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ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)

外山 滋比古 
ちょっとした勉強のコツ (PHP文庫)
定価:¥ 560
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発想の転換

子育て中の私はいつも考えていることがあります。
「何か他に良い方法はないかな〜」…と。
実際この本を読むときもそんな気持ちで読み始めました。
しかしながら読み進んでいくうちに
方法というより…ああ確かにちょっとしたコツなのかな〜
ちょっと工夫したり、ちょっと見る角度を変えてみるだけでもいいし
何よりも難しいことをあれこれ考えなくても
むしろ単純なことのほうが、日常の些細なことの積み重ねということに
もう少し気を配ってみる事のほうが大事なのではないかと思いました。





考えることの好きな人にオススメの良書

この本は面白い!
そして文中にある『面白い』のエピソードも感心されるが・・・どっぷりと『考える』ことを深く知る機会になれる一冊
具体的に『ちょっとした勉強のコツ』はコラム集みたいな感じで少しの時間ずつでも読みやすいし著者の考え方に触れるだけでも一読の価値あり

褒めることの重要性

詰め込み教育の必要性・・・。

自分自身や子どもの勉強に必要な知識がコンパクトにまとめられているので自分に正しいと思える価値判断の基準がない人にはオススメです



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「読み」の整理学 (ちくま文庫)

外山 滋比古 
「読み」の整理学 (ちくま文庫)
定価:¥ 588
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自らの古典を探す

自分は今ままで読むのが遅いと心配していましたが,
本書を読んで,そもそも読み方が違っていた
というのが分かりほっとしました.

読み終わった後は自らの古典を探したくなります.
何冊かの古典を読んで,それが自分の血肉になったときを
想像する楽しみができました.


読む事を整理する

読解法や本の読み方、本の選び方のようなものではなく、読む事を広い視点から整理してみたエッセイです。フランクな語り口でとても読み易い上に、読みの核心をついた内容になっています。

How to read a bookの翻訳もしている著者なので、欧米式の本書でいう「未知の読み」についてばかり論じる効率重視の読書を勧めるのかと思いきや、音読・素読・英文解釈・考えながら読む・読書百遍など一語一冊を大切にする姿勢も持っています。

ビジネス書の一部とも化している読書術を追い求めている人には、一種の清涼剤になるでしょう。読書法関連の棚に置いておきたいやわらか〜い一冊です。


未知を読む読書術を指南する

最近突如として再評価が進んでいる外山氏による読書指南本。とはいえ、内容的には読書を通じた教育論、知識論にまで広がっているようなものでした。
まず外山氏は読書を、既に知っていることを読むアルファ読みと、知らないことを知る、理解するために読むベーター読みに分類します。そして、比較的ラクなベーター読みに満足することなく、未知なるものを知るためのベーター読みを身につけるべきと論じたうえで、具体的な読書技術について指南します。
昨今はベストセラーなど中心の読書になりがちですが、ベーター読みに耐えられるクオリティの本がどのくらいあるのか…。一方で、難解で高質な本をがっぷり四つで「読みこなす」ことをどこまでしているのか…。
そんなことも考えながら、質の高い読書をしなければ…と改めて思い直した次第です。


未知への読力の鍛え方

「思考の整理学」を読んで心に響くものがあったので同様の体験をしたくて購入し通読。
内容としては、読書、言葉を理解という側面から見た、著者の分析、考え方が記載されている。「アルファ読み、ベータ読み」「ベータ読みのすすめ」「教科書の役目」「離乳語」「テレビの罪悪」「新しいものの学習におけるベータ読み」など面白い話が多々あります。特にベータ読みの修練方法の教科書として、古典、英語を進めてくれていますが、ここに私だったら「数学」「技術書」を追加したいなぁ。数学は原典としては自然がベースだし、技術書はいままで培ってきた文化が原典になっているので、自分は上記2つの教科書でベータ読みを鍛えていきたいと思います。未知と既知との関係を乳児、教育、大人に対してそれぞれのケースを充てているのは面白い。
難しい本を読むことに対して抵抗がある人、なぜだか面白さを感じている人はその理由がわかるかもしれません。


読書を考える上での易しい手引き

近年、若者の活字離れが甚だしいと言われているが、インターネット・メールの普及
によってむしろ彼らにとって活字はより身近なものになった。
というのが現在通説ではないでしょうか。

また、糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」より刊行された『日本人の思い』のなか
で各世代・男女総合して八割の日本人が自分は読書(何を読書としているかは不明)を
する方だと答えているとありました。日本は大変な読書家国家です。

ところがそんな読書の九割九分が本書で言う「既知の読書(アルファ読み)」であるよ
うに思われます。
文学青年が取扱説明書の無味乾燥な文をのみ込めない理由はそれが「未知の読書
(ベータ読み)」であるからで、わからないから読まない。わかりにくい文章が悪い。
あるいは、この文章は間違いだ。と断念・早合点してしまうことはよくあります。
いくら活字慣れしていると自負していても、文字が理解できる限り誰にとっても容易い
アルファ読みばかりでは知的進化はありえないということは大いに納得しました。

本書自体はエッセイ風の平易な文章でアルファ読みできるものですが、読書を自己探求
の拠り所にする人であればかなり刺激になる内容です。



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人に聞けない大人の言葉づかい (中経の文庫)

外山 滋比古 
人に聞けない大人の言葉づかい (中経の文庫)
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知的創造のヒント (ちくま学芸文庫)

外山 滋比古 
知的創造のヒント (ちくま学芸文庫)
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分かったような分からないようなところが魅力

 知的創造を酒造に例え、じっくり寝かせて置くと、寝ている間に発酵して突然インスピレーションが働くことある。今の学校ではカクテルの作り方は教えているが、ベースの酒の作り方は教えないので、大学で論文を書けとか自由にテーマを見つけろ、と言われて戸惑う若者が多い。などと、著者が思いつくままに語ったエッセイ。
 頭に知識を入れようとすると、その知識を入れる頭が既に溢れている場合もある。寝たり、酒を飲んだりして、嫌な事や古い知識を捨てることも肝要などとニヤリとする箇所もある。まあ、こんな本もあったなと寝かせておくにちょうど良い。


「思考の整理学」と記述が同じ。さらに内容にも注意。

「思考の整理学」、「知的創造のヒント」は元々が別の出版社でしたから良かったのでしょうが、「ちくま文庫」、「ちくま学芸文庫」とはいえ、90%以上同じ記述の本を同じ出版社から出す著者の神経及び出版社に対して理解に苦しみます。
 また、情報や資料を使って『理論的』に思考する方法ではなく、「アイディア・ひらめき」のための個人的体験談です。分野が異なれば使えない点は注意すべきです。


発想を生む底力を学ぶ

直接形には結びつかないが、読んでいると自分の創造力の底上げをしてくれているような本がある。著者の作品にはそのような本が多々あるので今回も底上げを期待して購入、通読
読んでみると、今回も期待通りの本だった。出家的であることの創造性、メタノートを作成しての自分の考えの熟成法など、創造的な活動をするときに非常に役に立つことが多く記載されている。やはり、読書についての姿勢は感服ものである。読書中の脱線は知的エネルギーを多々発生させるので、そのエネルギーを頭の中で自分の考えに対してフィルターをかけることで創造力を発揮するのはいい手法だと思いました。
物を考える、アイデアを創造するという行為に対しての底力を上げてくれる本だと思います。


中絶読書は知的創造力を向上させる!?

現代は情報化社会と呼ばれ,多種多様な情報が巷に溢れ,誰でも簡単に情報を得ることができる.しかし,情報が氾濫している状態というのは,知的創造に関しては,良くないことだと思われている.本書では知的創造を行うためのヒントが,主に著者の経験を基にまとめられている.

知的創造で重要なことは,まず自分で考えること,それから意識的な忘却,専門外の人との会話,日常から離脱などという.また中国の宋時代の詩人・欧陽修の「妙案の浮かぶ優れた場所は,馬上,枕上,厠上の三上である」という言葉を引用し,一心不乱に集中しているときよりも,ふとしたときにアイディアが生み出されるという.これは脳科学者の茂木健一郎氏が『脳の側頭葉に蓄えられた記憶や経験が,前頭葉の方針に従って編集され,新しいものが生み出されることが「創造」である』ということに通じる.

前・杉並区立和田中学校長の藤原和博氏は,「社会を生き抜くために必要な力は,学校で教わる通常の学力(情報処理力)ではなく,情報編集力(多種多様な情報をつなぎ合わせて,編集する力)である」と主張している.この情報編集力というのは,本書で述べられている知的創造に通じる概念だと思う.

また本書では中絶読書という目から鱗の読書法が紹介されている.これは非常に興味がある本を途中で読むのを止めることである.これは興味深い本を最後まで読んでしまうと,著者の意見に左右されてしまい,創造の妨げになりうるということである.

本書は特にクリエイティブな仕事をしている人にぜひ読んでもらいたい.


平易な文章に、含蓄ある比喩を交えて、知的創造のヒントを語る

「コンピュータがあらわれて、知識の記憶や蓄積が人間の独占ではなくなった」

人間らしい活動の核である「考える」ということを考える本である。英文学者らしく、平易だが論理的な文章に加え、ところどころ含蓄のある比喩をちりばめながら、「知的創造のヒント」について語っている。

たとえば、創造を行うということは新しい酒を作ること、創造のためのヒントはその酵母にあたる、カクテルを作るということは創造のバリエーションを生むこと、としている。また、大樹は遠目から見るにはいいけれど、その下は影になっていて他の植物が育ちにくい、という例えは、いろいろなところで使えそうだ。

知識を詰め込まれただけの人間は誰かに引っ張ってもらえないと飛べず、やがて落ちてくるグライダーのようなもの。我々はエンジン付き飛行機、つまり自分で飛べるようにならなくてはらないという主張も、わかりやすくて面白い。

考えるタイミングと時間、多少拘束のある環境の方がよい理由、メモの取り方やまとめ方、何かを書くときの工夫、本との付き合い方、他の人との交わり方とそこからのヒントの取り出し方などについて語っている。思考論として読むとちょっと物足りないが、半分エッセイとして読めば楽しく読める一冊である。

以前新書でベストセラーになったものを新しく文庫で出版し直したもの。あとがきによると、文庫化に際して、ほとんど手直しはしなかったとのことだ。実際、このままでも全体的に特に古くは感じない。ただ、「英語の"レコード"」というのは、せめてMP3ファイルとかCDに修正しておいた方がよかったと思う。あと、「朝飯前」の理論は、個人的には大いにうなずける考えではあるけれど、これを実践することはお勧めしない。

尚、この著者の本は内容に重複が多く見られる場合がある。すでにどれか1冊を読んだ方は、一度中身を確認してから、購入された方が良いと思われる。



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ライフワークの思想 (ちくま文庫)

外山 滋比古 
ライフワークの思想 (ちくま文庫)
定価:¥ 588
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人生は長く、そして薄暗い。

人生を短距離走ではなく長距離走で捉えて、折り返し地点。つまり40歳をすぎると大きく視野を広げていろんなことを吸収すべきだという指摘は正しいと思う。
ほっておくと、人間は自分の得意なところで勝負をしてしまいがちになるし、人の意見を聞けなくなってくる。偏狭なプライドが邪魔をするからだ。

60歳を超えてからの人生を楽しむためにも、40代から準備しておくべきだろう。


1,2章が面白い!

他のレビュアーさんも指摘されていますが,1,2章が面白いです。
外山さんの人生感,「分かる」ということが語られています。

その他の章はオマケみたいなものだと思います。

この本の安い価格と1,2章の価値を考えたら評価は星五つです!


1,2章は非常におもしろいが…

私は『ライフワークを見つけるヒント』の情報を求めて、この本を購入しました。
1,2章は、ライフワークを見つける心構え等、参考になる情報が書かれていて、非常に興味深いものでした。しかし、3,4章は、ライフワークとは関連性のない情報だと感じます。
よって、評価としては、
1,2章 ★★★★★
3,4章 ★
総合評価 ★★★ とさせて頂きました。一長一短ある本だと感じます。


励まされます

事件として報道されることの中に、中年の蹉跌が多い。
覚醒剤に手を出す芸能人。痴漢でつかまる有名人。
本書を読んで、一見お互いに関係ない個人の転落が、実はライフワークの欠如という点で
共通するのではないかと考えるようになった。
ある年齢で「ああ、自分の人生ってこんなものなのだなあ。もうわくわくするようなことは
起きないかもしれない」などと、ふと思う。そして危険な刺激に接近する。
いや、これは第三者のことではなく、評者自身の問題でもある。
外山さんは、力強く男らしい筆致でこう書く。
「倒れる瞬間まで、刻々前へ向かって自分の充実をめざして進んでゆくというのであれば、最後の一日があるかないかということが、その本人にとってはもちろん、社会全体にとっても大きな違いとなるはずである」
その通りである。倦怠に沈むひまなど本来ないのだ。



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ことわざの論理 (ちくま学芸文庫)

外山 滋比古 
ことわざの論理 (ちくま学芸文庫)
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古臭い人生訓だと思ったら大間違い!

本書は24個のことわざにまつわるエッセイをおさめた
ものだ。書名に「論理」とあるが、決して小難しい話で
はない。

 本書を読んでことわざについて見直した。
手垢のついた古臭い人生訓だと思っていたことわざが、
人生の本質をとらえた実に奥深いものと思えるようになっ
た。
思想や宗教とは違い、重々しくないのでとっつきやすい。
一言でスパッと言い切る爽快さがいい。

いつ誰の手によって作られたかはわからない。
まさに現代まで生き抜いた庶民のえい知の結晶である。
 人間の本質をぐぐっとえぐったことわざ。もっと重宝
してみようと思う。

 ただ、本書を完全には読破できなかった。
ことわざの意味するところは興味深いのだが、それにま
つわるエッセイが読んでいるとだんだん退屈になってき
たのだ。

結局、ことわざの意味は確認するものの、エッセイは斜
め読みで済ませてしまった。

本書にこんなセンテンスがあった。

「灰色はまわりが黒い所で見れば白と見えるが、周囲が
白ければ黒く見える。それと同じようにことわざも相対
的である。」

 価値観とは相対的であることをうまく表現している
ことばだと感じた。人より劣っている、または優れている
と思ってもそれは比較している相手によって変わるのであ
って、それにより一喜一憂するときはこのことばを思い出
したいと思った。“灰色の法則”と名づけたい。


立体交差的に展開されていることわざ

一度読んだことのなる作者の本を手に取る時には、同じようなことが書いていないか少し不安になるものだが、この人の著作は同じことが書いてあったとしても、780円の価値は間違いなくあるとおもい購入。読んでみると、思考の整理学、ちょっとした勉強のコツと共通するコンテンツは多々あるが、いままでと自分自身の感じ方が変わっているためか新鮮な内容も多々ありました。「立体交差的に展開されていることわざ」「時氏の活躍」「憧れを抱くパターン」「3という数字の意味」など魅力的な内容が詰まっていました。少しでも人間の思考について考えてみたことがある、頭の回転のさせ方をちょっとかえてみたい人などにお勧めです。

科学的な感じがします。

まるで科学者が研究をしているように「ことわざの論理」が展開されています。
ことわざの起源がわかる本ではありません。
実社会背景に基づく「ことわざの論理」が探求されており、人間の普遍的な習性が浮き彫りになります。
非常に興味深く、また勉強になりました。



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ことばの教養 (中公文庫)

外山 滋比古 
ことばの教養 (中公文庫)
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頭のよい子は「ことば」で育つ (PHP文庫)

外山 滋比古 
頭のよい子は「ことば」で育つ (PHP文庫)
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子育て本としては、もの足りない

気持ちのこもった言葉が心を育むという考えに共感するものの、内容は少し期待を裏切るものでした。

前半部分は、母乳語から離乳後(ものの名前から抽象的な言葉)へシフトしていく考えや、「こどものうちによい耳を育てる」といった指摘は考えさせられる。

しかしながら、後半に記されていることは子育てとは全くかけ離れた日本語に対する考察がエッセイレベルで記されているだけで、表題の意図することは書かれていません。
最後に「きれいな言葉を使うことが子育てにとっても大事」といった強引なこじつけは付記されていたけれど・・・。


ちなみに、同筆者の『思考の整理学 (ちくま文庫) (ちくま文庫)』は名著で多くのことを学べます。
子育て本ではありませんが、こちらはお勧めです。


「ことば」の大切さ

子どもと接する機会が多くなるので、勉強のために読んでみました。
前半は子どもにとっての言葉の大切さ。後半は日本語の魅力、使い方が述べられています。
「頭のよい子」とタイトルにありますが、勉強ができるという事だけではありません。言葉を学ぶ過程で、思いやりや丁寧な心を養うことができるのです。
読みやすいので、子育て前の親御さんや日本語を少し学びたい方におすすめします。
(意外だったのは、著者が「〇〇でよろしかったでしょうか」などの新語に肯定的な見方をされていた事です。「どちらが正しいか」ではなく、「どちらも正しい」という見方をすると、勉強になります)



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ちょっとした勉強のコツ

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割といいと思います。

著者はいわゆる学者だが、そういう専門家視点の本か?と思っては読まないほうがいいと思います。9割「経験則の本」です。いまこの著者の本はすごく売れていますが、私としては「目からウロコ」と言うレベルではなかったです。ただ、2、3点、特に後半で「使えるなぁ」と言うものもありました。
学歴等を見ても著者は才能型よりも努力型と思われます。よって「デキない人目線」があるように感じられます。そのせいで他の本よりはすんなりと入ってくる気がします。心の清涼剤と言うか安心感のある本です。

具体的に今、使用しているのは「目を閉じて(イメージして)卵を左右の手でお手玉して頭に
乗せる。」と言う集中法。要は「呼吸と姿勢を正す」ってことなんですが非常に効果があります。特にこれは年齢や性格に関係なく使えると思います。けっこうやってます。(恥ずかしいので外でやる時はお手玉はせず頭に乗せるだけ。)




脳の使い方が上手な人だと・・・・少しでも見習いたい日々です。

すこしでも、外山さん考えを知ることができればと思い購入、通読。内容的には、思考の整理学と同じような形で、生きていく上で、少しで外山さんが感じた内容を知的に分析してその結果を解説してくれている。内容は「思考の整理学」とかぶる部分もありますが、「思考の整理学」を読んだ上でも、読み終わった後、充実感があります。小脳を利用しての勉強、頭の働かせ方の二種類の定義、脳への刷り込、小刻みに結果を出し脳に安心させるなど面白かったな。「思考の〜」も間違いなく面白かったけど、こっちも名作だと思います。日常生活からの問題定義能力、発見能力、それに対する抽象化、分析力、定義化の能力は尊敬するしかありません。脳の使い方が上手いのかな・・・少しでも見習いたい日々です。

この本を読んだ後に結果を求めてはいけない

本を読むときに書いてあることに対して「それはなぜ?」という問を繰り返しながら読む癖のあるひとはこの本は避けた方がいいかもしれません。なぜなら、例文、語呂、言い伝え、著名人の話を多様しわかりやすく書いてはあるものの、一つの話に対して解説程度ですませ著者の明確な答えを示さないまま例え話つながりでさらに新しい話に切り替わり結局なにが言いたいんだろうと思ってしまう箇所が多く、なにかしらの「答え」を求めている人には向かない本だと思います。また言葉の置き換えも理論的に解いているように見せかけているだけであまり意味があるとは思えません(p75の時間の量をxとしている箇所などは、条件の悪い時だと、良い時の半分で〜と言えば済む等)。さらに著者の意見が出ていても「かもしれない」などと言う言葉で結んで主張が弱い所も見受けられ全体的に著者が長年の間に培った「勉強に関する話」を集めた雑学書と考えた方がいいかもしれません。文学博士が書いた本なのであまり明確なデータを載せて書かれている物では無いため、多様される事例、例文も結果的に精神論っぽく受け取られてしまいます。
意味も分からず勉強をさせられている世代の人達に息抜きとして読ませるのは良いかもしれません。書いてある事に間違いは無いと思いますが、「どこかで聞いたことがある話」が多く、少なからずなにかしらの目標をもって勉強をしている人がさらなる効率化を求めて読んでためになる本ではありません。あくまでも著者が思う「ちょっとしたコツ」です。


人間の生理を無視しない

勉強には集中力は欠かせないが、どうやったら集中力を持続することができるかが問題だ。そのための具体的な方法が書いてある。
たとえば、満腹の時は集中力がとぎれる。アナウンサーは仕事時は空腹にして、自分をハングリーにしておくのだそうだ。
人間の生理に逆らわずに、生理にそったやり方をすれば、集中力を持続させて勉強がはかどるのだとわかった。


平易で読みやすいが、質は高く含蓄がある

著者はお茶の水女子大名誉教授の言語学者。本書は勉強にかかわる38篇のエッセーから成る。初出は1996年4月から2000年4月の雑誌「合格レーダー」(生憎知らないが)。著者は1923年生まれだから、73歳から77歳にかけて書かれたエッセーということになる。

文章は平易で読みやすい。しかし、内容の質は高く含蓄がある。また、具体例が豊富で、"serendipity"(偶然の発見)の挿話(p130、科学者などが実験中に思わぬ発見をすること)やプラシーボ効果(p171、偽薬効果ー例えば、ただの砂糖水であっても妙薬だといわれ信じて服用すると効果があったりすること)の話などはいずれも興味深い。それぞれの内容は難しいことではないが、その由来や正確な呼称を私は知らなかった。

「三つのことば」というエッセーでは、日常使用するアルファー語、物語や小説のベーター語、論理的なガンマー語の3種に分け、勉強するとはガンマー語を勉強することだと、至って判りやすい。体で覚える暗黙知と知識としての言語知のエッセーも示唆に富み、暗黙知を軽視してはならないとの指摘は文化評論でさえある。

本書の書名は、一見ノウハウ書のようであるが、実は内容は極めて濃い。私は食い入るように耽読してしまった。


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大人の日本語―30歳からの「絶対語感」の磨き方

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大人の日本語―30歳からの「絶対語感」の磨き方
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