさせてやりたいという母の願いは
いつの世も同じだなあと。
お母さんが亡き息子をおもって植えた紫陽花の花の色は、お米と同じ白でした。

こういった絵本はなかなか自分からは手に取らないとおもいます、
絵が遠目がきくし、読んで10分強くらい、
主人公と同年代の、小学校高学年から中学生くらいに、
紫陽花の咲く季節によみかたり、盛夏の原爆記念日を身近に感じてほしい絵本です。



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すみれ島 (新編・絵本平和のために)

今西 祐行 松永 禎郎 
すみれ島 (新編・絵本平和のために)
定価:¥ 1,470
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高学年にも読みました

内容はすでに書いておられる方がいらっしゃいますし、その通りです。
“商品説明・内容”に「読みきかせて、理解させてほしいのは1.2.3年生。」とありますが…実際小学高学年の子ども達に読み聞かせをしましたが、非常にシンと聞き入っていました。
読み聞かせにおいて、読み手が“読み聞かせて理解させたい”などと言う気持ちで読んでは、面白くなくなるのではないでしょうか。しかもその対象年齢をおおよそ○歳くらいから、程度に示して貰えるのは選本のめやすになりますが。
美しい絵で描かれる美しい場面、それ故に聞き手がその絵から想像する正反対の、戦争の生々しい場面…その対比が、より作者の戦争への思いを強烈に物語っていると思います。
一緒に聞いてくださった大人の方々も目を潤ませておられました。
対象年齢を限らない内容の絵本であると思います。


美しいものが哀しいものにならないために

何度読んでも、その美しい挿し絵が涙で曇るぐらいに胸が痛くなります。 澄んだ瞳の子供達が無心にすみれの花を手折り、戻らぬ飛行につく青年達に送り続ける。 淡々とした筆致で描かれているのですが、一貫して「普通の生活」の尊さ、命あることの美しさを教えてくれます。 本来ならば美しい花や可愛い子供達の声が、美しく、可愛らしくあるがゆえに、哀しい気持ちにさせるのはどうしてなのか。 美しいものが哀しいものにならないために、どうすればいいのか。 戦争とは何なのかを淡々とした言葉と絵で、しかし、強烈に教えてくれる絵本だと思います。


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おとなになれなかった弟たちに…

米倉 斉加年 
おとなになれなかった弟たちに…
定価:¥ 1,050
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戦争の悲惨さを後世に残したい絵本 

著者が本当に体験した話です。食べるものが不自由で、当然甘いものも何もなく、小4の少年は、悪いと思ってながらも弟のミルクを何度も盗み飲みしてしまい、その後弟が栄養失調で亡くなる話です。盗み飲みした主人公が悪いのではありません。食べるものが充分無かったために、お乳が出なかった母。育ち盛りの年齢なのに、いつもひもじい思いをしていた主人公(と家族)。戦争が悪いのです。戦争は、罪の無い市民を苦しめます。絶対に戦争を繰り返してはいけないのです。この第二次世界大戦は日本から仕掛けた戦争でもあり、日本だけではなくあ、アジアのたくさんの国の人々を苦しめました。それを重く受け止めた上でこれからの平和を考えなくてはいけないのです。悲惨な出来事の一つをこの絵本で知ることが出来ます。また、「終戦」ではなく「敗戦」です。年中5歳の長男も内容を理解していました。お勧めの絵本です。

この時期だからこそ是非

少ない言葉とモノクロの線の細い絵。
たったこれだけで、戦争の悲しさ、恐ろしさが表現できるということに驚きです。
美しく、あまりにも悲しい絵です。
戦争を知らない私が、後世に戦争というものを伝えていかないといけない時代が
すぐそこに来ているわけですが、この本で十分伝えていけるのではないでしょうか。
もうすぐ今年も終戦の日を迎えます。
子供たちの明るいはずの未来に暗い影を落とし、
弱いものが一番に犠牲になる戦争は、もうしてはいけないと思いました。



悲しすぎる。。。

小学生のとき初めてこの本を図書室で読み、大泣きしました。
大人になる前に栄養失調で亡くなってしまった弟の唯一の食物、ミルク
を飲んでしまった著者は弟にどうやって償えばいいのでしょうか


弟を亡くすことの辛さ、戦争の残虐さが表現された、涙の名作

はじめてこの本に出会ったのは
中学2年の国語の教科書でした。
クラスで段落ごとに、一人ずつ声に出して
読んでいました。
物語が先にすすめばすすむほど
涙がこぼれ落ちてきて、その姿を人に見られないように
また、先生に読むよう指されないように
顔を下にうつむきながら読みました。

悪いと知りながら、弟のミルクを「僕」が飲んでしまったこと。
栄養失調で弟が死に、柩に入れるとき、
弟の体は柩よりも大きく、体を折り曲げなければ
入れることができなかった。
その時はじめて、母が弟のことを
「大きくなっていたんだね」と言った。

私にも弟がいるので、弟が死ぬことを考えると恐ろしかった。
主人公の「僕」も、弟に食べ物あげたかったのに、辛いね。
人の命を奪う戦争はなんて憎いんだ。


嗚咽が漏れるくらい泣きました。

親も子も戦争を体験していない私たちには、あんまり戦争の怖さを実感することがありません。ニュースでの戦争の場面も子供たちにとっては、映画の1シーンのように感じていることでしょう。たまたま図書館でこの本を手に取り、子供に読ませようと思って読み始めたのですが、図書館で嗚咽を漏らすほど悲しく、深く心を揺さぶられました。絵本で、文章も短く平易で、子供向けなのかも知れませんが、大人もぜひ読んでみてほしいです。戦時中に乳児だった弟の配給のミルクを盗み飲みし、その後その弟が栄養失調でなくなるというお話です。弟が亡くなったとき、それまで涙を見せなかった母親が、準備した棺おけに体を折らないと入れられないことを知って、初めて泣いたという下りで同じ母親として悲しくて悲しくていられませんでした。年中の長男も大泣きした作品です。


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絵本 よっちゃんのビー玉

児玉 辰春 北島 新平 
絵本 よっちゃんのビー玉
定価:¥ 1,575
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トビウオのぼうやはびょうきです

いぬい とみこ 津田 櫓冬 
定価:¥ 1,260
新品最安価格:¥ 1,260
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小さい頃読んだもので・・・

なぜか十年以上たった今も頭に残っている本。読んだときは意味なんてほとんどわかっていなかったとおもうが(低学年だったから)非常に胸が締め付けられるような感じがした。どこか理不尽な感じ、すっきりしない感じがして、なによりどうしてトビウオの子は病気になったのか?それが知りたくて母に聞いたり、後ろの解説を読んでみたりした。
当時は難しい単語なんてほとんど知らない幼児だった私だが、かろうじて「お船の事故」「灰」とかいうことだけを記憶できた。
その後「福竜丸」という単語、それの意味するところを知ったわけであるが、そこに来て初めて「トビウオ〜」の意味がわかった。単なる昔の事件が私の中で重く、存在感を示すようになった瞬間であった。
あのなんともいえないラスト。それが私の記憶に残る原因だったのだろうか。この本は物心ついてから今までの中でいつも気にかかる本だった。
こういう本こそ幼児には読んでもらいたい。そのとき意味が判らなくても、あとでこの本はその子にとってとても重要な本になると思う。


命の大切さ

これも小学校の教科書で出会ったお話です。当時1年生か2年生だったのですが、とても記憶に残るお話だったからです。
戦争とは、核兵器とは、平和とは、そして命とは、、、。第五福竜丸の悲劇を、ちいさなトビウオのぼうやとその家族に喩えて描いています。ぼうやは人間の行った核兵器実験により降った「死の灰」を浴びてしまい、重い病気になってしまいます。「何も悪いこと等してないのに何故、、!?」と何度読んでも胸がさかれる思いがします。一体誰を、何を憎んだらいいのでしょう?重い病の床で、我が子の変わり果てた姿に泣く母トビウオに、ぼうやは語りかけます。「泣かないで、おかあちゃん。ぼくね、げんきになったらおとうちゃんを探しに行ってあげるよ。」このシーンはとても切なくて、何度読んでも涙がこぼれます。戦争の悲惨さ、むごたらしさを教えるのにとてもいい本です。小さい子でも、充分理解できます。


子供の頃みんなでないた作品

小学校二年のとき、教科書には載ってなかったこの作品を若い男の先生でしたが、プリントしてみんなに配り、国語の時間を使って勉強しました。出かけたまま帰らないとびうおのお父さん、原因のわからないとびうおの坊やの病気、まだ子供だった私たちに水爆実験や、第五福竜丸の事件は知らなかったけれど、読み進むたびにみんなぼろぼろ泣いていました。とびうおのぼうや、かわいそうだけでなく、核兵器の残酷さについて、深く考えさせられ、二十年たったいまでも忘れられないおはなしです

親子で読んで欲しい本

病気になってしまったトビウオのぼうやを通して、核兵器の恐ろしさを訴えるのがこの本です。
なぜなら、水爆による「死の灰」がぼうやの病気の原因だからです。
爆発もですが、死の灰は無差別に降り注ぎ、その命を奪います。

小さい頃はあまり意識しませんでしたが、大きくなってから読み返し、その恐ろしさ、むごたらしさ、平和にくらせることのありがたさを考えさせられました。
この本は、子供のみならず、ぜひ大人にも読んで欲しい。
原爆投下から半世紀以上が経っても、いまだ核兵器の脅威が存在している今だからこそ。



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