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悪いのは私じゃない症候群 (ベスト新書)

香山 リカ 
悪いのは私じゃない症候群 (ベスト新書)
定価:¥ 720
新品最安価格:¥ 720
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わかりやすい内容

終わりの方まで、読みすすめて行くほど、「他罰的」とはどんなことかについて、より詳しく説明されていて、大変わかりやすかった。著者の、医師としてのエピソードなどもあちこちで触れられていて、医療界の現実や、また、大学の先生としての、エピソードも大変興味深い。題材に取り上げられている内容も、実にタイムリーなので(これは、いつも思うことなのだが)軽い感じで、サラッと読めるところが良いと思う。最近「しがみつかない生き方」も読んだが、本書も、色々参考になることが多かったと思う。

症例収集だけでなく、エピローグの処方箋の内容をもっと充実させて欲しかった。

タイトルを、流行(はやり)の「○○症候群」とした安直感は否めないが、内容が想像出来るだけに思わず手にとってしまった。
昨今の風潮を「悪いのは私じゃない症候群」として、その症例を、体系的に収集した点は敬意を払いたい。
その本質を『他罰主義』と分析・要約するのも構わない。
しかし、「新型うつ」(非定型うつのこと)に関して元精神科医とも在ろう御仁が、『他罰の巣窟』として症候群の症例に入れてしまうのは如何なものかと思う。
いずれにしても本書の大部分は症例集であり、エピローグになってようやく『処方箋』なるものが出てくるが、内容が貧弱すぎる。分析が足りないし、元精神科医であれば読者を唸らせる様な『処方箋』を提示して欲しかった。物足りなさが残ってしまう、後味の悪さだ。


「男が悪い(症候群)」、の章が欲しい。

近頃、「何でも他人のせいにしてしまう風潮」を見事にとらえた新書。
確かに「私は悪くない。私以外の何かが悪い。」という言説は多いですね。
そうした「私は悪くない、よそが悪い」という風潮を、
各章ごとに「○○が悪い(症候群)」、というタイトル付けをしています。

惜しむらくは、
第一章を「男が悪い(症候群)。」にして欲しかった。
何でもかんでも異性である男のせいにする女性学の古い論調が、未だに残りますから。

 「男性の意識はいつになったら変革するのか?」といったふうな、
 「私が悪いんじゃなくてぇ、異性が悪いの。」という、ダメで古い論調が。

それから、第二章は「日本の社会や文化が悪い(症候群)。」が良かったと思う。
・・・これは説明不要だと思いますけれども。

一番評価できるのは、参考文献がないこと。

未だに一部の社会学者が、「参考文献を並べ立てるのみ」で、
筆者独自の調査結果も何も無いまま、印象や思いこみで
「読書感想文みたいな新書」を書くことがあるので。

この新書では、香山リカさんが、
「自分の言説の消費者に対して、その消費者が好む言説を届ける」、という
エッセイストとしての仕事が、ちゃんと出来ていると思います。

だから、星5つ。


サクッと読める時評

ご自身が精神科医のため、本書タイトルのような文言がつくと非常に紛らわしいのだが、本書は学術書ではない。本書は現代社会を憂う「エッセイスト」香山女史による一種の時評であり、けっして彼女の専門知が語られるわけではないのであしからず。

タイトルは『悪いのは私じゃない』。多作な著者のここ最近の本のタイトルは、ご自身の心の叫びの反映か何かではないかと邪推してしまうのは僕だけだろうか。本書では、著者が臨床の現場で体験した新型うつ患者に始まり、学校、会社、はたまた自分の前世にまで矛先を向けて「悪いのは私じゃない」を振りかざし、責任逃れと他者への「悪い」のなすりつけをする、現代人特有の病を解き明かす。

僕は個人的に、著者と著者の本を勝手に「ワイドショー的知」と名付けている。統計に基づくわけじゃなし、本当に現代の日本人がかつての日本人より人のせいにするようになったのかは、定かではない。「昔からそうだったのでは?」という可能性も極めて高い(そもそも、丸山真男が日本の天皇制を「無責任の体系」と評したのは約半世紀前である)。しかし、民衆が「気分」として「現代人はそうなった」と感じている事実がある限り、それに寄り添うのがワイドーショー的知の使命なのである。

それに、本書が処方箋として提示する「悪いのは私じゃない」と言わないでおくこと、つまり困った時は助け合うという精神は、たとえ誇張だとしても重要でないわけがない。ほら、もうそろそろ東海大地震も起きそうだし。
そういうことのアナウンスとして機能するならば、この本はそれはそれでいいのではないか。読み終えてそう思ってしまった僕は悪い子ですか?


他人の批判は自分にも

 日本社会に最近増えているという
自分に非が有っても「悪いのは私じゃない」
と責任転嫁する人達を考察した本。
具体的には学校、医者、職場、家族、
スピリチュアル、ネット、スマイリーキクチ氏
のブログ炎上事件、イラク日本人人質事件等
を取り上げて検証している。
 これらに対する著者の分析、批判、意見は
至極真っ当なことで特に違和感なく読めたが、
著者があとがきに書いているように、自分自身
はどうなのか?と問われたら確かに耳が痛い。
自分も責任転嫁や大声で自分は正しいと
主張することはしょっちゅうあるから・・・。
 




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大事なことは先のばしにしなさいー迷ってばかりのあなたがうまくいく32の法則ー

香山 リカ 
大事なことは先のばしにしなさいー迷ってばかりのあなたがうまくいく32の法則ー
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気ラクに生きるためのヒント

女の人が書いた本はめったに読みませんが、これはよかったです。
気ラクに生きるためのヒントが書かれていました。
今後は香山さんの本をチェックしていきたいと思います。


前向きというものについて考えさせられる

流行の前向き思考の一部

じゃあ例えば
何が何でも笑顔でいろ!! 
親の介護で先が見えなくて気が狂いそうになっても
ビジネス上の大失敗が続いても
笑顔でいろ!!前向きでいろ?

これって怖い 不自然すぎる・・・生き物として不自然すぎる

「どこかで無理をして」「鞭打って」
無理やり前向きに人脈=社交だの スキルだのと
騒いだり 上から目線でいることでいることが 前向きなのだろうか
(自然にやってる人は別 脳と興奮の回路が違うんで 合ってる)

前向き思考には 実際の自分の後ろ向きさ前向きも
受け止めて自分を勇気付けること
こういったことじゃないか?

と ワタシは思っていた。

香山さんの「あるがまま」の思考はワタシは好きである
ガッチリ管理型じゃなく不安も覚えるし
後ろ向きだ 言い訳がましいと取る人もいるだろう

が 私のような人間は不思議と元気が出てくるのである
で 結果 やや前向き?に。

自分に合った前向き思考というもがあってもよいと思う


全般的には賛成なのですが...

 ほかの方のレヴューのように、全体的には書いてあることには賛成です。立川談志のいう「落語は人間の業の肯定である」的なことも連想され(僕だけかな?)、悩める落ちこぼれサラリーマンとしては納得のいくものでした。(でも、妻子含めて5人、なんとか暮らしています(笑))
 ただ、細かいところで一点。最初のエッセイの「仕事をするのに手帳はいらない」とは、ルーティーンや付箋をPCに貼り付ける程度のスケジュールに関して「いらない」わけで、できないところは秘書にまかせてスケジュールのコピーをもらって管理しているということらしい。ほとんどの人は「秘書」がいないからスケジュールやto do 管理に苦労しているわけです。この点、「いい身分だな」とひがみました(微苦笑)


反上昇人生、しかし最低限の事はやる

 何もやる気が起こらず、自分でも
困ったなと思い、何とかしようと思って買った本。
徐々に効いてくる投薬?のような内容で、
反バリバリ仕事術、脱力的生き方には
同感する部分が多い。著者自身の
プライベートや後悔も書いてあり、
「寝坊なので子供のときから朝食を食べた事がない」
とか「この年で趣味がテレビゲームだけとは最悪」
などの文章には驚き、笑った。
 今後も一般の自己啓発本とは一味違う、
ぐうたら人生論を実践し展開してほしい。


ゆったりとしたリズムで、でもしっかり有効活用!

紹介文では「下向き仕事術」と表現されているけれど、そんなことはないと思います。

香山リカさん自身の時間の使い方などが書かれていましたが、細切れの時間を、休息をとったり、自分を高める時間に使ったりなど、有効活用する方法などが、さらっと普通に書かれていました。

人にはそれぞれリズムがあるといいます。
速い人、ゆったりした人、変則的な人。

その自分のリズムやバイオリズムを、若い時に理解して、使いこなせるようになると、生きるのがすごく楽になるし、充実していると感じることができるようになると思います。

この香山さんの本は、ゆったりしたリズムの人に合っているかもしれませんね^^
目的に向かって一直線!といったタイプの方には、合わないかも、です。

この本から、自分のリズムで、自分にとって一番ベストな時間の使い方を考えるヒントをもらいました。
忙しくても、ゆったりと、楽しみながら生きるということは、自分にとっての普通を、淡々とこなしていくこと、なのですね。



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なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ (幻冬舎新書)

藤井 聡 
なぜ正直者は得をするのか―「損」と「得」のジレンマ (幻冬舎新書)
定価:¥ 777
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人は己のためでなく社会のために生きる

自分勝手な嘘つき(利己主義者)が,どうして損をするのかという,4章以降で展開される三原理がオモシロイ。
三原理とは「互恵不能原理」「暴露原理」「集団淘汰原理」の3つであるが,中身はここではナイショである。
タクシー問題や郵政民営化など,卑近な事例をあげながら,ジレンマについて考えさせられる内容である。


正直者はバカを見るのか

 世の中は利己的に生きている方と、バカまじめと言っていいほどまじめな方がいます。
 駅前に自転車を止めるときもまじめな方は遠くの駐輪場に止めて、利己的な方は駅前に黙って置いて行ってしまいます。
 環境問題も同じです。利己的な国が自分の国の事だけを考えて、公害をまき散らして環境に対する対策を何も取らずに安価に製造を続けてしまうと結果としてその土地は使い物にならなくなってしまいます。
 「本当に正直者はバカを見ないのか」科学的に教えてくれる一冊です。
 「どうせみんなやっている」と思って正直に生きていない方にお勧めです。


まちづくりのジレンマ

土木計画学の専門家が,社会心理学の本を著したと思って,さっそく読んでみた.10年くらい前に読んだ,山岸俊男著「社会的ジレンマ」を思い出す.この「社会的ジレンマ」を読んだときは衝撃的だった.本書はそれを,まちづくりの側面から解説している.
正直者が最終的に得をするという結論は,山岸さんの本と変わりないが,経済学を誤解している点が気になった.
市場原理主義にもとづく規制緩和論を利己的だと批判しているが,そもそも経済学には「市場の失敗」も「政府の失敗」も考えられている.それに,もし民営化された民間企業の経営者が利己的でないのであれば,著者の考える懸念はないはずだ.
しかしながら,本書の主張である,正直者が得をするという理解がひろく社会にいきわたれば,きっとしあわせな社会が築けるだろう.そう言う意味で,多くの人に読んでもらいたい.この本を読めば,なぜ正直者が得をするのかがわかるから.

ただ,山岸俊男著「社会的ジレンマ」に触れられていないのが不思議である.皆様には,より広い範囲を対象にした同書のご一読もお薦めします.


理系研究者のロジカルな倫理論

倫理的利己主義について、具体例を交えつつ、合理的な説明を試みた。倫理・哲学本にあるような、古人曰く、専門タームの濫用などわざと難しくしてるようなもって回ったところな所が全くなく、わかりやすいにもかかわらず、議論のレベルは高い。

「利己主義はいずれ社会から消え去る」と本書は言う。利己主義者は人と協力できない、利己主義者は利己主義的行動を繰り返せば本性がばれ、誰からも好意を提供されなくなる、利己主義の支配する集団は淘汰される、という3原理を示す。特に集団淘汰原理はジャレド・ダイヤモンド「文明崩壊」を引用しつつ、崩壊の原理を筋道立てて説明する。「囚人のジレンマ」における、アクセルロッドの有名な「しっぺ返し」戦略についても詳しい。


利己主義と現代社会

利己主義者が現れた結果、コモンズやタクシー問題を例とした「共有地の悲劇」が発生し、その結果、利己主義者が得をし、正直者が損をして馬鹿を見るといった問題が現代の日本において発生している。そうした実例を紹介しながらも、最終的には利己主義者は自滅し不幸になるということを説明した本。
前半部分は「人間は利己主義者か否か」を考察しているのだが、ちょっとくどくて途中から読み飛ばしてしまった。中盤から後半は、利己主義者が一時的には得をしながらも最終的には利己主義者であることを見破られ敗北していくこと、そして利己主義がはびこることによる日本社会の危機が描かれていて参考になった。
ただ、本書では利己主義者の話が主体になっていたため、本書のタイトルは「なぜ正直者は得をするのか」ではなく、「利己主義と現代社会」という感じの方が適切だと思った。



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出世する男はなぜセックスが上手いのか? (幻冬舎新書)

アダム 徳永 
出世する男はなぜセックスが上手いのか? (幻冬舎新書)
定価:¥ 777
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本書を読んでセックスに関する考え方が完全に変わった

本書を読んでセックスに関する考え方が完全に変わった。今まではアダルトビデオをベースにどうしたら女性をイカせることができるかを中心に考えていたが、イクことにこだわらず女性と一緒に感じることの重要性が理解できた。本来は女性をイカせてあげたいという優しい気持ちのはずが、自分の欲望を満足させる動機となっているというのはもっともだと思った。また、食事からベッドインまでの流れについても適切なアドバイスがあって今後の参考になった。セックスに自信が持てれば仕事も人生も上手く回り始めるという話もいくつかの事例が紹介されていて納得する部分が多かった。

出世へのピンク色した近道

「出世する男はなぜセックスが上手いのか? 」。
そんなこと、マンガ『島耕作』シリーズ読者なら自明の理なのかもしれないが、あのマンガを読んだことない人あるいは読んでも上手くなんねーよという読者に向けて、本書では性の伝道師ことアダム徳永先生が優しくわかりやすく、「よいセックス=出世への道」というピンク色の方程式を解説してくれる。

詳細は実際に手にとって読んでいただきたいが、要はおざなりのセックス=射精することが目的のセックスしかできない、パートナーの快感への気遣いの足りないビジネスマンは、結局仕事でもビジネスパートナーの心をつかめず結果、出世もかなわないだろう、ということ。本書では詳細にそのことが語られる。

ただ仕事とセックスの関係についての論述は前半限りで、後半はアダムタッチなどいつもどおりのスローセックスを教唆する内容になっている。この点について、アダム先生がルーティン化したセックスを批判しているのと同じように、先生のルーティン化した出版事業に対しての批判もあり得るのではないかと思う向きもあるかもしれないが、先生曰くセックス技術の進化は日進月歩。そのため、すぐにでも新しいセックスの情報をアップデートしなければならないのだそうだ。なるほど。

そんな新技法の中で、今回特に目を奪われたのは「アダムウォーク」なるもの。デートの道すがら、カップルが性のエネルギーを高めるためにと開発された歩き方である。実際どのようなものかは本書を開いてみてほしいが、想像するに、こんなことしたらきわめて歩きにくそうだ。
否、そんなことはどうでもいい。愛は移動速度を超えるのだ。

さらに本書には、アダム先生直伝のスローセックスの動画が無料ダウンロードできる魔法のパスワードも同梱。ぜひAmazonで買って、先生の秘技を体感してほしい。

ちなみにパートナーとの豊かなセックスを通して豊かな人生を提唱するアダム先生は、性的にタンパクを気取る草食系男子という現代の若者の潮流にも、当然批判的な構えだ。
そんな彼らに先生は、次の言葉でとどめの一撃。
「あの可愛らしいウサギも性欲は半端ではありません。一年中発情しています。」(本文より)


どうだ、まいったかっ!!



アダム先生は今日も元気です

以前、仕事でお会いしたアダム徳永氏には、根っからのスケベとはこういう人かとひたすら感心させられた。女性が気持ち良くなっていくところを説明していただいたわけだが、身をくねらせての演技にいやもう器が違う。
セックス一本で大成功されたアダム氏は一意専心、ひたすら人生を1つのことにささげたプロフェッショナルの匂いが立ち上り、凡百の我々はただひれ伏すしかないのだ。
成功する男はセックスがうまいというのは、そのインタビューの時にもおっしゃっていて、逆にセックスがうまくなれば仕事もうまくいくともおっしゃっていた。
スケベとは何か? をきちんと徹底的に考え抜けば、おのずと仕事もうまくいく、日本の性神はそうおっしゃるのだ。

大人の怪しい実験室


できる男は床上手!?

出世する男はなぜセックスが上手いのか?
まず前段で、できる男とセックス上手との共通点を探っていきます。
そういうこともあると思いました。

後段では、スローセックスの具体例ですね。
気が利かなかったり、わかっていてもやらないたちなので、おもしろかったです。
僕と似た人は読んでみてください。

シンプルに言えば、スローセックスとはサービス精神をもつということ。
ただ、相手の体をおもちゃにしたり道具のように厚かった経験がなければ、大切に扱うこともできないとも思いました。


確かに、ビジネスの世界でも通じる点がある

当初本書を読む前は、「出世する男」と「セックスが上手い男性」の共通点は本当にあるのだろうかと半信半疑であった。しかし、本書を読むにつれて確かにビジネスの世界でも通じる点があることを確信した。

一般的にはセックスの上手い男性は、テクニシャン、経験豊富、女性の性感帯を明確に把握して、激しく攻め続ける。このようなイメージが強いのではないであろうか。しかしアダム先生が唱えるスローセックスは、目的を明確にし、前奏曲から始まりクライマックスまでのシナリオ作りをする。目的を達成するために粛々と女性に愛撫をし続ける。自己満足の世界ではなく相手の女性を喜ばせる顧客主義に徹し、全精力を傾ける。目標達成に向けて、行動力と決断力があるが、見返りは期待しない。命を張って、積極的に女性に対して全精力を費やす。仮に失敗しても常にポジティブに考えLessons Learnedで次回に繋げる。謙虚で人を聞く耳を持つ。努力を惜しまず、悩み抜き考え抜く。命がけで女性を愛する。このように非常に奥深いものがある。本書を読むまでは、セックスとはこのように奥深く、ビジネスに直結しているものだとは夢にも思っていなかった。

また、本書ではアダム先生が唱えているスローセックスの知識がない読者のために、スローセックスの基本の説明にも触れている。さらに、既に習得された読者に対して応用編として、女性とのテーブルの座り方、食事からベットインまでのステップも丁寧に説明されている。スローセックスの応用に試行錯誤されている読者にも非常に参考になる内容である。耳の痛い話しとしてオヤジがしてはいけない心得も大変勉強になった。今日からでも実践できるノウハウも数々記載されている。

私自身、先生と巡り会う前は利己的な典型的な「もてない」男性であった。しかし、スクールを通じて学び、実践し様々な女性と巡りあい学び、先生からご指導を受けたことにより、「相手の立場になって考える優しさ」の重要性を身にしみて感じている。自己満足に走っていたジャンクセックスより、女性を喜ばせることによる幸せを感じるスローセックスの素晴らしさを学ばせて頂いている。女性が喜ぶ姿を目の当たりにして、感謝の言葉を頂くことにより、アダム先生と出会ったこと、女性と触れ合うことの喜びを今まで以上に感じるようになったこと、生きていることに感謝している今日この頃である。

本書は日本の次世代を担う若者に性に対する正しい知識を教える切欠となり、また定年を控えたいわば枯れたオヤジに自信と元気を与えてくれる。経済環境が悪化している昨今、本書で書かれているノウハウを少しずつでも日々実践することが、私生活の充実、さらには経済環境の好転の一助に繋がるのではないであろうか。日常生活の中で重要な行為のひとつであるセックスが、このように社会生活の中で重要な影響を与えてくれることを示唆してくれた、貴重な書物であった。



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幸せの作法 働く女性に贈る61のヒント (アスキー新書)

坂東 眞理子 
幸せの作法 働く女性に贈る61のヒント (アスキー新書)
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アラサー、アラフォー・・・マスコミが作り出した価値観ではなく、自分自身の価値観を持って生きるヒント集。

「幸せの作法」とあるが、幸せとは何か?
特に、働きたい女性の幸せとは何か?
アラサー、アラフォー、マスコミや雑誌が作り出した価値観や生き方が幸せな生き方ではない。
他人が作り上げた価値観や人生観を求めていては不幸になるばかりだ。
自分自身の価値観をイメージして、これを実現し「幸せ」になるために、
働く女性の職場での心構えや振る舞いを、「お作法」として指南するのが本書である。
働く女性が幸せになると職場の空気が変わる。
仕事が楽しくなる。職場が明るくなる。
そういう職場で一緒に働きたい。
男女を問わず、職場で「上司」と呼ばれている人たちにも読んでもらいたい一冊である。

参考:
リクルートの女性力 会社の「空気」は女で決まる!
しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール (幻冬舎新書)








一世を風靡した「女性の品格」著者が送る、2009年版「幸せ」 の掴み方

幸福感を感じにくい時代である。コツコツと毎日忙しく働いているのに、
将来不安の影は色濃く、幸せの実感が沸きにくい。かといって人生を
思い切って切り変えるには、リスクが多く、一度転落したら、なかなか
元の生活水準にすら復帰できない「すべり台」社会――そんな不況の
色濃い近年において、支持される1つのベクトルが勝間和代的上昇志向
の世界であることは理解できるが、すべての人間があの徹底した競争
原理にハマれるわけもなく、全員が勝ち組になれるわけでもない。
幸せというのは、もっと別のところにあるのではないか――。
本書は、一世を風靡したあの「女性の品格」著者が送る、
2009年の日本の現実に即した会心の「幸福」論だと思う。
あなたの欲しい「ふつうの幸せ」は何か? 幸せとは、自分の持って
いるもの、手に入れたものを大切にして等身大の自信を身につけ、
コツコツとつみあげていくものではないだろうか。
そうした自問自答により、ほっと肩の荷を下ろせ楽になれる、現代
日本における幸福への近道、心のあり方を悟れる一冊である。
けっして抽象論に終わらず、職業人に向けた具体的な作法の数々が
列記されているのがすばらしいと感じた。
女性にも男性にも参考になるはずだ。


意外な根性論

香山リカの「しがみつかない生き方」にも「ふつうの幸せ」とあったが
坂東真理子のいう「ふつう」は、総合職でもない、起業志向でもない、
一般職、派遣で「ふつう」に働く女のこと。
なにもそれいじょう「向上」「自己啓発」しようとしなくていい、という。
著者が東大ー官僚 という経歴ゆえに、今ひとつの説得力には欠けるが、
女性が社会で働く、ということ自体が珍しく、反発も多く、サポートも理解も
なかった時代を乗り越えてきた人だけに、強さが感じられる。
「自分探し」なんかしてるヒマに、今の仕事を120%こなせと。
語り口調はおだやかだが、本来もっと戦闘的な女性では、と思わせる。
意外にドライで、けっこう「根性で乗り切れ」「泣くな」「辞めるな」「会社に生き甲斐や友情など求めるな」という部分は、「女性の品格」とは違う「本音」も見える。



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脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

林 成之 
脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)
定価:¥ 777
新品最安価格:¥ 777
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なぜ悪いのか。それを知らないから人はやめられない。

目次を読んで、脳に悪い7つの習慣を見ると
「ほんまに?これって悪いことなの?信じられん」
っていう習慣もありますが、読んでいくと、納得させられてしまいます。

その原因は、著者が籠って研究して言っている単なる机上のことでなく
救命救急という現場で実証してきたり
オリンピック水泳選手に実践させて結果を出している
その体験による裏付けとリアルさにあると思います。

現実味を感じるところとして特に引用したい部分

『極限の状態にあっても人の命を救うのが、救命救急の仕事です。
私はスタッフ全員に、「瞳孔が開き、呼吸が停止した患者さんであっても、ケタ違いの医療をほどこして、社会復帰させる」
という無謀とも思われる目標を掲げていました。
それを実現するには、スタッフ一人ひとりが最大限に脳のパフォーマンスを上げる必要があったのです。』


脳を働かせる重要なポイントがわかる

最近はネガティブなタイトルの本が多いようだ。本書もタイトルはネガティブだが、内容は非常にポジティブである。
筆者の名前は知らなかったのだが、脳低温療法を考案・実践した救急救命医療分野で著名な方だ。医療分野以外では北京オリンピックの競泳チームに、脳の働きから勝つための「勝負脳」の講義をし効果を上げたことが有名だそうだ。

本書を読んで、重要なポイントがいくつか分かった。
まず、脳は五感から入力された情報に感情や気持ちのレッテルを貼ってしまうこと。「嫌だ」というレッテルが貼られるとマイナス情報となるが、「好きだ」「楽しい」というプラスのレッテルが貼られると忘れにくくなり脳のパフォーマンスが上がる。「好きこそものの上手なれ」は、まさにこのことだろう。
次に、「大体できた」「終わった」と思ってはいけないこと。これは自己報酬神経群が「ご褒美(報酬)が得られるかもしれない」という期待に対して働くため、「できた」「終わった」と思うと考えることをやめてしまうからだ。常に向上心を持って取り組む必要があるということだろう。
また、繰り返し考えることが、独創的なアイデアにつながること。考えっぱなしにせず、整理して検証・修正を加え、考えの隙間を埋めていくようなアプローチが重要だ。考えの隙間を埋めるということは「まだやることがある」ということなのだ。


現場で結果を残してきた筆者の穏当な脳本

最近やたらと出版される「脳本」ですが誠実な良書から「脳」の名前を出せば信じられるということを利用したトンデモに近いものまで玉石混交だと思います。

さて本書はどうかというと、結論から言うと良い本ではないでしょうか。
筆者はオリンピックの日本代表チームの講師として、または救命救急の現場で結果を残しておられるようですし、内容もそれほどぶっとんだことは書いてないからです。

ここからは余談ですが
「君たちは強い」「あきらめたらそこで試合終了」といった名言を残した少年漫画「スラムダンク」の安西先生ってこの本に書いてあることと照らし合わせてすごく正しいんだなあと思った(笑)。

「もうすぐゴール」「無理だ」と思ったとたん脳の血流が下がって働かなくなるそうです。


最近読んだ本の中ではかなりINSPIREされた1冊となった

よく売れた、前作「勝負脳」の評価が今ひとつであったこと、それなのに本書もまたベストセラーになっていることもあって正直期待していなかったのだが、あにはからんや、実に刺激を受けるで内容であった。
これだけ本に線を引いたのも松岡正剛「読書術」外山滋比古「思考の整理学」以来のことである。
思考と記憶についての脳のメカニズムから、どんな習慣が脳に良いのかを解説する。そのひとつひとつがうなずける。
コーチングや自己啓発、コミュニケーションなどの様々な本に書かれていることが、脳の仕組みから解き明かされるのだ。
なお、前にあげた外山滋比古「思考の整理学」の内容を示唆する部分が多く、著者はこれを元ネタにしたのではないかと勘繰ってしまうほどだ。
「思考の整理学」を読まれた方は、こちらを読むとその仕組みが脳の機能から説明されているので興味深いのではないか。


脳のトレーニングは意味がない!

脳力アップには脳のトレーニングは意味がないと
従来の考え方とは異なる理論を展開してます。
まず脳のメカニズムをについての解説から始まり、
7つの悪い習慣とそれを改善した場合の脳の動きを説明しています。
専門用語が多くわかりにくいところもありますが、
読破することはできると思います。
正しいのかどうかは読んで判断すればいいでしょう。



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人生を好転させる「新・陽転思考」

和田裕美 
人生を好転させる「新・陽転思考」
定価:¥ 1,365
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陽転思考

以前から和田さんの本を読んだり、ラジオを聞いていましたが、今回の陽転思考ですっかり和田さんの大ファンになりました。「和田さんってすごいんだー」と思ってましたが、「はじめに」を読んですごく親近感を覚えました。「和田さんも普通の人なんだ・・・」本を書いたりメディアに出ている人は特別な人って感じてました。でも今回の陽転思考は私もできそう!と強く感じました。
  私はいろいろ自己啓発の本を読んで、ポジティブシンキングや言霊の大切さをわかっていながらできない自分を責めていました。「事実はひとつ 考え方はふたつ」「よかった」を探すに、救われた気がします。楽になったというか「落ち込んだり へこんでもいいんだ」とやっと解放された気がしました。たくさんの「こうあるべき」「ならねばならぬ」に縛られてたように思います。
 これからはわくわくしながら「幸せになるための道」を選んで行こうと思います。頭には「陽転フィルター」をつけて・・・
 ここ一年いろんな事があって「なんで私ばっかり・・・」と思うことがありましたが、なんとなく意味ある事に思えてきました。このぐらいのよくないと思われる出来事がないと私の思考は「よかったさがし」のスイッチ入らないだろうなと思いました。ここで気付けた私は本当に運がいい!
 




気持ちの持ち方の羅針盤

この本は常にカバンに入れて持ち歩いて迷いや不安に駆られた時に読んだり、気持ちがイライラした時にパラッと開くたびに「ああそうか!」と気づきを与えてくれます。
この考え方を素直に受け入れれると驚くほど気持ちが落ち着き、どんな出来事にも選択すべき考え方が見えてきます。


ポジティブ思考よりもゆるい考え方だが、万人向きかもしれない。

ポジティブシンキングが、ハード路線なら、新・陽転思考は、ソフト路線。
苦しいときには、そのまま苦しい、と言ってへこんでも良いが、
良い面もあるよね、と立ち上がっていくような考え方か。

かもの法則 ―脳を変える究極の理論も似たような
考え方を提唱している。

この本からは、和田さんが、相当、嫌な経験を積んで来られたことが伺われる。
しかし、鋭角的な切り込みや分析・分類が少なく、内容的にやさしい本に仕上げられている。

ビジネスで現実にありがちな14シーンを取り出し、その際に適用できる陽転思考を紹介
しているあたりは、他には見られないすばらしい点。もう少し抽象度を上げて、
概念的に整理してもらえると、なお良かったのではないか。

「事実はひとつ 考え方はふたつ」という言葉が印象的でした。


大きな期待を抱かず読み始めれば・・・

私は現在,求職活動中です.
思うような結果を得られぬまま,気が付いたら3年が経っていました.
自分自身を責めたり,社会を責めたり,他人を羨んだり妬んだりする毎日を送っていました.

そんな時,この本を読みました.

そこで,今までの求職活動を通じて得られた“良かったこと”を考えてみることにしました.

-自分を見つめ直す良い機会となった
-仕事の大切さや,元気に働けることの有難味を得た
-お金の大切さを知った
-住む家があり,両親が元気でいることに感謝できた
-苦労しているのは自分1人ではないことが分かった
-人間は他人から自分の存在意義や存在価値を認めてもらうことによって,生き甲斐を感じるということが分かった
-自分に足りない能力を補おうと思えた(英語の勉強など)

少し考えただけでも,“良かった”を見つけることができました.
単なる“ポジティブ思考”とは違う“陽転思考”を知っているだけで,毎日の暮らしや自分の心の中に“余裕”や
“ゆとり”が生まれると思います.

大きな活字で行間もたっぷり取ってあるので,あっという間に読み終えられます.
その分,正直言って書店の店頭で買おうか,買うまいか悩みました.

このページにあるレビューだけを参考に購入を考えている方には,この本に大きな期待を抱かないで欲しいと思います.
でも,大きな期待を抱かず読み始めれば,きっと期待以上の“結果”や“ヒント”を得られるでしょう.


女性にも読みやすい陽転思考の本だと思います

いままでも自己啓発系の本は何冊も読んでいたのですが、
全く違っていて、心にすんなり入ってきました。
というより、自己啓発本とは全く違う部類のほんです。

理論的過ぎず、共感型で文書が書かれているので、
女性でも読みやすい本だと思います。

【事実は一つ、考え方は二つ】
でも愚痴も言うしダメ子にもなるけど、早く切り替える、
長引かせないというのが、本当に無理なくて読み終えてほっとしたというか、
毎日が楽しく迎えられるようになりました。

私も弱いので、人の意見や感情に左右され易いのですが、
人の意見を聞きすぎて失敗した経験があり、本当に辛い時間を過ごしました。

でも自分で考えて決断していく、それも陽転思考で!
良くならない訳がないですね。

最近は本当に口癖になってますが「良かった」を探して、
反省もして謙虚にでも前向きに頑張っています。
楽しみながら、何より続けていく事が大事ですね。






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「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!

池田 千恵 
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定価:¥ 1,470
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早起きは三文の徳は事実なんだけど...

早起きは三文の徳で、そのこと自体いいことがある。これ
は先人によって語り継がれてきたことであり、真実である。
また、クオリティの高い仕事や創造性の高い仕事は、午後
よりも起き抜けや午前中のほうがいい結果が出やすいのも
事実である。
ただ、この手の本は鵜呑みにできない場合もある。私にも
経験があるが、早起きをし過ぎて体調を崩したり、午後に
急速に睡魔が襲ってきて、仕事に悪影響があったりするこ
とも多かった。
ただ、多忙なビジネスマンにとって時間を有効に使うには
朝型の方がいいの間違いない。成功する人間は全て朝型人間。


早起き女性成功体験記

 早起きのために著者が使っている商品が参考になったが、過去の勤務先で学んだことなど、必ずしも早起きに直接関係しないことに多く言及しており、早起きそのものの有効性について説得力のある記述になっていないように感じた。特に朝4時に起きるとなるとかなりの早起きであり、健康面で問題はないのか心配になる。医学的にも色々な考え方があるのではないか。
 直接内容には関係ないが、過去の勤務歴について、ワタミは実名で書かれているのに、外資系コンサルタント会社は名前が伏せてあることが気になった。


テンポ悪

数年前から早朝起き生活をしています。
書かれている内容は、確かに実行している人間から見ても納得が出来ます。

しかし、とにかくテンポが悪い。
同じような内容が、ページをまたいで何度も繰り返される。しかもニュアンスが微妙に違う。(やることリストを作る≒トドメをさす。などなど)それ1つにまとめられません?と。

また、「遅く帰った時家族に文句は言われても、早起きで文句を言う家族は居ない。」と太字で言っておきながら、ページをめくると、早起きしない家族と一緒に寝ろだとか、隣近所まで響くような大音量の目覚まし時計をセットして寝ろだとか。なんか矛盾が多い。
それこそやることリスト(トドメをさす)を実行すれば、別に他人を巻き込む必要無く、自分の意志だけで起きられるのでは?(ちなみにその巻き込み方を本書では"ゲーム感覚"と言っている)

そんな状態で読み進めると、なんか突然著者の過去物語が始まり、気づいたら手帳術の本になっていて、なんか知らないけどのぞき見防止ディスプレイフィルタが紹介されたりして終わる。朝4時起きの話はどこへ行ってしまったの?

どうもその場の思いつきで筆を進めている、そんな印象で非常に読みにくい。まとまりの無いブログを読んでいるような感覚。
著者はもっと推敲を重ねることを覚えた方がよい。


早起きの本で一番です

朝を活用する本はたくさん出ています。
その中では一番共感が持てます。

ノウハウはもちろんのこと著者の人柄にも共感できます。
朝を活用したい人にお勧めです。


確かに早起きは良い点が多いです。

ただし、他のレビュアーの方も書かれていたように、
類書との大きな違いはないと感じました。

また「違い」とされている部分が、おそらく人によって
好き嫌いが分かれると思います。

残念ながら私はちょっとダメでした。

ただ、書かれている内容は類書が好きな方なら、きっと
納得できる内容ではないでしょうか?



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「私はうつ」と言いたがる人たち (PHP新書)

香山 リカ 
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定価:¥ 735
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素人レベルの見立てしかできないヤブ医者が書いた本

私自身、精神科医として日々臨床の現場でうつ病の患者さん達を診ていますが、香山氏の意見には賛同できない部分が非常に多かったです。もしかしたら香山氏は実際上は大学の保健センターのような所での学生の悩み相談や、(時給の高い)企業の産業メンタルヘルス医として、社内で半ば処遇困難な社員の不定愁訴対応やクレーム処理などの仕事しかしていないのではないでしょうか??穿った見方で申し訳ありませんが、精神科臨床の中では、やや特殊な対象を扱う仕事が多いのではないか?と思ってしまいました。普通に大学病院や総合病院、単科の精神病院、精神科クリニックで勤務している限り、香山氏が指摘するようなケースに遭遇するのは非常に稀だと思います。香山氏が例示しているようなケースはゼロではないとは思いますが、極稀なケースをもって拡大解釈し、一般化し過ぎているような気がします。私は、一般の方々がこの本を読んで、うつ病の患者さんに対する偏見や誤解を持ってしまわないか危惧してしまいます。

著者の論調が支離滅裂です。

読んでみるとハッキリ言って著者が何を言いたいのかがよくわからない。この人の言いたいことは以下のようなことか?うつ病はつらい病気だということは著者は認識しているが、昨今のうつ病は誰でもかかるキャンペーンを利用してうつ病を隠れ蓑として扱う不当な輩がいる、ということだろうか?確かに、うつ病キャンペーンは今や流行りとなっているが、うつ病という病気を口実にして乱用する者は少ないと思う。なぜならうつ病は本当に苦しいものだからだ。そしてうつ病を患っている人達は自分を媚び諂い肩身の狭い思いを毎日味わっているわけだ。
そんな中でどうしてうつ病という病気を乱用できようか?いや、できない。
著者自身うつ病を患ったことはないだろうからうつ病の真の辛さはわからないだろう。
うつ病で休職して海外旅行に行く人たちを批判しているが、うつ病者がある程度のレジャーを楽しめるのは当たり前だろう(重傷を除く)。仕事上のストレスでうつ病にかかったならば、その患者に対し、なんらかの病気が発症していることを医師はちゃんと把握して軽々しく扱うべきではない。世の中に浸透したうつ病キャンペーンは実際には世間から何の理解も得ていない。なぜならうつ病は、うつ病の辛さは健常者にはわからないからだ。
結論、うつ病キャンペーンは良いことであるが、社会的には(健常者にとって)一生理解されないものと思う。なぜなら何度も言うが、健常者にはうつ病の辛さが絶対にわからないからだ。うつ病における経済的損失は莫大なものだ。「私はうつ」と言いたがる人たち現在進行形でうつ病を患っている人も大変つらい思いをしている。なので、著者は軽々しく、「私はうつ」と言いたがる人たちという言葉を使うべきではない。実際にうつ病を苦に自殺する人は大勢いるのだから。それとこの本に紹介してあった「うつ病の真実」という本を読んだがほとんど参考にはならない。


羅列的、網羅的

類似書籍と比較して、内容が浅いように感じます。

特に、日本人の労働時間については「若者はなぜ3年で辞めるのか?」
くらいの考察が必要だと思います。
また、引用元の書籍一冊を読みましたが、もし許可を得ていないのであれば、
引用元の著者がかわいそうな気がします。

精神科医の書籍というよりは、大学の学者(教授)の書籍といえるかもしれません。
テーマを拡げすぎたのではないでしょうか?


うつで療養中の人は読まないほうがいい。職場復帰への不安が悪化しました。

うつ病で休職中6ヶ月目です。予告なく訪れる憂鬱な気分(自責感・トラウマになる記憶の突然の想起・対人恐怖・復帰に対する不安)に悩まされつつも、徐々に軽快しつつある状況です。症状の悪化や回復の度合いを客観的かつ定量的に計測することが難しいこの病気であるからこそ、自分から能動的に「克服したい」の意志をより強くもたなければならないと感じています(それでも気が滅入る時も多いですが)。それゆえ、自身の今の状況をなるべくしっかり見立てて今後の展望を切り開こうと(カンタンに言うと、助けを求めて)、本屋に立ち寄ると「うつ」に関する本を読もうとします。この本ほど、読み終えた後の復職に向けた不安感の増幅、偏見を持たれるのではという疑いが増幅したことはありませんでした。(最後の一部分だけしか患者への支持的スタンスが見えたものの。)もし自身がゴネ得患者、モンスター患者・周囲へのと思われているのなら・・・。自身の一挙手一投足すべてに自問自答と不安感が芽生え始めました。(もしかしたら、末節に書かれていた、「苦しみながら本当の自分を見つめなおすという、成長していく上での正しい煩悶」なのかもしれないが)香山氏は先鋭的な問題提起をなさるべくこの本を執筆されたのでしょうが、この本を読んで「要らぬ苦しみ」を増幅させる患者さんは非常に多いと思います。もしかすると、私のような患者はこの本のターゲットではないのかな?この悩みの根源は、この本を最後まで読んでしまった私の問題なのかな?このような「要らぬ煩悶」を避けるためにも、今うつ病で苦しんでいる人はこの本は読まないことをお勧めします。


同じ精神科医として

同業者として、あえて書かせていただきます。症状の程度やその質に違いこそあれ、あらゆるうつ状態で苦しむ人々のために。僕は精神科医として週5日の外来診療をこなしており、おそらく立教大学の勤務とかけもちの香山リカ先生の「豊富な臨床体験」より遥かに多数の患者さんの診療にあたっています。香山先生のうつ病についての本を読むたびに感じることは、「こんな患者さんは見たことがない」という違和感です。とくにうつ病を理由に好きな職場に移りたいと主張する患者さんがいて、ごね得になっていると指摘し、「モンスターペイシェント」と比較する下りには目を背けたくなりました。僕はうつ病の患者さんの職場環境の調整にもあたりますが、「人気の職場」をあえて希望し、その願いがかなう、というケースにほとんど出くわしたことがありません。職場の環境調整に当たっては、職場と、職場の産業医、そして本人との十分な話し合いや意見交換を要します。もし復職後に職場が変わるなら、どのようなストレスが予想されるか、ということを入念に検討するのです。「人気の職場」を選ぶことができる心理的な余裕のある「うつ病」のかたは思い出すことができません。たいていは本人にとって心理的負担や責任の少ない職場に移ることになるからです。いったいどういう話し合いをしたら「人気の職場」に移ることになるのでしょうか。本人が望むから「人気の職場」に移るなどということは、「うつ病」の養生の上からも望ましくありません。香山先生の精神科医としてのご経験はまったくもって不思議なもので、一般的とは到底思えません。「うつ病」の職場復帰にあたり、そのような「人気の職場」にうつるなどということは私の経験上、ほとんどないとはっきりいっておきます。さらに言わなければならないことは、「うつ病」になりたがる人そのものも僕はほとんどお目にかかったことがありません。職場にそのような診断書を出すということはそれなりの勇気を要するものです。というのは、診断書が出たあと、職場はその人を再び責任のある仕事を与えたり、昇進させることに慎重にならざるを得ないからです。そういう立場に身をおくことを誰が喜ぶのでしょう。患者さんは苦悩のあまり、それでも診断書を職場に出さざるを得ないのです。この本を読む限り、香山先生はそのような患者さんの葛藤や苦しみに想像力をお持ちとは全く思えません。香山先生は啓蒙活動のおつもりなのでしょうが、このような本を出すことは偽善であり、売名行為だと思います。精神科医のご友人もお持ちのようですが、皆さんだれも彼女に意見してあげないのですね。冷たいご友人のように感じてしまいます。





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ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)

杉本 裕明 服部 美佐子 
ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書)
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ゴミ問題に関心のある方の必読書

 著者、杉本さんの記事を以前読ませていただいて、非常に広い視野で書いてあるのに感心したことがありました。。
 ゴミ、資源問題は、さまざまな価値観が錯綜して分かりにくくなっていますが、杉本さんの視点で問題が見事に整理され、まさに目からうろこが落ちるを実感しました。
 ゴミ問題、資源化問題では、個人も行政も考え方を一度整理しなければいけない時期です。大勢の方にぜひ読んでほしい本です。
 


ごみ分別に几帳面な方に読んでもらいたい本

ご近所のゴミ問題、自宅前が集積場所なので臭い、前日からゴミが出ている、不燃物が混ざっているからと作業員は回収してくれない、資源ゴミを業者が持ちさったから違法だとか、そんな問題に悩まされている方にお勧めします気持ちが楽になりますよ行政に対して自分の意見を言えるようにもなるんじゃないかな。

政府の失敗

「市場の失敗」がまたもや声高に叫ばれるようになっていますが、
「政府の失敗」も忘れてはいけませんね。
経済効率を無視して、”善行”を他人に強要すると、ろくなことに
ならないという一例だと思います。


自治体によってこんなに違うって



 日本の自治体のゴミの集め方処理の仕方を詳しく解説しています。
 私の住んでいる町では何でも燃えるゴミになってしまいます。
 ビデオテープ、皮の鞄、ビニール類がすべて燃えるゴミです。
 分別ゴミは、ガラス瓶、アルミ缶、鉄缶、燃えないゴミ、ペットボトルとこちらの分別も非常に種類が異なっています。
 日本中の自治体がどんなゴミの分別を行っているかが、良く解ります。
 惜しいことに、「だからどうしたらいいんだ」「日本の行政はどこに進むべきか」と言う提案が抜けているので★は4個です。
 ゴミの事を考えている方にはお勧めの一冊です。


官民協力あっての「ゴミ処理」

27という豊富な事例で、ゴミ分別の現状を報告する。本書を読んでいて感じるのは、ゴミ処理の正解は日進月歩で変わっている、ということだ。「夢のリサイクル」と言われたRDFの大失敗はよく知られているが、そもそも分別の是非から本書は疑問を呈している。そして、住民の協力に負う所がきわめて多いということ。ゴミ施設の立地も誰かが善意でいいという人がいないとだめだし、搬入後、施設での選別があるとは言え、ゴミ出し時にきちんと分別されないと処理は立ちゆかない。東京・府中市のダストボックス廃止にも示されるとおり、ゴミ問題とは即ち住民のモラルの問題であることを痛感する。

本書では、良くも悪くも多摩地区の先進ぶりが目立つ。ゴミを人質に多摩の自治体から何億も金を引き出す、日の出町に出すゴミを減らそうと、各自治体もやっきになってリサイクル率は全国平均の倍になった。他市のゴミを入れたくないと30年前から頑張って、結局他市から爪弾きにされた小金井市の轍を踏むまいと多摩地区の各自治体も住民もゴミへの意識が相当高まっていると感じた。進みすぎて町田のように過剰な環境リスクの主張もするところがあるようだが。

しっかりと実例を紹介した後、実例34分別、自宅堆肥化など過剰な住民負担は、住民協力で成り立つゴミ処理へのモラル低下を招くし、効果も見込めない。政策の費用対効果分析、住民と自治体の協働を訴える本書の結論は深く同意できる。



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